JPH01169445A - 焦点距離切換えカメラ - Google Patents

焦点距離切換えカメラ

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Publication number
JPH01169445A
JPH01169445A JP32881087A JP32881087A JPH01169445A JP H01169445 A JPH01169445 A JP H01169445A JP 32881087 A JP32881087 A JP 32881087A JP 32881087 A JP32881087 A JP 32881087A JP H01169445 A JPH01169445 A JP H01169445A
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JP
Japan
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switching
focal length
lever
interlocking member
motor
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Application number
JP32881087A
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English (en)
Inventor
Akio Omiya
大宮 秋夫
Noriya Mochizuki
望月 徳也
Hiroshi Komatsuzaki
博 小松崎
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は焦点距離切換えカメラに関し、更に詳しくはモ
ータの回転力を焦点距離切換系に伝達して撮影レンズの
焦点距離切換えを行うようにした焦点距離切換えカメラ
に関するものである。
〔従来の技術〕
最近の35ミリコンパクトカメラの殆どは、マスターレ
ンズの光軸方向の移動に連動させてコンバージョンレン
ズを光軸内に出入させ、例えば焦点路N35■程度の広
角撮影(ワイド撮影)と、焦点距離70m程度の望遠撮
影(テレ撮影)とを選択して行なえるようになっている
また、特開昭60−163010号、同61−3543
5号等の公報に記載されているように、フィルム給送用
のモータの回転力を遊星歯車列からなるクラッチ機構を
介して焦点距離切換え系に伝達し、これにより、焦点距
離切換えのためにマスターレンズを保持した移動筒を移
動するようにしたカメラもある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、焦点距離を切り換えるカメラにおいて、
単にカメラボディに設けられた焦点距離切換えつまみ、
例えばテレ撮影とワイド撮影とを選択的に切り換えるテ
レワイド(以下、TWという)切換えつまみにTW切換
え装置を連動させるのみでは、TW切換えつまみを切換
え側に維持した状態で保持する場合には、T→Wの切換
えを越えてT→W−+Tのように周期的に連続して切り
換えられてしまうという問題点がある。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点を解決するためのものであり、焦点
距離切換えつまみが切換え側に維持される状態でも、焦
点距離の切換えが周期的に切り換えられることのないよ
うにした焦点距離切換えカメラを提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、焦点距離切換えつ
まみに連動して変位する第1の連動部材と、この第1の
連動部材に形成された係止部と、この係止部に係止し且
つ第1の連動部材の移動終端位置近傍で係止部との係止
が解除される係止部材と、この係止部材を取り付けると
ともに、係止部材を介して前記第1の連動部材に連動し
て移動する第2の連動部材と、この第2の連動部材が変
位した時に前記モータを始動して焦点距離切換えを開始
させるとともに、焦点距離切換え終了後にモータを停止
させるモータスイッチ手段と、前記第1及び第2の連動
部材それぞれを初期位置に復帰するための付勢手段とを
設けたものである。
〔作用〕
焦点距離を切り換える場合、例えば、ワイド撮影とテレ
撮影とを選択的に切り換える場合には、モータの回転力
を焦点距離切換え手段に伝達して行われる。このモータ
の回転力の伝達は焦点距離切換えつまみを操作すること
により開始される。
即ち、焦点距離切換えつまみの例えばスライド操作を、
第1の連動部材に伝達してこの連動部材を変位させ、こ
の連動部材の変位をこの連動部材の係止部に係止する係
止部材を介して、第2の連動部材に伝えてこの第2の連
動部材を変位させ、この変位によりモータスイッチ手段
を介して焦点距離切換え手段を駆動するようにしている
。この時、焦点距離切換えつまみが切換え側とされて第
1の連動部材がその移動終端まで移動すると、係止部材
は、第1の連動部材の移動終端位置近傍で第1の連動部
材の係止部との係止が解除されるため、先ず係止部材と
第1の連動部材との係止が解除される。従って、係止部
材を介して第1の連動部材に連動される第2の連動部材
は係止部材の係止解除に伴いその付勢手段により初期状
態に復帰するため、たとえ焦点距離切換えつまみが切換
え側に維持されこれに連動して第1の連動部材が切換え
側に位置される状態が続く場合でも、第2の連動部材は
1回の往復動の変位を行うものであり、この1回のみの
往復動変位による焦点距離切換え開始信号によって、焦
点距離切換えが行われる。従って、たとえ焦点距離切換
えつまみが切換え側に維持される場合でも、例えばT−
4W−4Tのように連続して周期的に焦点距離が切り換
えられることがない。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
本発明を実施した焦点距離切換えカメラを示す第13図
において、前板40には前方に突出した筒部41が形成
されている。この筒部41には、レンズカバー開閉つま
み42が設けられており、これをスライドすると一対の
レンズカバー43゜44が回動して開口45を開閉する
。また、前板40には、テレ・ワイド(以下、TWとい
う)切換えつまみ46が設けられており、これを押し下
げると、テレ撮影状態にセットされている場合にはワイ
ド撮影に切り換えられ、又はワイド撮影にセットされて
いる場合にはテレ撮影に切り換えられる。なお、後述す
るように、TW切換えつまみ46が押し下げられたまま
になっている場合でも、テレ撮影とワイド撮影との間で
サイクリックに切り換わることはない。
また、前板40の上方には、周知のファインダ窓48.
測距窓49a及び49b、ストロボ発光部50が設けら
れており、更に前板40の上部にはレリーズボタン51
が設けられている。
第1図は光学系の概略を示すものである。移動筒1内に
は、マスターレンズ3を保持したレンズホルダ4が摺動
自在に嵌合されており、周知の測距装置(図示せず)に
より、移動筒1内で光軸りに沿って移動してピント調節
を行うことができるようになっている。前記移動筒1の
片側には、プレートIaが突出しており、これに軸受は
部1bが取り付けられている。この軸受は部1bには、
光軸り方向に伸びたガイド棒2が挿通されており、マス
ターレンズ3を前方に繰り出したテレ撮影位置と、後退
したワイド撮影位置との間を移動筒1が移動する際にこ
れを案内する。また、ガイド棒2にはコイルバネ5が挿
通されており、移動筒1をテレ撮影位置に向けて付勢し
ている。
前記移動筒1の後方には、コンバージョンレンズ6が配
置されており、移動筒1の移動に連動したレンズ出入機
構7により、コンバージョンレンズ6がマスターレンズ
3の光軸り内に出し入れされる。このレンズ出入機構7
は、コンバージョンレンズ6を先端に取り付けた腕部7
aと、この腕部7aを取り付けたレンズ出入歯車7bと
、揺動腕部7cを備えた歯車7dとから構成されている
また、腕部7aには、コイルバネ7eが掛けられており
、コンバージョンレンズ6を光軸り内に挿入する方向に
付勢している。
また、コンバージョンレンズ6の背後にビハインドシャ
ッタ8が配置されている。このビハインドシャッタ8は
、周知のように2枚のシャッタ羽根8a、8bを備え、
これらを軸支した固定ピン8cに向かって開閉ピン8d
を移動することにより、2枚のシャッタ羽根8a、8b
が互いに反対方向に回動して撮影光路を開くことができ
る。また、移動筒1の後部には、第2図及び第3図に示
されるように、絞り装置74が取りつけられている。
前記マスターレンズ3とコンバージョンレンズ6とを移
動させるために、TW切換え装置10(第4図参照)が
設けられている。このTW切換え装置10は、後で詳し
く説明するが、第1の切換えレバー12が揺動してマス
ターレンズ3を光11hLに沿って移動し、またコンバ
ージョンレンズ6を光軸りに挿入する。このマスターレ
ンズ3とコンバージョンレンズ6とを移動させるために
、第1図に示されるように、第1の切換えレバー12の
一端部は、第2の切換えレバー13のカム面に当接し、
また一端部に設けたピン12dがプレー41aの長孔1
°Cに挿入されている。この第2<7) 切ta 、t
レバー13に形成したカムは、コンバージョンレンズ6
が光軸りから退避した退避位置に保持するための無変位
保合部13aと、コンパージョンレンズ6を回動させて
光軸りに挿入するための変位保合部13bとからなり、
これらが連続して形成されている。この第2の切換えレ
バー13が第1の切換えレバー12に連動して軸13c
を中心にして回動すると、スライドレバー9を介して腕
部7Cを押して歯車7dを回動させる。
第2図及び第3図はテレ撮影状態とワイド撮影状態とを
示すものである。前記筒部41内には、固定筒55が配
置されており、これに移動筒1が摺動自在に嵌合してい
る。また、筒部41と固定筒55との間に、第13図に
示したレンズカバー43.44が回動自在に配置されて
おり、第3図に示すように、ワイド撮影状態にセットさ
れたときに、レンズカバー43.44の開閉を行うこと
ができる。
前記ビハインドシャッタ8a、8bは、シャッタ基板5
6に取り付けられており、このシャッタ基板56に形成
したシャツタ開口56aを開閉する。このシャッタ基板
56は、ビス57を介して本体部5日に固定されており
、また4個の固定筒取付は用の穴56bが設けられてい
る。これらの固定筒取付は用穴56bに、固定筒55に
形成した4個の足部55bが挿入され、ビス59を介し
て固定筒55が本体部5日に固定されている。
前記固定筒55の背後には、押え板60が固着されてお
り、この押え板60と固定筒55との間にガイド棒2が
支承されている。また、固定筒55の内側に取付は板6
1が固着されており、これにレンズ出入機構7が取り付
けられている。
次に、第4図ないし第12図を参照してTW切換え装置
10について説明する。TW切換えつまみ46は、レバ
ー等(図示せず)を介して前記第1の連動部材としての
TWサブセットスライダ11と連繋されており、TW切
換えつまみ46を操作すると、TWサブセットスライダ
11が図中左方向にスライドされる。
前記TW切換え装r1110は、前述した第1の切換え
レバー12と、第2の切換えレバー13と、この第1の
切換えレバー12を揺動させるための切換えカム14と
、この切換えカム14を回転させるモータ15と、この
モータ15を切換えカム14が回転するように起動する
モータスイッチ16と、前記切換えカム14に係合して
モータスイッチ16の自己保持作用を行うモータスイッ
チレバー17と、切換え操作力が加えられた時にモータ
スイッチレバー17を回動してモータスイッチ16をO
Nとさせるラッチセットレバ−18とを備えている。
前記モータ15は、前述したように、TW切換えの他に
フィルム給送(巻上げ及び巻戻し)にも兼用されており
、フィルム65を巻き取るスプール15a内に格納され
ている。このモータ15の回転力は、減速歯車列19を
介して、クラッチ機構としての伝達切換え機構20に伝
達される。この伝達切換え機構20は、減速歯車列19
と連繋されている太陽歯車20aと、この太陽歯車20
dと同軸で取り付けられるアーム(腕部)20bと、こ
のアーム20bに回動自在に取り付けられ且つ常に太陽
歯車20aと噛合する遊星歯車20Cと、太陽歯車20
aの図中反時計方向回転に伴いアーム20bが回転され
る時にその回動終端位置で遊星歯車20cと噛合するフ
ィルム給送側歯車20dと、同じく他方の回動終端位置
で遊星歯車20cと噛合する切換えカム側歯車20eと
から構成されている。
前記伝達切換え機構20のアーム20bには、後述する
TWセットスライダ27の保合部27bに係合する保合
部20fが形成されている。そして、TWセットスライ
ダ27が切換え操作前の初期位置にある時は、このスラ
イダ27の係合部27bがアーム20bの係合部2Of
を押動して、アーム20bは遊星歯車20cをフィルム
給送側歯車2ndに噛合させている。他方、TV切換え
時には、TWセットスライダ27が図中左方向に位置さ
れ、係合部27bが係合部20fから離れている。した
がって、TW切換え時には、太陽歯車20aの時計方向
回転により、遊星歯車20cが時計方向に公転して切換
えカム側歯車20eに噛合し、これ以外には遊星歯車2
0cがフィルム給送側歯車20dに強制的に噛合してい
る。
前記フィルム給送側歯車20dの回転は、歯車列(図示
せず)を介して巻取りスプール15aに固着した歯車6
7と、ワンウェイクラッチ(図示せず)を介して巻戻し
用歯車68にそれぞれ伝達される。この巻戻し用歯車6
8には、巻戻し用爪69が固着されており、フィルム6
5を収納したパトローネ70のパトローネ軸71に連結
されている。
前記切換えカム14は、切換えカム側歯車20eと中間
歯車列21を介し連繋される歯車部14aと、この歯車
部14aの下部に形成される円カム部14bと、この円
カム部14bの下面に偏心して植設された保合ピン14
cとを備え、基板(図示せず)に軸を介し回動自在に取
り付けられている。前記円カム部14bは、周方向に不
等長間隔で2個の切欠き14dが形成されており、これ
ら2個の切欠き14d間の周面ば、第1及び第2のカム
面14e、14fとされている(第11図及び第12図
参照)。前記切欠き14dは、モータスイッチレバー1
7の係合突起17aを挿入するためのものである。また
、保合ピン14cは、後述するように、揺動規制レバー
23.ラッチセットレバ−18及び第1の切換えレバー
12を押動してこれらレバー23,18.12を揺動す
るものである。
前記第1の切換えレバー12は、移動筒lを前方に繰り
出すテレ側への回転(図中、反時計方向の回転)を規制
するための係止爪部12aと、切換えカム14の係合ピ
ン14cに係合する第1及び第2の係合縁部12b、1
2eとを備え、取付は軸12cにより回動自在に基板に
取り付けられている。また、この第1の切換えレバー1
2は、第1図に示されるように、移動筒1を前方に付勢
するコイルバネ5によって常にテレ側に回転するように
付勢されている。前記係止爪部12aには、これに係止
する係止突起23aを有する揺動規制レバー23が取付
は軸23bを介して回動自在に取り付けられている。こ
の揺動規制レバー23は、第1の切換えレバー12のテ
レ側への回転を規制する作用をなすものであり、コイル
バネ23cによって時計方向に付勢されている。この揺
動規制レバー23の先端部23dは、切換えカム14の
係合ピン]/lcの移動軌跡内に位置されており、且つ
切換えカム14の回転直後に保合ピン14cに押され、
図中反時計方向に所定角度回転されるように構成されて
いる。従って、切換えカム14が回転すると、係合ピン
14cにより揺動規制レバー23が反時計方向に回転し
、係止突起23aと係止爪部12aとの係止を解除する
。これにより、第1の切換えレバー12のテレ側への回
転が可能となる。
前記第1の係合縁部12bは、係合ピン14cの外縁の
移動軌跡である円の4分円弧の形状とされており、切換
えレバー12のテレ側への切換え時(反時計方向回転時
)に保合ピン14cと接触するものである。従って、切
換えカム14の回転により係合ピン14cが係合縁部1
2bに接触する時には、切換えカム14の最初の1/4
回転終了までは、第1の切換えレバー12はそのままの
位置とされ、174回転を過ぎた時に係合ピン14cの
移動に伴い第1の切換えレバー12もテレ側に回転され
ることになる。また、第2の係合縁部12eは、第1の
保合縁部12bに連続し、且つ第1の保合縁部12bよ
りも若干突出して形成されており、切換えレバー12の
ワイド側への切換え時(時計方向回転時)に係合ピン1
4cと接触するものである。
第11図及び第12図に示されるように、第2の切換え
レバー13の無変位保合部13aは、第1の切換えレバ
ー12が回転するとき先端の保合部12fの移動軌跡で
ある円弧形状に形成されており、その長さは、移動筒l
がテレ側位置からワイド側位置へ移動するときのレバー
12の移動行程のほぼ3/4とされている。変位係合部
13bは、無変位保合部13aの延長線よりも内側に位
置され、第1の切換えレバー12の先端保合部12fが
入るほぼ三角形状の凹部とされている。従って、第1の
切換え・レバー12がその移動行程のほぼ3/4まで移
動する時には、先端保合部12fと無変位保合部13a
とが接触することになり、この場合には、単に第1の切
換えレバー12が回転するのみで第2の切換えレバー1
3は回転することがない。第1の切換えレバー12がそ
の移動行程の3/4以上回転すると、先端保合部12f
が無変位保合部13aから変位係合部13bに接触する
ことになり、コイルバネ5により図中時計方向に付勢さ
れている第2の切換えレバー13は第1の切換えレバー
12の回転変位に対応して時計方向に回転することにな
る。このため、移動筒1がその移動行程の3/4以上移
動されると、これに連動してコンバージョンレンズ6が
光軸り内に挿入されることになる。
前記モータスイッチレバー17は、切換えカム14の切
欠き14d内に挿入されてこの挿入時に切換えカム14
の回転を阻止する保合突起17aと、この保合突起17
aが切欠き14d内に位置される時にモータスイッチ1
5をOFFにするスイッチ切換え片17bとを備えてい
る。このモータスイッチレバー17は、保合突起17a
が切欠き14d内に位置されてカム14の回転を阻止す
ると共にモータスイッチ16をONにする係止位置と、
切欠き14d内から係合突起17aが出て切換えカムI
4との係止が解除されると共にモータスイッチ16をO
Nとする係止解除位置との間で回動自在となるように軸
17cを介して基板に取り付けられている。なお、前記
切換えカム14の第1カム面14e及び第2のカム面1
4fは不等長であるため、切換えカム14の一回毎の回
転角度はこれらカム面14e、14fの長さに応じて周
期的に変化することになる。
ラッチセットレバ−18は、係合ピン14cに係合して
モータスイッチレバー17を係止位置側に押動すると共
に切換え操作力が加えられた時にはモータスイッチレバ
ー17を係止位置から係止解除位置に回動させるもので
ある。このため、ラッチセットレバ−18は、モータス
イッチレバー17を係止位置または係止解除位置に切り
換えるためのラッチレバー25が係合するラッチ保合部
18aと、このラッチ係合部18aとラッチレバー25
とによる係止(ラッチ)が解除された後に係合ヒン14
cの押動によってラッチセットレバ−18を時計方向に
回転して再度ラッチ保合部18aとラッチレバー25と
を係止させる第1及び第2の係合押動面18b、18c
とを備えている。
第1の係合押動面18bは、ワイド側からテレ側に切り
換えられる時に保合ピン14cと接するための面である
。また、第2の係合押動面18cは、テレ側からワイド
側に切り換えられる時に保合ピン14cと接するための
面である。
前記ラッチセットレバ−18は、モータスイッチレバー
17の下方にモータスイッチレバー17の取付は軸17
cにより基板に回転自在に取り付けられており、且つコ
イルバネ29により図中反時計方向に付勢されている。
更に、モータスイッチレバー17とラッチセットレバ−
18との間には、モータスイッチレバー17を係止位置
側に付勢するねじりバネ24が介在されている。また、
ラッチレバー25は、コイルバネ25aによって図中反
時計方向に付勢されている。
前記TW切換えつまみ46からモータスイッチレバー1
7への切換え操作力の伝達は、第1の連動部材であるT
Wサブセットスライダ11の左方向移動が、係止部材と
しての伝達レバー26.この伝達レバー26が取り付け
られている第2の連動部材としてのTWセットスライダ
27.前記ラッチレバー25.ラッチセットレバ−18
に順次伝えられることで行われる。
伝達レバー26は、TWサブセットスライダ11の係合
突起11aに係止する爪26aを有し、取付は軸26b
を介してTWセットスライダ27に回動自在に取りイ・
1けられている。この伝達レバー26は、コイルバネ2
6cによって図中時計方向に付勢されている。また、伝
達レバー26がTWサブセットスライダ11の係止部で
ある保合突起11aに係止してその移動終端近くまで移
動される時、この伝達レバー26に当たり、このレバー
26をその爪26aと係合突起11aとの係止を解除す
るように揺動する係止解除ピン30が基板に取り付けら
れている。
TWセットスライダ27は、取付は軸とこの軸が貫通さ
れる長孔とによって、TWサブセットスライダ11のス
ライド方向と同一方向にスライド自在となるように基板
に取り付けられている。このTWセットスライダ27と
TWサブセットスライダ11は、コイルバネ28.29
により、図中右方向に付勢されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
撮影時には、まずレンズカバー開閉つまみ42をスライ
ドさせてレンズカバー43.44を開く。
このレンズカバー43.44が開位置に移動すると、メ
インスイッチ(図示せず)がON状態となり、モータ1
5の駆動回路、シャッタ駆動回路。
測距装置、ストロボ回路等が通電される。
レンズカバー43.44を開いた状態では、第3図に示
されるようにワイド撮影状態となっており、移動筒1が
後退して腕部7aの移動域に入り込んだ位置にセットさ
れている。このワイド撮影状態では、レリーズボタン5
1を押下すると、測距装置が作動して被写体距離に応じ
てレンズホルダー4を光軸りに沿って移動させ、マスタ
ーレンズ3のピント調節を行う。このピント調節後にビ
ハインドシャッタ8が作動してフィルム65を露光させ
る。このシャッタ作動後にモータ15が回転し、その回
転力が減速歯車列19を介して伝達切換え機構20に伝
達される。この伝達切換え機構20は、遊星歯車20c
がフィルム給送側歯車20dに噛合しているから、モー
タ15の回転がフィルム給送側歯車20dに伝達される
。このフィルム給送側歯車20dの回転は、歯車列を介
して歯車67に伝達されるから、巻取りスプール15a
が回転して露光済みフィルム65をその外周に巻き取り
、そしてパトローネ70から引き出した未露光のフィル
ムを露光位置にセットする。また、このフィルム巻−ヒ
げに連動してビハインドシャッタ8がチャージされる。
次に、第3図に示すワイド撮影状態から、第2図に示す
テレ撮影状態に切り換える場合にはTW切換えつまみ4
6をスライドさせればよい。このTW切換えつまみ46
をスライドさせると、これに連動してTWサブセットス
ライダ11が図中左方向に移動して第5図に示す状態か
ら第6図に示す状態となる。これにより、TWサブセッ
トスライダ11の係合突起11aに係止する伝達レバー
26を介してTWセットスライダ27も図中左方向に移
動することになる。この移動により、TWセットスライ
ダ27の係合突起27cがモータスイッチレバー17の
切欠き17dに臨むため、モータスイッチレバー17の
反時計方向の回転が許容されることになる。
また、TWセットスライダ27の係合突起27aによっ
てラッチレバー25が時計方向に回転され、ラッチレバ
ー25とラッチセットレバ−18との係止状態が解除さ
れる。これにより、ラッチセットレバ−18が図中反時
計方向に回転し、これらの間に掛けたねじりバネ24を
介してモータスイッチレバー17も反時計方向に回転し
て、その保合突起17aが切欠き14d内から抜は出る
このモータスイッチレバー17の回転によりモータスイ
ッチ16がONになり、モータ15が通電されて回転す
る。このモータ15の回転により、遊星歯車20cが太
陽歯車20aの回りを公転して切換えカム側歯車20e
に噛合する。これにより、切換えカム側歯車20e、中
間歯車列21を介してモータ15の回転力は切換えカム
14へ伝達され、切換えカム14が時計方向へ回転する
なお、第6図はTWサブセットスライダ11が移動終端
まで移動した直後の状態を示している。
このスライダ11の移動終端までの移動により、伝達レ
バー26が基板から突出形成された係止解除ピン30に
当接して反時計方向に回転することで、保合突起11a
と爪26aとの係止が解除され、TWセットスライダ2
7は図中右方向に移動して復帰しようとする。しかし、
係止解除側に回転されたモータスイッチレバー17の切
欠き17dにTWセットスライダ27の係合突起27c
が係止するようになるため、TWセットスライダ27は
完全には復帰することがない。従って、この状態では、
係合部27bが係合部20fに当たっていないため、遊
星歯車20cがフィルム給送側歯車20eに噛合した状
態が保たれる゛。また、TWセットスライダ27は完全
には復帰することがないものの、伝達レバー26とTW
サブセットスライダ11の保合突起11aとの係止が解
除されて、TWサブセットスライダ11とTWセットス
ライダ27との連結は断たれるため、TW切換えつまみ
46が切換え側に位置された状態であっても、TW切換
えが周期的に切り換わることを防止することができる。
切換えカム14が時計方向に回転し始めると、第7図に
示されるように、その保合ピン14cによって、先ず揺
動規制レバー23が反時計方向に回転する。これにより
、第1の切換えレバー12の係止爪部12aと揺動規制
レバー23の係止突起23aとの係止が解除されるた°
め、第1の切換えレバー12が軸12cを中心にして反
時計方向に回転し、その係合縁部12bが係合ピン14
cに接触して追従する。しかし、保合縁部12bが4分
円弧形状とされているから、第1の切換えレバー12は
切換えカム14力月/4回転終了するまではテレ側に回
転されることはない。
二の1/4回転中に切換えカム14の係合ピン14cと
ラッチセットレバ−18の第1係合押動面18bとが接
触するため、ラッチセットレバ−1日は図中時計方向に
回転され、ラッチレバー25の係止によって初期位置に
復帰される。このラッチセットレバ−18の初期位置復
帰により、ねじりバネ24がチャージされるため、モー
タスイッチレバー17は図中時計方向に付勢されるよう
になる。しかし、円カム部14bの周面に係合突起17
aの先端が当接しているため、モータスイッチレバー1
7は図中時計方向には回転することができず、モータス
イッチ16はON状態が維持される。これにより、ワイ
ド撮影からテレ撮影への切換え時に、モータスイッチ1
6の自己保持がなされる。
第1の切換えレバー12は、第8図に示されるように、
コイルバネ5の弾発復元力によって、切換えカム14の
ほぼ174以上の回転変位による保合ピン14cの移動
に追随して反時計方向に回転する。これにより、移動筒
1が前方に繰り出され、マスターレンズ3がワイド撮影
位置にセットされる。なお、移動筒1のワイド側の位置
決めは、第2図に示されるように、例えば移動筒1の前
面が固定筒55に当たることで行われる。従って、移動
筒1が前方に繰り出されて固定筒55に当たった後は、
移動筒1はその前方移動が規制されるため、第1の切換
えレバー12もこの位置でその回転が規制される。
前記第1の切換えレバー12の先端部12fは、コイル
バネ7cで付勢された第2の切換えレバー13のカム面
に当接しているため、この第2の切換えレバー13が第
1の切換えレバー12に連動する。しかし、この第2の
切換えレバー13は、第11図に示されるように、第1
の切換えレバー12が約3/4だけ回転する間は、無変
位係合部13aが第1の切換えレバー12の一端部12
fに当たっているため、第1の切換えレバー12が回転
しても、これに追従することはない。そして、第12図
に示されるように、残りの1/4を回転する際に、第1
の切換えレバー12の一端部12fが、第2の切換えレ
バー13の変位保合部13bに対面するため、この第2
の切換えレバー13が軸13cを支点にして急速に回転
する。この第2の切換えレバー13が急速に回転すると
、スライドレバー9を介してレンズ出入機構7がこれに
追従するため、揺動腕部7aが反時計方向に回動して、
コンバージョンレンズ6を光軸りに挿入する。したがっ
て、マスターレンズ3がコンバージョンレンズ6から充
分に離れた位置まで移動した時に、コンバージロンレン
ズ6が急速に回動するため、これらのレンズが衝突する
ことがない。
第9図に示されるように、切換えカム14が約1/2以
上回転した時に、モータスイッチレバー17の係合突起
17aが切欠き14d内に挿入されることで、モータス
イッチレバー17は初期位置に復帰し、モータスイッチ
16をOFFとしてモータ15を停止させる。また、モ
ータスイッチレバー17の初期位置復帰により、TWセ
ットスライダ27の係合突起27cとモータスイッチレ
バー17の切欠き17dとの係止状態が解除され、TW
セットスライダ27も図中右方向に移動して、第5図に
示されるような初期位置に復帰する。この初期位置復帰
に伴い伝達切換え機構20のアーム20bの係合部20
fがTWセットスライダ27の保合部27bにより押さ
れ、アーム20bを反時計方向に回転させる。このアー
ム20bが回転すると、遊星歯車20cがフィルム給送
側歯車20d側に強制的に噛合されることになる。
以上の作動により、移動筒1が固定筒55内に収納され
たワイド撮影状態から、第2図に示すように、移動筒1
が固定筒55を通して前方に繰り出され、且つこの移動
筒1の後方の光軸り上にコンバージぢンレンズ6が挿入
されたテレ撮影状態に切り換えられる。
次に、前述したワイド撮影からテレ撮影への切換えと同
様な操作でテレ撮影からワイド撮影への切換えを行うこ
とができる。すなわち、TW切換えつまみ46をスライ
ドさせれば、第10図に示されるように、モータスイッ
チレバー17が切換えカム14の切欠き14aから抜き
出され、これと同時にモータスイッチ16がONとなる
。この時、係止解除ピン30によりTWサブセットスラ
イダ11と伝達レバー26との係止が解除されてTWサ
ブセットスライダ11とTWセットスライダ27との連
結は断たれるため、TW切換えつまみ46が切換え側に
位置されていても、1w切換えが周期的に連続されるこ
とがなくなる。
モータスイッチ16のONにより駆動されたモータ15
の回転力は、歯車列19及び伝達切換え機構20を介し
て切換えカム14に伝達される。
この切換えカム14の回転の初期に、保合ピン14cを
介してラッチセットレバ−1日の第2押動面18cを押
動し、ラッチセットレバ−18を初期位置に戻すと共に
、このラッチセットレバ−18をラッチレバー25によ
り係止する。そして、切換えカムI4が更に回転すると
、保合ピン14Cが第1の切換えレバー12の係合縁部
12eに当たるため、移動筒1を前側に付勢するコイル
バネ5の弾発復元力に抗して係合ビシ14cが第1の切
換えレバー12を押動してこれを時計方向に回転させ、
移動筒1の後退を開始させる。これとともに、第1の切
換えレバー12のワイド撮影側への回転に伴って第1の
切換えレバー12の先端部が第2の切換えレバー13の
係合腕部13aを押動するため、第2の切換えレバーI
3は第1の切換えレバー12の回転に連動して反時計方
向に回転してコンバージョンレンズ6をスライドレバー
9及びレンズ出入機構7を介して光軸から退避させる(
第1図参照)。
引き続いて切換えカム14が回転すると、その保合ピン
14cにより第1の切換えレバー12が更に時計方向に
回転される。この第1の切換えレバー12が時計方向に
最大限押動されると、第11図に示されるように、その
係止爪部12aが揺動規制レバー23の係止突起23a
を乗り越え、この係止爪部12aと係止突起23aとが
係止される。これにより、第1の切換えレバー12は揺
動規制レバー23によりテレ撮影位置でロックされ、反
時計方向に回転することができなくなる。
このロック後も、切換えカムI4が若干回転するため、
係合ピン14cが第2保合縁部12eから離れた位置ま
で移動し、第5図に示す状態に復帰する。
前記切換えカム14及び第1の切換えレバー12が第5
図の状態に戻ると、モータスイッチレバー17が制御カ
ム14の切欠き14dに入り込むので、モータスイッチ
I6がOFFするとともに、TWセットスライダ20も
初期状態に戻る。このTWセットスライダ20により、
遊星歯車20cが切換えカム側歯車20eから外されて
、フィルム給送系側歯車20dに強制的に噛合される。
なお、フィルム65の全コマの撮影が終了すると、周知
のようにモータ15の逆転が自動的に開始され、伝達切
換え機構20を介して巻戻し爪69を回転させる(第4
図参照)。この巻戻し爪69が回転すると、スプール1
5aに巻き取られている露光済みのフィルム65がパト
ローネ7o内に巻き戻される。
上記実施例においては、第1の切換えレバー12に連動
させて第2の切換えレバー13を切り換えてマスターレ
ンズ3の光軸内にコンバージョンレンズ6を挿入するよ
うになっているが、本発明はこれに限定されることなく
、コンバージョンレンズ6の光軸り内への挿入は他の機
構を用いて行うこともできる。
また、上記実施例においては、焦点距離の切換え時に光
軸方向に移動するマスターレンズ3と、テレ撮影時にマ
スターレンズ3の光軸に挿入されるコンバージョンレン
ズ6とで撮影レンズを構成したが、本発明はズームレン
ズを用いることもできるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、焦点距離切換え
つまみの切換え操作を第1の連動部材に伝達してこの連
動部材を変位させ、この連動部材の変位をこの連動部材
の係止部に係止する係止部材を介して、第2の連動部材
に伝えてこの第2の連動部材を変位させ、この変位によ
りモータスイッチ手段を介して焦点距離切換え手段を駆
動するようにされ、且つ係止部材は、第1の連動部材の
移動終端位置近傍で第1の連動部材の係止部との係止が
解除されるように構成されることにより、焦点距離切換
えつまみが切換え側とされて、第1の連動部材がその移
動終端まで移動すると、先ず係止部材と第1の連動部材
とめ係止が解除されるため、係止部材を介して第1の連
動部材に連動される第2の連動部材は係止部材の係止解
除に伴いその付勢手段により初期状態に復帰する。従っ
て、たとえ焦点距離切換えつまみが切換え側に維持され
これに連動して第1の連動部材が切換え側に位置される
場合でも、第2の連動部材は1回のみの往復動の変位を
行うだけであり、この1回のみの往復動変位による焦点
距離切換え開始信号を受けてモータスイッチ手段はモー
タを始動して焦点距離切換えを開始させるとともに、焦
点距離切換え終了後にモータを停止させる。これにより
、焦点距離切換えは第2の連動部材の一回毎の往復動に
より一回毎に完結することになり、たとえ焦点距離切換
えつまみが切換え側に維持される場合でも、焦点距離が
例えばT→W−4Tのように連続して周期的に切り換え
られることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の焦点距離切換えカメラの要部を示す
斜視図である。 第2図は、テレ撮影状態にセットされた焦点距離切換え
カメラの要部の断面図である。 第3図は、ワイド撮影状態にセットされた焦点距離切換
えカメラの要部の断面図である。 第4図は、TW切換え装置を示す斜視図である。 第5図は1、第4図に示すTW切換え装置の平面図であ
る。 第6図ないし第10図は、TW切換え装置の作動を順を
追って説明するための平面図である。 第11図は、ワイド撮影状態にセットされた第1及び第
2切換えレバーの関係を示す平面図である。 第12図は、テレ撮影状態にセットされた第1及び第2
切換えレバーを示す平面図である。 第13図は、本発明の焦点距離切換えカメラの外観図で
ある。 1・・・移動筒 3・・・マスターレンズ 6・・・コンバージョンレンズ 8・・・ビハインドシャッタ 10・・・TW切換え装置 11・・・TWサブセットスライダ(第1の連動部材) 12・・・第1の切換えレバー 13・・・第2の切換えレバー 14・・・切換えカム 15・・・モータ 16・・・モータスイッチ 17・・・モータスイッチレバー 18・・・ラッチセットレバ− 20・・・伝達切換え機構 23・・・揺動規制レバー 25・・・ラッチレバー 26・・・伝達レバー(係止部材) 27・・・TWセットスライダ(第2の連動部材) 30・・・係止解除ピン 46・・・TW切換えつまみ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの回転力を焦点距離切換系に伝達して撮影
    レンズの焦点距離切換えを行うようにした焦点距離切換
    えカメラにおいて、 焦点距離切換えつまみに連動して変位する第1の連動部
    材と、この第1の連動部材に形成された係止部と、この
    係止部に係止し且つ第1の連動部材の移動終端位置近傍
    で係止部との係止が解除される係止部材と、この係止部
    材を取り付けるとともに、係止部材を介して前記第1の
    連動部材に連動して移動する第2の連動部材と、この第
    2の連動部材が変位した時に前記モータを始動して焦点
    距離切換えを開始させるとともに、焦点距離切換え終了
    後にモータを停止させるモータスイッチ手段と、前記第
    1及び第2の連動部材それぞれを初期位置に復帰するた
    めの付勢手段とを設けたことを特徴とする焦点距離切換
    えカメラ。
  2. (2)前記第1の連動部材は前記焦点距離切換えつまみ
    に連動して平行移動するスライダであり、前記第2の連
    動部材はこのスライダと同方向に平行移動するスライダ
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の焦
    点距離切換えカメラ。
  3. (3)前記係止部材は、前記係止部に係止する係止爪を
    有し第2の連動部材に軸着される伝達レバーであり、こ
    の伝達レバーは、第1の連動部材の移動終端位置近傍で
    係止解除ピンに当たり揺動して前記係止部との係止を解
    除するようにされていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の焦点距離切換えカメラ。
  4. (4)前記モータスイッチ手段は、モータをON・OF
    Fするモータスイッチと、モータにより回転する切換え
    カムと、前記第2の連動部材の変位に連動してモータス
    イッチをONとするとともに前記切換えカムに係合して
    焦点距離切換え終了後にモータスイッチをOFFとする
    モータスイッチレバーとからなることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第3項いずれか記載の焦点距離
    切換えカメラ。
  5. (5)前記撮影レンズは、焦点距離の切換え時に光軸方
    向に移動するマスターレンズと、望遠時にマスターレン
    ズの光軸に挿入されるコンバージョンレンズとからなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項い
    ずれか記載の焦点距離切換えカメラ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60128423A (ja) * 1983-12-15 1985-07-09 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 光学系切換式カメラ
JPS6216942B2 (ja) * 1976-08-27 1987-04-15 Chinoin Gyogyszer Es Vegyeszeti Termekek Gyar

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