JPH03156423A - 液晶表示素子のラビング配向処理方法 - Google Patents
液晶表示素子のラビング配向処理方法Info
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- JPH03156423A JPH03156423A JP29497589A JP29497589A JPH03156423A JP H03156423 A JPH03156423 A JP H03156423A JP 29497589 A JP29497589 A JP 29497589A JP 29497589 A JP29497589 A JP 29497589A JP H03156423 A JPH03156423 A JP H03156423A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、液晶表示素子（以下ＬＣＤと略称）のラビン
グ配向処理方法に関する。
グ配向処理方法に関する。
ＬＣＤセル中の液晶分子を特定方向へ配向させる一方法
として、ラビング法がある。このラビング法は、ＬＣＤ
製造時に、ガラス基板上の透明電極を被覆する配向膜を
、起毛布等のラビング材を用いて特定の方向に擦る（ラ
ビングする）という配向処理方法である。
として、ラビング法がある。このラビング法は、ＬＣＤ
製造時に、ガラス基板上の透明電極を被覆する配向膜を
、起毛布等のラビング材を用いて特定の方向に擦る（ラ
ビングする）という配向処理方法である。
すなわち、第４〜６図に示すように、ガラス基板１上に
透明電極２を被覆する配向膜３を形成した後、多数のフ
ァイバ４ａを起立せしめたラビング用布４を外周面に巻
装した円筒状のローラ５を高速回転させながら、上記フ
ァイバ４ａにて配向膜３の表面を特定方向にラビングす
ると、液晶分子の長軸がラビング方向と平行な方向に配
向されるようになる。
透明電極２を被覆する配向膜３を形成した後、多数のフ
ァイバ４ａを起立せしめたラビング用布４を外周面に巻
装した円筒状のローラ５を高速回転させながら、上記フ
ァイバ４ａにて配向膜３の表面を特定方向にラビングす
ると、液晶分子の長軸がラビング方向と平行な方向に配
向されるようになる。
そして、かかるラビング用布４としては、従来、幅寸法
がローラ５の外周の長さに等しい略長方形の布を用意し
、これを両面接着テープ等を用いてローラ５の外周面に
貼り付けていた。
がローラ５の外周の長さに等しい略長方形の布を用意し
、これを両面接着テープ等を用いてローラ５の外周面に
貼り付けていた。
しかしながら、ラビング用布４の原反寸法は紡織段階で
決定され、その幅寸法は通常必要とされるラビング用布
４０幅寸法よりもかなり広いため、原反からラビング用
布４を型抜きすると無駄になる布が多く発生して効率が
悪く、製造コストを上昇させる要因となっていた。そこ
で、原反の幅寸法に合わせた太いローラ５を使用するこ
とも考えられるが、その場合、ラビング用布４の交換に
伴うローラ５の交換作業が煩雑となるため、好ましくな
い。
決定され、その幅寸法は通常必要とされるラビング用布
４０幅寸法よりもかなり広いため、原反からラビング用
布４を型抜きすると無駄になる布が多く発生して効率が
悪く、製造コストを上昇させる要因となっていた。そこ
で、原反の幅寸法に合わせた太いローラ５を使用するこ
とも考えられるが、その場合、ラビング用布４の交換に
伴うローラ５の交換作業が煩雑となるため、好ましくな
い。
また、略長方形のラビング用布４の両端を完全に合致さ
せた状態でローラ５に巻きつけることは極めて難しく、
第５図に示すようにラビング用布４の両端が重なり合っ
て段差が形成されやすいことから、ローラ５の回転時に
配向膜３に対するファイバ４ａの接触圧にばらつきを生
じてしまい、特に高ティルト角制御が必要な５−ＴＮ型
ＬＣＤにおいて配向むらを招来しやすい、という不具合
があった。
せた状態でローラ５に巻きつけることは極めて難しく、
第５図に示すようにラビング用布４の両端が重なり合っ
て段差が形成されやすいことから、ローラ５の回転時に
配向膜３に対するファイバ４ａの接触圧にばらつきを生
じてしまい、特に高ティルト角制御が必要な５−ＴＮ型
ＬＣＤにおいて配向むらを招来しやすい、という不具合
があった。
したがって本発明の目的とするところは、上記従来技術
の課題を解消し、材料の無駄が抑制できるとともに配向
むらを起こしにくいＬＣＤのラビング配向処理方法を提
供することにある。
の課題を解消し、材料の無駄が抑制できるとともに配向
むらを起こしにくいＬＣＤのラビング配向処理方法を提
供することにある。
［課題を解決するための手段］
上記目的を達成するために、本発明は、多数のファイバ
を起立せしめたラビング用帯状布をローラの外周面に螺
旋状に巻装した後、上記多数のファイバの先端を同一円
筒面に位置させるべく該ファイバに剪定加工を施し、し
かる後、該ファイバにて配向膜をラビングするようにし
た。
を起立せしめたラビング用帯状布をローラの外周面に螺
旋状に巻装した後、上記多数のファイバの先端を同一円
筒面に位置させるべく該ファイバに剪定加工を施し、し
かる後、該ファイバにて配向膜をラビングするようにし
た。
ラビング用帯状布は原反を帯状に裁断して得られるので
、原反を効率よく使うことができ、また、ローラに巻き
つけたラビング用帯状布が重なり合って段差が形成され
たとしても、各ファイバの先端が同一円筒面に位置する
ように剪定加工（シアリングカット）を施すので、配向
膜に対するファイバの接触圧がばらつかなくなり、常に
良好な配向処理が行える。
、原反を効率よく使うことができ、また、ローラに巻き
つけたラビング用帯状布が重なり合って段差が形成され
たとしても、各ファイバの先端が同一円筒面に位置する
ように剪定加工（シアリングカット）を施すので、配向
膜に対するファイバの接触圧がばらつかなくなり、常に
良好な配向処理が行える。
以下、本発明の一実施例を第１図ないし第３図に基づい
て説明する。
て説明する。
第１．２図に示すように、この実施例は、多数のファイ
バ６ａを起立せしめたラビング用の帯状布６が、円筒状
のローラ５の外周面に螺旋状に巻装してあり、巻装後、
この帯状布６のファイバ６ａには剪定加工（シアリング
カット）が施しである。
バ６ａを起立せしめたラビング用の帯状布６が、円筒状
のローラ５の外周面に螺旋状に巻装してあり、巻装後、
この帯状布６のファイバ６ａには剪定加工（シアリング
カット）が施しである。
上記帯状布６は、起毛処理等が施しであるラビング用の
原反を帯状に裁断して得たものであり、螺旋状にすき間
なく巻きつけた帯状布６が両面接着テープ等によってロ
ーラ５の外周面に固着されている。このように、ラビン
グ材として原反から帯状に切り取った布を使用すれば、
原反が効率よく使えて材料の無駄が少なくなり、製造コ
ストの低減を図ることができる。
原反を帯状に裁断して得たものであり、螺旋状にすき間
なく巻きつけた帯状布６が両面接着テープ等によってロ
ーラ５の外周面に固着されている。このように、ラビン
グ材として原反から帯状に切り取った布を使用すれば、
原反が効率よく使えて材料の無駄が少なくなり、製造コ
ストの低減を図ることができる。
また、ローラ５へ巻装した上記帯状布６が重なり合って
第２図に示すように段差が形成されたとしても、この帯
状布６は巻装後にシアリングカットされるので、配向膜
に対するファイバ６ａの接触圧が大きくばらつく心配は
ない。すなわち、帯状布６をローラ５の外周面に螺旋状
に巻装した後、第３図に示すように、回転刃７と固定刃
８とを備えた剪定装置を用いて帯状布６のファイバ６ａ
をシアリングカットし、この刈り込みによって各ファイ
バ６ａの先端が同一円筒面を画成するので、ラビング時
に配向膜に対する各ファイバ６ａの接触圧がばらつかな
くなり、常に良好な配向処理が行えるようになっている
。したがって、高ティルト角制御が必要な５−ＴＮ型Ｌ
ＣＤの配向処理においても、配向むらが起こりにくくな
っている。
第２図に示すように段差が形成されたとしても、この帯
状布６は巻装後にシアリングカットされるので、配向膜
に対するファイバ６ａの接触圧が大きくばらつく心配は
ない。すなわち、帯状布６をローラ５の外周面に螺旋状
に巻装した後、第３図に示すように、回転刃７と固定刃
８とを備えた剪定装置を用いて帯状布６のファイバ６ａ
をシアリングカットし、この刈り込みによって各ファイ
バ６ａの先端が同一円筒面を画成するので、ラビング時
に配向膜に対する各ファイバ６ａの接触圧がばらつかな
くなり、常に良好な配向処理が行えるようになっている
。したがって、高ティルト角制御が必要な５−ＴＮ型Ｌ
ＣＤの配向処理においても、配向むらが起こりにくくな
っている。
以上説明したように、本発明は、ラビング材として帯状
布を用いるので原反が効率よく使用でき、よって材料の
無駄が少なくなって製造コストが低減できるとともに、
この帯状布をローラの外周面に螺旋状に巻装した後にフ
ァイバをシアリングカットするので、ラビング時に配向
膜に対する各ファイバの接触圧がばらつかなくなって配
向むらが回避できる等、優れた効果を奏する。
布を用いるので原反が効率よく使用でき、よって材料の
無駄が少なくなって製造コストが低減できるとともに、
この帯状布をローラの外周面に螺旋状に巻装した後にフ
ァイバをシアリングカットするので、ラビング時に配向
膜に対する各ファイバの接触圧がばらつかなくなって配
向むらが回避できる等、優れた効果を奏する。
第１図ないし第３図は本発明の一実施例に係り、第１図
はラビング用帯状布を巻装したローラの外観図、第２図
はその断面図、第３図はシアリングカット時の様子を示
す説明図、第４図ないし第６図は従来例に係り、第４図
はラビング用布を巻装したローラの外観図、第５図はそ
の断面図、第６図はラビング時の様子を示す説明図であ
る。 ３・・・・・・配向膜、５・・・・・・ローラ、６・・
・・・・ラビング用帯状布、６ａ・・・・・・ファイバ
、７・・・・・・回転刃、８・・・・・・固定刃。 フビＪ／７−用革状革
はラビング用帯状布を巻装したローラの外観図、第２図
はその断面図、第３図はシアリングカット時の様子を示
す説明図、第４図ないし第６図は従来例に係り、第４図
はラビング用布を巻装したローラの外観図、第５図はそ
の断面図、第６図はラビング時の様子を示す説明図であ
る。 ３・・・・・・配向膜、５・・・・・・ローラ、６・・
・・・・ラビング用帯状布、６ａ・・・・・・ファイバ
、７・・・・・・回転刃、８・・・・・・固定刃。 フビＪ／７−用革状革
Claims (1)
- 円筒状のローラの外周面にラビング材を巻装し、該ロー
ラを回転させて上記ラビング材により基板上の配向膜を
ラビングする液晶表示素子のラビング配向処理方法にお
いて、多数のファイバを起立せしめたラビング用帯状布
を上記ローラの外周面に螺旋状に巻装した後、上記多数
のファイバの先端を同一円筒面に位置させるべく該ファ
イバに剪定加工を施し、しかる後、該ファイバにて上記
配向膜をラビングすることを特徴とする液晶表示素子の
ラビング配向処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29497589A JPH03156423A (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 液晶表示素子のラビング配向処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29497589A JPH03156423A (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 液晶表示素子のラビング配向処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03156423A true JPH03156423A (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=17814731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29497589A Pending JPH03156423A (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 液晶表示素子のラビング配向処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03156423A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000035580A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示素子の製造方法 |
| KR100415506B1 (ko) * | 1996-06-12 | 2004-04-29 | 삼성전자주식회사 | 광시야각형성을위한러빙공정용천 |
| JP2005120169A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Lintec Corp | ラビング布貼付け用両面粘着テープ及びそれを貼付したローラ巻着用ラビングシート |
| US7218368B2 (en) | 2003-11-18 | 2007-05-15 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Rubbing roll orientation processor for liquid crystal display manufacturing |
| JP2012021160A (ja) * | 2011-08-29 | 2012-02-02 | Lintec Corp | ラビング布貼付け用両面粘着テープ及びそれを貼付したローラ巻着用ラビングシート |
-
1989
- 1989-11-15 JP JP29497589A patent/JPH03156423A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100415506B1 (ko) * | 1996-06-12 | 2004-04-29 | 삼성전자주식회사 | 광시야각형성을위한러빙공정용천 |
| JP2000035580A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示素子の製造方法 |
| JP2005120169A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Lintec Corp | ラビング布貼付け用両面粘着テープ及びそれを貼付したローラ巻着用ラビングシート |
| US7218368B2 (en) | 2003-11-18 | 2007-05-15 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Rubbing roll orientation processor for liquid crystal display manufacturing |
| JP2012021160A (ja) * | 2011-08-29 | 2012-02-02 | Lintec Corp | ラビング布貼付け用両面粘着テープ及びそれを貼付したローラ巻着用ラビングシート |
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