JPH01169197A - プロテクター付ホースの製法 - Google Patents

プロテクター付ホースの製法

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JPH01169197A
JPH01169197A JP32784887A JP32784887A JPH01169197A JP H01169197 A JPH01169197 A JP H01169197A JP 32784887 A JP32784887 A JP 32784887A JP 32784887 A JP32784887 A JP 32784887A JP H01169197 A JPH01169197 A JP H01169197A
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hose
protector
vulcanized
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mandrel
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Satoshi Fukamachi
聡 深町
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野)     ゛ 本発明は自動車用のヒータホース等に利用されるプロテ
クター付ホースの製法に藺するものであ机 (従来の技術) 近年、自動車に装着されているホースは、他の部品点数
が増加し、その配置が複雑化するのに伴って、形状が複
雑でホース長が長いものが要求され、同ホニスを操護す
るためその外周面にプロテクターを組付けることが必要
となる場合が増えている。    。
そのようなプロ手りター付ホースの製法としては、第6
図に示すように、加硫して所定の曲がり形状を付与した
ホース1】の外周に長平方向に半割れの割れ目を有する
プロテクター12をホース11に沿って組付けて被覆し
、同プロテクター12の外周を複数個所にわたってテー
プ14で止めて固定する方法がある。
また、別の製法として、第7図に示すように、加硫して
所定の曲がり形状を付与したホース11に加硫ゴムより
なる真っ直ぐなプロテクター13を、第8図に示すよう
に嵌挿する方法がある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の製法のうち、前者の製法により得られる製品
は、プロテクター12がホース11の外周面に密接しな
いので、外観が悪く、後者の製法ではプロテクター13
のゴム弾性によりホース11の曲がり部Rが伸び、所望
する製品とならず、また再製法ともホース11の両端部
に配管を固定するためのクリップを取付ける部分が容易
に得られないという問題点があった。
本発明の目的1よ上記問題点を解消し、プロテクターと
ホースとの密接性がよく、外観に優れるとともに、ホー
ス端部にクリップを取付ける部分が容易に得られるプロ
テクター付ホースの製法を提供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、未加硫状態の長尺
状ホースの外周面に対し、未加硫状態のプロテクターを
引伸ばしながら被覆した後、所定長さに切断し、所定の
曲がり形状を有するマンドレルに嵌挿して加硫するとい
う構成を採用している。
(作用) 上記構成を採用したことにより、未加硫状態のプロテク
ターを引伸ばしながら被覆することによってプロテクタ
ーがホースの外周面全体にわたって十分に密接するとと
もに、所定長さに切断したときホース両端部のプロテク
ターが収縮し、さらにマンドレルに嵌挿して加硫するこ
とによってプロテクターはさらに収縮し、ホースの両端
部はプロテクターがない状態となる。
(実施例) 以下に本発明を具体化した一実施例を第1〜5図に基づ
いて説明する。
第1図に示すように、巻回された長尺状のホース1は、
上下に3つのローラを備えた送りローラ2内を通って先
へ送られるようになっている。同ホース1は未加硫状態
のゴムでエチレン・プロピレン・ジエン共重合体(EP
DM)が使用され、合成繊維で補強されている0寸法は
内径16w+a、外径24m5である。上記送りローラ
2の先には、離型剤りが満たされた容器3が配設され、
同容器3の上方にはホース1を押さえてこれを離型剤り
内に浸漬する押圧部材4が備えられている。上記離型剤
りはシリコーンの20〜30重量%水溶液である。この
離型剤りとしては、樹脂成形において通常用いられてい
るものが使用される。
上記容器3の先には、ホースlの外周部にプロテクター
5を被覆するための押出機6が配設されている。プロテ
クター5は未加硫状態のゴムで、前記ホースlと同様の
EPDMが使用される。上記押出機6の先には、前記送
りローラ2と同様の構造の引張りローラ7が配設されて
いる。そして、同引張りローラ7で引っ張られた外周部
にプロテクター5が被覆されたホース1が巻取り部Tで
巻き取られるようになっている。
次に、上記のように構成された装置を使用してプロテク
ター付ホースを製造する方法及び作用、効果について説
明する。
第1図に示すように、まず、巻回された未加硫状態のE
PDM製のホース1が送りローラ2によって所定の速度
で送られる。送りローラ2によって送られたホース1は
、押圧部材4により下方へ押圧されて容器3内の離型剤
り中に浸漬され、その外周面に離型剤りが付着される。
離型剤りが付着されたホース1は押出機6へ送られる。
押出機6においては、プロテクター5の原料となるEP
0Mが供給され、加熱溶融されながら押し出され、ホー
ス1の外周面に被覆される。そして、プロテクター5が
被覆されたホース1は所定の速度で押し出される。
押出機6から押し出されたホース1は引張りローラ7で
引っ張られる。このとき、引張りローラ7で引っ張る速
度は上記押出機6でプロテクター5を押し出す速度より
も約10%速く設定されている。そのため、外周部のプ
ロテクター5は内周部のホース1に比べて長手方向に一
層引っ張られた状態となって、プロテクター5の押出し
方向の歪みが大きくなる。この引張りローラ7で引っ張
られたホース1は順次巻取り部Tで巻回される。
その際、プロテクター5はホース1に対して収縮しよう
とする力が働くので、巻取り部Tにおいてプロテクター
5が収縮しないようにホース1の先端部はプロテクター
5とともに、固定されている。
このようにして巻き取られたホース1から300mmの
長さ単位に切断すると、第2図(a)及び(b)に示す
ように、中心部のホース1の外周部には離型剤りが被覆
され、その外周部にはプロテクター5が被覆された形態
を有し、プロテクター5はホース1に対し離型剤りを介
して隙間なく密接している。上記ホース1を切断する長
さは、用途、使用個所等の条件により100〜500m
m程度の範囲内で適宜選択される。上記プロテクター5
の端部はホース1の端部より内側にある。即ち、プロテ
クター5の端部はホース1の端部において収縮により短
くなる。これは前記のように、プロテクター5がホース
1よりも引っ張られた状態で巻き取られているので、切
断時に両端部において収縮する力が働くためである。ま
た、前記離型剤りはプロテクター5にクランクが入った
場合でも、そのクランクがホース1へ伝播しないように
する機能を有している。従って、プロテクター5とホー
ス1とが完全に接着する状態は好ましくない。
このようなプロテクター5が被覆されたホース1を、第
3図に示すように、所定形状のマンドレル8の一端から
挿入し第4図に示す状態とする。
次いで、これを150℃、30〜60分の条件で加硫す
る。すると、加硫によってプロテクター5の端部がホー
ス1の端部に対し一層収縮し、全体の収縮量は20〜b ター5の厚さは約2mmである。
そこで、第5図に示すように、上記マンドレル8を抜い
てホース1の両端部に金属の配管9を接続したとき、同
配管9とホース1とを固定する長さ10〜15+u+の
クリップ1oが取り付けやすい。
上記のように、本実施例のプロテクター付ホースの製法
によれば、プロテクター5をホース1の外周面に対して
押出機6で押出成形し、かつ引張りローラ7で引き伸ば
しているため、双方の密接性がよく、外観に優れている
。また、ホース1端部に対しプロテクター5が切断時及
び加硫時に収縮するため、ホースl端部にクリップ1o
を取付ける部分が加硫の終了と同時に得られる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、次のよ
うに構成することもできる。
(1)ホース1に対するプロテクター5の収縮率を変え
る方法としては、引張りローラフにおけるプロテクター
付ホースの引張り速度を押出機6におけるプロテクター
5の押出速度に対して適宜変化させる方法があげられる
。即ち、引張りローラ7におけるプロテクター付ホース
の引張り速度を、押出機6におけるプロテクター5の押
出速度に対してより大きくすれば、プロテクター5の収
縮率を大きくすることができ、逆にその引張り速度を小
さ(すれば収縮率を小さくすることができる。
また、加硫条件を変化させることにより、プロテクター
5のホース1に対する収縮率を変化させることも可能で
ある。
このようにして、プロテクター5のホース1に対する収
縮率を変化させることによって、プロテクター5の端部
をホース1の端部より所定長゛さだけ短いものとし、そ
の部分のホース1に所望のクリップ10を取付けること
ができる。
(2)ホースlの材質としては、上記実施例ではEPD
Mを使用したが、目的、用途に応じて天然ゴム、スチレ
ン・ブタジェン共重合ゴム(SBR)、ブタジェンゴム
(BR)、アクリロニ1リル・ブタジェン共重合ゴム(
NBR)、エピクロルヒドリンゴム等が使用され、プロ
テクター5の材質としては、上記実施例のEPDM以外
にクロロプレンゴム(CR) 、アクリルゴム、その他
ソリッドゴムが使用される。
(3)本発明により得られるプロテクター付ホースは、
自動車用のヒータホースをはじめ、ブレーキホース、ク
ーラホース、フューエルホース、うジエータホース等に
好適に使用される。
発明の効果 本発明のプロテクター付ホースの製法によれば、プロテ
クターとホニスとの密接性がよく、外観に優れるととも
に、ホース端部にクリップを取付ける部分が容易に得ら
れるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明の実施例を示す図であって、第1図
はプロテクター付ホースの製造工程を示す概略正面図、
第2図(a)はプロテクターが被覆−されたホースの断
面図、第2図(b)は第2図(a)の側断面図、第3図
はプロテクターが被覆されたホースをマンドレルに挿入
する状態を示す一部断面図、第4図はプロテクターが被
覆されたホースがマンドレルに挿入され、加硫された状
態を示す一部断面図、第5図はプロテクター付ホースに
配管を取り付けた状態を示す一部断面図、第6〜8図は
従来例を示す図であって、第6図は半□割りプロテクタ
ーを用いたホースの正面図、第7図は加硫状態のホース
に未加硫状態のプロテクターを挿入する状態を示す一部
断面図、第8図は加硫状態のホースに未加硫状態のプロ
テクターを挿入する状態を示す一部断面図である。 1・・・長尺状のホース、5・・・ローラ、8・・・マ
ンドレル、L・・・離型剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.未加硫状態の長尺状ホース(1)の外周面に対し、
    未加硫状態のプロテクター(5)を引伸ばしながら被覆
    した後、所定長さに切断し、所定の曲がり形状を有する
    マンドレル(8)に嵌挿して加硫することを特徴とする
    プロテクター付ホースの製法。
  2. 2.所定長さに切断したとき、プロテクター(5)の端
    部がホース(1)の端部において収縮により短くなり、
    かつ加硫したときにさらにプロテクター(5)の端部が
    ホース(1)の端部において収縮により短くなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のプロテクター
    付ホースの製法。
  3. 3.未加硫状態の長尺状ホース(1)は、その外周面が
    離型剤Lで被覆されたものである特許請求の範囲第1項
    に記載のプロテクター付ホースの製法。
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