JPH01168442A - ポリイミド製ハニカムコア及びその製法 - Google Patents

ポリイミド製ハニカムコア及びその製法

Info

Publication number
JPH01168442A
JPH01168442A JP32890487A JP32890487A JPH01168442A JP H01168442 A JPH01168442 A JP H01168442A JP 32890487 A JP32890487 A JP 32890487A JP 32890487 A JP32890487 A JP 32890487A JP H01168442 A JPH01168442 A JP H01168442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layers
laminate
aromatic polyimide
sheet materials
transition temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32890487A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Mitsui
光井 一彦
Kazuo Kumamoto
熊本 一雄
Keiichiro Koyashiki
啓一郎 古屋敷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP32890487A priority Critical patent/JPH01168442A/ja
Priority to US07/290,461 priority patent/US4921745A/en
Publication of JPH01168442A publication Critical patent/JPH01168442A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、耐熱性の高いハニカムコアに関する。さらに
詳しくは本発明は、サンドイッチ構造体をなし、航空機
、鉄道車両、自動車、ホバークラフト、・建築物等の構
造物の他、人工衛星などの宇宙構造物、例えば、人工衛
星の展開形の太陽電池パドルなどに好適に使用すること
のできる耐熱性ハニカムコアに関するものである。
[従来技術の説明] 従来、アルミ箔などの金属箔製ハニカムコア(特公昭5
9−40621号公報)、または、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル。
ポリエステルなどの熱可塑性樹脂からなるプラスチック
フィルム製ハニカムコア(特公昭59−32306号公
報、特開昭60−190340号公報、および同60−
245547号公報)、紙製ハニカムコアなどが、すで
に、よく知られている。
しかしながら、これまでに知られているハニカムコアは
、軽量性と耐熱性との双方において充分に満足できると
は言えない。
一方、芳香族ポリイミドは、材質として軽量性と耐熱性
との双方を備えたものではあるが、従来知られている芳
香族ポリイミドシートまたはフィルムが高温に加熱して
も簡単に屈曲変形性を示さないものであり、また、シー
トまたはフィルムを使用する展張法によるハニカムコア
の製法において使用できる適当な接着剤が存在しなかっ
たために、従来、芳香族ポリイミド製のハニカムコアは
、工業的に製造されたことがなく、従って、−般に使用
されていない状態にある。
[解決しようとする問題点] 本発明は、従来、工業的に製造することができなかった
芳香族ポリイミド製ハニカムコアをはじめて提供するも
のであり、しかも、その芳香族ポリイミド製ハニカムコ
アを工業的に製造することができる方法をはじめて提供
するものである。
本発明は、特定の二次転移温度を有し、加熱変形性を有
する芳香族ポリイミドシート材と、特定の耐熱性の接着
剤とからなり、それらによってハニカム構造が形成され
ている、軽量で耐熱性を有し、特に宇宙空間で使用する
場合に耐放射線性に優れた、新規な芳香族ポリイミド製
ハニカムコア(ハニカム構造体)、および、前記の特定
のシート材と接着剤とを使用して、展張法によって、前
記ハニカムコアを製造する方法に関する。
[問題点を解決するための手段1 本発明は、250℃〜400℃の範囲に二次転移温度を
有する芳香族ポリイミドシート材の複数層が、その各シ
ート材の間に備えられた、前記二次転移温度以上の温度
において前記シート材間の接着を保持しうる耐熱性の接
着剤層によって断続的に接着され積層されている積層体
からなり、前記積層体の各接着剤層が、該シート材間の
同一層内では一定間隔で配置されており、しかも、隣合
う各層ではそれぞれ一定間隔で互いにずれて配置されて
いる状態にあり、さらに、 その積層体が、積層方向に展張されていて、ハニカム構
造が形成されていることを特徴とするポリイミド製ハニ
カムコアに関する。
前記のハニカムコアは、前述の芳香族ポリイミドシート
材を複数層重ね合せながら、該シート材の各層間に、前
記二次転移温度以上の温度において前記シート材間の接
着を保持しうる耐熱性の接着剤を、該シート材間の同一
層間では一定間隔で配置され、しかも隣合う各層ではそ
れぞれ一定間隔で互いにずれて配置された状態になるよ
うに、順次付着して、多数の断続的な接着剤層を介して
接着拳積層された積層体を形成し、次いで、その積層体
を前記二次転移温度以上の温度下で積層方向に展張して
、ハニカム構造体を形成する製法により、有利に製造す
ることができる。
本発明で使用する芳香族ポリイミドシート材は、250
℃〜400℃、好ましくは260℃〜380℃の範囲に
二次転移温度を有する芳香族ポリイミドシート材(本明
細書において芳香族ポリイミドフィルムも含む)である
なお、前記の二次転移温度は、例えば、レオメトリック
ス社製のメカニカルスペクトロメーターなどを使用して
動的粘弾性を測定する動的粘弾性測定法によって決定さ
れた二次転移温度であればよい。
前記の芳香族ポリイミドシート材は、100℃での引張
試験において測定された伸長率が120%以上、特に1
30〜300%程度であり、厚さが5〜5000gm、
特に10〜3000pm、さらに好ましくは20〜20
00 gm程度であって、さらに、平面性を有する長尺
のシート材(幅が約1〜50mm、特に2〜40 m 
m程度である帯状の長尺シート材が好適である)または
該長尺シート材を所定の寸法に裁断したシート材である
ことが好ましい。
前記のシート材は、芳香族テトラカルボン酸成分と芳香
族ジアミノ成分とを重合することによって得られる溶媒
可溶性ポリアミック酸またはポリイミドが、アミド系溶
媒、フェノール系溶媒などの有機極性溶媒に均一に溶解
しているポリマー溶液を、製膜用のドープ液として使用
して、溶液流延法などで製膜および加熱処理することに
よって、製造されている前述の二次転移温度を示す芳香
族ポリイミドシート材が好ましい。
前記のポリマー溶液の製造に使用することができる芳香
族テトラカルボン酸成分としては、例えば、2,3.3
’ 、4’−または3.3’ 、4゜4′−ビフェニル
テトラカルボン酸、3.3’ 。
4.4′−ベンゾフェノンテトラカルポン酸、ビス(3
,4−カルボキシフェニル)メタン、2゜2−ビス(3
,4−カルボキシフェニル)プロパン、そして、それら
の芳香族テトラカルボン酸の二無水物、エステル化物、
塩など、あるいは、それらの化合物の混合物を挙げるこ
とができる。
本発明の製法において使用される前記シート材において
は、3.3’ 、4.4°−ビフェニルテトラカルボン
酸二無水物などで代表されるビフェニルテトラカルボン
酸類を特徴とする特に好ましくは、全酸成分に対して6
0モル%以上、さらに好ましくは70モル%以上を含有
する)芳香族テトラカルボン酸成分を使用して重合を行
い調製されたポリマー溶液から製膜されたビフェニルテ
トラカルボン酸系の芳香族ポリイミドシート材が、前述
の二次転移温度を好適に示し、製膜性およびハニカム構
造体の形成性、あるいはシート材自体の耐熱性、耐放射
線性、および機械的物性などの点において特に好ましい
前述のビフェニルテトラカルボン酸類を主成分とする芳
香族テトラカルボン酸成分においては、ビフェニルテト
ラカルボン酸類と共に、前述の種々の芳香族テトラカル
ボン酸類のほかに、ピロメリット酸またはその酸二無水
物が併用されていてもよい。
前記のポリマー溶液の製造に使用することができる芳香
族ジアミン成分としては、ベンゼン環を少なくとも2個
以上、特に2〜5個有する芳香族ジアミン化合物を主成
分として含有する芳香族ジアミン成分が好ましく、例え
ば、4,4′−ジアミノジフェニルエーテル、3,4′
−ジアミノジフェニルエーテル、3,3°−ジアミノジ
フェニルエーテルなどのジフェニルエーテル系ジアミン
化合物、4,4′−ジアミノジフェニルスルホン、3,
4°−ジアミノジフェニルスルホンなどのジフェニルス
ルホン系ジアミン化合物、4゜4′−ジアミノジフェニ
ルメタン、3,4′−ジアミノジフェニルメタン、3.
3’−ジアミノジフェニルメタンなどのジフェニルメタ
ン系ジアミン化合物、1.4−ビス(4−アミノフェノ
キシ)ベンゼン、オルソトリジン、オルソトリジンスル
ホンなどの芳香族ジアミン化合物を挙げることができる
本発明では、例えば、ビフェニルテトラカルボン酸類を
80モル%以上含有する芳香族テトラカルボン酸成分と
、ジアミノジフェニルエーテル、ジアミノジフェニルメ
タン、ジアミノジフェニルスルホンなどのベンゼン環を
2個以上有する芳香族ジアミンを80モル%以上含有す
る芳香族ジアミン成分とを、有機極性溶媒中、適当な重
合温度で重合して、高分子量の可溶性ポリマー(ビフェ
ニルテトラカルボン酸系の芳香族ポリアミック酸又は芳
香族ポリイミド)を生成させて得られるポリマー濃度約
5〜30重量%のポリマー溶液を調製し、前記ポリマー
溶液をドープ液として使用して、金属製ベルト、金属製
ドラムのような、表面が平滑な支持体の表面上に流延し
てポリマー溶液の薄膜を形成しく溶液流延法)、続いて
、約50〜300℃の温度で、その薄膜から有機極性溶
媒を蒸発除去して(必要であれば、ポリアミック酸をイ
ミド環化して)、さらに必要であれば。
最高300℃〜600℃の温度まで加熱して固化膜を熱
処理して均一な芳香族ポリイミド膜を形成する方法によ
って得られたビフェニルテトラカルボン酸系の芳香族ポ
リイミドシート材が最適である。
前記のシート材の製造に使用するドープ液用の有機極性
溶媒としては、ポリアミック酸溶液においては、例えば
、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホルムアミド
、ジエチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジエ
チルアセトアミド、ジメチルスルファミドなどのアミド
系溶媒を挙げることができ、ポリイミド溶液においては
、フェノール、クレゾール、ハロゲン化フェノール(パ
ラクロルフェノール等)などのフェノール系溶媒を挙げ
ることができる。
尚、本発明において、前記シート材の形成に使用する芳
香族ポリイミドまたは芳香族ポリアミック酸は、その対
数粘度が0.5〜7.0(測定温度:50℃、測定濃度
:0.5g7100m文溶媒、溶媒:パラクロルフェノ
ール、又はN−メチル−2−ピロリドン)の範囲内にあ
るものが好ましい。
本発明において使用されている接着剤層は、前記芳香族
ポリイミドの二次転移温度以上の温度において前記シー
ト材間の接着を保持しうる熱硬化性接着剤または耐熱性
接着剤からなるものであり、耐熱性接着剤として例えば
、エポキシ系耐熱性接着剤、ポリイミド系耐熱性接着剤
、ポリベンズイミダゾール系耐熱性接着剤などを挙げる
ことができる。
前記の耐熱性接着剤としては、特に、芳香族テトラカル
ボン酸と、芳香族ジアミンと、不飽和基を有するモノア
ミン化合物またはモノカルボン酸化合物とを反応させる
ことによって得られる末端に不飽和基を有する芳香族イ
ミドオリゴマー(特願昭62−209341号明細書を
参照)を好適に挙げることができる。
前記の芳香族イミドオリゴマーは、融点が270℃以下
、特に好ましくは250℃以下であOlしかも、前記シ
ート材の加熱接着を行なった後の接着剤層についての転
移温度Tgが、前記芳香族ポリイミドの二次転移温度よ
り約5℃以上、特に好ましくは10℃以上高いこと、ま
たは、約290℃〜450℃、特に300℃〜400℃
程度であることが、後述の積層体の高温度での展張を行
なう際に高いレベルの接着力を保持することができるの
で、最も好適である。
本発明の方法においては、まず、第1図に示すように、
前述の芳香族ポリイミドシート材2を複数層重ね合わせ
ながら、該シート材2の各層間に、前述の耐熱性の接着
剤を、 (a)該シート材2の間の同一層間では一定間隔で配置
されており、しかも、 (b)隣合う各シート材2の間の層ではそれぞれ一定間
隔で互いにずれて配置されている状態になるように、 順次付着して、必要であれば、50℃〜270℃、特に
60℃〜250℃で加熱処理して、多数の断続的な接着
剤層3を介して接着・積層された積層体1を形成する。
前記の断続的な接着剤層の長さ、及び、前記のシート材
2の間の同一層間における接着剤層の間隔は、第2図に
示すように、本発明のハニカムコアBの多角形のハニカ
ム構造A(例えば、六角形)の少なくとも一つの辺Cを
形成するのに適当な長さを適宜選択すればよく、例えば
、接着剤層の長さは約1〜50 m m、特に、3〜3
0mm程度であればよく、また、接着剤層の間隔は、正
六角形に近いハニカム構造を形成する場合には、前記接
着剤層の長さの3倍程度の長さであればよい。
前記の積層体の製造において、各シート材間の接着剤層
による(加熱)接着は、各シート材の各層毎に行なって
もよく、また、すべてのシート材の間に接着剤を付着さ
せた後、得られた未加熱処理の積層体の全体を一挙に加
熱処理して、接着層によるシート材の接着・積層を行な
うこともできる。
次いで、前記積層体が長尺状の積層体である場合には、
その幅方向に裁断し、所定の形状を有する積層体とする
。必要ならば前記の積層体または長尺状積層体を、さら
に接着層と直交する方向(長尺状シートの投手力向)に
裁断して所定の形状を有する積層体としてもよい、前記
の裁断は。
バンドソーなど従来公知の裁断装置を用いて行うことが
できる。
本発明の製法においては、前述のようにして製造した積
層体を、前記二次転移温度以上の温度下、特に二次転移
温度より1〜20℃程度高い温度下で、積層方向(第2
図に示すW方向)に、適当な展張力を加えて展張して、
第2図に示すようなハニカム構造Aを形成して、芳香族
ポリイミド製ハニカムコアを製造するのである。
本発明の方法では、前述のように、積層体の高温での展
張を行って、ハニカム構造を形成した後、そのハニカム
構造を保持した状態で、常温にまで冷却して、芳香族ポ
リイミド製ハニカムコアを得ることが好ましい。
本発明の製法では、前記の冷却は、その条件などが特に
限定されるものではなく、公知の方法、条件などを採用
することができる。
以下、本発明の実施例を示す。
[実施例1] 3.3’、4.4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物(s−BPDA)と、4.4′−ジアミノジフェニ
ルエーテル(D A D E)とから得られた芳香族ポ
リイミド(対数粘度;3.4)のパラクロルフェノール
溶液から溶液流延法で製膜された厚さ50pm、幅2c
mである帯状の芳香族ポリイミドシート(動粘弾性測定
法による二次転移温度:285℃、100℃での引張試
験における伸長率; 130%、二次転移温度での引張
試験における伸長率;250%)を準備した。
また、一方、2,3.3’、4’−ビフェニルテトラカ
ルボン酸二無水物(a−BPDA)と、4.4′−ジア
ミノジフェニルエーテル(DADE)と、プロパギルア
ルコールとを反応させて得られた「末端に不飽和基を有
する末端変性イミドオリゴマー」 (25℃の対数粘度
;0.6、融点;203℃、および加熱硬化物のTg;
342℃)が、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)
に溶解している接着剤を準備した。
前記の芳香族ポリイミドシート材(長さ732cm)を
20層重ね合わせながら、該シート材の各層間に前記の
耐熱性のイミドオリゴマー系接着剤の溶液を順次塗布し
、そして、その塗布層を約80℃で乾燥して付着して、
さらに、その積層体を260℃に加熱して、多数の断続
的な接着剤層を介して接着・積層された積層体を形成し
、次いで、その積層体を295℃の温度下で積層方向に
展張して、ハニカム構造体を形成して、最後に常温に冷
却して、芳香族ポリイミド製ハニカムコアを製造した。
前記のシート材の間の各層での接着剤の塗布において、
接着剤層が、該シート材間の同一層間では約21mmの
一定間隔で、しかもその長さ7mmで配置されており、
しかも、隣合う各層ではそれぞれ前記間隔の半分づつ一
定間隔で互いにずれて配置されている状態になるように
、行なわれた。
前述のようにして製造された芳香族ポリイミド製ハニカ
ムコアは、25℃での強度試験において、圧縮強度が5
.5kg/crn’以上であった。
これらの強度は、前記ハニカムコアが200”Olで加
熱された状態においても、25℃での初期値の80%以
上が保持されており、さらに、前記ハニカムコアが−6
0”Oまで冷却された状態においても、25℃での初期
値の90%以上が保持されていた。
C発明の作用効果] 本発明は、高い機械的強度および優れた耐熱性を有し、
特に宇宙空間において使用する場合の耐放射線性に優れ
た芳香族ポリイミド製ハニカムコアを初めて提供するも
のであり、また1本発明の製法は、特定の芳香族ポリイ
ミドシート材と、耐熱性の接着剤とを使用して、芳香族
ポリイミド製ハニカムコアを工業的に製造する方法を初
めて提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明において2、芳香族ポリイミドシート
材と耐熱性の接着剤とを使用して、形成される積層体の
一例を示す斜視図であり、第2図は、本発明の芳香族ポ
リイミド製ハニカムコアの一例を示す平面図である。 1:a層体、2:シート材、3:接着剤層、A:ハニカ
ム構造、B:ハニカムコア、C:ハニカム構造を形成す
る一辺 特許出願人  宇部興産株式会社 代 理 人  弁理士 柳川泰男 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、250℃〜400℃の範囲に二次転移温度を有する
    芳香族ポリイミドシート材の複数層が、その各シート材
    の間に備えられた、前記二次転移温度以上の温度におい
    て前記シート材間の接着を保持しうる耐熱性の接着剤層
    によって断続的に接着され積層されている積層体からな
    り、 前記積層体の各接着剤層が、該シート材間の同一層内で
    は一定間隔で配置されており、しかも、隣合う各層では
    それぞれ一定間隔で互いにずれて配置されている状態に
    あり、さらに、 その積層体が、積層方向に展張されていて、ハニカム構
    造が形成されていることを特徴とするポリイミド製ハニ
    カムコア。 2、250℃〜400℃の範囲に二次転移温度を有する
    芳香族ポリイミドシート材を複数層重ね合せながら、該
    シート材の各層間に、前記二次転移温度以上の温度にお
    いて前記シート材間の接着を保持しうる耐熱性の接着剤
    を、該シート材間の同一層間では一定間隔で配置され、
    しかも隣合う各層ではそれぞれ一定間隔で互いにずれて
    配置された状態になるように、順次付着して、多数の断
    続的な接着剤層を介して接着・積層された積層体を形成
    し、次いで、その積層体を前記二次転移温度以上の温度
    下で積層方向に展張して、ハニカム構造体を形成するこ
    とを特徴とするポリイミド製ハニカムコアの製法。
JP32890487A 1987-12-25 1987-12-25 ポリイミド製ハニカムコア及びその製法 Pending JPH01168442A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32890487A JPH01168442A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 ポリイミド製ハニカムコア及びその製法
US07/290,461 US4921745A (en) 1987-12-25 1988-12-27 Honeycomb structure of aromatic polyimide

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32890487A JPH01168442A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 ポリイミド製ハニカムコア及びその製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01168442A true JPH01168442A (ja) 1989-07-03

Family

ID=18215388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32890487A Pending JPH01168442A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 ポリイミド製ハニカムコア及びその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01168442A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03182332A (ja) * 1989-12-13 1991-08-08 Mitsui Toatsu Chem Inc ポリイミド製ハニカムコアおよびその製造法
JP2011513096A (ja) * 2008-02-26 2011-04-28 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 高剪断強度を有するコア及びそれから作製された物品
JP2011530444A (ja) * 2008-08-12 2011-12-22 ヴェバスト アクチェンゲゼルシャフト 太陽電池装置を有する車両表面部材

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03182332A (ja) * 1989-12-13 1991-08-08 Mitsui Toatsu Chem Inc ポリイミド製ハニカムコアおよびその製造法
JP2011513096A (ja) * 2008-02-26 2011-04-28 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 高剪断強度を有するコア及びそれから作製された物品
JP2011530444A (ja) * 2008-08-12 2011-12-22 ヴェバスト アクチェンゲゼルシャフト 太陽電池装置を有する車両表面部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI408200B (zh) 新穎之聚醯亞胺膜、使用其所得之黏著膜、及可撓性金屬貼合積層板
US8691131B2 (en) Polyimide film
JPH01192536A (ja) ポリイミド製ハニカムコア及びその製造法
JPH10275752A (ja) 張合わせウエハ−及びその製造方法、基板
KR20160026775A (ko) 폴리이미드 필름 배열체 및 이의 제조와 조립
JP4536335B2 (ja) ポリイミドヒ−タ−
JPS62140822A (ja) ポリイミド積層シ−トおよびその製造法
KR100673339B1 (ko) 금속 필름/방향족 폴리이미드 필름 복합 웹의 롤
US4921745A (en) Honeycomb structure of aromatic polyimide
JPH01168442A (ja) ポリイミド製ハニカムコア及びその製法
JPS62181122A (ja) ポリイミドシ−ト成形体の製法
US9839136B2 (en) Fabrication of a flexible circuit board
JPH03180343A (ja) 多層押出ポリイミドフィルムの製法
JP2002240195A (ja) ポリイミド銅張板
JP4123665B2 (ja) 耐熱性樹脂ボ−ド及びその製造法
JP7144614B2 (ja) グラファイトシート用多層ポリイミドフィルム、その製造方法およびそれから製造されるグラファイトシート
JP2010024389A (ja) ポリイミド構造体、その製造方法および積層フィルム、デバイス構造体
JP3815911B2 (ja) フィルムキャリアテ−プ
JP2006044254A (ja) 分子の配向が制御された合成樹脂フィルムの製造方法、およびその利用
JP4316931B2 (ja) 芳香族ポリイミド組成物から成るフィルムおよびその製造方法
JPH01228832A (ja) ポリイミド製ハニカムコア及びその製法
JPH115264A (ja) スパイラル管状物およびその製造方法
JPH11149978A (ja) スパイラル管状ヒーターおよびその製造方法
JP4743131B2 (ja) 張合わせウエハ−及びその製造方法、基板
JPH01228833A (ja) ポリイミド製ハニカムコア及びその製造方法