JP3153670U - 医療用ベッドの構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】長期間床に就いている人のために用いられ、自動化洗浄と労力節減の機能と効果を達成することができる医療用ベッドの構造を提供する。【解決手段】医療用ベッドの構造は、ベッド体2周辺に、数組のノズル22を設置し、しかもベッド体2底面には排出口232を設置し、排出口232位置にはさらに洗浄ユニットを設置し、ノズル22は水を噴出し洗浄を行なうことができ、排出口232は人体排泄物の出口で、洗浄ユニットは排泄後に人体の排泄部位を洗浄する。【選択図】図1
Description
本考案は医療用ベッドの構造に関し、特にベッド体にノズル、排出口、洗浄ユニットの構造を結合する医療用ベッドの構造に関する。
長期間床に就いている患者に対する介護で、最も時間と体力を費やす作業は、身体を清める作業と排泄のケアであろう。
しかし、患者の多くは、全身を動かせないため、これら作業は完全に他人の手に頼らなければならない。
しかも、排泄と身体を清める時には、ベッドから浴室に移動させなければならず、一人の力では難しい。
さらには、自分の意思を示せない患者もおり、排泄があったか否かはうかがいしれず、それがベッドに排泄されて初めて、きれいにするしかない状況である。
本考案は、従来の医療用ベッドの構造の上記した欠点に鑑み、医療/介護の品質を改善し、家族の負担を軽減させることを目指してなされたものである。
しかし、患者の多くは、全身を動かせないため、これら作業は完全に他人の手に頼らなければならない。
しかも、排泄と身体を清める時には、ベッドから浴室に移動させなければならず、一人の力では難しい。
さらには、自分の意思を示せない患者もおり、排泄があったか否かはうかがいしれず、それがベッドに排泄されて初めて、きれいにするしかない状況である。
本考案は、従来の医療用ベッドの構造の上記した欠点に鑑み、医療/介護の品質を改善し、家族の負担を軽減させることを目指してなされたものである。
本考案が解決しようとする主要な課題は、ベッドに横たわる人に対して直接洗淨を行なうことができ、ベッドに横たわる人はベッド上でそのまま排泄でき、また排泄部位の洗浄機構を備える医療用ベッドの構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本考案は下記の医療用ベッドの構造を提供する。
医療用ベッドの構造は、凹形ベッド体で、その両側内壁には数個のノズルを設置し、水或いは沐浴剤を噴射することができ、
該ベッド体底面には、人体の排泄器官位置に相対して排出口を設置し、該排出口内縁には、感知部品と洗浄ノズル口を設置し、
人は該ベッド体内に横たわったまま、該ノズルにより直接身体に噴水し洗浄を行なうことができ、ベッドから他に移す必要がなく、
しかも排泄の必要がある時にも、該排出口から直接排泄すれば良く、該感知部品は排泄物の通過を感知すると、自動的に該洗浄ノズル口を起動し、噴水し、排泄器官を洗浄する。
医療用ベッドの構造は、凹形ベッド体で、その両側内壁には数個のノズルを設置し、水或いは沐浴剤を噴射することができ、
該ベッド体底面には、人体の排泄器官位置に相対して排出口を設置し、該排出口内縁には、感知部品と洗浄ノズル口を設置し、
人は該ベッド体内に横たわったまま、該ノズルにより直接身体に噴水し洗浄を行なうことができ、ベッドから他に移す必要がなく、
しかも排泄の必要がある時にも、該排出口から直接排泄すれば良く、該感知部品は排泄物の通過を感知すると、自動的に該洗浄ノズル口を起動し、噴水し、排泄器官を洗浄する。
本考案は、長期間床に就いている人のために用いられ、自動化洗浄と労力節減の機能と効果を達成することができる。
以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1、2、3、4に示すように、本考案医療用ベッドの構造は、マットレス1、ベッド体2、遮蔽ユニット3、台体4、貯水ユニット5、警告表示ユニット6を備える。
マットレス1は、軟質の長方形板片で、主に人が横たわるために用いる。
マットレス1の人体の排泄器官が相対する位置には、開口11を設置し、マットレス上側には、多数組の気孔12と槽道13を開設し、しかも両者は相互に連通する(図2参照)。
マットレス1は、軟質の長方形板片で、主に人が横たわるために用いる。
マットレス1の人体の排泄器官が相対する位置には、開口11を設置し、マットレス上側には、多数組の気孔12と槽道13を開設し、しかも両者は相互に連通する(図2参照)。
ベッド体2は、長方形の凹体で、マットレス1を凹部内に受け入れる。
ベッド体2の相対する両短辺外側の適当な位置には、延伸軸21を設置する。
ベッド体2の長辺内側には、数個のノズル22を設置する。
ベッド体2の底板は、固定部23と可動部24に分かれ、固定部23の辺縁位置には、多数組の排水孔231を設置し、開口11下方位置には、排出口232を開設する。
しかも、排出口232内縁の適当な位置には、感知部品233及び洗浄ノズル口234を設置し(図3参照)、排出口232下方には、動かすことができる蓋板235を組合せ、開閉可能とする。
可動部24の、固定部23と接続する一辺は回転軸で、一定の角度に持ち上げることができ、しかも可動部24両辺の適当な位置には、排水孔241を開設する。
ベッド体2の相対する両短辺外側の適当な位置には、延伸軸21を設置する。
ベッド体2の長辺内側には、数個のノズル22を設置する。
ベッド体2の底板は、固定部23と可動部24に分かれ、固定部23の辺縁位置には、多数組の排水孔231を設置し、開口11下方位置には、排出口232を開設する。
しかも、排出口232内縁の適当な位置には、感知部品233及び洗浄ノズル口234を設置し(図3参照)、排出口232下方には、動かすことができる蓋板235を組合せ、開閉可能とする。
可動部24の、固定部23と接続する一辺は回転軸で、一定の角度に持ち上げることができ、しかも可動部24両辺の適当な位置には、排水孔241を開設する。
遮蔽ユニット3は、巻き簾式機構で、ベッド体2短辺の外側に結合し、カーテン31を引き出しベッド体2上面を覆うことができる。
台体4は長方体で、その両短辺上縁には、サポートフレーム41を設置し、これにより延伸軸21を組み合わせ、別に動力ユニット42を設置し、延伸軸21末端に組み合わせる。
台体4内にはさらに、排出口232下方において、収容ユニット43を設置する。
貯水ユニット5は、液体を入れられる容器で、台体4周辺の適当な位置に配置し、その管路ベッド体2に接続し、給水源として用いる。
警告表示ユニット6は、一種の発光設備で、貯水ユニット5上に設置し、しかも警告表示ユニット6はさらに、感知部品233の信号を受け取ることができる。
図4は、本考案の立体外観図で、図5は、動力ユニット42により延伸軸21を連動し、ベッド体2が左右に傾斜することで、人のベッドからの上り下りの便を図る様子を示すベッド体の動作模式図である。
台体4は長方体で、その両短辺上縁には、サポートフレーム41を設置し、これにより延伸軸21を組み合わせ、別に動力ユニット42を設置し、延伸軸21末端に組み合わせる。
台体4内にはさらに、排出口232下方において、収容ユニット43を設置する。
貯水ユニット5は、液体を入れられる容器で、台体4周辺の適当な位置に配置し、その管路ベッド体2に接続し、給水源として用いる。
警告表示ユニット6は、一種の発光設備で、貯水ユニット5上に設置し、しかも警告表示ユニット6はさらに、感知部品233の信号を受け取ることができる。
図4は、本考案の立体外観図で、図5は、動力ユニット42により延伸軸21を連動し、ベッド体2が左右に傾斜することで、人のベッドからの上り下りの便を図る様子を示すベッド体の動作模式図である。
図6は、カーテン31を引き出し、ベッド体2上を覆い、可動部24を持ち上げる状態の模式図である。
人がベッド体2内に横たわった状態で身体を洗う時、カーテン31は、身体を遮蔽し、同時に水の飛び散りを防止する。
可動部24は人の頭部を持ち上げることができる。
図7及び図8は、ノズル22が水を噴出し洗浄する様子の模式図で、特に図8は、洗浄後の水が、排水孔231から流出する様子を示す。
人の頭部にまで水がたまり、溺れるなどの事故の発生を防ぐため、可動部24の排水孔241は、人の頭部へと溢れて来た水の排出を行う。
人がベッド体2内に横たわった状態で身体を洗う時、カーテン31は、身体を遮蔽し、同時に水の飛び散りを防止する。
可動部24は人の頭部を持ち上げることができる。
図7及び図8は、ノズル22が水を噴出し洗浄する様子の模式図で、特に図8は、洗浄後の水が、排水孔231から流出する様子を示す。
人の頭部にまで水がたまり、溺れるなどの事故の発生を防ぐため、可動部24の排水孔241は、人の頭部へと溢れて来た水の排出を行う。
図9は、洗浄後に身体を乾かすために用いる気流が、気孔12から吹き出す様子を示す。
人の身体の下で圧迫される気孔12から吹き出す気流は、槽道13に沿って流通する。
最後に、図10、11、12に示すように、感知部品233は、排出口232を探知し(図10参照)、排泄物の通過を感知すると、自動的に洗浄ノズル口234を起動し噴水し(図11参照)、これにより人員の排泄器官を洗浄する。
排泄物と洗浄後の汚水は、直接収容ユニット43内へと落下する。
感知部品233は同時に、信号を警告表示ユニット6に発信し、警告表示ライトを点灯させる。
これにより、介護人員は、収容ユニット43がいっぱいになっていないかどうかを検査する。
人の身体の下で圧迫される気孔12から吹き出す気流は、槽道13に沿って流通する。
最後に、図10、11、12に示すように、感知部品233は、排出口232を探知し(図10参照)、排泄物の通過を感知すると、自動的に洗浄ノズル口234を起動し噴水し(図11参照)、これにより人員の排泄器官を洗浄する。
排泄物と洗浄後の汚水は、直接収容ユニット43内へと落下する。
感知部品233は同時に、信号を警告表示ユニット6に発信し、警告表示ライトを点灯させる。
これにより、介護人員は、収容ユニット43がいっぱいになっていないかどうかを検査する。
本考案は、上記した構造の組合せにより、長期間床に就いている人は、マットレス1上に横たわったままで、ベッド体2内で入浴、排泄を行なうようにすることができる。
これにより、自動化洗浄と労力節減の機能及び効果を確実に達成することができる。
これにより、自動化洗浄と労力節減の機能及び効果を確実に達成することができる。
本考案は実用新案の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。
1 マットレス
11 開口
12 気孔
13 槽道
2 ベッド体
21 延伸軸
22 ノズル
23 固定部
231 排水孔
232 排出口
233 感知部品
234 洗浄ノズル口
235 蓋板
24 可動部
241 排水孔
3 遮蔽ユニット
31 カーテン
4 台体
41 サポートフレーム
42 動力ユニット
43 収容ユニット
5 貯水ユニット
6 警告表示ユニット
11 開口
12 気孔
13 槽道
2 ベッド体
21 延伸軸
22 ノズル
23 固定部
231 排水孔
232 排出口
233 感知部品
234 洗浄ノズル口
235 蓋板
24 可動部
241 排水孔
3 遮蔽ユニット
31 カーテン
4 台体
41 サポートフレーム
42 動力ユニット
43 収容ユニット
5 貯水ユニット
6 警告表示ユニット
Claims (10)
- 医療用ベッドの構造は凹形ベッド体で、
前記ベッド体は、その両側の内壁に1個以上のノズルを設置し、
前記ベッド体底面には排出口を設置し、
前記排出口内縁には感知部品と洗浄ノズル口を設置することを特徴とする医療用ベッドの構造。 - 前記ベッド体底面内には、さらに、排水孔を設置することを特徴とする請求項1記載の医療用ベッドの構造。
- 前記ベッド体の底板は固定部と可動部に分かれ、該可動部の前記固定部と接続する一辺は回転軸で持ち上げることができ、
前記可動部の適当な位置には排水孔を設置し、前記排出口は前記固定部に位置することを特徴とする請求項1記載の医療用ベッドの構造。 - 前記ベッド体はマットレスを凹部内に受け入れることができ、前記マットレスは、開口、気孔、槽道を備えることを特徴とする請求項1記載の医療用ベッドの構造。
- 前記開口位置は前記排出口に対応することを特徴とする請求項4記載の医療用ベッドの構造。
- 前記ベッド体は台体上に組み合わせることを特徴とする請求項1記載の医療用ベッドの構造。
- 前記ベッド体は、相対する両辺の外側に1組の延伸軸を設置し、前記延伸軸は、さらに、動力ユニットに接続することを特徴とする請求項6記載の医療用ベッドの構造。
- 前記台体は収容ユニットを備えることを特徴とする請求項6記載の医療用ベッドの構造。
- 前記収容ユニットは前記排出口下方に位置することを特徴とする請求項8記載の医療用ベッドの構造。
- 前記ベッド体は、管路を設置し、貯水ユニットに接続し、しかも前記感知部品は、配線を設置し、前記警告表示ユニットに接続することを特徴とする請求項1に記載の医療用ベッドの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003442U JP3153670U (ja) | 2009-05-26 | 2009-05-26 | 医療用ベッドの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009003442U JP3153670U (ja) | 2009-05-26 | 2009-05-26 | 医療用ベッドの構造 |
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JP3153670U true JP3153670U (ja) | 2009-09-17 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3153670U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110787009A (zh) * | 2019-10-15 | 2020-02-14 | 湖南粤科汇智能科技有限公司 | 一种喷水机构 |
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2009
- 2009-05-26 JP JP2009003442U patent/JP3153670U/ja not_active Expired - Fee Related
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