JPH0117133Y2 - - Google Patents

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JPH0117133Y2
JPH0117133Y2 JP1984025266U JP2526684U JPH0117133Y2 JP H0117133 Y2 JPH0117133 Y2 JP H0117133Y2 JP 1984025266 U JP1984025266 U JP 1984025266U JP 2526684 U JP2526684 U JP 2526684U JP H0117133 Y2 JPH0117133 Y2 JP H0117133Y2
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JP
Japan
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seeds
water
soil conditioner
bag
soil
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JP1984025266U
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English (en)
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JPS60139409U (ja
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Landscapes

  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、種子と土壌改良剤とを同時に蒔くよ
うにした種子パツクに関する。
〔従来の技術〕
一般に、種子を直接土に蒔いたままでは、風や
降雨等によつて種子が飛ばされたり流出してしま
つたりすることが多い。また、発芽しても同様な
ことが生じ易く、種子を定着させ、発芽させ、育
成させることはなかなか難しいのが現状であつ
た。
このため、従来、多量の種子を何回も蒔くこと
が一般に行われていた。また、機械等を利用した
り、手間のかかる大掛かりな方法によつて、種子
が土壌に定着するようにすることも一般に行われ
ていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記多量の種子を何回も蒔くこ
とは、多くの種子が無駄になつてしまう。また、
機械等を利用したり、大掛かり方法では、費用及
び手間がかかつてしまうばかりでなく、個人的、
家庭的に行うことは一般に困難であるといつた問
題点があつた。
本考案は上記に鑑み、簡単に置くだけで種子を
確実に土壌に定着させ、発芽させ、更に生育させ
ることができるようにした種子パツクを提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案にかかる種子
パツクは、水に溶解するとともに、水に溶解した
時に糊状となつて内部に収容した収容物を包み込
む水溶性フイルムによつて袋体を形成し、この袋
体の内部に圧縮加工を施した土壌改良剤と種子と
を互いに移動できる状態で収容したものである。
〔作用〕
上記のように構成した本考案によれば、種子は
水溶性フイルム内に土壌改良剤とともに収容され
ているので、これを蒔いた時に風や降雨等によつ
て飛ばされたり流出してしまうことが防止され
る。そして、注水したり雨が降ると、種子は土壌
改良剤とともに糊状となつた水溶性フイルムに包
み込まれるので、上記と同様にこの流出等を防止
することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。
第1図において、符号1は袋体であり、この袋
体1は、水に溶解するとともに、水に溶解した時
に糊状となつて内部に収容した収容物を包み込
む、例えばポリビニールアルコール製フルムまた
はこれに類似する水に溶解する材料で構成された
フイルム等の水溶性フイルムによつて形成されて
いる。
この袋体1の内部には、草花、野菜、芝草或い
は樹木等の種子3と土壌改良剤4が収容されてい
る。この土壌改良剤4は、ピートモスを主体に無
肥料または微量要素肥料を含み、棒状、ペレツト
状または分解した顆粒状に圧縮成形されたもので
ある。
そして、上記のような種子3と土壌改良剤4を
含んだ袋体1を地上に散布し、注水したり雨が降
ると、第2図に示すように、直ちに水溶性フイル
ムによつて形成した袋体1が収縮して糊状に溶
け、土壌改良剤4の周囲に種子3をとともに付着
して、土壌改良剤4及び種子3を包み込む。従つ
て、雨や降雨等による種子3の流出が防止され
る。
一方、土壌改良剤4は吸水性があり、降雨等に
より更に水分が加算されると吸水して膨れ、除々
に分解して容積で約5倍の細かい粉状となり、種
子3とその周囲を覆う(第3図)。この状態で種
子の発芽5を安定させ、更に発芽後も苗の初期の
生育に非常に良い結果を与える(第4図)。
この種子パツクは、特に種子を蒔く場所が斜面
であつたり、環境条件等の悪いところでより効果
を発揮し、また、いろいろの種子を蒔くことがで
きて、不安定な土壌に種子を定着させて発芽さ
せ、更に苗を生育させることを可能とした種蒔き
用の資材である。
〔考案の効果〕
本考案は上記のような構成であるので、種子パ
ツクを土中に置くだけで、風や降雨等によつて種
子が飛ばされたり流出してしまうことを防止し
て、安定した発芽、生育を期待することができ、
荒れた土地でも手軽に種子を蒔くことができる。
従つて、種子の流出等を防止しつつ、例えば任
意の場所の種子を蒔く密度を濃くしたり、種子を
蒔く間隔を自由に設定したり、更にはある一定の
場所に異なる多数の種子を同時に蒔くようにする
ことができるといつた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる種子パツクの斜視図、
第2図は袋体が溶解した時の状態説明図、第3図
は土壌改良剤が分解した時の状態説明図、第4図
は発芽状態説明図である。 1……袋対、3……種子、4……土壌改良剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水に溶解するとともに、水に溶解した時に糊状
    となつて内部に収容した収容物を包み込む水溶性
    フイルムによつて袋体を形成し、この袋体の内部
    に圧縮加工を施した土壌改良剤と種子とを互いに
    移動できる状態で収容したことを特徴とする種子
    パツク。
JP2526684U 1984-02-24 1984-02-24 種子パツク Granted JPS60139409U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2526684U JPS60139409U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 種子パツク

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JP2526684U JPS60139409U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 種子パツク

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Publication Number Publication Date
JPS60139409U JPS60139409U (ja) 1985-09-14
JPH0117133Y2 true JPH0117133Y2 (ja) 1989-05-18

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JP2526684U Granted JPS60139409U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 種子パツク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3143863B2 (ja) * 1995-12-28 2001-03-07 高一 内藤 植物生育基盤材と圧縮成形培土とそれらを用いた緑化袋体。
AU2011207209B2 (en) * 2010-01-20 2015-09-03 Gary Michael Bell Device and method for growing vegetation

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52150215A (en) * 1976-06-07 1977-12-13 Saiko Kk Seeding implement

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