JPH01168252A - 麺類の処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野Ｊ 本発明は麺類の処理方法及びその装置に関するものであ
る。

「従来の技術」 一般に市販されている麺類には名種の加工が施されて市
場に出ている。最も古くから一般的に製造販売されてい
るものは、そうめん、冷麦等に代表される乾麺である。

これは天日乾燥を主としたもので現在は屋内にて行われ
るが天日乾燥と同じような条件のもとに長時間乾性に掛
けて水分を自然蒸発させて乾燥されている。

又市場において最も多量に市販されているものは熱湯で
「生麺Ｊをゆでた茹麺、水蒸気で蒸りな蒸麺が製造販売
されている。麺類は茹麺、蒸麺にしても乾麺にしても原
料小麦粉に塩水を加えて混練し、必要な数段のロールに
て麺帯を形成し１その厚みを決めた最終ロールから切刃
ロールによって細条の連続！！線を作るところまではど
の様な麺食品も同じ製法で、その後の工程で乾燥したり
、茹でたり、蒸し次り、油揚にしたりする工程でそうめ
ん、冷麦、茹麺、焼そげ、インスタントラーメンとなっ
て商品形態が決り又各々の味もその製法によって個有の
ものとなる。

このように乾麺は層線全体が乾燥されて水分が全体の１
４％前後になっているが、乾麺を茹でもどす場合、そう
めん、冷麦、うどん、各々に違つたちどし時間、即ち茹
で時間が必要である。麺の食味が乾麺の同じ種類例えば
「そうめん」において特に違った食味を出すことは困難
で、そうめんはその味、冷麦はその味とその麺類におい
てほぼ一シｉ！の味が決っている。

食味の多様化が求められる現代の麺食品としての半生勅
はこの食味の多様化に簡単に応じられるもので、その製
造方法は生動線を短時間乾燥熱風に当てたり短時間、水
蒸気で表面を糊化（α化）して乾燥したり、表面乾燥し
て水蒸気で糊化して冷却したり、各種の工程によってそ
れぞれの加工方法によって独特の風味と食味を出すこと
が出来る。ところがこの作業が次々に工程が変ったり熱
い中に次工程に移ったり割合に面倒なために合理化（機
械化）がおくれで、現在でも殆んど手作業か、ネットコ
ンベヤの上に麺線を平面に並べる非能率な方法しか取ら
れていない。

［発明が解決しようとする問題点Ｊ 本発明は各種麺類の中で特に美味で、多様化に富んでい
るが、製造工程が面倒で多量生産には向かないので、そ
の価格も高く殆んど手作業で製造されている多様な上記
の半生−の品質を安定しかつ量産することを目的とする
ものである。

「問題点を解決する六めの手段」 本発明は無端回動コンベヤラインにおいて、−定長に切
出した生Ｉｎ！Ｊを該コンベヤに等間隔に懸垂させる供
給工程と、該懸垂生理線を上記ライン内で表面水分加工
部を通過させる前処理工程と、取卸工程との全工程を特
徴とする麺類の処即方法及びその装置によって構成され
る。

「作用」 従って無端回動コンベヤライン１の始端部において、切
刃ローラ及びシャッターによって定寸に切断した生麺線
を横向片持杆４に懸垂して供給し該コンベヤ２の移動に
伴って該生麺線を表面水分加工部３を通過させると該生
麺線の表面部分の水分が乾燥又はα化処理される。この
ような処理雫線は上記加工部３の出口から外側に出て移
動５する間に表面乾燥部分と内部の水分との交流が起つ
て該細線にしなやかさがもどされる・このように熟成又
はもどしを経て芯＃＃！！は上記コンベヤライン１外に
取卸されるものである。

「実施例」 第１図、第２図、第３図（各々平面図）に図示されてい
る様に機枠に設けた水平スプロケット６．６にチェノ、
ベルト、ロープ等による無端回動装ｒ！１２がエンドレ
スに取付られて第１図のようにそのチェノ、ベルト、ロ
ープ等に外側に向う水平横向片持杆４（パー）が取付ら
れ始端部Ａで切刃ロールから線状に切出されシャッター
で定寸に切断された生麺線が上記片持杆４に掛けられる
。この生動線は１食分等の適当な長さであって各々の片
持杆４には一定長のｗｌ線が懸垂されて進行する。

熱風乾燥空気を送気する熱風乾燥加工ポックスフによる
表面水加工部３の中に入れば１〜５分くらいて画線の表
面は水分が減少して乾燥して前処理り との交流が起って麺線にしなやかさがもどされ後処理工
程が終る。第２図は前後の処理工程を２個所に設けたも
ので勿論直線的に設けてもよいが装置設置場所の関係で
第２図′のようなレイアウトとなすことができる。即ち
第１図と同じように始端部Ａで片持杆４に生麺線を掛は
第１ボツクス８による加工部３で表面をごく浅くα化し
な後移動部５でもどし、さらに第２ボツクス９による加
工部３で冷風！２燥して移動部５に移行させもどし時間
を掛けて片持杆４から細線を取卸す。第３図は処理工程
を３工程にしたもので始端部Ａで生Ｓ線を片持杆４に掛
は第１ボツクス１０で表面を乾燥させて移動部５でもど
し、第２ボックス１ｘ−ｃ高ｍ蒸気でα化して移動部５
でもどし、更に第３ボツクス１２で冷風乾燥して移動部
５でもどし時間をかけて製品とするものである。

よって各種の風味、持・味の半生側が出来る。何れの方
法にしても上記ボックスから出て来て片持杆４に掛って
いる１１＃ｌｌは前処理工程そのままの状態が表れて表
面が硬化しているので、すぐに杆から外すと麺線に無理
が生じて、麺折れが出来て商品とならないから上記各方
法共に表面水分加工が終れば数分間のもどし時間が必要
で、もどし時間は長い方が麺の取扱いが容易で味がよく
なる。熟成ともどしは同時に進むのでなるべくもどしは
長い方がしなやかになる。第２図におけるボックス８．
９及び第３図におけるボックス１０．１１．１２を一連
の前処理工程とすることができる。

（第１実験例） ボーメ度６°の塩水３２％を加えな裡粉を圧延して切刃
ロール１６丸刃で生麺線に切出したものを長１３０　Ｃ
１１１に切断して片持杆４に掛は乾燥ボックス７の内部
を約３分間違行させて表面水分を３％減少した、更に該
ボックス７から出て４分後に取卸したが全体の水分け０
．６％減少していた。

（第２実験例） ボーメ度１０°の塩水３６％を加えた捏粉を’１０角に
麺線として切刃ロールにて切出し約２５ｃｍの長さに切
断して生！！！線を片持杆４に掛けた、第１ボツクス８
で約８０℃の水蒸気の中を３分間通過させて第２ボツク
ス９で約１０℃の冷風中を５分間通過させて、さらにも
どし時間を７分取って半生館を製造した。

（第３実験例） ボーメ度８°の塩水３４％を加えた切刃ロールへ２丸刃
で＃５ｆｌｉ状に切出し約２５Ｃ１ｍの長さに切断して
生麺線を片持杆４に掛けた第１ボツクス１ｏで高温乾燥
空気（８０℃くらい）の中を１分間通過させて第２ボツ
クス１１で約８０℃の水蒸気の中を２分間通過させ、第
３ボツクス１２の冷風の中を３分間通過はせた後更に５
分後に片持杆４から軸線を取卸した。

「効果」 本発明は上述の方法によったので上記コンベヤライン１
内において、懸垂状態の定寸麺線の表面水分かむらなく
安定し、その後のもどしによってしなやかな半生側を量
産し得るばかりでなく表面水分の多様化を計り得る効果
がある。

又本発明は上述の装置によったので横向片持杆に定寸切
断生動線を容易に供給し易く、かつ表面水分加工部の中
で上記生動線の表面を均等に処理し得るばかりでなく充
分なもどし及び熟成が得られ品質良好な半生画を足産し
得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の麺類の処理装置を示す平面図、第２図
及び第３図はそれぞれ該処理装置の他の実施例の平面図
である。 １・・無端回動コンベヤライン、２・・無端回動コンベ
ヤ、２・・無端回動装置、３・・表面水分加工部、４・
・横向片持杆、５・・移動部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）無端回動コンベヤラインにおいて、一定長に切出
   した生麺線を該コンベヤに等間隔に懸垂させる供給工程
   と、該懸垂生麺線を上記ライン内で表面水分加工部を通
   過させる前処理工程と、通過後引続いて上記ライン内を
   移動させながら熟成又はもどさせる後処理工程と、その
   後上記ライン外への取卸工程との全工程を特徴とする麺
   類の処理方法。 （２）上記前後処理工程が１組である特許請求の範囲第
   １項記載の麺類の処理方法。 （３）上記前後処理工程が複数組である特許請求の範囲
   第１項記載の麺類の処理方法。 （４）表面水分加工が熱風乾燥加工である特許請求の範
   囲第１項記載の麺類の処理方法。（５）表面水分加工が
   冷風乾燥加工である特許請求の範囲第１項記載の麺類の
   処理方法。（６）表面水分加工が高温蒸気によるα化加
   工である特許請求の範囲第１項記載の麺類の処理方法。 （７）高温蒸気が約８０℃以上の水蒸気である特許請求
   の範囲第６項記載の麺類の処理方法。 （８）機枠に無端回動コンベヤを設け、該コンベヤの無
   端回動装置に横向片持杆を等間隔に設け、該片持杆の通
   過する表面水分加工部を設け、該加工部の出口から出た
   該片持杆の移動部を設け、該移動部の長さが上記片持杆
   に懸垂した表面水分加工麺の熟成、もどし等に充分な長
   さであることを特徴とする麺類の処理装置。