JPH01167362A - サーモトロピック液晶ポリマー成形材料 - Google Patents
サーモトロピック液晶ポリマー成形材料Info
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- JPH01167362A JPH01167362A JP32527587A JP32527587A JPH01167362A JP H01167362 A JPH01167362 A JP H01167362A JP 32527587 A JP32527587 A JP 32527587A JP 32527587 A JP32527587 A JP 32527587A JP H01167362 A JPH01167362 A JP H01167362A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、サーモトロピック液晶ポリマー成形材料に関
するものであり、電気・電子部品や自動車部品で特に耐
熱性を必要とする部品等の成形材料として有用である。
するものであり、電気・電子部品や自動車部品で特に耐
熱性を必要とする部品等の成形材料として有用である。
〈従来の技術〉
サーモトロピック液晶ポリマーは、従来の熱可塑性樹脂
とは異なり、剛直な高分子より成り、溶融状態でも分子
鎖は折れ曲がり龍く棒状を保っているので、溶融時に分
子のからみ合いが少なく、僅かなせん断応力を受けるだ
けで一方向に配向する。従って、液状でありながら結晶
の性質を示し、これをそのまま冷却すると分子が配向し
たt、ま固化し、その状態が安定に保たれる。したがっ
て、サーモトロピック液晶ポリマーは通常の熱可塑性樹
脂の加工技術で成形すると得られた成形品は溶融体の流
れ方向(MD)とそれに直角な方向(’I’D)での収
縮率の差が大きく、機械的強度の異方性も大きい。
とは異なり、剛直な高分子より成り、溶融状態でも分子
鎖は折れ曲がり龍く棒状を保っているので、溶融時に分
子のからみ合いが少なく、僅かなせん断応力を受けるだ
けで一方向に配向する。従って、液状でありながら結晶
の性質を示し、これをそのまま冷却すると分子が配向し
たt、ま固化し、その状態が安定に保たれる。したがっ
て、サーモトロピック液晶ポリマーは通常の熱可塑性樹
脂の加工技術で成形すると得られた成形品は溶融体の流
れ方向(MD)とそれに直角な方向(’I’D)での収
縮率の差が大きく、機械的強度の異方性も大きい。
サーモトロピック液晶ポリマーのm械的強度を向上させ
るために一般の熱可塑性ポリマーと同じようにガラス繊
維を充填することが行われている。
るために一般の熱可塑性ポリマーと同じようにガラス繊
維を充填することが行われている。
この際、従来の熱可塑性樹脂は樹脂昨独では等方性であ
るから繊維状であるガラス繊維を充填すると溶融方向に
ガラス繊維が配向し機械的強度の異方性が生ずるがサー
モトロピック液晶ポリマーでは上記したように樹脂自体
が既に配向性を示しており、これにガラス繊維を添加す
ることは配向性を乱す効果があることが予想される。し
かしながらこれによるサーモトロピック液晶ポリマーの
機械的強度の異方性の改良効果は小さい、加えて、サー
モトロピック液晶ポリマーが、通常の熱可塑性vIJ脂
とは興なる溶融状態をとるため、従来どおりに押出機に
て混練しても浮きだしゃはみだしが生じやすい、また、
その成形性が充分ではなく、得られる成形品の表面も平
滑でなく、外観がよくない、この欠点はガラス繊維含有
量が増大する程著しくなり、特に40ffi量%以上の
ガラス繊維を含むものでは、大きな問題となっている。
るから繊維状であるガラス繊維を充填すると溶融方向に
ガラス繊維が配向し機械的強度の異方性が生ずるがサー
モトロピック液晶ポリマーでは上記したように樹脂自体
が既に配向性を示しており、これにガラス繊維を添加す
ることは配向性を乱す効果があることが予想される。し
かしながらこれによるサーモトロピック液晶ポリマーの
機械的強度の異方性の改良効果は小さい、加えて、サー
モトロピック液晶ポリマーが、通常の熱可塑性vIJ脂
とは興なる溶融状態をとるため、従来どおりに押出機に
て混練しても浮きだしゃはみだしが生じやすい、また、
その成形性が充分ではなく、得られる成形品の表面も平
滑でなく、外観がよくない、この欠点はガラス繊維含有
量が増大する程著しくなり、特に40ffi量%以上の
ガラス繊維を含むものでは、大きな問題となっている。
具体的には多量のガラス繊維を含むベレットはその形状
が均一なベレット状とならず、割れ目や繊維のはみ出し
のある異形状となるものが多い、さらに、これを射出成
形等で成形する場合、組成物の流れが不十分となり型面
全体に組成物が行きわたらないことや樹脂とガラス繊維
の分布の不均一が生じ易い。
が均一なベレット状とならず、割れ目や繊維のはみ出し
のある異形状となるものが多い、さらに、これを射出成
形等で成形する場合、組成物の流れが不十分となり型面
全体に組成物が行きわたらないことや樹脂とガラス繊維
の分布の不均一が生じ易い。
通常の熱可塑性樹脂でも表面荒れの問題がすくなからず
生じるが、その場合には押出機での混練を強くする方法
が行われている。しかし、この方法では機械的強度が低
下し、カラス繊維を充填しても補強効果が現れない、ま
た、混練を強くするために押出機のスクリュ等がかなり
摩耗してしまう。
生じるが、その場合には押出機での混練を強くする方法
が行われている。しかし、この方法では機械的強度が低
下し、カラス繊維を充填しても補強効果が現れない、ま
た、混練を強くするために押出機のスクリュ等がかなり
摩耗してしまう。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明はこのようなサーモトロピック液晶ポリマーの異
方性と成型性を改良することを目的とするものである。
方性と成型性を改良することを目的とするものである。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は、ガラス繊維の一部を200ミクロン以下のガ
ラス繊維とし混合混練することにより、異方性と成型性
が改良されることを見出したことにもとづくものである
。即ち本発明はサーモトロピック液晶ポリマー75−2
5重量%と全ガラス繊維中の長さ200ミクロン以下の
ガラス繊維の割合が20−100重量%であるガラス1
IIAn25−75重量%からなるサーモトロピック液
晶ポリマー成形材料に関するものである。
ラス繊維とし混合混練することにより、異方性と成型性
が改良されることを見出したことにもとづくものである
。即ち本発明はサーモトロピック液晶ポリマー75−2
5重量%と全ガラス繊維中の長さ200ミクロン以下の
ガラス繊維の割合が20−100重量%であるガラス1
IIAn25−75重量%からなるサーモトロピック液
晶ポリマー成形材料に関するものである。
本発明で対象とする、サーモトロピック液晶ポリマーと
しては具体的には完全および非完全芳香族ポリエステル
、芳香族−脂肪族ポリエステル。
しては具体的には完全および非完全芳香族ポリエステル
、芳香族−脂肪族ポリエステル。
芳香族ポリアゾメチン、芳香族ポリエステル−カーボネ
ートならびに芳香族および非完全芳香族ポリエステル−
アミドなどが挙げられるが、これらのみに制限されるも
のではない。
ートならびに芳香族および非完全芳香族ポリエステル−
アミドなどが挙げられるが、これらのみに制限されるも
のではない。
本発明に用いるのに好ましい液晶ポリマーはサーモトロ
ピック完全芳香族ポリエステルである。
ピック完全芳香族ポリエステルである。
このようなポリエステルを開示する最近の刊行物の具体
例として特公昭47−47870.特開昭59−159
449.特開昭49−72393゜特開昭51−839
5などが挙げられる。
例として特公昭47−47870.特開昭59−159
449.特開昭49−72393゜特開昭51−839
5などが挙げられる。
本発明に用いられるガラスピーズとしては、市販のCガ
ラス、Cガラス、Sガラス、Aガラス等各種のガラス繊
維を使用できる。その形態としては例えば長いガラス繊
維としてはチョツプドストランドが、200ミクロン以
下の短いガラスピーズとしてはミドルファイバーが好ま
しい原料として使用できる。また、これらのガラス繊維
は市販のまま使用することは勿論、通常の表面処理剤で
処理して使用することもできる。
ラス、Cガラス、Sガラス、Aガラス等各種のガラス繊
維を使用できる。その形態としては例えば長いガラス繊
維としてはチョツプドストランドが、200ミクロン以
下の短いガラスピーズとしてはミドルファイバーが好ま
しい原料として使用できる。また、これらのガラス繊維
は市販のまま使用することは勿論、通常の表面処理剤で
処理して使用することもできる。
本発明においてガラス繊維は25−75重量%好ましく
は25−50重量%の範囲で添加される。
は25−50重量%の範囲で添加される。
添加量が25重量%未満では本発明の効果が発現せず、
一方75重量%を越える量の使用は混練がむずかしくな
る。
一方75重量%を越える量の使用は混練がむずかしくな
る。
200ミクロン以下のガラス繊維の含有量は全ガラス繊
維の20−100重量%好ましくは2〇−50重量%で
ある。これが200ミクロンを越えるもので本発明の効
果は発現しない。
維の20−100重量%好ましくは2〇−50重量%で
ある。これが200ミクロンを越えるもので本発明の効
果は発現しない。
また、サーモトロピック液晶ポリマーには、ガラス繊維
のほか、0−20重量%の添加剤を加えてもよい、この
添加剤の種類は特に限定されるものではなく、通常合成
樹脂に使用される添加剤を使用できる。また、炭素繊維
、フッ素系樹脂、モリブデンやアンチモンあるいはそれ
らの化合物などの摺動材料用充填剤や、ガラスピーズ、
シラスバルーン等の球状充填剤、あるいはその他充填剤
以外の添加剤を添加することができる。
のほか、0−20重量%の添加剤を加えてもよい、この
添加剤の種類は特に限定されるものではなく、通常合成
樹脂に使用される添加剤を使用できる。また、炭素繊維
、フッ素系樹脂、モリブデンやアンチモンあるいはそれ
らの化合物などの摺動材料用充填剤や、ガラスピーズ、
シラスバルーン等の球状充填剤、あるいはその他充填剤
以外の添加剤を添加することができる。
本発明の成型材料は通常ペレタイザーで混合混練してベ
レットとし、射出成型等に供される。
レットとし、射出成型等に供される。
〈実施例〉
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これ
らは好適な態様の例示であって、実施例の組成物に限定
されるものではない。
らは好適な態様の例示であって、実施例の組成物に限定
されるものではない。
実施例1−4
で示されるくり返し単位をもつ重量平均分子量が10.
000のサーモトロピック液晶ポリマー(全芳香族ポリ
エステル樹脂)、ミルドファイバーMP−B (平均ガ
ラス繊維長200ミクロン、旭ファイバーグラス社製)
、チョツドスラント\ C3−03MAPX−1<長さ3−5旭フアイバ一グラ
ス社製)を、第1表に示した組成で混合混練し、二軸押
出機(日本製鋼新製TEX30SS)を用いて300℃
の温度で押出し造粒を行い、ペレットを得た。これらを
50トン射出成形機(東芝機械製l350EP)を用い
てシリンダー温度330℃、射出圧力1500眩/i、
射出速度高速、金型温度150℃の条件で80 as
X 80韻。
000のサーモトロピック液晶ポリマー(全芳香族ポリ
エステル樹脂)、ミルドファイバーMP−B (平均ガ
ラス繊維長200ミクロン、旭ファイバーグラス社製)
、チョツドスラント\ C3−03MAPX−1<長さ3−5旭フアイバ一グラ
ス社製)を、第1表に示した組成で混合混練し、二軸押
出機(日本製鋼新製TEX30SS)を用いて300℃
の温度で押出し造粒を行い、ペレットを得た。これらを
50トン射出成形機(東芝機械製l350EP)を用い
てシリンダー温度330℃、射出圧力1500眩/i、
射出速度高速、金型温度150℃の条件で80 as
X 80韻。
厚さ2+mの平板を成形し、その平板から曲げ試験測定
用のサンプルを切り出した。切り出し方向は溶融体の流
れ方向(MD)とそれに直角な方向(TD)について行
い各々の曲げ強度をA37M規格に準拠して測定した。
用のサンプルを切り出した。切り出し方向は溶融体の流
れ方向(MD)とそれに直角な方向(TD)について行
い各々の曲げ強度をA37M規格に準拠して測定した。
また、ペレット外観を目視により観察し、成形品の外観
を表面粗度計を使い図1に示すRp値(平均高さから最
大高さまでの差)を測定して評価した。RP値としては
2以下が好ましい、これらの結果を第1表にまとめて記
す。
を表面粗度計を使い図1に示すRp値(平均高さから最
大高さまでの差)を測定して評価した。RP値としては
2以下が好ましい、これらの結果を第1表にまとめて記
す。
表から明らかなように、ペレット形状は良好でガラス繊
維のはみ出しなど見られず、成形品の外観も美麗で、表
面の凹凸も少なく、成形性に優れている。また、機械的
強度の異方性も改良され、優れている。
維のはみ出しなど見られず、成形品の外観も美麗で、表
面の凹凸も少なく、成形性に優れている。また、機械的
強度の異方性も改良され、優れている。
比較例1−3
実施例1−4で使用した樹脂にミルドファイバーを使用
せず、チョツプドスラントだけを充填した系で、ガラス
繊維の充填量が40重量%のもの(比較例1)と70重
量%のもの(比較例2)について実施例と同様の試験を
行った。これらの結果を第1表にまとめて記す。
せず、チョツプドスラントだけを充填した系で、ガラス
繊維の充填量が40重量%のもの(比較例1)と70重
量%のもの(比較例2)について実施例と同様の試験を
行った。これらの結果を第1表にまとめて記す。
表から明らかなように、200ミクロンのガラス繊維を
使用しない場合はペレ・シト形状が不良であり、成形品
の外観も良くなかった。また、機械的強度の異方性がか
なり大きい、特に高充填のものほどその傾向が強かった
。
使用しない場合はペレ・シト形状が不良であり、成形品
の外観も良くなかった。また、機械的強度の異方性がか
なり大きい、特に高充填のものほどその傾向が強かった
。
実施例5−6
で示されるくり返し単位をもつ重量平均分子量がs、o
ooのサーモトロピック液晶ポリマー(全芳香族ポリエ
ステル樹脂)、ミルドファイバーMF−B (平均ガラ
ス繊維長200ミクロン、旭ファイバーグラス社製)、
チョプドスラントC3−03MAPX−1(長さ3m+
、旭ファイバーグラス社製)を、第1表に示した組成で
混合混練し、二軸押出機(日本製鋼新製TEX30SS
)を用いて380℃の温度で押出し造粒を行い、ベレッ
トを得た。これらを50トン射出成形機(東芝機械製l
350EP)を用いてシリンダー温度390℃、射出圧
力1500kg/d、射出速度高速、金型温度150℃
の条件で物性試験サンプルを成形し、実施例1−4と同
様の測定を行った。
ooのサーモトロピック液晶ポリマー(全芳香族ポリエ
ステル樹脂)、ミルドファイバーMF−B (平均ガラ
ス繊維長200ミクロン、旭ファイバーグラス社製)、
チョプドスラントC3−03MAPX−1(長さ3m+
、旭ファイバーグラス社製)を、第1表に示した組成で
混合混練し、二軸押出機(日本製鋼新製TEX30SS
)を用いて380℃の温度で押出し造粒を行い、ベレッ
トを得た。これらを50トン射出成形機(東芝機械製l
350EP)を用いてシリンダー温度390℃、射出圧
力1500kg/d、射出速度高速、金型温度150℃
の条件で物性試験サンプルを成形し、実施例1−4と同
様の測定を行った。
これらの結果を第1表にまとめて記す。
表から明らかなように、ベレット形状は良好でガラス繊
維のはみ出しなど見られず、成形品の外観も美麗で、表
面の凹凸も少なく、成形性に優れており、機械的強度の
異方性も改良され、優れていた。
維のはみ出しなど見られず、成形品の外観も美麗で、表
面の凹凸も少なく、成形性に優れており、機械的強度の
異方性も改良され、優れていた。
比較例4−5
実施例5−6で使用した樹脂にミルドファイバ−を使用
せず、チョップ、トスランドだけを充填した系で、ガラ
ス41I!維の充填量が40重量%のもの(比較例3)
と70重量%のもの(比較例4)について実施例と同様
の試験を行った。これらの結果を第1表にまとめて記す
。
せず、チョップ、トスランドだけを充填した系で、ガラ
ス41I!維の充填量が40重量%のもの(比較例3)
と70重量%のもの(比較例4)について実施例と同様
の試験を行った。これらの結果を第1表にまとめて記す
。
表から明らかなように、長いガラス繊維の使用ではベレ
ット形状が不良であり、成形品の外観も良くなかった。
ット形状が不良であり、成形品の外観も良くなかった。
また、機械的強度の異方性がかなり大きい、特に高充填
のものほどその傾向が強かった。
のものほどその傾向が強かった。
実施例7−8
溶融加工性のサーモトロピック液晶ポリマーの市販品の
一種であるベクトラA−950(ポリプラスチック■製
液晶ポリマー無充填品)、ミルドファイバーMP−B
(平均ガラス繊維長200ミクロン、旭ファイバーグラ
ス社製)、チョプドスラントC3−03MAPX−1(
長さ3 rm 、旭ファイバーグラス社製)を、第1表
に示した組成で混合混練し、二軸押出機(日本製鋼所要
TEX30SS)を用いて300℃の温度で押出し造粒
を行い、ペレットを得た。これらを50トン射出成形機
(東芝機械製I 350EP)を用いてシリンダー温度
320℃、射出圧力15001qr/−1射出速度高速
、金型温度150℃の条件で物性試験サンプルを成形し
、実施例1−4と同様の測定を行った。これらの結果を
第1表にまとめて記す。
一種であるベクトラA−950(ポリプラスチック■製
液晶ポリマー無充填品)、ミルドファイバーMP−B
(平均ガラス繊維長200ミクロン、旭ファイバーグラ
ス社製)、チョプドスラントC3−03MAPX−1(
長さ3 rm 、旭ファイバーグラス社製)を、第1表
に示した組成で混合混練し、二軸押出機(日本製鋼所要
TEX30SS)を用いて300℃の温度で押出し造粒
を行い、ペレットを得た。これらを50トン射出成形機
(東芝機械製I 350EP)を用いてシリンダー温度
320℃、射出圧力15001qr/−1射出速度高速
、金型温度150℃の条件で物性試験サンプルを成形し
、実施例1−4と同様の測定を行った。これらの結果を
第1表にまとめて記す。
表から明らかなように、ベレット形状は良好でガラス繊
維のはみ出しなど見られず、成形品外観も美麗で、表面
の凹凸も少なく、成形性に優れており、機械的強度の異
方性も改良され、優れていた。
維のはみ出しなど見られず、成形品外観も美麗で、表面
の凹凸も少なく、成形性に優れており、機械的強度の異
方性も改良され、優れていた。
比較例7−8
実施例7−8で使用した樹脂にミルドファイバーを使用
せず、チョツプドスラントだけを充填した系で、ガラス
繊維の充填量が40重量%のもの(比較例3)と70重
量%のもの(比較例4)について実施例と同様の試験を
行った。これらの結果を第1表にまとめて記す。
せず、チョツプドスラントだけを充填した系で、ガラス
繊維の充填量が40重量%のもの(比較例3)と70重
量%のもの(比較例4)について実施例と同様の試験を
行った。これらの結果を第1表にまとめて記す。
表から明らかなように、200ミクロンのガラス繊維を
使用しない場合はベレット形状が不良であり、成形品の
外観も良くなかった。また、機械的強度の異方性がかな
り大きい、特に高充填のものほどその傾向が強かった。
使用しない場合はベレット形状が不良であり、成形品の
外観も良くなかった。また、機械的強度の異方性がかな
り大きい、特に高充填のものほどその傾向が強かった。
〈発明の効果〉
以上の説明から明らかなように本発明によれば、(1)
成形品の異方性が改良され、 (2) II械的強度の異方性が改良され、(3)成形
品やベレットの外観が美麗で、(4)成形時に従来起こ
りがちな種々のトラブル、例えばガラス繊維の偏在や充
填不足などを起こすことがなく、 (5)ガラス繊維の高充填配合が可能であり、16)
W’A械的強度にも優れたサーモトロピック液晶ポリマ
ー成形材料を得ることができる。
成形品の異方性が改良され、 (2) II械的強度の異方性が改良され、(3)成形
品やベレットの外観が美麗で、(4)成形時に従来起こ
りがちな種々のトラブル、例えばガラス繊維の偏在や充
填不足などを起こすことがなく、 (5)ガラス繊維の高充填配合が可能であり、16)
W’A械的強度にも優れたサーモトロピック液晶ポリマ
ー成形材料を得ることができる。
本発明のサーモトロピック液晶ポリマー成形材料は以上
の特徴を活かして、各種電気・電子部品や自動車部品等
、特に耐熱性を必要とする部品の成形材料として有用で
ある。
の特徴を活かして、各種電気・電子部品や自動車部品等
、特に耐熱性を必要とする部品の成形材料として有用で
ある。
図1は成形品の表面粗さを示すRP値を説明するもので
ある0図に示した波形模様は成形品の表面状態を示す。
ある0図に示した波形模様は成形品の表面状態を示す。
Claims (1)
- (1)サーモトロピック液晶ポリマー75−25重量%
と全ガラス繊維中の長さ200ミクロン以下のガラス繊
維の割合が20−100重量%であるガラス繊維25−
75重量%からなるサーモトロピック液晶ポリマー成形
材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32527587A JPH01167362A (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | サーモトロピック液晶ポリマー成形材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32527587A JPH01167362A (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | サーモトロピック液晶ポリマー成形材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01167362A true JPH01167362A (ja) | 1989-07-03 |
Family
ID=18174990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32527587A Pending JPH01167362A (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | サーモトロピック液晶ポリマー成形材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01167362A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04292651A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-16 | Toray Ind Inc | 液晶性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法およびその成形品 |
WO1998055530A1 (en) * | 1997-06-06 | 1998-12-10 | Eastman Chemical Company | Liquid crystalline polyesters and molding compositions prepared therefrom |
-
1987
- 1987-12-24 JP JP32527587A patent/JPH01167362A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04292651A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-16 | Toray Ind Inc | 液晶性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法およびその成形品 |
WO1998055530A1 (en) * | 1997-06-06 | 1998-12-10 | Eastman Chemical Company | Liquid crystalline polyesters and molding compositions prepared therefrom |
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