JPH01170517A - ステツケルミルの巻取り機制御方法および装置 - Google Patents

ステツケルミルの巻取り機制御方法および装置

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JPH01170517A JP33133287A JP33133287A JPH01170517A JP H01170517 A JPH01170517 A JP H01170517A JP 33133287 A JP33133287 A JP 33133287A JP 33133287 A JP33133287 A JP 33133287A JP H01170517 A JPH01170517 A JP H01170517A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ステツケルミルの巻取り機制御方法および装
置に係り、特に巻着き時の巻取り機制御に関する。
〔従来の技術〕
ステツケルミルは、第2図に示すように、圧延機1を挟
んで前、後面にそれぞれ保熱炉付き巻取り機(以下、コ
イラファーネスと称する)2(2a、2b)を配し、圧
延材3を加熱保持した状態でコイラファーネス2aと2
bとの間で交互に巻取り、圧延材3を繰り返し圧延機1
に通すことによって所定の圧延を行うものである。なお
、ここで、図中符号の添字a、bは、それぞれ圧延機1
の前面側の装置をaとし、後面側をbとして表わし、総
括的に説明する場合には簡単のため適宜a、bを省略す
る。
第2図例では、圧延機1は上下一対のワークロール4と
バックアップロール5を有してなる、いわゆる4HIG
H型とされている。コイラファーネス2内には、コイラ
ファーネスマンドレル(以下、単にマンドレルと称す)
6 (6a、6b)が設けられ、図示していない電動機
によって回転さている。
また、圧延機1の前後には、それぞれ上下一対のピンチ
ロール8aと9a、8bと9bおよびテーブルガイド1
0a、10bが配されている。ピンチロール8,9は圧
延材3の先後端をおさえる作用をするものである。テー
ブルガイド10は、圧延材3の先端をマンドレル6のス
リット7に挿入させるように導くためのものであり、図
示二点鎖線で示す位置との間で揺動可能に設けられてい
る。
また、コイラファーネス2a入ロ開ロ部には、炉内ガイ
ド11 (lla、1lb)とガイドロール12 (1
2a、12b)が設けられている。炉内ガイド11は、
前記テーブルガイド10と共動して圧延材3の先端をマ
ンドレルのスリット7に導くためのものである。ガイド
ロール12は、圧延中の圧延材3の通板を補助する作用
をするものである。
ここで、圧延動作の概要を説明する。
圧延材31マ上流の粗圧延機側から送られ前面のコイラ
ファーネス2aの下を通過し、圧延機1で圧延され、後
面のコイラファーネス2bのマンドレル6bに巻取られ
る。通常、これを初パス(第1パス)と称している。こ
のとき、テーブルガイド10aは水平位置に倒され、テ
ーブルガイド10bはガイド位置に上昇されている8圧
延材3の後端が圧延機1をぬけると、圧延機1および後
面コイラファーネス2bは停止し、第1パス完了となる
。次に、前面コイラファーネス2aのテーブルガイド1
0a、炉内ガイドllaが上昇し、マンドレル6aは、
スリット7aを圧延材が突入する回転角度位置に合わせ
て停止し、圧延材3の先端が挿入されるのを待機する。
これこの時点で、圧延機1が逆転を開始して、第2パス
の圧延が始まる。圧延材3は第1パスと同様に、前面コ
イラファーネス2aのマンドレル6aに巻取られ、圧延
の最後に圧延材後端が圧延機1をぬけると、第1パスと
同様、圧延機1、前面コイラファーネス2aは停止して
、第2パス完了となる。第3バスは、第1パス圧延完了
時と異なり、後面コイラファーネス2b側の炉内ガイド
llbが上昇し、後面のマンドレル6bのスリット7b
の位置をスリット°合わせして停止し、巻取り準備が完
了する。なお、炉内ガイドllb、テーブルガイド10
bは、第1パスの圧延準備完了時には上昇しており、第
1パス目の圧延材先端の巻取りに 時には、炉内ガイドllbのみ下降し、巻取ケ支障をき
たさないようにしている。この点、前面側炉内ガイドl
laも全く同様の動作である。また、圧延機1の圧延ロ
ールのロール開度は、各パス間に順次狭ばめられており
、圧延パスを進めるに従って、圧延材の厚みを順次所望
の板厚に圧延するに繰り返し、最後のパス(奇パス)の
ときに後面のテーブルガイド10bが倒され、圧延材3
は後面コイラファーネス2bの下を通過して、図示して
いないダウンコイラに送り出される。そして、圧延材3
はダウンコイラに巻取られ、ステツケルミルによる1本
の圧延が完了する。
ここで、圧延N3がマンドレル6に巻着くときの動作を
第3図(A)、(B)、(C)を参照しながら説明する
第3図は、奇パスの巻着き時を示しているが、偶パスの
場合も同じである。この奇パスの前の偶パスの完了で、
圧延材3はその後端がミルを尻抜けた位置で停止した状
態で保熱されている。
第3図(A)は、圧延機1により圧延された圧延材3の
先端が、後面コイラファーネス2bのマンドレル6bの
スリット7b内に突入しているところを示している。
第3図(B)は、マンドレル6bが起動され、圧延材3
を巻取り始めたところを示している。この時点では、圧
延材3の速度はマンドレル6bの回転速度より速いため
、たるみが生じる。
第3図(C)は、その後、マンドレル6bが増速され、
圧延材3がマンドレル6bに緊縮状態(タイト)に巻着
く直前の状態を示している。
このように、マンドレル6bは、圧延材3の先端をスリ
ット7bにひっかけて巻取るようにしているのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように、圧延材3の巻取り開始時に、圧延材3
の速度とマンドレル6bの回転速度とに差があると、圧
延材3にたるみが生じたり、圧延材3に加わる張力が過
大になることになる。
例えば、圧延材3の先端温度が低い場合や、形状の問題
から圧下装置に手動介入を行い、ロールギャップを変更
して通板しようとした場合などに圧延材3のくり出し量
のばらつき(速度や量)が発生する。
また、巻取り機の起動タイミングが遅れた場合には、圧
延材3のくり出し量が多くなり、コイラファーネス2b
内の圧延材3のたるみを発生させる。この結果、圧延材
3がマンドレル6bにまつわりつきながら巻取られ、圧
延材3が膨らんだりするとコイラファーネス2bの内壁
を破損するような不具合を発生する。逆に、極端にマン
ドレル6bの速度が速すぎたりすると、スリット7bに
先端がひっかからず、空振りして巻取りを失敗すること
になる。
すなわち、ステツケルミルの巻取り機にあってりを開始
するようにしていることから、起動後すみやかにマンド
レル6の回転速度を圧延材3の速度に追従させる必要が
あることになる。さらに、巻着き初期においては、速度
が追従するまでに生じた圧延材3のたるみを吸収するた
めに、圧延材3の速度以上に加速するとともに、たるみ
を吸収したのちは過大な張力を発生させないように巻取
らなければならない。
このような要求を満たすため、従来は次のような制御が
なされていた。例えば、巻取り中の張力を所定値に保持
すべく、マンドレル6を駆動する電動機の電流制御(A
CR制御)を行う構成としたものにあっては、巻着き初
期のマンドレル6の速度が遅れぎみとなって圧延材3が
たるむため、起動初期にフォージング電流を加えて加速
し、上記たるみを吸収するようにしていた。
しかし、この方法によれば、適切なフォージング電流値
の決定が困難で、これが大きすぎた場合には圧延材3に
過大な張力を与えてしまうことになり、逆に小さすぎる
と十分な加速が得られず、巻取りがたるんだままとなる
という開運がある。
また、従来他の方法として、巻着き初期は速度制御によ
り起動してすみやかに加速したのち、所定の張力制御に
切り換えることがなされている。
この場合の切り換えタイミングは、圧延材3のくり出し
量とマンドレル6の速度を積分して得られる巻取り量の
差が零以下になったことを検出し、これにより切り換え
るようにしたものである。
しかし、この方法によっても、圧延材3が予定の厚みよ
り薄かった場合は、巻取りがたるんでしまい、逆に予定
の厚みより厚かった場合は、実際の圧延材3のくり出し
量が少なく、速度制御による過大な張力でひっばってし
まうことがあるという問題がある。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決すること、言
い換えれば、圧延条件が変化した場合にあっても、巻着
き時の圧延材のたるみの発生や過大張力の付与を防止す
ることができる巻取り機の制御方法および装置を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、起動指令に基づい
て巻取り機を速度制御により一定の目標回転角度の範囲
内で所定の速度に上昇させ、この所定速度上昇後に巻取
り機の駆動電流が所定値以上になったとき、巻取り機を
前記速度制御から一定の目標張力に基づいた張力制御に
切り換えることを特徴とするステツケルミルの巻取り機
制御方法としたことにある。
また、上記方法を直接実施する装置としての本発明は、
起動指令に基づいて巻取り機を起動するとともに一定の
目標回転角度の範囲内で所定の速度に上昇させる速度制
御手段と、巻取り機の駆動電流を制御することにより圧
延材の巻取り張力を制御する張力制御手段と、巻取り機
の回転角度が前記目標回転角度の範囲を越えたことを検
出するとともに、この検出後に巻取り機の駆動電流が所
定値以上になったことを検出して前記速度制御手段から
前記張力制御手段に切り換え指令を出力する制御切り換
え手段と、を備えてなることを特徴とするステツケルミ
ルの巻取り機制御装置とじたことにある。
〔作用〕
すなわち、本発明は、通常圧延材がマンドレルに巻着く
のは、ズリラド合わせ位置から一定の回転角度範囲(例
えば、約180°)回転後に行われること、また圧延材
がマンドレルにタイトに巻着いたときは、巻取り駆動機
の駆動電流が急激に増大するという現象に鑑みなされた
ものである。
しかして、本発明によれば、巻着くまでの一定回転角度
範囲内では、速度制御により十分な起動電流が与えられ
、これにより速やかにマンドレルは圧延速度以上に加速
されることから、圧延材のたるみが吸収される。その後
に駆動電流が所定値以上になったことでタイトに巻着い
たことを検知し、これにより張力制御に切り換えられる
から、過大な張力が付与されることがなくなるのである
また、一定回転角度範囲内で所定の速度に加速してたる
み防止するとともに、タイトに巻着いたことを検知して
張力制御に切り換えていることから、圧延条件の変化に
影響されることがない。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図に、本発明の一実施例の巻取り機制御装置を適用
してなるステツケルミルの全体構成図を示す。同図にお
いて、圧延機1周りおよびコイラファーネス2周りの基
本構成は、第2図従来例と同一であることから、同一符
号を付して説明を省略する。
圧延機1のワークロール4と各マンドレル6a、6bに
は、それぞれ駆動電動機としての直流電動機21,22
a、22bが設けられ、それらはレオナード制御装置2
3,24a、24bにより制御されるようになっている
。レオナード制御装置23は、指令装置25から与えら
れる指令と、パルスゼネレータ26から入力される速度
信号に基づいて、圧延速度を制御するようになっている
。また、レオナード制御装置24は、後述するように、
各種指令に基づいて巻取り機を構成するマンドレル6の
直流電動機22の速度制御と電流制御を行うようになっ
ている。直流電動機22には、パルスゼネレータ27 
(27a、27b)が取り付けられており、これにより
マンドレル6の回転角度が検出されるようになっている
。また、圧延機1の前、後面側には圧延材3の後端が通
り抜けたことを検出する尻抜は検出器28a、28bが
それぞれ配設され、その検出信号は指令装置25に入力
されている。
一方、巻取り機制御装置30は、圧延材3の先端がマン
ドレル6のスリット7に突入したことを検知して出力さ
れるマンドレル起動指令により開閉されるゲート29 
 (29a、29b)を介して、指令装置25から与え
られる指令(速度)を取り込むとともに、パルスゼネレ
ータ27からマンドレル6の回転角度と、レオナード制
御装置24から直流電動機22の電流フィードバック値
等が取り込み、それらに応じてレオナード制御装置24
a。
24bに速度指令値、電流指令値および速度制御から張
力制御に切り換えるACR切り換え指令とを出力するよ
うになっている。
以下、巻取り機制御装置3oについて、その動作ととも
に詳細に説明する。なお、第1図に奇パスの圧延が開始
されて直後を示しており、以下、この巻取りについて説
明する。
所定のスリ=vlj合わせ位置にて停止時、機されてい
るマンドレル6bのスリット7bに、圧延材3の先端が
突入されマンドレル起動指令が出力されると、これによ
りゲート29bが開かれ、指令装置25から速度指令が
乗算器31bに導かれ、ここでドラフト32bが乗じら
れたのち、ゲート33bを通って第4図(a)に示すパ
ターンの速度指令がレオナード制御装置24bに入力さ
れる。
これによりレオナード制御装置24bは、直流電動機2
2bの速度を制御し、速やかにマンドレル6bの回転速
度を圧延機速度以上に設定された所定の起動時速度(例
えば、圧延機速度の30%増)に向けて上昇させる。な
お、速度パターンは、第4図(a)に示すように、起動
後から起動時速度までは一定率で増速したのち、マンド
レル6bの一定の回転角度範囲(図示例では180°)
まで起動時速度に保持し、その後圧延速度まで減少させ
るようになっている。これにより、マンドレル6bの巻
取り量は、圧延機1のくり出し量に速やかに追従すると
ともに、たるみ分を吸収することになる。
マンドレル6bの起動と同時にパルスゼネレータ27b
からその回転に応じたパルス列信号が出力される。この
パルス列信号は、カウンタ34bにより計数され、第4
図(c)に示すように、マンドレル6bのスリ号・F合
わせ位置を基準とした回転量を示す回転角度信号として
、コンパレータ35bと36bに入力される。
コンパレータ35bは、入力される回転角度信号が18
0°以上で、240°以下の範囲を検知アンV −〜−−− し、ゲート37bに開(オン)信号を出力する。
また、コンパレータ36blj270°以上のときに検
出信号を出力する。
一方、レオナード制御装置24bから入力される駆動電
流のフィードバック値は、第4図(cl)に示すように
、増速中t1〜tzは大きな起動電流が流れるが、速度
保持中t z −t aは小さな値に低下し、圧延材3
がマンドレル6bにタイトに巻着いたときに急増するも
のとなっている。この電流フィードバック値はアンドゲ
ート37bを介していることから、マンドレル6bが1
80°以上回転したのちに、コンパレータ38bに入力
される。
コンパレータ38bには、起動電流以上の基準値が設定
されており、入力される電流フィードバック値がその基
準値を越えたときt5に、その検出信号を出力する。
コンパレータ38bと36bの検出信号は、オア回路3
9bにより論理和がとられ、さらにアンド回路40bに
より奇パス信号との論理積をとり、オア回路41bを介
してフリップフロップからなるメモリ42bに111 
IPがセットされる。このメモリ42bの内容が“11
″のときは、ACR切り換え指令とされており、このA
CR切り換え指令は、レオナード制御装置24bに出力
されるとともに、ゲート43bの開信号とされ、さらに
インバータ44bを介してゲート33bの閉信号とされ
る。
すなわち、奇パス圧延が開始してマンドレル6bが18
0°回転したのちのt6時に電流フィードバック値が基
準値を越えると、メモリ42bに“1″′がセットされ
、これによりレオナード制御装置24bは、第4図(b
)のように、速度制御から電流制御に切り換えられると
ともに、図示していない張力制御装置から与えられる張
力指令値に基づいて、直流電動機22bの電流を制御し
、圧延材3の巻取り張力を制御し、これにより過大な張
力を付与することなく円滑に通常の圧延状態に移ること
になる。
なお、コンパレータ36bは演算ミスなどの万一の誤作
動をバックアップする回路であり、マンドレル6bの回
転角度が270”以上になったときにはメモリ42bの
内容を“1”にセットして、ACR切り換え指令を出力
するようにしている。
また、マンドレル6bの巻取り時のマンドレル6aは、
圧延材3が圧延機1に噛み込んだことを検出するロード
オン検出器45の検出信号が出力されるまでは速度制御
により巻はぐしとされ、噛み込み後はロードオン検出信
号と奇パス信号を入力とするアンド回路46aの出力に
よりセットされたメモリ42aの内容によって、通常の
張力制御により駆動される。
また、メモリ42a、42bは、圧延の各パス完了信号
によりセットされるようになっている。
以上、後面のマンドレル6bを例にとって動作を説明し
たが、前面のマンドレル6aの偶パス時の動作について
も同様であることがら、説明は省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、圧延材がマンド
レルに巻着くまでは速度制御により増速するとともに、
圧延速度以上の速度で巻取っていることから、圧延材の
たるみを速やかに吸収することができ、しかもタイトに
巻着いたことを駆動機の電流変化により検出して、張力
制御に切り換えていることから、巻着き時に圧延材に過
大な張力が付与されることなく、円滑に張力制御に移行
することができる。この結果、張力変動等に伴う幅方向
寸法等の精度を向上させることができるとともに、コイ
ラファーネス等に与える機械的損傷や衝撃を排除できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置を適用してなるステツケ
ルミルの全体構図、第2図は本発明の適用可能なステツ
ケルミルの概要構成図、第3図は本発明の解決課題を説
明するための巻取り動作を説明する図、第4図は第1図
実施例の動作を説明するためのマンドレル速度、駆動電
流値等の時間変化を示す図である。 1・・・圧延機、2・・・コイラファーネス、3・・・
圧延材、6・・・コイラファーネスマンドレル、7・・
・スリット、22・・・直流電動機、24・・・レオナ
ード制御装置、26・・・パルスゼネレータ、30・・
・巻取り機制御装置、34・・・カウンタ、35,36
,38・・・コンパレータ、42・・・メモリ、33,
37,43・・・ゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、巻取り軸の所定角度に位置されたスリットに圧延材
    先端が突入されたタイミングで巻取り機を起動するステ
    ツケルミルの巻取り機制御方法において、起動指令に基
    づいて巻取り機を速度制御により一定の目標回転角度の
    範囲内で所定の速度に上昇させ、この所定速度上昇後に
    巻取り機の駆動電流が所定値以上になつたとき、巻取り
    機を前記速度制御から一定の目標張力に基づいた張力制
    御に切り換えることを特徴とするステツケルミルの巻取
    り機制御方法。 2、巻取り軸の所定角度に位置されたスリットに圧延材
    先端が挿入されたタイミングで巻取り機を起動するステ
    ツケルミルの巻取り機制御装置において、起動指令に基
    づいて巻取り機を起動するとともに一定の目標回転角度
    の範囲内で所定の速度に上昇させる速度制御手段と、巻
    取り機の駆動電流を制御することにより圧延材の巻取り
    張力を制御する張力制御手段と、巻取り機の回転角度が
    前記目標回転角度の範囲を越えたことを検出するととも
    にこの検出後に巻取り機の駆動電流が所定値以上になつ
    たことを検出して前記速度制御手段から前記張力手段に
    切り換え指令を出力する制御切り換え手段と、を備えて
    なることを特徴とするステツケルミルの巻取り機制御装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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