JPS58501511A - 活性成分を持続的に放出する栄養及び／又は植物保護杭 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 活性成゛分を持続的に放出す る栄養及び／又は植物保護杭 技術分野 この発明の対象は、活性成分を持続的に放出する栄養及び／又は植物保護杭、特 に木質形成幹を有する植物用のそれに関する。

木質枠を有する植物（高木、低木）の保護及び栄養供給（施肥）は多くの点で解 決されていない。種種の組成及び剤形（粉剤、顆粒剤等）の一般に使用されてい る肥料、植物保護剤及び予防剤（解毒剤、「毒性緩和剤」）は土壌表面に散布さ れる。この種の適用においては、活性成分が、特にそれが固体である場合、均等 に分散せず、過剰適用及び適用不足が生ずるので、多くの場合好都合な適用方法 ではない。土壌を介しての活性成分の根領域への拡散は、土壌のタイプ、その時 点での土壌の状態、及び気候肥料は流亡するであろう。複合植物保護剤（活性成 分十解毒剤）は異なる深さに入り込む場合がある。

その上、上記のすべての条件は、土壌の物理的及び化学的性質にょシ、時と場所 において変化するであ２ ろう。従って、肥料はしばしば所望の効果を発揮せず、そして植物保護剤も又多 くの場合活性を発揮しない。適用した薬剤が効果的に利用されず又は部分的にの み有効利用されることは経済的でないのみならず植物の損傷及び汚染を引き起こ す。自然保護地域の場合、例えば静水に肥料を加え、それを表面供給することが 推奨されず、又は禁止される場合、環境保護は特に重要である。

発明の開示 この発明において記載される杭を適用することによシ環境が保護され、他方相当 量の活性成分（少なくとも５０〜６０チ）が節約される。

例えば、土壌を掘シ、耕し、肥料、保護剤等を穴に入れて土壌中で働かせること によシ上記の問題点を除去することが試みられた。しかしながら、とのような方 法は有効ではなく、時として悪い結果さえもたらし、しかもこれらの方法は非常 に重労働であったＯ この発明は、栄養及び／又は保護剤を規則的に植物に供与することによシ、この 分野における困難の克服を可能にするものである。

この発明の栄養及び／又は保護杭は、パラフィンを含浸せしめた硬質紙又は他の 任意のセルロースを基礎とした繊維で作られた、堅固な、圧縮された中３　特表 昭５８−５０１５１１　（２）空体であって、活性成分は杭の中空の中に収容さ れている。杭は堅固であシ、そして、所望によシ穴を作った後に、土中に容易に 導入することができる。

杭の外側又は内側の一方が／ｅラフインで被覆される。

杭の長さ及び直径は臨界釣力要素ではなく、これらは常に適用する活性成分の効 力及び取シ扱われる植物の種類に応じて選択される。杭の長さが１０〜３０釧、 その直径が１〜３ｃｒｎであることが好ましい。この発明の杭の好ましい態様に おいては、杭を土壌中に導入するのを促進するために、その下端が尖っている。

土壌が極端に硬く又は砂質である場合には、杭を導入する前に穴を作ることが好 ましい。

中空体中に収容する活性成分は、好ましくは粒状又は固形であるが、活性成分を 固形にするために農業において使用し得る任意の結合剤を用いることもできる。

上記の活性成分は特に肥料であるが、農薬として一般に使用される他の予防剤（ 解毒剤）、さらには根糸を介して効果を発揮する植物保護剤を用いることもでき る。中空の中に植物保護剤を収容する杭は、栽培される植物がしばしば散布を受 ける必要がある場合に特に有用である。

発明を実施するための最良の形態 この発明の好ましい形態に従えば、中空体は製本材料から作られた圧縮チー−ブ でアシ、その中空の中に粒状の肥料（肥料成分；　Ｎ　：　Ｐ２Ｏ５：　Ｋ２０ ＝２０：ｔｏ：１０）を収容している。肥料は他の栄養及び／又は微量元素と混 合することもできる。

杭のパラフィン被覆はこの発明の必須の特徴である。杭が７母ラフインにより含 浸されていることによシ、栄養が土壌中の分解微生物によシ形成された孔を通し てのみ放出され、そしてその栄養が土壌中で地下水によシ植物の小根に移行する ことが保証される。

土壌中に導入された後、上記の穿孔によシチーーブ中のメルトが溶解し、そして こうして栄養又は活性成分貯蔵源が形成され、ここから活性成分が、気候条件、 土壌温度、並びに土壌の水分含量及び微生物活性に依存して長期間にわたって放 出される。杭はプラスチック材料又は他の非資化性材料を含まないので、６〜１ ２箇月間有効であシ、そして活性成分を放出した後、杭自体が分解し、それによ シ土壌中の腐植を増加せしめる。他方、残留物がないので環境が保護される。

杭は、高木又は低木（例えばブドウ）の葉の撮の下方の土壌中に導入される。こ の領域において小根が最もさかんに栄養を吸収するので、上記のように杭を配置 するのが最も好ましい。杭の先端が土壌中の３０〜３５ｃｒｎの深さに存在する のが好ましい。

杭を適用した場合、処理された植物が損傷を受けることがないが、他方常法によ シ植物が肥料の供与を受けた場合、過剰々施肥によシ、又は肥料の適用が急速過 ぎるために、根が「焼け」を受けることがある。ゆっくりと放出される栄養及び 成分、並びに杭のその他の構成部分は土壌の…及び構造を変化せしめない。

この発明の杭は、公園の植物又は道路側の高木もしくは低木を処理するため、例 えば、露出表面が少ない土壌中で生長する植物である、はとんどがコンクリート で覆われた道路又は街区の植物を処理するのに特に好ましく、さらにこの杭は、 簡単な方法で機械的に杭を土壌中に導入することができる種々の果樹園又はブド ウ園に適用することもできる。この杭は、幼木に施肥することができない場合、 及び雑草及び下ばえの除去によっても幼木が損傷を受ける場合に、植林のために 非常に効果的に使用することができる。

国際調査報告 第１頁の続き ０発　明　者　トス・バルガ・ガブリエラハンガリー・エイチー１０１６ブダペ スト・メザロス・ウツツア１２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　セルロース含有材料が作られそして外側を・ぐラフインで被覆された中空 体、並びに少なくとも１種の植物栄養及び／又は予防剤及び／又は植物保護剤を 含んで成り、特に木質形成幹を有する植物に用いる、活性成分を持続的に放出す る植物栄養及び／又は植物保護杭。 ２　セルロース含有中空体の内側がパラフィンで被覆されていることを特徴とす る請求の範囲第１項記載の植物栄養及び／又は植物保護杭。 ３、中空体が含浸されていることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載 の植物栄養及び／又は植物保護杭。 ４、栄養及び／又は予防剤及び／又は植物保護剤が結合剤によシ固形にされてい る請求の範囲第１項〜第３項のいずれか１項に記載の方法。