JPH01167548A - クリーンルーム用更衣室 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野ｊ 本発明は、クリーンルーム（生産、研究エリア）の出入
口に配されるクリーンルーム用更衣室、特に２次更衣室
に関するものである。

「従来の技術」 従来、この種の更衣室は、室内において、前段に、ロッ
カー、手洗器等が、設けられ、後段に、クラス１万程度
の乱流式エアシャワーが設置されており、クリーンルー
ムへの入室者は、まず、この更衣室に入って、作業服を
無塵服に着替え、手を洗い、その後、エアシャワーを浴
び、付着している塵埃を除去して、クリーンルームへと
入室するようになっている。

「発明が解決しようとする問題点」 しかし、従来のものでは、ロッカー、手洗器等の配置に
関する合理的手法が確立されておらず、その手順が各人
の自由に委ねられていて、ただ単に着替え、ただ漠然と
手を洗えばよいようになっており、クロスコンタミネー
ションを生じ、また、設備としても、未だ不十分なため
に、十分な入室準備をなし得ない欠点があり、特に、高
い清浄度が要求される近時のクリーンルームに対応でき
ない憾みがある。

本発明は、斯る従来の問題点を解決しようとするもので
ある。

「問題点を解決するための手段」 本発明は、外部に通じる入口とクリーンルームに通じる
出口とを有する室内に、入口から出口に至る順路を設け
、該順路に、少なくとも、一般着用ロッカー、手洗器、
無塵着用ロッカー、その他付帯設備及びエアシャワーを
当該順位にて配して成る。

また、カード方式等を採用して、入室者の無塵服等が自
動的に選出されるようにし、更に、電子的自動制御手段
を採用して、前行程が終了していない限り、次行程が働
かないよう行程管理するとよい。

「作用」 如上の構成であるから、入室者は、自ら次の順序に従う
ことになる。

ｔｌｌ　　−船腹を脱いで、一般若用ロッカーへ収納す
る。

（２）　　手洗器により手を洗う。

（３）　　無塵着用ロッカーから無塵服等を取り出し、
身体に着ける。

（４）　　付帯設備による所要行程を経る。

（５）　　エアシャワーを浴び、ダストブローする。

（６）　　クリーンルームへ入室する。

また、クリーンルームからの退室の際は、その逆行程と
なるが、清浄化は行わない。

「実施例」 図面は、本発明の実施例を示している。

図において、Ａは、本発明に係る更衣室ユニットを、Ｂ
は、該更衣室ユニットに連なるクリーンルームを示して
いる。

更衣室ユニットＡは、一般居室に通じる入口１とクリー
ンルームＢの出入口に通しる出口２とを有し、これらに
気密性の自動ドア１５．１６を備え、内部に、入口１か
ら出口に至る順路３を形成し、該順路に、順次に、一般
若用ロツカ−４、手洗器５、無塵着用ロッカー６、塵埃
除去装置７、ダストパス８、シューズロッカー（下部）
及び手袋ロッカー（上部）９、消毒槽ＩＯ、シューズク
リーナー（下部）及びエアタオル（上部）１１．１ｌｔ
１２、エアシャワー１３、クリーンアンプ室１４を配し
ている。

なお、１７は、各部を電気的機械的に制御するための操
作盤であり、例えば、カード方式を採用するとよい、　
１８．１９は、ダクト空間である。

而して、入室者は、次の一定の行程に従うことになる。

ｆｌｌ　　−船腹を脱いで、一般若用ロツカ−４に納め
る。

（２）　　下着又はシャツのままで手洗器５にて手を水
洗し、付設のエアタオルで乾燥させる。

（３）　　無塵着口ツカ−６から無塵服を、シューズロ
ソ力−から無塵靴を取り出して、身体に着ける。

（４）　　塵埃除去装置により着替え時の発塵を除去す
る。

（５）　　手袋ロッカーから手袋を取り出し、破れ等の
不具合がないことを確認して手に着ける。不具合のあっ
たものは、ダストパス８へ投入する。

次いで、その手を消毒槽に入れて手袋を消毒する。

（６）　　その手袋をエアタオルで乾燥させる。また、
シューズクリーナーにより無塵靴の靴底を清掃する。

（７）　　エアシャワー１３にて、強力なエアシャワー
を浴び、塵埃を排除する。

（８）　　最終のクリーンアンプ室１４にて、再度軽（
エアシャワーを浴び、空気中に残留し、浮遊する塵埃が
再び付着するのを防ぎ、クリーンルームＢに入室する。

クリーンルームＢからの退室の際は、その逆行程となる
が、この際には、エアシャワー等は働かせない、使用後
の手袋等は、ダストパス８へ没入する。また、汚れた無
塵服等もダストパスより外部へ出すことができる。

「発明の効果」 本発明によれば、入室者に自ら一定の合理的な行程をと
らせることができ、クロスコンタミネーシ目ンを極力少
なくでき、また、所要の設備が配備されることにより、
クリーンルームへの十分な入室準備をなし得、高い清浄
度が要求される近時のクリーンルームに支障なく対応で
きる。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の実施例を示す構成要領截断平面図であ
る。 Ａ・・・更衣室ユニット　Ｂ・・・クリーンアンプ室・
・入口　　　　　　２・・・出口 ３・・・順路　　　　　　４・・・一般若用ロツカ−５
・・・手洗器　　　　　６・・・無塵着用ロッカー７・
・・塵埃除去装置　　８・・・ダストパス９・・・シュ
ーズロッカー及び手袋ロッカー１０・・・消毒槽 １１・・・シューズクリーナー及びエアタオル１２・・
・鏡１３・・・エアシャワー １４・・・クリーンアップ室１５．１６・・・自動ドア
１８．１９・・・ダクト空間 手晴補正書

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外部に通じる入口とクリーンルームに通じる出口とを有
   する室内に、入口から出口に至る順路を設け、該順路に
   、少なくとも、一般着用ロッカー、手洗器、無塵着用ロ
   ッカー、その他付帯設備及びエアシャワーを当該順位に
   て配したことを特徴とするクリーンルーム用更衣室。