JPH115264A - スパイラル管状物およびその製造方法 - Google Patents

スパイラル管状物およびその製造方法

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JPH115264A
JPH115264A JP9159677A JP15967797A JPH115264A JP H115264 A JPH115264 A JP H115264A JP 9159677 A JP9159677 A JP 9159677A JP 15967797 A JP15967797 A JP 15967797A JP H115264 A JPH115264 A JP H115264A
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浩 井上
Seiichiro Takabayashi
誠一郎 高林
Tadao Muramatsu
忠雄 村松
Kenji Sonoyama
研二 園山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光透過性が良好で、位置合わせが良好な接着
剤付きシ−ト、金属張基板および回路基板を提供する。 【解決手段】 寸法安定性が良好で、かつ厚みが10−
200μmで、可視領域(500nm、600nm)で
の吸光係数がそれぞれ15.0×10-3/μm以下、
5.O10-3/μm以下である芳香族ポリイミドフィル
ムをベ−スフィルムとする接着剤付きシ−ト、金属張基
板、回路板に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パイプとの密着
性が良く、熱効率の良好なヒ−タ−などの用途に好適
で、特に半導体製造装置や分析機器などのパイプの保
温、保護、絶縁性等の目的に使用できる形状保持性のス
パイラル管状物に関する。また、この発明は、スパイラ
ル状に巻いた内側層となるテ−プ状耐熱性樹脂フィルム
と外側層となるテ−プ状耐熱性樹脂フィルムとその間に
接着剤を配置し、接着剤を硬化して積層一体化させるス
パイラル管状物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パイプや電線を保護する場合、絶
縁性の粘着テ−プを巻きつけることが一般的に行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のパイプ
や電線が装置と装置との間の狭いところに設けられる場
合には、テ−プで巻き付けることが困難である。さらに
耐熱性が要求される場合には、一般的な絶縁性粘着テ−
プでは保護ができない。この発明の目的は、被保護体に
装着が容易で密着性が良く、形状保持性の良いスパイラ
ル管状物およびその製造方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、スパイラル
状物の内側層を形成するテ−プ状耐熱性樹脂フィルム
A、中間層を形成する接着剤層および外側層を形成する
テ−プ状耐熱性樹脂フィルムBの構成を有する形状保持
性のスパイラル管状物に関する。また、この発明は、被
保護体と同一外形状を有する長尺の形状付与部材に巻い
た内側層となるテ−プ状耐熱性樹脂フィルムAと外側層
となるテ−プ状耐熱性樹脂フィルムBとその間に接着剤
を配置し、フィルムの内側層と外側層とを重ねたまま接
着剤を硬化して積層一体化させることを特徴とするスパ
イラル管状物の製造方法に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい態様を列
記する。 1)スパイラル状物の内層側を形成するテ−プ状耐熱性
樹脂フィルムAおよび外側層を形成するテ−プ状耐熱性
樹脂フィルムBがそれぞれ厚み25−200μmである
上記のスパイラル管状物。 2)接着剤層が熱硬化性接着剤または熱可塑性接着剤で
ある上記のスパイラル管状物。 3)テ−プ状耐熱性樹脂フィルムAおよびテ−プ状耐熱
性樹脂フィルムBがテ−プ状芳香族ポリイミドフィルム
である上記のスパイラル管状物。
【0006】以下、この発明について、図面も参考にし
て、詳しく説明する。図1はスパイラル管状物の一例を
スパイラル芯に平行に切断した一部断面図である。図2
はこの発明のスパイラル管状物の一例を示す斜視図であ
る。図3はこの発明のスパイラル管状物の一例の使用例
を示す一部斜視図である。
【0007】図1において、形状保持性のスパイラル管
状物1は、スパイラル状物の内側層を形成するテ−プ状
耐熱性樹脂フィルムAである2、中間層を形成する接着
剤層3および外側層を形成するテ−プ状耐熱性樹脂フィ
ルムBである4が一体として設けられている。
【0008】図2において、形状保持性のスパイラル管
状ヒ−タ−1は、スパイラル状物の内側層を形成するテ
−プ状耐熱性樹脂フィルムAである2、中間層を形成す
る接着剤層3および外側層を形成するテ−プ状耐熱性樹
脂フィルムBである4が一体として設けられている。
【0009】図3において、被被装着体ともいう10を
挿入可能なまでに形状保持性のスパイラル管状物間を押
し拡げて被装着体10をスパイラル管状物間に挿入し、
次いで、被装着体10をその状態に維持したままでスパ
イラル管状物1を図の矢印の方向に回転し、この回転に
つれて被装着体10がスパイラル管状物1内に取り込ま
れるので、管状物1の軸方向に回転させるだけで比較的
簡単・迅速に被装着体10にスパイラル管状物1を装着
することができ、しかも装着した後はスパイラル管状物
1は元の形状に復帰するから、被装着体10に均等にか
つ整然と装着することができる。従って、例えば被装着
体の両端部が大型の装置等に接続されて自由度がほとん
どない場合でも、比較的容易にかつ迅速に被装着体10
に巻きつけることができる。また、スパイラル管状物の
径を任意に設定できるため、自由度の少ない被装着体だ
けでなく自由度の大きい被装着体であっても、また径の
大小にも制限を受けることなく、棒またはパイプ状であ
れば任意の被保護体に適用できるのである。
【0010】この発明のスパイラル管状物は、例えば、
内側層となる接着剤付きのテ−プ状耐熱性樹脂フィルム
Aを接着剤を外側にして金属製、例えばステンレス等の
耐熱性の棒またはパイプなどの長尺の形状付与部材にス
パイラル状に巻き付け、その上に外側層となる接着剤付
きのテ−プ状耐熱性樹脂フィルムBを接着剤を内側にし
てスパイラル状に重ねて巻き付け、接着剤を硬化して積
層一体化し、形成された積層体を棒またはパイプなどの
長尺の形状付与部材から外して、スパイラル状に形状保
持した成形品として得ることができる。接着剤はテ−プ
状耐熱性樹脂Aおよびテ−プ状耐熱性樹脂Bの両方に設
けてもよく、片方のみに設けてもよい。この発明のスパ
イラル管状物は、常温で、好適には200℃程度の高温
に加熱した環境下においても、また被装着体に装着した
後もほとんどスパイラル物の外径などの形状や均等・整
然さに変化がなく形状保持される。
【0011】この発明におけるスパイラル状物の内側層
を形成するテ−プ状耐熱性樹脂フィルムAとしては、ガ
ラス転移温度あるいは融点が180℃以上である芳香族
ポリイミドあるいは芳香族ポリアミドからなり、好適に
は厚みが25−200μm、幅が3−50mmのテ−プ
状フィルムが使用される。特に、50−300℃での線
膨張係数(CTE)が60×10-5cm/cm/℃(p
pmで表示することもある)以下、その中でも特に3−
50×10-5cm/cm/℃であって、引張弾性率が2
00−1400kg/mm2 である芳香族ポリイミドフ
ィルムあるいは芳香族ポリアミドフィルムが好適に使用
される。そのなかでも、吸水率が4%以下、特に3%以
下である芳香族ポリイミドフィルムが好適に使用され
る。
【0012】前記の芳香族ポリイミドは、例えば3,
3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水
物、ピロメリット酸二無水物、3,3’,4,4’−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物などの芳香族テ
トラカルボン酸二無水物とp−フェニレンジアミン、
4,4’−ジアミノジフェニルエ−テルなどの芳香族ジ
アミンとを重合、イミド化して得られる。特に、芳香族
ポリイミドとして3,3’,4,4’−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物を芳香族テトラカルボン酸成分中
15モル%以上使用して得られるものが耐熱性、低線膨
張係数、低吸水率であることから好ましい。前記の芳香
族ポリアミドは、例えば2−クロロテレフタル酸クロリ
ド、2,5−ジクロロテレフタル酸クロリドなどの芳香
族酸クロリドと2−クロロ−p−フェリレンジアミン、
4,4’−ジアミノジフェニルエ−テルなどの芳香族ジ
アミンとの反応で得られる。
【0013】この発明において中間層を形成する接着剤
層は、耐熱性の熱可塑性接着剤、熱硬化性接着剤、好適
には熱硬化性接着剤からなり、好適には積層した接着剤
層の乾燥状態での厚みが2−100μm、幅が3−50
mmである。また、この接着剤層は接着剤付きのテ−プ
状フィルムとして設けてもよくあるいはテ−プ状フィル
ムを巻きつけた後、接着剤を塗布あるいは接着剤シ−ト
を張り合わせて接着剤付きテ−プを設けてもよい。
【0014】前記熱硬化性接着剤としては、エポキシ樹
脂、NBR−フェノ−ル系樹脂、フェノ−ル−ブチラ−
ル系樹脂、エポキシ−NBR系樹脂、エポキシ−フェノ
−ル系樹脂、エポキシ−ナイロン系樹脂、エポキシ−ポ
リエステル系樹脂、エポキシ−アクリル系樹脂、アクリ
ル系樹脂、ポリアミド−エポキシ−フェノ−ル系樹脂、
ポリイミド系樹脂、ポリイミドシロキサン−エポキシ樹
脂などが挙げられる。前記熱可塑性接着剤としては、ポ
リアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリイミド系樹
脂、ポリイミドシロキサン系樹脂などが挙げられる。前
記の接着剤は、テ−プ状耐熱性樹脂フィルムAの片面と
テ−プ状耐熱性樹脂フィルムBの片面とのそれぞれに設
けることが好ましい。
【0015】この発明における外側層を形成する耐熱性
樹脂フィルムBとしては、ガラス転移温度あるいは融点
が180℃以上である芳香族ポリイミド、芳香族ポリア
ミド、芳香族ポリエステル、フッ素樹脂または芳香族ポ
リアミドイミドからなり、好適には厚みが25−200
μm、幅が3−50mmのテ−プ状フィルムが使用され
る。特に、50−250℃での線膨張係数(CTE)が
60×10-5cm/cm/℃(ppmで表示することも
ある)以下、特に3−50×10-5cm/cm/℃であ
って、引張弾性率が200−1400kg/mm2 であ
る芳香族ポリイミドフィルムあるいは芳香族ポリアミド
フィルムが好適に使用される。そのなかでも、吸水率が
4%以下、特に3%以下である芳香族ポリイミドフィル
ムが好適に使用される。
【0016】前記の芳香族ポリイミドフィルムは、例え
ば以下のようにして製造することができる。先ず前記芳
香族テトラカルボン酸二無水物と芳香族ジアミンとを
N,N−ジメチルアセトアミドやN−メチル−2−ピロ
リドンなどの有機極性溶媒中で重合して、ポリマ−の対
数粘度(測定温度:30℃、濃度:0.5g/100m
l溶媒、溶媒:N−メチル−2−ピロリドン)が1〜5
、ポリマ−濃度が15〜25重量%であり、回転粘度
(30℃)が500〜4500ポイズであるポリアミッ
ク酸(イミド化率:5%以下)溶液を得る。次いで、好
適にはこのポリアミック酸100重量部に対して0.0
1〜1重量%のリン化合物、例えば(ポリ)リン酸エス
テルおよび/またはリン酸エステルのアミン塩などの有
機系リン化合物あるいは無機リン化合物および、好適に
はさらにポリアミック酸100重量部に対して0.02
〜6重量部のコロイダルシリカ、窒化珪素、タルク、、
酸化チタン、燐酸カルシウムなどの無機フィラ−(好適
には平均粒径0.005〜5μm、特に0.005〜2
μm)を添加してポリアミック酸溶液組成物を調製す
る。このポリアミック酸溶液組成物をそのままあるいは
化学イミド化剤を加えて、平滑な表面を有する支持体表
面に流延、乾燥して、固化フィルムを支持体表面から剥
離する。次いで、固化フィルムの片面または両面にアミ
ノシラン系、エポキシシラン系あるいはチタネ−ト系の
表面処理剤を含有する表面処理液を塗布した後、さらに
乾燥することもできる。前記のようにして得られた固化
フィルムを、必要であれば両方向に延伸した後乾燥フィ
ルムの幅方向の両端縁を把持した状態で、最高加熱温
度:350〜500℃の範囲内の温度で加熱して乾燥お
よびイミド化して芳香族ポリイミドフィルムとして好適
に製造することができる。上記のようにして得られた芳
香族ポリイミドフィルムを、好適には低張力下あるいは
無張力下に200〜400℃程度の温度で加熱して応力
緩和処理し、巻き取る。この芳香族ポリイミドフィルム
は、そのままあるいはコロナ放電処理、プラズマ処理、
紫外線照射、グロ−放電処理、火炎処理で表面処理を施
した後、接着性を改良した芳香族ポリイミドフィルムと
して使用することができる。
【0017】前記の芳香族ポリアミドフィルムは、例え
ば以下のようにして製造することができる。芳香族酸ク
ロリドと芳香族ジアミンとを有機極性溶媒中で溶液重
合、あるいは水系媒体を使用する界面重合などで合成さ
れる。ポリマ−溶液は単量体として酸クロリドとジアミ
ンとを使用すると塩化水素が副生するためこれを中和す
るために水酸化カルシウムなどの無機の中和剤、または
エチレンオキサイドなどの有機の中和剤を添加する。ま
た、イソシアネ−トとカルボン酸との反応は非プロトン
性有機極性溶媒中、触媒の存在下で行われる。これらの
ポリマ−溶液はそのままフィルムを形成する製膜原液に
してもよく、またポリマ−を一度単離してから上記の溶
媒に再溶解して製膜原液を調製してもよい。製膜原液に
は溶解助剤として無機塩例えば塩化カルシウム、塩化マ
グネシウムなどを添加してもよい。製膜原液中のポリマ
−濃度は2−35重量%が好ましい。
【0018】この発明の形状保持性のスパイラル管状物
は、例えば、被保護体と同一外形状を有する(形状は、
断面円形または角形等任意の形状を有してよい。)長尺
の形状付与部材、例えば耐熱性の棒またはパイプにスパ
イラル状に巻いた内側層となるテ−プ状耐熱性樹脂フィ
ルムA、好適にはテ−プ状芳香族ポリイミドフィルムA
とそれと同じ幅か少し幅の狭い外側層となるテ−プ状耐
熱性樹脂フィルムB、好適にはテ−プ状芳香族ポリイミ
ドフィルムBとその間に接着剤を配置し、熱硬化性接着
剤の場合には溶媒を乾燥してBステ−ジの段階で、熱可
塑性接着剤の場合には積層体に圧力を加えてガラス転移
温度あるいは融点以上の温度に加熱することによって、
フィルムの内側層と外側層とを重ねたまま、熱硬化性接
着剤の場合には硬化温度以上の温度に加熱して、あるい
は熱可塑性接着剤の場合には冷却して、接着剤を硬化し
て積層一体化させた後、スパイラル状の積層体を長尺の
形状付与部材から外して得られる。
【0019】上記の方法は、好適には、例えば次のよう
にして実施できる。先ず、前記の内側層となる耐熱性樹
脂フィルムAおよび耐熱性樹脂フィルムBの片面に接着
剤を塗布し、接着剤の乾燥厚みが2−100μmである
フィルムを得る。このフィルムを3−50mmにスリッ
トし、熱硬化性接着剤付きのテ−プ状耐熱性樹脂フィル
ムを製造する。このテ−プ状フィルムAを接着剤面を外
側にして直径が5−50mmの円状の棒またはパイプに
スパイラル状に巻きつけ、両端を固定する。次いでその
上に接着剤同士が重なるように、外側層となる熱硬化性
接着剤付きテ−プ状耐熱性樹脂フィルムBを巻き付け、
テ−プ状耐熱性樹脂フィルムA/熱硬化性接着剤/テ−
プ状耐熱性樹脂製フィルムBの構成にして、必要であれ
ば周囲をテ−プ状のものあるいは線状のもので加圧・固
定して、150−400℃の範囲内の温度に加熱して接
着剤を硬化して積層一体化し、冷却した後、形成された
積層体を棒またはパイプから外し、スパイラル管状物を
得ることができる。
【0020】この発明のスパイラル管状物はそのままで
被保護体に適用してもよく、あるいは適当な長さに切断
して使用してもよく、さらに最外層に保温の目的で耐熱
性発砲シ−ト、耐熱性多孔シ−トで覆って使用してもよ
い。また、形状が複雑な被保護体の場合には、スパイラ
ル管状物と平面状テ−プとを組み合わせて使用して被保
護体を覆ってもよい。
【0021】
【実施例】以下にこの発明の実施例を示す。以下の各例
において、ポリイミドフィルムの物性測定は以下の方法
によって行った。 吸水率:ASTM D570−63に従って測定(23
℃×24時間) 引張弾性率:ASTM D882−64Tに従って測定
(MD) 線膨張係数(50−250℃または50−300℃):
300℃で30分加熱して応力緩和したサンプルをTM
A装置(引張りモ−ド、2g荷重、試料長10mm、2
0℃/分)で測定
【0022】参考例1 内容積100リットルの重合槽に、N,N−ジメチルア
セトアミド54.6kgを加え、次いで,3,3’,
4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物8.8
26kgとパラフェニレンジアミン3.243kgとを
加え、30℃で10時間重合反応させてポリマ−の対数
粘度(測定温度:30℃、濃度:0.5g/100ミリ
リットル溶媒、溶媒:N,N−ジメチルアセトアミド)
が1.60、ポリマ−濃度が18重量%であるポリアミ
ック酸(イミド化率:5%以下)溶液を得た。このポリ
アミック酸溶液に、ポリアミック酸100重量部に対し
て0.1重量部の割合でモノステアリルリン酸エステル
トリエタノ−ルアミン塩および0.5重量部の割合(固
形分基準)で平均粒径0.08μmのコロイダルシリカ
を添加して均一に混合してポリアミック酸溶液組成物を
得た。このポリアミック酸溶液組成物の回転粘度は30
00ポイズであった。このポリアミック酸溶液組成物を
Tダイ金型のリップから連続的に、キャスティング・乾
燥炉の平滑な支持体に押出して前記溶液の薄膜を形成
し、130℃で10分間乾燥し、支持体から剥がし、幅
方向を把持した状態でキュア−炉内でキュア−(200
℃から450℃、約20分間)して、厚み75μmの芳
香族ポリイミドフィルムを得た。このフィルムは、弾性
率が750kg/mm2 、線膨張係数(50−300
℃)が16ppm、吸水率が1.5%であった。
【0023】参考例2 パラフェニレンジアミンの代わりに、4,4’−ジアミ
ノジフェニルエ−テル6.007kgにし、N,N−ジ
メチルアセトアミド67.6kgにした他は、参考例1
と同様にして厚み75μmの芳香族ポリイミドフィルム
を得た。このフィルムは、弾性率が370kg/m
2 、線膨張係数(50℃から250℃)が40pp
m、吸水率が2.5%であった。
【0024】参考例3 Tダイ金型のリップを変えた他は参考例1と同様にし
て、厚み125μmの芳香族ポリイミドフィルムを得
た。このフィルムは、弾性率が690kg/mm2 、線
膨張係数(50−300℃)が18ppm、吸水率が
1.6%であった。
【0025】実施例1 参考例1で製造した75μmの芳香族ポリイミドフィル
ムにポリイミドシロキサン系の熱硬化性接着剤〔ポリイ
ミドシロキサン、エポキシ樹脂、フェノ−ル樹脂および
硬化触媒からなる〕のテトラヒドロフラン溶液(固形分
濃度:25重量%)を乾燥後の厚みが30μmになるよ
うに塗布し、100℃で乾燥して接着剤付きポリイミド
フィルムを得た。このフィルムを10mm幅および9m
m幅にスリットして2種類の接着剤付きテ−プを作製し
た。10mm幅のテ−プを接着剤層を外側にして外径1
0mmのステンレスの丸棒にスパイラル状に巻きつけた
後、両端を固定し、さらにその上に、9mm幅のテ−プ
をスパイラル状に巻きつけ、両端を固定した。この積層
体に圧力を特に加えることなくオ−ブン中で100℃で
1時間、200℃で1時間、250℃で1時間加熱して
硬化させた後、放冷して積層体であるスパイラル状物を
ステンレスの、丸棒から外し、長さ100cmのスパイ
ラル管状物を得た。このスパイラル管状物は長尺方向に
250gの荷重を加えて伸びを測定したところ48%で
あり、荷重をなくすともとの状態に戻り、また外径10
mmの丸棒に巻きつけることが容易にできた。この際ス
パイラル状管状物は均等に整然と装着することができ
た。また、このスパイラル管状物を220℃の高温槽に
入れ熱処理し、熱処理前後の外径を測定した。熱処理前
は10.3mm、熱処理後では10.4mmであった。
【0026】実施例2 参考例1で製造した芳香族ポリイミドフィルムに代えて
参考例2で製造した75μmの芳香族ポリイミドフィル
ムを使用した他は実施例1と同様にしてスパイラル管状
物を得た。このスパイラル管状物は、長尺方向に250
gの荷重を加えてた後荷重をなくすともとの状態に戻
り、また外径10mmの丸棒にスパイラル状に巻きつけ
ることが容易にできた。この際スパイラル管状物は均等
に整然と装着することができた。また、このスパイラル
管状物を220℃の高温槽に入れ熱処理し、熱処理前後
の外径を測定した。熱処理前は10.3mm、熱処理後
では10.2mmであった。
【0027】実施例3 6mmφのステンレス棒を使用し、接着剤の乾燥後の厚
みを20μmに変え、参考例2による芳香族ポリイミド
フィルムから得た6mm幅および5.5mm幅のテ−プ
を使用し、加熱条件を250℃で2時間、320℃で2
0分に変えた他は実施例1と同様に実施して、内径6m
m、長さ100cmのスパイラル管状ヒ−タ−を得た。
このスパイラル管状物は長尺方向に250gの荷重を加
えた後、荷重をなくすともとの状態に戻り、また外径6
mmの丸棒にスパイラル状に巻きつけることが容易にで
きた。この際スパイラル管状物は均等に整然と装着する
ことができた。また、6mmφの15Rで直角に曲げた
パイプに同様にスパイラル状に巻きつけたところ均等に
整然と装着することができた。また、このスパイラル管
状ヒ−タ−を280℃の高温槽に入れ、熱処理前後の外
径を測定した。熱処理前は6.3mm、熱処理後では
6.2mmであった。
【0028】実施例4 内側層に参考例2による芳香族ポリイミドフィルムから
得た幅10mmのテ−プを使用し、外側層に参考例1に
よる芳香族ポリイミドフィルムから得た幅9mmのテ−
プを使用した他は実施例3と同様に実施して、内径6m
m、長さ100cmのスパイラル管状物を得た。このス
パイラル管状物は長尺方向に250gの荷重を加えた
後、荷重をなくすともとの状態に戻り、また外径6mm
の丸棒にスパイラル状に巻きつけることが容易にでき
た。この際スパイラル管状物は均等に整然と装着するこ
とができた。また、このスパイラル管状物を220℃の
高温槽に入れ熱処理し、熱処理前後の外径を測定した。
熱処理前は5.9mm、熱処理後では6.1mmであっ
た。
【0029】実施例5 8mmφのステンレス棒を使用し、接着剤の乾燥後の厚
みを30μmに変え、参考例3による芳香族ポリイミド
フィルムから得た幅10mmのシ−トを使用し、加熱条
件を250℃で2時間、320℃で30分に変えた他は
実施例1と同様に実施して、内径8mm、長さ100c
mのスパイラル管状物を得た。このスパイラル管状物は
長尺方向に250gの荷重を加えて伸びを測定したとこ
ろ27%であり、荷重をなくすともとの状態に戻り、ま
た外径8mmの丸棒にスパイラル状に巻きつけることが
容易にできた。この際スパイラル管状物は均等に整然と
装着することができた。また、このスパイラル管状物を
220℃の高温槽に入れ熱処理し、熱処理前後の外径を
測定した。熱処理前は8.3mm、熱処理後では8.4
mmであった。
【0030】実施例6 内側層に参考例3による芳香族ポリイミドフィルムから
得た幅10mmのテ−プを使用し、外側層に参考例1に
よる芳香族ポリイミドフィルムから得た幅9mmのテ−
プを使用した他は実施例5と同様に実施して、内径10
mm、長さ100cmのスパイラル管状物を得た。この
スパイラル管状物は長尺方向に250gの荷重を加えて
伸びを測定したところ40%であり、荷重をなくすとも
との状態に戻り、また外径8mmの丸棒にスパイラル状
に巻きつけることが容易にできた。この際スパイラル管
状物は均等に整然と装着することができた。また、この
スパイラル管状物を220℃の高温槽に入れ熱処理し、
熱処理前後の外径を測定した。熱処理前は10.3m
m、熱処理後では10.4mmであった。
【0031】実施例7 接着剤付きの10mm幅のテ−プを外径10mmのステ
ンレスの丸棒にスパイラル状に巻きつけた後、両端を固
定し、その上に参考例1で製造した75μmの芳香族ポ
リイミドフィルムを9.8mm幅にスリットしたテ−プ
をスパイラル状に巻きつけた他は、実施例1と同様に実
施してスパイラル状管状物を得た。このスパイラル管状
物は長尺方向に250gの荷重を加えた後荷重をなくす
ともとの状態に戻り、また外径10mmの丸棒にスパイ
ラル状に巻きつけることが容易にできた。この際スパイ
ラル管状物は均等に整然と装着することができた。ま
た、このスパイラル管状物を220℃の高温槽に入れ、
熱処理し、熱処理前後の外径を測定した。熱処理前は1
0.2mm、熱処理後では10.3mmであった。
【0032】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載のような効果を奏する。この発
明のスパイラル管状物は形状保持性を有し、パイプとの
密着性が良い。また、被装着体に容易にしかも均等に整
然と装着することができる。
【0033】この発明の製造方法によれば、任意の内径
を有し、形状保持性および耐熱性の良好なスパイラル管
状物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、スパイラル管状物の一例をスパイラル
芯に平行に切断した一部断面図である。
【図2】図2は、この発明のスパイラル管状物の一例を
示す斜視図である。
【図3】図3は、この発明のスパイラル管状物の一例の
使用例を示す一部斜視図である。 1 スパイラル管状物 2 内側層を形成するテ−プ状耐熱性樹脂フィルムA 3 中間層を形成する接着剤層 4 外側層を形成するテ−プ状耐熱性樹脂フィルムB 10 被装着体
フロントページの続き (72)発明者 園山 研二 山口県宇部市大字小串1978番地の10 宇部 興産株式会社宇部ケミカル工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパイラル状物の内側層を形成するテ−
    プ状耐熱性樹脂フィルムA、中間層を形成する接着剤層
    および外側層を形成するテ−プ状耐熱性樹脂フィルムB
    の構成を有する形状保持性のスパイラル管状物。
  2. 【請求項2】 テ−プ状耐熱性樹脂フィルムAおよびテ
    −プ状耐熱性樹脂フィルムBがそれぞれ厚み25−20
    0μmである請求項1に記載のスパイラル管状物。
  3. 【請求項3】 テ−プ状耐熱性樹脂フィルムAおよびテ
    −プ状耐熱性樹脂フィルムBがそれぞれテ−プ状芳香族
    ポリイミドフィルムである請求項1に記載のスパイラル
    管状物。
  4. 【請求項4】 接着剤が熱硬化性接着剤または熱硬化性
    接着剤である請求項1に記載のスパイラル管状物。
  5. 【請求項5】 被保護体と同一外形状を有する長尺の形
    状付与部材に巻いた内側層となるテ−プ状耐熱性樹脂フ
    ィルムAと外側層となるテ−プ状耐熱性樹脂製フィルム
    Bとその間に接着剤を配置し、フィルムの内側層と外側
    層とを重ねたまま接着剤を硬化して積層一体化させるこ
    とを特徴とするスパイラル管状物の製造方法。
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US10233035B2 (en) 2014-04-10 2019-03-19 Flexible Steel Lacing Company Conveyor transfer guards
US10427891B2 (en) 2017-06-29 2019-10-01 Flexible Steel Lacing Company Transfer guard system and mount thereof
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