JP2008104409A - 植物栽培セット - Google Patents

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映二 市橋
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Abstract

【課題】短期間に種苗の発芽、増殖を期待することができる植物栽培セットを提供する。
【解決手段】栽培ポット1に培養土2を入れ、種苗3を播種(又は定植)し、栽培管理を適正に行って植物の根鉢4を形成し、この根鉢4を乾燥して地上部の植物体を枯らした後、フィルム状袋容器5に入れ、該根鉢4と該フィルム状袋容器内周側壁5との隙間に培養土6aを詰め、且つ該根鉢の天面を培養土6bで被覆し、該袋容器の開口部を閉鎖したのち、これを包装用外容器7に入れ開口部を蓋7aで閉鎖して、課題の植物栽培セットを得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、短期間に種苗の発芽、生育を期待することができる植物栽培セットに関する。
従来先ず、草花の種子や球根を発根、発芽させて、該根や球根に付着している土を取除き、水洗い、水切りをした後、4〜8℃の温度で450〜500時間程度仮眠させる。一方、水漏れのない容器(鉢)にゼオライトと有機肥料を所定配合した培養土を充填する。次いで、該容器の培養土表面から1cm程度の深さに、上記仮眠させた植物体を埋め、蓋をして密閉する。こうして、四季に因らず直射日光の当らない室内でも栽培できるパック詰花(植物栽培セット)が知られている(特許文献1参照)。
特開昭61−274628号公報
しかし、この植物栽培セットは、草花の根や球根が培養土と一体的に結合(又は係合)した状態ではないため、これに撒水して栽培管理しても植物体の発根、発芽、生育に長期間を要する欠点を有する。また、上記栽培セットは、球根や根などを乾燥したり殺菌剤で処理したりする工程、容器に培養土を充填する工程、そして、特に、種子又は球根や根を該容器中の培養土に植え付ける工程が必要であり、しかもこれらの工程は人手に頼らざるを得ず、製造工程が煩雑である問題を有する。
本発明者等は、上記課題を解決するため、種々検討を重ねた結果、栽培ポットに培養土を入れ、種苗を播種、育成して根鉢とし、該根鉢をそのまま、乾燥し、包装容器に充填するときは、短期間に植物体を発芽、生育させることができ、また製造工程を簡略化できることを知った。また根鉢を、地上部の植物体が枯れるまで乾燥するときは、植物体が根腐れを生じたり、包装容器内で勝手に発芽生育するのを防止できることを知った。また、本発明に用いられる種苗としては、ユリ科植物、ショウガ科植物、アブラナ科植物、キク科植物又はセリ科植物が好ましいことを知った。また、根鉢をフィルム状袋容器に入れ、該根鉢と該袋容器内周側壁との隙間に培養土を詰め、且つ該根鉢の天面を培養土で被覆し、該袋容器の開口部を閉鎖したのち、これを外容器に入れ開口部を閉鎖するときは、根鉢を外容器内中央部に固定し、フィルム状袋容器が培養土と外容器内周面との直接接触を遮断して、根鉢を保護できることを知った。そして、本発明者らは、これらの知見に基づいて以下に示す本発明を完成した。
(1)栽培ポットに培養土を入れ、種苗を播種、育成して根鉢とし、該根鉢をそのまま乾燥し、包装用外容器に入れてなる植物栽培セット。
(2)乾燥を、根鉢の地上部植物体が枯れるまで実施することを特徴とする(1)記載の植物栽培セット。
(3)種苗が、ユリ科植物、ショウガ科植物、アブラナ科植物、キク科植物又はセリ科植物であることを特徴とする前記(1)又は(2)記載の植物栽培セット。
(4)根鉢4をフィルム状袋容器5に入れ、該根鉢4と該フィルム状袋容器内周側壁との隙間に培養土6aを詰め、且つ該根鉢の天面を培養土6bで被覆し、該フィルム状袋容器5の開口部を閉鎖したのち、これを包装用外容器7に入れ開口部を閉鎖してなる植物栽培セット。
本発明は、短期間に種苗の発芽、生育を期待することができる。また、栽培セットの製造工程において、種苗の根株や球根から培養土の除去や、それに続く該根株や球根を容器に植え付ける等の煩雑な作業をする必要が全くない。よって、栽培セットの生産効率が向上し、栽培セットの製造原価の低減ができる。その結果、栽培セットを容易に、大量生産することができる。
図1は、本発明の植物栽培セットの一具体例を示す概略説明図を示し、栽培ポット1に培養土2を入れ、種苗3を播種(又は定植)し、栽培管理を適正に行って植物の根鉢4を形成し、この根鉢4を乾燥した後フィルム状袋容器5に入れ、該根鉢4と該フィルム状袋容器内周側壁5との隙間に培養土6aを詰め、且つ該根鉢の天面を培養土6bで被覆し、該袋容器の開口部を閉鎖したのち、これを包装用外容器7に入れ開口部を蓋7aで閉鎖してなる植物の栽培セットである。
本発明における栽培ポットは、如何なる形状のものでもよいが、対象とする植物の形、大きさなどにより選択することが好ましい。
栽培ポットで育成した根株又は球根等の栄養繁殖体は、その根鉢が付いたまま容器に収納することから、栽培ポットの形状は、立方体、直方体、三角柱、四角柱、五角柱、六角柱などの多角柱型や円柱、植木鉢のような円錐台型であることが好ましい。
本発明の植物の栽培セットは根鉢(即ち種苗の根株若しくは球根と培養土が一体的に結合又は係合した状態のもの)を栽培ポットに入れたまま流通するため、前記包装用外容器は蓋を有するものが好ましい。
本発明における栽培ポットは、水やりなどの栽培管理が必要なため、その材質は耐水性であることが好ましいが、耐水性のフィルム状袋容器に収納して使用する場合は、耐水性を有しない材質であってもよい。
本発明の栽培セットに用いられる種苗は、任意の植物が採用可能であり、根株又は球根を有する野菜や花卉などの植物が好ましい。
そして、根株又は球根の地上部が乾燥によって枯れた、次年度に栄養繁殖することができるものが特に好ましい。例えばニラ、ハナニラ、ネギ、ワケギ、ラッキョウ及びニンニク等のユリ科植物、ミョウガ及びショウガ等のショウガ科植物、ワサビ等のアブラナ科植物、畑ワサビ等のキク科植物及びミツバ等のセリ科植物が好ましい。
本発明における栽培セットに用いられる培養土は、栽培する野菜や花卉の根株又は球根の育成に適したものならば、如何なる組成のものでも良く、その制限はない。例えば、ココユーキ(ヤシの実の殻から繊維を取り戻す際に出る粉末(髄)を原料とする有機資材)、ココピート(ヤシの実の外殻を粉砕して作られたもの)及びピートモス(湿地地帯のコケ類が長年堆積して半ば腐食したものを乾燥させて砕いたもの)などを単独で、又はそれらを組合せて用いることができる。
本発明における栽培セットに用いる肥料は、栽培する植物の生育を促すものであるならば特に制限はないが、追肥等の手間を省くため、速効性肥料より、緩効性肥料であることが好ましい。
本発明における栽培セットは、先ず、野菜又は花卉の種子、球根又は根株を、その発芽や生育に適した組成を有する培養土を充填したビニールポットやセルトレイなどの栽培ポットに播種(あるいは定植)して発芽させ育成する。
そして、該栽培セットの包装用外容器に対応した大きさを有し、種苗の育成に適した培養土を充填した栽培ポットに、種苗を1又は複数ずつ定植する。
本発明を実施するには、栽培ポットに培養土を入れ、種子又は球根等をそのままか、又は予め圃場などで育成したもの(本発明では、これらを種苗という)を定植し、育成して根鉢を形成する。予め圃場などで育成する方法としては、野菜又は花卉の種子を圃場等に播種し、育成するか、又は、野菜又は花卉の根株又は球根を圃場等に植え付けて育成し、次いで、育成した当該植物株を掘り上げ、必要ならば該植物株の根株又は球根を適当な大きさに分割する。そして、育成に適した培養土を充填したビニールポット等の栽培ポット又はセルトレイに、該株、根株又は球根を1本(個)又は複数本(個)ずつ定植する。
次いで、該植物の苗、根株又は球根を常法通りの栽培管理を行って十分に育成し、根鉢とした後、該植物株への灌水を完全に止めて、約半月から2ヶ月ほどかけて、該栽培ポット中の培養土を乾燥する。
またこの際、雨水が当らないように、該栽培ポットをビニールシートで覆う等の処置をする。当該乾燥処理によって、該植物株の地上部は枯れてしまうが、枯れてしまった地上部は剪定バサミ等で刈り取って除去する。
本発明において、栽培ポット中の培養土を乾燥させる工程は大変重要であり、この乾燥工程で、栽培セットの培養土が含有する水分を除去する。この乾燥により球根や根株等の栄養繁殖体の根腐れを防止したり、該栄養繁殖体の発芽を抑制したりすることができる。乾燥は、自然乾燥又は50℃以下(特に20〜30℃)の空気に晒す乾燥が挙げられるが、自然乾燥が好ましい。また乾燥条件は、培養土の水分が20%(w/w)以下となるように行うことが好ましく、15%以下となるように行うことがより好ましく、10%以下となるように行うことが最も好ましい。水分が20%(w/w)を超えるときは、植物栽培セットの開封前に、包装容器内で発芽生育する危険性があり、包装容器内で一度発芽するとその後において行われる本栽培において、高品質の植物体を収量良く収穫できない危険性を有する。
枯れた地上部を除去した栽培ポット中の野菜又は花卉の株を、根鉢ごと栽培セットを構成する包装用外容器に充填するか、またはフィルム状袋容器に入れたのち包装用外容器に入れ栽培セットを製造する。
本発明はこのように、栽培セットを構成する包装用外容器に、次年度に生育することが可能な植物株をその根鉢ごと充填することで、当該植物株は、該栽培容器中の培養土の適正な場所に位置することになり、従来の種子、球根又は根株を、栽培セットを構成する容器中の培養土の所定位置に一々植え付ける面倒な工程を省略することができる。このようにして、本発明によれば、栽培セットの生産効率を飛躍的に向上することができる。
本発明における植物の根株のフィルム状袋容器への充填工程は、該容器に培養土を充填した後に、該植物株を根鉢ごと充填するか、該容器に該植物株を根鉢ごと充填した後に、培養土を充填するか、又は該容器に培養土、該植物株の根鉢、再度培養土の順に充填してもよく、何れの方法によっても、本発明の効果を奏する。
(ニラの栽培セットの製造法)
2005年3月10日に温室(18〜23℃)で、培養土(ホーネンアグリ社製ポットミックス)を200穴トレーに充填し、ニラの種子(品種:南海)(渡辺採種場社製)を約8粒/穴で播種し、播種してから10日後に発芽した。発芽後は培養土が乾燥しないように度々灌水を行い、3月15日から4月26日の6週間育苗しながら、発芽から1週間目、3週間目及び5週間目に水で1000倍希釈したOKF1(大塚化学社製)を施肥した。
そして、100個の直径15cmの黒ビニールポットに、培養土(ホーネンアグリ社製ポットミックス)に緩効性肥料(サングリーン社製グリーンマップ2)を5g/リットルの分量で混合した培養土を充填した。更に上記の育苗したニラ苗を2本ずつ該黒ビニールポットに定植し、定植後の黒ビニールポットを10個ずつアンダートレイ(育苗箱)に入れて、露地に敷き並べた。6月10日と9月15日に緩効性肥料(コープケミカル社製IB化成)をそれぞれの黒ビニールポットに約5粒ずつ施肥して、4月26日から10月1日の間、灌水を行いながら当該ニラ株を育成した。
そして、10月2日から11月5日までの約1ヶ月間、該ニラ株への灌水を完全に止めて、更に雨水が当らないように該ニラ株を青シートで被覆して、該黒ビニールポット中の培養土を完全に乾燥した。当該乾燥処理の際、ニラの葉は全て枯れてしまったが、枯れたニラの葉は剪定バサミを用いて全て刈り取った。
そして、当該完全乾燥したニラ株を根鉢ごと黒ビニールポットから引き抜き、黒色のビニール袋(37cm×55cm)を収納した、挿し込み式の蓋を有するダンボール箱(15cm×15cm×15cm)に入れた。更に緩効性肥料(コープケミカル社製IB化成10−10−10)約5粒と、ココユーキ(ディ・アイ・エー・コーポレーション社製)2.5リットルとを充填し、該黒色ビニール袋の開口部をヒートシールした後に、該ダンボール箱の蓋を閉じて、ニラの栽培セットを100ケース製造した。
以下に上記で製造したニラの栽培セットを用いた黄ニラの栽培方法を示す。
12月10日に、室内のテーブル上でニラの栽培セットの蓋を開けて、箱の中の黒色ビニール袋をハサミで開封し、約0.5リットルの水やりをした後に、該黒色ビニール袋の開口部を軽く絞って輪ゴムで止め、ニラ株の保温、保湿及び遮光を行い育成すると、12月17日にニラが発芽を開始した。そして引続き、発芽した該ニラ株を、開口部を閉じた該黒色ビニール袋中で遮光しながら育成すると、12月25日に黄ニラが15本収穫できた。その後、黒色ビニールの開口部を広げて下に巻き折って、光を当てながら栽培すると、4回ニラが再萌芽し、緑のニラを75本収穫することができた。
(ショウガの栽培セットの製造法)
2005年4月20日に種ショウガ(品種:金時)を、約50gの大きさに手で分割し、培養土(ホーネンアグリ社製ポットミックス)に緩効性肥料(サングリーン社製グリーンマッ2)を5g/リットルの分量で混合した培養土を充填した15cmの生分解性ポット(トウモロコシのでん粉を主原料としており、土中の微生物によって分解する)100個に植え付けた。植え付け後の当該生分解性ポットを10個ずつアンダートレイ(育苗箱)に入れて、露地に敷き並べ、6月15日と9月3日に緩効性肥料(コープケミカル社製IB化成)をそれぞれのポットに約5粒ずつ施肥し、4月25日から11月10日の間、灌水を行いながら当該種ショウガを育成した。
そして、11月11日から12月15日までの約1ヶ月間、該ショウガ株への灌水を完全に止めて、なおかつ雨水が当らないように青シートで被覆して、該ショウガ株を植え付けた生分解性ポット中の培養土を完全に自然乾燥した。当該乾燥処理の際、ショウガの茎や葉の部分は全て枯れてしまったが、この枯れたショウガの茎は剪定バサミを用いて全て刈り取った。
そして、当該完全乾燥したショウガ株を生分解性ポットに植えられた根鉢のまま、黒色のビニール袋(37cm×55cm)を収納した、挿し込み式の蓋を有するダンボール箱(15cm×15cm×15cm)に入れた。更に緩効性肥料(コープケミカル社製IB化成10−10−10)約5粒と、ココユーキ(ディ・アイ・エー・コーポレーション社製)2.5リットルとを入れて、該黒色ビニール袋の開口部を輪ゴムで止めた後に、該ダンボール箱の蓋を閉じて、ショウガの栽培セットを100ケース製造した。
以下に上記で製造したショウガの栽培セットを用いたショウガの栽培方法を示す。
2006年1月12日に、室内のテーブル上でショウガの栽培セットの蓋を開けて、箱の中の黒色ビニール袋を開封し、約0.6リットルの水やりをした後に、該黒色ビニール袋の開口部を軽く絞って輪ゴムで止め、ショウガが萌芽するまでの間、保温と保湿を行った。その結果、2月6日にショウガの新芽が2本発芽し、更に該黒色ビニール袋による保温と保湿を引き続いて行う事によって、2月15日から3月2日までに筆ショウガが次々と発生し、合計で14本収穫できた。
(ミョウガの栽培セットの製造法)
2005年3月25日に群馬県沼田市の圃場から夏ミョウガの根株を掘り上げて、3〜5芽を付けた充実した地下茎を一つずつ、100個の15cmポットに入れ、培養土(ホーネンアグリ社製ポットミックス)に緩効性肥料(サングリーン社製グリーンマップ2)を5g/リットルの分量で混合した培養土を充填した。ポットは生分解性ポット(トウモロコシのでん粉を主原料としており、土中の微生物によって分解する)を用いた。そして、植え付け後の当該生分解性ポットを10個ずつアンダートレイ(育苗箱)に入れて、露地に敷き並べ、6月5日と8月29日に緩効性肥料(コープケミカル社製IB化成)をそれぞれのポットに約5粒ずつ施肥し、4月1日から10月19日の間、灌水を行いながら当該種ミョウガを育成し、露地に敷き並べた。
そして、10月20から11月22日までの約1ヶ月間、該ミョウガ株への灌水を完全に止めて、なおかつ雨水が当らないように青シートで被覆して、該ミョウガ株を植え付けた黒ビニールポット中の培養土を完全に自然乾燥した。当該乾燥処理の際、ミョウガの茎や葉の部分は全て枯れてしまうが、この枯れたミョウガの茎は剪定バサミを用いて全て刈り取った。
そして、当該完全乾燥したミョウガ株を生分解性ポットに植えられたまま、黒色のビニール袋(37cm×55cm)を収納した、挿し込み式の蓋を有するダンボール箱(15cm×15cm×15cm)に入れた。更に緩効性肥料(コープケミカル社製IB化成(10−10−10))約5粒と、ココユーキ(ディ・アイ・エー コーポレーション社製)2.5リットルとを入れ、該黒色ビニール袋の開口部を輪ゴムで止めた後に、該ダンボール箱の蓋を閉じて、ミョウガの栽培セットを100ケース製造した。
以下に上記で製造したミョウガの栽培セットを用いたミョウガダケの栽培方法を示す。
12月26日に、室内のテーブル上でミョウガの栽培セットの蓋を開けて、箱の中の黒色ビニール袋を開封し、約0.6リットルの水やりをした後に、該黒色ビニール袋の開口部を軽く絞って輪ゴムで止め、ミョウガ株の保温と保湿を行った。その結果、2006年1月18日にミョウガの芽が3本発芽を開始した。引続き、発芽した該ミョウガ株を、開口部を閉じた該黒色ビニール袋中で遮光しながら育成した結果、1月29日から2月10日の間にミョウガダケが11本収穫できた。
本発明の植物栽培セットの一具体例を示す概略説明図である。
符号の説明
1:栽培ポット
2:培養土
3:種苗
4:根鉢
5:フィルム状袋容器
6a:培養土
6b:培養土
7:包装用外容器
7a:包装用外容器の蓋

Claims (4)

  1. 栽培ポットに培養土を入れ、種苗を播種、育成して根鉢とし、該根鉢をそのまま乾燥し、包装用外容器に入れてなる植物栽培セット。
  2. 乾燥を、根鉢の地上部植物体が枯れるまで実施することを特徴とする請求項1記載の植物栽培セット。
  3. 種苗が、ユリ科植物、ショウガ科植物、アブラナ科植物、キク科植物又はセリ科植物であることを特徴とする請求項1又は2記載の植物栽培セット。
  4. 根鉢4をフィルム状袋容器5に入れ、該根鉢4と該フィルム状袋容器内周側壁との隙間に培養土6aを詰め、且つ該根鉢の天面を培養土6bで被覆し、該フィルム状袋容器5の開口部を閉鎖したのち、これを包装用外容器7に入れ開口部を閉鎖してなる植物栽培セット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013168896A1 (ko) * 2012-05-10 2013-11-14 Lee Hyun Jae 식물재배세트
CN114303917A (zh) * 2022-01-18 2022-04-12 烟台市福山区水果帮苗木种植专业合作社 一种设施栽培樱桃高密度早丰产的管理方法
CN114711050A (zh) * 2022-04-02 2022-07-08 西施生态科技股份有限公司 一种适用于高寒植物的定植方法及装置

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