JP4886171B2 - ペット用品の製造方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ペット用品の製造方法及び装置に関する。具体的には、畜皮の第2層及び/又は第2層より下の各層皮を原料として、ペット用品を製造する製造方法及び装置に関する。
従来の技術においては、ブタ皮の第1層から第4層までを原料とし、ブタ皮を脱毛、分層、洗浄、天日乾しなどによる自然乾燥などの前処理工程を通して、製品皮にする。そして裁断する、液体に浸ける、加熱乾燥するなどの成形工程を通して、成形品にし、さらに、燻製及び焙煎によって、製品であるペット用製品に成形する。
前記方法の中で、使用する原料の中にはブタ皮の第1層皮が含まれる。ブタの第1層皮は製革の主要な原料であるため、利用価値が高く、価格は第2層のブタ皮の倍以上であるため、第1層皮を使ってペット用品の原料とすることは資源の多大な浪費を引き起こす。
同時に脱毛などの煩雑な工程もあり、必然的にコストの上昇をもたらす。
また後処理工程中には燻製及び焙煎する工程もある。従来の技術中では、例えばZL01238624.3号中国特許に記載の“ブタ皮製犬用ガムの燻製装置”では、ブタ原皮を分層し、第1、第2、第3、第4層の生皮を切り取り、そして脱脂、洗浄、天日乾しなどによる自然乾燥を通して製品皮にしている。その特徴は燻製及び焙煎工程を通し、着色、風味付けして、犬用ガムにしている。指摘しなければならないことは、燻製及び焙煎は2種の異なる加工方法であることである。焙煎は製品に完全に熱を通し、油を出させるため、表層が炭化しやすくなる上に、変質しやすくなるので、ペットは食べたがらない。生皮製犬用ガムの品質要求は“生であること”であり、燻製及び焙煎方法を使って製品を加熱することは明らかに犬用ガムの製造上の品質要求を満たさない。
また、燻製及び焙煎の設備には発煙装置、燻製用の籠、籠の支持具と籠蓋とがあり、しかも毎回の燻製及び焙煎する製品の数は有限で、燻製する製品を入れ替えるたびに、籠蓋を開けねばならず、生産上の不便をもたらす。
中国特許ZL01238624.3号明細書
本発明の目的は前記従来技術の不備を克服して、低コストかつ工程も簡便で効率の良い、前処理、成形と後処理工程を完備した、色と味のよいペット用品の製造方法及び装置を提供することである。
本発明が提供するペット用品の製造方法には、畜皮の前処理工程、成形工程、後処理工程がある。原料としては、畜皮の第2層及び/又は第2層より下の各層を使用する。
前処理工程には、畜皮の脂肪を削る工程、層を分ける工程、軟化剤を加えて軟化する工程及び皮のPHが5〜8になるまで水で洗浄する工程がある。前記軟化工程、前記洗浄工程はいずれも回転ドラムの中で行われる。
前記成形工程には、湿式成形又は乾式成形が含まれる。
前記湿式成形には、湿皮の皮加工法又は湿皮の粒状原料加工法がある。前記湿皮の皮加工法の手順には、水を切る工程、裁断する工程、及び編む工程がある。前記湿皮の粒状原料加工法の手順には、水を切る工程、粒子の大きさが7mm未満になるまで細かく刻む工程、粘着剤を加えて原料を攪拌する工程、及びプレス又は押し出す工程がある。
前記乾式成形には、乾燥皮の皮加工法又は乾燥皮の粒状原料加工法がある。前記乾燥皮の皮加工法の手順には、前処理した皮を自然乾燥する工程、裁断する工程、水に浸ける工程、及び編む又はプレスする工程がある。前記乾燥皮の粒状原料加工法には、前処理した皮を自然乾燥する工程、粒子の大きさが7mm未満になるまで粉砕する工程、粘着剤を加えて原料を攪拌する工程、及びプレスする又は押し出す工程がある。
前記後処理工程では、自然乾燥及び加熱乾燥し、又は加熱乾燥し、その含水量を15%より小さくする。
このペット用品製造方法で使用する回転ドラムには、原料の出し入れ兼排水口、注水口があり、回転ドラムの側面には駆動装置が取り付けられている。この回転ドラムは横置式で、直径は2〜4メートル、長さは2〜4メートルで、長さと直径の比が1:1〜1.2に制御されている。回転ドラムの内側面には攪拌パネル又は攪拌杭が取り付けられている。
ペット用品製造方法中の燻製工程で使用する燻炉には、炉扉、原料の出し入れ口、排煙口、台車付燻製棚とレールがある。燻炉は長方形の構造で、炉内の頂部に排煙口があり、下部に燻煙材トレーがあり、トレーの下部には加熱炉がある。台車付燻製棚の垂直方向に多層の加熱乾燥棚が固定されていて、台車付燻製棚は、レールにより燻炉の内部に設置され、加熱乾燥棚の上にペット用品をセットする。
本発明で提供する製造方法はさらに以下の付加的技術特徴を有する。
畜皮の分層の厚さが3〜6.5mmである。
前記湿皮の皮加工法と乾燥皮の皮加工法における皮の裁断長さがいずれも16〜140cmで、幅が2.5〜20cmである。
前記乾燥皮の皮加工法において、乾燥皮の裁断厚さが0.8〜2mmである。
前記乾燥皮の皮加工法において、皮巻きを編む前の乾燥皮の裁断幅が0.9〜12cmである。
前記前処理工程中の回転ドラムの回転速度が7〜12回転/分である。
前記前処理中の軟化過程で、畜皮:軟化剤:水=75〜85:1.5〜2.5:10〜20という重量比であり、また回転ドラムの回転時間を30〜90分間に制御する。
前記前処理の軟化工程と洗浄工程の間に、脱脂工程が付加されており、脱脂工程では、畜皮:脱脂剤:水=90〜100:0.5〜1.5:11〜20という重量比であり、また回転ドラムの回転時間を40〜60分間に制御する。
湿式成形の湿皮の粒状原料加工法と乾式成形の乾燥皮の粒状原料加工法において、原料を混ぜる粘着剤がもち米粉と食用タピオカ粉から製造され、その重量比が、もち米粉又はタピオカ粉:ゼラチン:水=70〜80:1〜2:50〜60であり、粒状原料と粘着剤の重量比が75〜90:10〜25である。
前記の水に浸ける工程での水に浸ける時間が2〜10分間である。水に浸ける工程での乾燥皮の含水量が25〜40%である。
前記湿式成形の湿皮の粒状原料加工法及び/又は乾式成形の乾燥皮の粒状原料加工法の原料を混ぜる工程中に、皮の粒状原料を着色する工程が組み込まれている。
前記湿式成形の湿皮の粒状原料加工法及び/又は乾式成形の乾燥皮の粒状原料加工法の原料を混ぜる工程中に、皮の粒状原料に風味付けする工程が組み込まれている。
前記加熱乾燥工程で、24〜48時間35〜65℃の低中温で加熱し、75℃の高温まで徐々に温度を上げて36〜48時間加熱するという2段階の排気式加熱乾燥法を使用する。
前処理の水洗工程後、調色を行う。調色は再度の水洗を含み、その配合原料の重量比が、畜皮:調色剤:水=80〜90:1.2〜1.8:10〜15であれば、本来の色のペット用品用皮を形成する。配合原料の重量比が、畜皮:調色剤:水=80〜90:12〜20:6〜15であれば、白色のペット用品用皮を形成する。調色は回転ドラムの中で行われ、回転ドラムの回転時間は240〜300分間で、調色完了後に再度水洗を行なう。調色剤として過酸化水素水を使う。
後処理工程の自然乾燥及び加熱乾燥、又は加熱乾燥後に、燻製工程が付加されており、その燻製工程を、温度80〜120℃、時間5〜30分間に制御し、燻製は燻炉の中で行われる。
前記燻製工程で、その燻煙材の重量比が、おがくず40〜60に対して糖料35〜60であり、さらに燻煙材との重量比が3〜10の水で均等に攪拌する。燻製するペット用品の重さ90〜100に対し、燻煙材を1〜3の割合で使用し、燻製は燻炉の中で行われる。
燻製工程における前記糖料が重量比20〜30の郷土伝統蔗糖と重量比15〜30の白砂糖とから構成される。
前記回転ドラム構成における攪拌パネルが6〜12枚であり、ドラムの長さに沿って均等に固定されていて、高さが20〜25cmである。攪拌杭を取り入れる場合、放射状星形交差で均等に取り付けられ、ドラムの長さに沿って55〜65cm間隔、ドラムの周囲に沿って垂直距離50〜60cm間隔で配列し、杭の高さは20〜25cmにする。
前記回転ドラムは、木製、プラスチック製、又は金属製である。
前記燻炉の構成において、原料の出し入れ口が炉扉の両側面に取り付けられている。炉内の長さ、幅、高さがそれぞれ1.8〜2.5メートル、1.8〜2.5メートル、1.65〜2.3メートルである。排煙口の直径は0.25〜0.35メートルである。加熱乾燥棚の間隔は0.25〜0.3メートルであり、トレーと最下部の加熱乾燥棚の間隔が0.5〜0.8メートルである。
本発明は従来の技術に比べて以下の長所がある。本発明が提供するペット用品の製造方法及び装置によって、牛、ブタ、馬、ラバなどの動物を含む多種の畜皮を加工することができ、第2層及び/又は第2層より下の各層皮を取って原料とするため、皮革製品工場の副産物の充分な利用とコストダウンを図ることができ、従来方法における原皮が高価であるという欠点を解決できる。
畜皮の資源を充分に利用するため、資源の節約、環境の保護という積極的な社会的意義を有する。本発明の工程は完成されていて、多種のペット用品の成形方法を提供していて、幅広い範囲に応用でき、製品の品種は豊富である。
本発明で提供する回転ドラムの製造は簡便で、前処理工程の軟化、脱脂、洗浄、調色の各工程の要求を充分に満たし、従来の生産過程の、当該業界における定型的な設備がないという欠陥を解決する。
本発明で提供する燻炉装置は、燻製する製品を置くために台車付燻製棚を用いるため、製品の出し入れが容易であり、毎回の燻製数量が増え、生産効率を向上させる。
本発明のペット用品の製造方法には畜皮原料の前処理、成形と後処理の工程があり、ブタ皮、馬皮、牛皮、ラバ皮などの動物の畜皮を原料とし、畜皮の第1層はすでに皮革製品工場で皮革原料として切り取られ、衣服又はスーツケース、カバンなどの高級皮革製品の製造に使われる。第2層及び/又は第2層より下の各層皮がペット用製品工場の原料とされることは、以下の説明を通じて同様である。畜皮原料には余分な脂肪が残存しているため、前処理工程で余分な脂肪を削る必要があり、特製のバイトで上述の残留脂肪を削り落とす。更に原料を分層し、工程上の必要性に応じて、原料を異なる厚さの皮層に分割する。長さ5cm〜40cmのペット用品に加工する場合は、脂肪を削った後の層の厚さを3〜6.5mmに収めるべきである。
その後、原料を特製の回転ドラムに入れ、軟化剤を加えて軟化させ、水で洗浄する。
工程で使用する設備は図1、図2参照の回転ドラムであり、回転ドラムは、木製、プラスチック製、又は金属製であり、通常は木製で横置式である。当該回転ドラムには原料出し入れ兼排水口(1)、注水口(2)があり、回転ドラムの側面には駆動装置が取り付けられている。
原料出し入れ兼排水口(1)は、ドラムの中部に設置することによって、畜皮原料の出し入れを便利に行なうことができるとともに、ドラムの直径に沿って対称に二つを取り付けることによって、回転ドラムの回転時に、回転と排水を同時に行なうことができる。
注水口(2)は、ドラム側面の軸管内に設けられている。回転ドラムの直径は2〜4メートル、横方向の長さは2〜4メートルであり、長さと直径の比を1:1〜1.2に制御する。
回転ドラムの内側面には、ドラム内の原料と処理液を充分に接触させるために数本の攪拌手段、すなわち攪拌パネル(3)又は攪拌杭(4)が取り付けられている。本発明で取り付けられている攪拌パネル(3)は6〜12枚であり、ドラムの長さに沿って均等に固定されていて、高さは20〜25cmである。
取り付けられた攪拌手段が攪拌杭(4)である場合、杭(4)は、放射状星形交差で均等に、ドラムの長さに沿って55〜65cm間隔、ドラムの周囲に垂直距離50〜60cm間隔で配列されるべきである。杭(4)の高さは20〜25cmであり、図3では一組みの杭(4)の展開図が示されている。
操作過程での回転ドラムの回転速度は、7〜12回転/分に制御する。実際、試したところ、畜皮を攪拌しやすく、かつ畜皮を回転ドラム中で充分に処理液と接触させられるという最良の効果を得た。
軟化工程では、原料、軟化剤、水を一定の比率で投入する必要があり、その重量比は75〜85:1.5〜2.5:10〜20である。回転ドラムを30〜90分間回転させた後、洗浄工程に入り、回転ドラム中に絶えず水を注いで、汚れた水を排出しながら、皮のPHが5〜8になるまで洗う。
原料畜皮に含まれる油脂分が多い場合、軟化工程と洗浄工程との間に、脱脂工程を加える必要がある。脱脂工程においては、90〜100:0.5〜1.5:11〜20の重量比で原料、脱脂剤、水を投入し、回転ドラムを40〜60分間回転させる。脂肪が少ない場合は、この工程を省略しても良い。
工程上必要な場合には、皮に対して調色を行う。具体的な操作は、洗浄中及び洗浄後、皮がまだ回転ドラムから取り出される前に、回転ドラムに原料、調色剤、水を投入する。本来の色の皮を製造する場合は、上述の重量比は、80〜90:1.2〜1.8:10〜15である。
白色皮を製造する場合は、上述重量比は80〜90:12〜20:6〜15であり、調色過程は回転ドラムの中で4〜5時間間欠的に回転と中断を繰り返すことにより行われ、すなわち回転ドラムの回転時間と回転中断時間を合わせて240〜300分間であり、回転時間と中断時間の比は1:3である。調色後再度注水して洗浄し、同様に皮のPHが5〜8になるまで洗う。
調色を行わない場合は、製品の色は濃くなる。
調色剤として過酸化水素水を使用できる。処理効果がよい上に、環境に対して汚染を生じない。なお、本説明では、使用原料に対し、前処理工程以前では畜皮と称し、前処理工程以降では皮と称し、成形し加熱乾燥した後ではペット用品と称する。これは以下においても同様である。
上述の前処理後、すなわちペット用品となるべき畜皮から皮までの工程を完成した後、成形工程に入る。
成形工程には、又は湿式成形又は乾式成形の二種類がある。具体的には、湿式成形には、湿皮の皮加工法と湿皮の粒状原料加工法とがある。湿皮の皮加工法の手順には、湿皮の水を切る工程、裁断する工程、編んで成形する工程がある。皮から製品までの過程中、一定の収縮が起こることを考慮に入れると、皮を裁つ時、一定の余量を残すべきである。実際に編むペット用品の長さが2cm〜40cmである場合、皮の裁断片の長さは加工余量を含めて16〜140cmでなければならず、幅は規格、重量に応じて異なるが、2.5〜20cmに収める。
湿皮の粒状原料加工法の手順には、水を切る工程、細かく刻む工程、粘着剤を加えて原料を攪拌する工程、及びプレス又は押し出す工程がある。細かく刻まれた粒子の大きさは7mm未満である。湿式成形の湿皮の粒状原料加工法中では、原料を攪拌する際に加える粘着剤は、もち米粉又は食用タピオカ粉とから製造され、その重量比はもち米粉又はタピオカ粉:ゼラチン:水=70〜80:1〜2:50〜60である。粒状原料と粘着剤の重量比は75〜90:10〜25で、その粒状原料の重さには水を含めない。なお、製造したペット用品に一層魅力を感じさせるために、原料を攪拌する過程において食用色素及び調味料を添加してもよい。
前記乾式成形には、乾燥皮の皮加工法又は乾燥皮の粒状原料加工法の二種類がある。乾燥皮の皮加工法の手順は、前処理した皮を一定程度に天火乾燥してから裁断した後、編んで又はプレスして成型する。乾燥皮の皮加工法の場合も、湿式成形の湿皮の皮加工法と同様に、乾燥皮の裁断片の長さは加工余量を含めて16〜140cmに収め、幅は規格によって異なるが、2.5〜20cmに制御する。裁断した乾燥皮の厚さは0.8〜2mmである。編んで又はプレスして製造するペット用品の長さが5〜33cmである場合、乾燥皮の長さは5.5〜35.5cmとする。その幅は規格、重量に応じて異なるが、4〜28cmに制御し、その厚さは0.8〜2mmとする。しかし、皮巻きを加工する時は、その幅を0.9〜12cmに維持しなければならない。手作業で編む前に、乾燥皮を水に浸け込む工程が必要であり、その時間は2〜10分間で、乾燥皮の含水量を25〜40%にする。
前記乾燥皮の粒状原料加工法の手順には、前処理した皮を天日乾しや陰乾しなどにより自然乾燥してから、粉砕する、粘着剤を加えて原料を攪拌する、プレス又は押し出す工程があり、粉砕した粒子の大きさは7mm未満である。原料を攪拌する粘着剤は、粘着度の高いもち米粉又は食用タピオカ粉から調製され、製法と用量は前記湿式成形の湿皮の粒状原料加工法と同様である。原料を攪拌する工程において食用色素及び調味料を添加することができる。
湿式成形品又は乾式成形品は、後処理工程に進んで水分を取り除くべきであり、乾燥室で加熱乾燥する、又は天日乾しや陰乾しなどによる自然乾燥後さらに加熱乾燥することができる。加熱乾燥は乾燥室で行われ、乾式成形品又は湿式成形品は積み重ねてはならず、それぞれ離して乾燥棚(15)に置くべきであり、上下に設けられた乾燥棚(15)の距離を12cm〜20cmに維持し、乾燥室の高さは2.8メートルを超えないようにする。加熱乾燥過程ではまず35〜65℃の温度で24〜48時間低温排気制御を行い、その後36〜48時間絶えず排気しながら徐々に75℃まで温度を上げる。後処理工程後のペット用品の含水量を15%未満に制御する。
後処理工程後、ペット用品に色と風味を付加するため、燻製工程を加えても良く、燻製過程においては燻炉内の温度を80〜120℃、時間を5〜30分間に制御する。
燻煙材の重量比は、おがくず40〜60に対して糖料35〜60で構成され、さらに燻煙材に対して重量比3〜10の水で均等に攪拌し、燻製するペット用品の重さ90〜100に対し、燻煙材を水分を除いた重量比で1〜3使用する。前記の糖料は1種又は多種の糖類を配合して使用しても良く、異なる糖類は異なる風味をもたらす。例えば重さ20〜30の郷土伝統蔗糖と重さ15〜30の白砂糖とを配合して糖料とする。
燻製は燻炉内で行われる。燻炉は、図4、図5に示すように、炉扉(11)、原料の出し入れ口(12)、排煙口(13)、台車付燻製棚(14)、レール(16)を有する。炉内の頂部に排煙口(13)が設けられ、下部に燻煙材用のトレー(17)があり、トレー(17)の下部には加熱炉(18)がある。
台車付燻製棚(14)は垂直方向に多層の加熱乾燥棚(15)が固定されている。台車付燻製棚(14)はレール(16)によって燻炉に出し入れすることができ、製品を燻製する時に燻炉内に入れ、加熱乾燥棚(15)の上にペット用品をセットする。原料の出し入れ口(12)を炉扉(11)の両側面に取り付けると最も便利であり、二つの台車付燻製棚(14)を用いた連続操業が可能となり、生産効率が向上する。
燻炉は長方形構造であり、炉内の長さ、幅、高さはそれぞれ1.8〜2.5メートル、1.8〜2.5メートル、1.65〜2.3メートルに設計されている。排煙口(13)の直径は0.25〜0.35メートルで、排煙の便宜上、複数の排煙口(13)を設けることができる。
台車付燻製棚(14)上の加熱乾燥棚(15)の間隔は0.25〜0.3メートルで、トレー(17)と最下部の加熱乾燥棚(15)の間隔は0.5〜0.8メートルであると良い。
具体的な操作は、燻製しようとするペット用品を台車付燻製棚(14)の加熱乾燥棚(15)の上に置いた後、台車付燻製棚(14)を燻炉内に進め、用意した燻煙材を均等に燻煙材用トレー(17)に散布し、炉の扉を閉める。次に、加熱炉(18)を起動し、強火でトレー(17)の底部を加熱し、燃焼の温度を制御して、トレー(17)上の燻煙材を不完全燃焼させ、速やかに煙を出させ、規定の温度と時間に制御する。このようにすれば、煙で燻製したペット用品の完成品となる。
畜皮として第1層皮を取り除いた生ブタ皮を使用する。
原料ブタ皮の皮下残留脂肪をバイトで削り落とす。次にバンドナイフマシンでブタ皮を三つの層に分割する。次いで分割された畜皮を回転ドラムに入れる。
ブタ皮1500キログラムに対し、40キログラムの軟化剤と250キログラムの水を回転ドラムに加える。回転ドラムを起動し、回転速度9回転/分で、30分間回転させ、残液を排出する。
さらに回転ドラム中に脱脂剤15キログラム、水250キログラムを入れ、回転速度を9回転/分に保ちながら、40分間回転させた後、溶液を排出する。
上述の軟化剤と脱脂剤は共に市販のものである。水を加えて洗浄し、洗浄液を測定してPHが6になったら、洗浄を終了する。
回転ドラム中に市販の調色剤を入れ、調色を行い、白色皮に加工する。ブタ皮を同様に1500キログラムとして計算すると、調色剤300キログラムと水150キログラムを加え、回転ドラムの回転速度を9回転/分とし、回転時間は240分間とする。
湿式成形の湿皮の皮加工法では、まず調色後の湿皮の水を切って水分を除き、裁断する。長さと幅は用品の必要に応じて決めるが、製品の種類は多種多様であるため、裁断の寸法にも多くの規格がある。例えば、長さを100cm、幅を3cmとした後、様々な形態を編み上げる。
成形後、加熱乾燥を行ない、加熱乾燥は60℃の温度を24時間を維持した後、更に温度を75℃まで徐々に上げて36時間加熱乾燥した後、包装して出荷する。
乾燥は乾燥室で行われ、ペット用品が完全に重なるように置いてはならず、加熱乾燥棚(15)の上に離して置くべきである。上下に設けられた加熱乾燥棚(15)の間隔は20cmに設計されていて、乾燥室の高さは2.5メートルである。
使用する回転ドラムの直径は2.2メートルで、長さは2メートルであり、回転ドラムには原料出し入れ兼排水口(1)と、注水口(2)が設けられていて、その側面方向には駆動装置が取り付けられており、回転ドラムを横置式で回転させ、その内側面には12枚の攪拌パネル(3)が取り付けられている。回転ドラムは木材で製造される。
第一層を取り除いた生牛皮を原料とする。
まずバイトで残余の脂肪を削り落とし、4層に分割した後、回転ドラムに入れ、牛皮750キログラムに対し、軟化剤21キログラム、水130キログラムを加え、回転速度は10回転/分で60分間回転させる。
牛皮の切片が軟化した後、残液を排出し、脱脂剤8キログラム、水135キログラムを加え、実施例1と同じ構造の回転ドラムで回転速度10回転/分で50分間回転させ、その後洗浄を行い、PHが7になるまで水で洗浄する。
続いて調色を行い、白色皮に加工し、上述の原料の比率に対して調色剤160キログラム、水80キログラムを加え、回転ドラムを10回転/分で回転させ、時間を240分間前後に制御して間欠回転を行ない、調色終了後、さらに水で洗浄する。
湿式成形の湿皮の粒状原料加工法では、まず皮の水を切って水分を除いた後、細刻機で皮を細かく刻んで粒状にし、粒子の大きさを7mm未満にすべきである。さらに攪拌工程に進んで原料を攪拌する際、粒状原料に適量の食用色素と食用香料を加え、さらに粘着剤を入れる必要もある。
粘着剤はもち米のりを用い、これはもち米96キログラム、ゼラチン2キログラムと水71キログラムから調製され、攪拌機の中で皮の粒状原料と均等に攪拌してから、プレス機と押し出し機でそれぞれプレス及び押し出して粒状原料を成型させる。
最後に、加熱乾燥工程に進むが、加熱乾燥は排気制御して40℃の温度を36時間維持する低温段階と、排気制御して70℃の温度を40時間維持する高温段階の二段階で行われる。
加熱乾燥後のペット用品の含水量の測定値は12%に達する。上記原料を投入して加工するペット用品の重量は180キログラムに達する。
燻製が必要な場合は、燻炉の一回の燻製量によって、4回に分けて燻製する。燻煙材は4回合計で3.7キログラムを使用し、その中でおがくずは2キログラム、郷土伝統蔗糖は1.1キログラム、白砂糖は0.7キログラムである。それを水0.3キログラムで調製し、毎回の燻製時間を10分以内にとして95℃で燻製し、燻製後の製品を包装して出荷する。
使用する燻炉には同様に炉扉(11)、原料の出し入れ口(12)、排煙口(13)、台車付燻製棚(14)、レール(16)がある。炉内の長さと幅はそれぞれ2メートルで、高さは1.7メートルであり、排煙口(13)の直径は0.3メートルである。
台車付燻製棚(14)は垂直方向に4層の加熱乾燥棚(15)が固定されていて、上下の加熱乾燥棚(15)の間隔は0.26メートルであり、加熱乾燥棚(15)の上に加熱乾燥したペット用品を置く。燻炉内の下部に燻煙材用トレー(17)を置く。トレー(17)と最下部の加熱乾燥棚の間隔は0.65メートルで、トレー(17)下部の加熱炉(18)によって加熱する。
ここでは、第一層を取り除いた生ブタ皮1000キログラムを畜皮とする。
その脂肪を削る過程と畜皮を分層する過程は実施例1と同様である。軟化の際、軟化剤25キログラムと水166キログラムを加え、回転ドラムの中で前処理を行なう。回転ドラムの回転速度は12回転/分で、回転時間は40分間であり、この時間は回転ドラムの回転時間の総計で、中断時間が含まれていない。
そして、軟化液を取り除いた後、脱脂工程に入り、脱脂剤7.2キログラム、水134キログラムを加え、回転ドラムの回転速度は12回転/分で、50分間回転させる。その後、洗浄し、PHが7になったら水洗を停止する。
乾式成形の乾燥皮の皮加工法は、前処理後の原料を天日乾しや陰乾しなどにより自然乾燥してから、裁断し、その厚さを1mmにする。製品の種類が非常に多いため、製品の長さと幅は多種の規格を選ぶことができ、例えば、長さは20cm、幅は2.5cmである。
しかし、皮巻き製品を製造する時は、巻き物の外観形状の維持及び加工の便宜上、乾燥皮の裁断幅を0.9〜12cmとし、例えば、10cmを選択しても良い。
その後、原料を水の中に浸けて、水に浸け込む処理を5分間行ない、軟化した後、プレス機でプレスして又は直接編んで成形し、最後に、加熱乾燥の方法でペット用品にする。
編んだ製品が白色皮である場合は、製品の外観色を維持するために、加熱乾燥によって後処理を行なう。この例で使用する回転ドラムの直径は2.9メートル、長さは2.5メートルで、ドラムの内側面に攪拌杭(4)を取り付け、杭(4)を取り付ける規格は図3に示されているので、その一例を選び、杭(4)の高さを23cmとして選び、均等に回転ドラムの内表面に分布させる。回転ドラムは木製又はプラスチック製である。
畜皮として第一層を取り除いた生牛皮750キログラムを使用する。
脂肪を削り、実施例1と同様に三層に分割する。軟化剤16キログラム、水177キログラムを加え、回転ドラムの回転速度を8回転/分、時間70分間に制御する。
本実施例の原料の脂肪は極めて少ないため、脱脂工程を省略し、PHが7になるまで水で洗浄する。
乾式成形の乾燥皮の粒状原料加工法により、まず前処理した皮を乾かしてから粉砕し、粒子の大きさを7mmにする。
その後、原料を攪拌すると同時に粘着剤を加える。粘着剤は食用タピオカ粉を水で調製して作られ、タピオカ粉58キログラム、ゼラチン1キログラムと水46キログラムから調製される。それを皮の粒状原料と均等に攪拌した後、押し出して又はプレスして成型する。
押し出し成型は型の違いによって、押し出して又はプレスして多種の形状の製品に成型することができる。また、プレス成型品を皮の中に包み込んで編み、縫合して、様々な形状の製品を作ることもできる。
最後に、加熱乾燥して、ペット用品にする。加熱乾燥は、二段階により完成され、低温段階では35℃の温度で30時間を維持し、その後温度を70℃の高温まで徐々に上昇させてさらに48時間加熱して、終了する。
加熱乾燥後、燻製を行い、90℃の温度で時間を10分間に制御する。本実施例の乾燥皮の原料もまた4回の燻製を必要とし、燻煙材の総量は5.8キログラムで、その内訳はおがくず3キログラム、郷土伝統蔗糖1.5キログラム、白砂糖1.3キログラムであり、これに水0.3キログラムを加えて調製し、四回に分けて使用し、燻製設備は実施例2と同様である。使用する回転ドラムの構造は実施例3と同様である。
本発明のペット用品製造方法に使用する回転ドラムの全体図 図1に示す回転ドラムのB−B横向断面図 回転ドラムの攪拌杭の配置図 本発明で提供する燻炉の全体構成の縦方向断面図 図4に示す燻炉のA−A俯瞰図
符号の説明
1 原料出し入れ兼排水口
2 注水口
3 攪拌パネル
4 攪拌杭
11 炉扉
12 出し入れ口
13 排煙口
14 台車付燻製棚
15 加熱乾燥棚
16 レール
17 トレー
18 加熱炉

Claims (17)

  1. 畜皮の前処理、成形、及び後処理の工程からなり、原料として畜皮の第2層及び/又は第2層より下の各層を使用し、
    前記前処理工程には、畜皮の脂肪を削る工程、層を分ける工程、軟化剤を加えて軟化する工程、及び皮のPHが5〜8になるまで水で洗浄する工程があり、前記軟化工程及び前記洗浄工程はいずれも回転ドラムの中で行われ、
    前記成形工程には、湿式成形又は乾式成形が含まれ、
    前記湿式成形は、湿皮の皮加工法又は湿皮の粒状原料加工法であって、
    前記湿皮の皮加工法の手順には、水を切る工程、裁断する工程、及び編む工程があり、
    前記湿皮の粒状原料加工法の手順には、水を切る工程、粒子の大きさが7mm未満になるまで細かく刻む工程、粘着剤を加えて原料を攪拌する工程、及びプレスする又は押し出す工程があり、
    前記乾式成形は、乾燥皮の皮加工法又は乾燥皮の粒状原料加工法であって、
    前記乾燥皮の皮加工法の手順には、前処理した皮を自然乾燥する工程、裁断する工程、水に浸け込む工程、及び編んで又はプレスして成型する工程があり、
    前記乾燥皮の粒状原料加工法の手順には、前処理した皮を自然乾燥する工程、粒子の大きさが7mm未満になるまで粉砕する工程、粘着剤を加えて原料を攪拌する工程、及びプレスする又は押し出す工程があり、
    前記後処理工程は、自然乾燥及び加熱乾燥して、又は加熱乾燥して、その含水量を15%より小さくすることを特徴とするペット用品の製造方法。
  2. 層を分ける前記工程により分層した畜皮の厚さは、3〜6.5mmであることを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  3. 前記湿皮の皮加工法及び前記乾燥皮の皮加工法における皮の裁断長さは、共に16〜140cm、幅が2.5〜20cmであることを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  4. 前記乾燥皮の皮加工法における乾燥皮の裁断厚さは、0.8〜2mmであることを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  5. 前記乾燥皮の皮加工法における皮巻きを編む前の乾燥皮の裁断幅は、0.9〜12cmであることを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  6. 前記前処理工程における回転ドラムの回転速度は、7〜12回転/分であることを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  7. 前記前処理工程において、軟化過程の畜皮:軟化剤:水=75〜85:1.5〜2.5:10〜20という重量比であり、かつ回転ドラムの回転時間を30〜90分間に制御することを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  8. 前記前処理工程の軟化工程と洗浄工程との間に、脱脂の工程が付加されており、脱脂工程の畜皮:脱脂剤:水=90〜100:0.5〜1.5:11〜20という重量比で、かつ回転ドラムの回転時間を40〜60分間に制御することを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  9. 前記湿式成形の湿皮の粒状原料加工法及び前記乾式成形の乾燥皮の粒状原料加工法において、原料を混ぜる粘着剤は、もち米粉と食用タピオカ粉から製造され、その重量比が、もち米粉又はタピオカ粉:ゼラチン:水=70〜80:1〜2:50〜60であり、粒状原料と粘着剤の重量比が75〜90:10〜25であることを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  10. 前記乾燥皮の皮加工法における水に浸け込む工程における水に浸け込む時間は、2〜10分間であることを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  11. 前記乾燥皮の皮加工法における水に浸け込む工程における乾燥皮の含水量は、25〜40%であることを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  12. 前記湿式成形の湿皮の粒状原料加工法及び/又は前記乾式成形の乾燥皮の粒状原料加工法の原料を攪拌する工程中に、皮の粒状原料を着色する工程が組み込まれていることを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  13. 前記湿式成形の湿皮の粒状原料加工法及び/又は前記乾式成形の乾燥皮の粒状原料加工法の原料を攪拌する工程中に、皮の粒状原料に風味付けする工程が組み込まれていることを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  14. 前記加熱乾燥工程で、35〜65℃の低中温で24〜48時間加熱し、かつ75℃の高温まで徐々に温度を上げて36〜48時間加熱するという2段階の排気式加熱乾燥を行なうことを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  15. 前記前処理工程における水で洗浄する工程後、調色を行う際、
    配合原料の重量比が、畜皮:調色剤:水=80〜90:1.2〜1.8:10〜15であれば、本来の色のペット用品用皮を形成し、
    配合原料の重量比が、畜皮:調色剤:水=80〜90:12〜20:6〜15であれば、白色のペット用品用皮を形成し、
    調色は回転ドラムの中で行われ、回転ドラムの回転時間が240〜300分間であり、
    調色完了後に再度水で洗浄することを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
  16. 前記調色剤として過酸化水素水を使うことを特徴とする請求項15に記載のペット用品の製造方法。
  17. 前記後処理工程の自然乾燥かつ加熱乾燥、あるいは加熱乾燥後に、燻製工程が付加されており、
    その燻製工程を、温度80〜120℃、時間5〜30分間に制御し、
    燻製は燻炉の中で行われることを特徴とする請求項1に記載のペット用品の製造方法。
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