JPH01167306A - 耐塩性吸水剤およびその製造方法 - Google Patents

耐塩性吸水剤およびその製造方法

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JPH01167306A
JPH01167306A JP32558587A JP32558587A JPH01167306A JP H01167306 A JPH01167306 A JP H01167306A JP 32558587 A JP32558587 A JP 32558587A JP 32558587 A JP32558587 A JP 32558587A JP H01167306 A JPH01167306 A JP H01167306A
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博也 小林
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浩司 三宅
Tadao Shimomura
下村 忠生
Tadahiro Yoneda
忠弘 米田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は耐塩性吸水剤詮よびその製造方法に関するもの
である。更に詳しくは、製造時および使用時に凝集する
事がない耐塩性吸水剤およびその製造方法に関するもの
である。
(従来の技術) スルホン酸基を含有する高分子架橋体は、耐塩性、耐熱
水性、耐光性、耐酸性、耐アルカリ性等に優れるため、
工業用や土木用のシール材等に利用されている。これら
の用途では、粒子径が100μm以下の高分子架橋体微
粒子をゴムやグラスチック等の各種バインダーに混合し
たものが用いられている。しかしながら、スルホン酸基
言有高分子架橋体は吸湿性が強く1%に微粒子状の場合
Vcri。
吸湿等が原因で凝集しやすいという問題点があった。
このために、高分子架橋体の微粒子を効率よく製造でき
なかったり、それを各種用途に使用する時に凝集して製
品の性能低下の原因となることがあった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記問題点を解決するものである。
したがって1本発明の目的は、耐塩性吸水剤の製造時あ
るいにゴムやグラスチック等の各種バインダー−・の混
線分数時等に凝集する仁とがなく、生産性および作業性
の優れた耐塩性吸水剤を提供することである。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明は、
−数式(1) (ただし B1は水素またはメチル基、R2は炭素数2
〜4の直鎖法もしくは分岐鎖状のアルキレン基、Xは−
Nl(−まfcは一〇−、Yは水素、アルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、アンモニウム基または有懺置換アンモ
ニウムit示す。) で表わされるスルホン酸基含有不飽和単量体2゜〜10
0モルチおよびその他の重合性単量体θ〜80モルチか
らなる単量体成分を重合して得られる高分子架橋体の表
面上で、−数式(■)(R皆SiiX)4−m(1) (ただし、Rは置換基があってもよい、アルキル基、ア
リール基または不飽和脂肪族残基、Xはアルコキシ基、
アシロキシ基、水素原子、ハロダンマtit 原子または水酸基、mはンゴ3の歴数を示し、m個のR
および4−m個のXはそれぞれ異なっていてもよい。)
で表わされるケイ素化合物および/または七の2〜10
量体を組合反応させてなる耐塩性吸水剤に関するもので
ある。
ま之、本発明は、−数式 %式%(11 (ただし、Rは水素ま念はメチル基、Rは炭素数2〜4
の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレ/基、Xは−NH
−または一〇−1Yは水素、アルカリ金属、アルカリ土
類金属、アンモニウム基または有機置換アンモニウム基
を示す。) で表わされるスルホン酸基含有不飽和単量体20〜10
0モルチおよびその他の重合性単量体O〜80モルチか
らなる単量体成分を重合して得られ且つ絶乾1董に対し
て1〜200重量%の範囲の水を含有してなる高分子架
橋体を一般式(11)%式%) (ただし、R3は置換基があってもよ、い、アルキル基
、アリール基または不飽和J石肪族fi基、Xはア個の
R3および4−m個のXはそれぞれ異なっていてもよい
。)で表わされるケイ素化合物および/またはその2〜
10量体に泉貞的に不活性な溶媒に分散場せ、得られた
市分子架倫体の溶媒分紋欣に前記−数式(it)で衆わ
されるケイ素化合物および/またはその2〜10を体を
該高分子架橋体100重量部に対して0.1〜100重
量部の範囲の割合で添加し、0〜200℃の温度に保持
することにより、高分子架橋体粒子の表面上でケイ素化
合物および/またにその2〜10を体を縮合反応させる
ことを特徴とする耐塩性吸水剤の製造方法に関するもの
である。
本発明で用いられるスルホン酸基含有不飽和単量体は、
−数式(1)で表わされるものであり1例えば2−アク
リルアばビー2−メチルプロパンスルホン[,2−スル
ホエテル(メタ)アクリレート、3−スルホプロピル(
メタ)アクリレート、1−スルホプロ/f 7−2−イ
ル(メタ)アクリレート、2−スルホプロピル(メタ)
アクリレート、1−スルホブタン−2−イル(メタ)ア
クリレート、2−スルホブチル(メタ)アクリレート、
3−スルホブタン−2−イル(メタ)アクリレート等の
不飽和スルホン酸やそれらのリチウム・ナトリウム・カ
リウム等のアルカリ金属塩、カルシウム・マグネシウム
等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、有機置換ア
ンモニウム塩を挙げることができ、これらの中から1種
または2種以上を用いることができる。
本発明で使用することができるその他の重合性単量体と
しては、例えばアクリル酸、メタクリル醒、クロトン酸
、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸等
の不飽和カルボン酸ならびにそれらのアルカリ金属塩、
アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、有機置換アンモ
ニウム塩等のカルボキシル基含有不飽和単量体;(メタ
)アクリルアばド、(メタ)アクリロニトリル、酢酸ビ
ニル、N、N−ツメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
−)、2−(メタクリロイルオキシエチル)トリメチル
アンモニウムクロリド等の水溶性不飽和単量体;ヒドロ
キクエチル(メタ)アクリレート。
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリ:r−
f V 7 りIJコールモノ(メタ)アクリレート、
ポリプロピレングリフールモノ(メタ)アクリレート、
メトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、メトキシポリプロピレングリコールモノ(メタ)
アクリレート、メトキシポリブチレングリコール七ノ(
メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコール
モノ(メタ)アクリレート、エトキシポリプロピレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポ
リエチレングリコール・ポリグロビレングリコール七ノ
(メタ)アクリレート、フェノキシボリエテレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、ペンノルオキシボリエ
テレングリコールモノ(メタ)アジリレート、メチル(
メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブ
チル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エス
テル;及びスチレン、塩化ビニル、ブタノエン、イソゾ
レン、エチレン、プロピレン等の疎水性不飽オロ単虚体
などを挙げることができ、これらの1 rrl又ぼ2種
以上上用いることができる。
本発明では単量体成分中にスルホン酸基官有不飽和単量
体を20〜100モルチ含むことが必要である。20モ
ルチ未満では、得られる吸水剤の耐塩性が低くなったり
吸水倍率が小さくなったりする。
本発明において高分子架橋体を得るに際し、単量体成分
中に必要により架橋剤を加えることができる。これらの
架橋剤としては1例えばノビニルベンゼン、エテレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ノエチレングリコー
ルノ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールソ
(メタ)アクリレート、fロビレングリコールゾ(メタ
)アクリレート、ポリプロレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリメテロールプロノ9ノトリ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、ペンタエリスリトールノ(メタ)アクリレート
、 N、N−メチレンビスアクリルアミド、インシアヌ
ル酸トリアリル、トリメチロールゾロパンツアリルエー
テル等の1分子中にエチレン系不飽和基を2個以上有す
る化曾物;エチレングリコール、ノエチレングリコール
、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、
ノエタノールアばン、トリエタノールアミン、ポリプロ
ピレングリコール、ポリビニルアルコール、ペンタエリ
スリトール、ソルビット、ソルビタン。
グルコース、マンニット、マンニタン、ショ糖。
ブドウ糖等の多価アルコール;エチレングリコールノグ
リシノルエーテル、グリセリンノグリシジルエーテル、
ポリエチレングリコールノグリシノルエーテル、グロビ
レングリコールノグリシノルエーテル、ボリデロビレン
グリコールノグリシノルエーテル、ネオペンチルグリコ
ールノグリシノルエーテル、1,6−ヘキサンノオール
ノグリシノルエーテル、トリメチロールゾロ/4ンノグ
リシノルエーテル、トリメチロールプロパントリクリシ
ジルエーテル、グリセリントリグリシツルエーテル等の
ポリエポキシ化合物等が挙げられ、これらの1種またr
i2檀以上を用いることができる。架橋剤として多価ア
ルコールを用いる場合には150℃〜250℃で、ポリ
エポキシ化合物を用いる場合は50℃〜250℃で重合
後熱処理することが好ましい。架橋剤の使用は得られる
耐塩性吸水剤の吸水倍率を容易に制御できる点で好まし
い。
本発明では、単葉体成分を重合後に架橋剤を加えて、高
分子架橋体を得ることも可能である。
本発明において高分子架橋体を得るための重合方法は、
従来から知られているいかなる方法でも良く、例えばラ
ジカル重合触媒を用いる方法や。
放射線・電子線・紫外線等を照射する方法が挙げられる
。ラジカル重合触媒としては、過酸化水素。
ベンゾイルパーオキサイド、キュメンハイドロパーオキ
サイド等の過酸化物、アゾビスインブチロニトリル等の
アゾ化合物、過硫酸アンモニウム、。
過jgkmカリウム等の過硫酸塩等のラジカル発生剤や
、これらと亜硫酸水素ナトリウム、L−アスコルビン酸
、第−鉄塩等の還元剤との組み合わせによるレドックス
系開始剤が用いられる。重合系溶媒としては1例えば水
、メタノール、エタノール。
アセトン、ジメチルホルムアミド、ツメチルスルホキ7
ド、ヘキサン、シクロヘキサン、キシレノ、トルエン、
ベンゼン等やこれらの混合物t″便用ることができる。
重合時の温度は用いる触媒の種類にエリ異なるが、比較
的低温の方が高分子架橋体の分子量が大きくなり好まし
い。しかし、重合が完結するためには20℃以上100
tl:以下の範囲内であることが好ましい。
重合系の単量体濃度には特に制限はないが、重合反応の
制御の容易さと収率・経済性を考慮すれば、20〜80
重tSの範囲にあることが好ましい。重合形態としては
種々の形態を採用できるが、例えば懸濁重合、注型重合
、双腕型ニーグーの剪断力によりrル状言水重合体を細
分化しながら重合する方法(特開昭57−34101号
)が挙げられる。これらの中でも、球形の微粒子が得ら
れるという点で(逆相)@濁重合が特に好ましい。
本発明でその表面上で特定のケイ素化合物および/また
はその2〜10[体を縮合反応さぜる高分子架構体粒子
の平均粒子径には、特に制限はないが、平均粒子径が1
00μ以下のものが好ましい。100μを越えると、ゴ
ムやグラスチック等の各種パイングーへの混線分散が困
難になることがある。また、一般に平均粒子径がlOO
μを越える粒子では特定の処理を行わすとも凝集しにく
くなる傾向があるため、本発明におけるケイ素化合物に
よる処理効果が小さくなる。
本発明で用いられるケイ素化合物および/またはその2
〜10量体は、前記−数式(11)で表わされるケイ素
化合物および/またはその2〜10を体であり1例えば
オルトメチルシリケート、オルトエチル7リケート、オ
ルトプロピルシリケート、オルトブチルシリケート等の
オルトアルキルシリケート及びそれらの2〜10:i体
;ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラ
ン、ビニルトリアセトキシ7ラン、メチルビニルノメト
キシシラン、r−(メタ)アクリロキシグロビルトリメ
トキシシラン、γ−グリシドキシグロピルトリメトキシ
シラン、r−アミノプロピルトリエトキシシラン、r−
(2−アミノエテル)アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、r−アニリノグロビルトリメトキ7シラン、r−(
2−アミノエチル)アミノグロビルメチルノメトキ7シ
ラン、r−メルカグトゾロビルトリメトキシシラン、r
−クロログロビルトリメトキシ7ラン、β−(3,4エ
ポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等の
シランカップリング剤;メチルトリメトキ77ラン、メ
チルトリエトキシシラン、オクタデシルトリメトキシシ
ラン、オクタデシルトリエトキシ7ラン、メチルオクタ
デシルノメトキシ7ラン、ノメチルノメトキシシラン、
ノフェニルノメトキシシラン、フェニルトリメトキシ7
ラン、フェニルトリエトキシシラン、ノフェニルノエト
キシシラ7等のアルキルまたはアリールアルコキシシラ
ン;フェニルトリクロロシラン、ノフェニルノクロロ7
ラン、トリフェニルクロロシラン、メチルトリクロロシ
ラン、メテルノクロロシラン、ツメチルクロロシラノ、
エテルトリクロロ7ラン、プロピルトリクロロシラン、
ブチルトリクロロシラン。
オクタデシルトリクロロシラン、メチルオクタrシルノ
ク口口7ラン、ツメチルオクタデシルクロロシラン等が
挙げられ、これらの1棟i′fcは2種か− 以上を用いること令できる。
ケイ素化合物および/ま九はその2〜10it体の使用
量は、高分子架橋体100重量部に対して0、1〜10
0重量部であることが好ましい。0.1重量部未満では
、高分子架橋体粒子表面の処理効果が不十分となり、ま
比1ooz量部を越えると。
得られる耐塩性吸水剤の吸水倍率が低下する場合がある
高分子架橋体粒子の表面上でケイ素化合物および/また
はその2〜10量体を縮合反応させる場合、高分子架橋
体の絶乾重量に対して1〜200重量%の範囲の水が高
分子架橋体中に含有されている状態であることが好まし
い。1jttts禾溝の場合は反応速度が非常に遅くな
り、また200重fチを越える場合には反応速度が速く
なりすぎて縮合反応中に高分子架橋体中志が凝集するこ
とがある。
高分子架橋体粒子の表面上でケイ素化合物および/ま友
はその2〜10を体を縮合反応させる場合、ケイ素化合
物および/またはその2〜10量体に対し実質的に不活
性な溶媒中で反応全行うことが好ましい。用いられる溶
媒としては、水あるいは水性溶媒のようにケイ素化合物
および/またはその2〜10量体に反応活性なものでな
い限り特に制限なく1例えばヘキサン、オクタン、シク
ロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、メタノー
ル、エタノール、イソグロビルアルコール、ツメチルス
ルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、二塩化エチレン、クロロホルム、ノエテルエーテ
ル等の1種または2種以上の混合物を挙げることができ
る。
高分子架橋体粒子の表面上でケイ素化合物および/また
はその2〜10量体を縮合反応させる場合1反応速度を
速くするために公知の縮合反応触媒を添加することがで
きる。用いられる触媒としては%に制限はないが1例え
ばノブチルチンジラウレート、ジプテルチンノアセテー
ト、ノプテルテンノオクトエート、有機アミン等Sを挙
げることができる。
また、反応速度を抑制するために、アセチルアセト/、
エテレ/、グリコール等のキレート化剤を添加すること
もできる。
本発明において扁分子架橋体粒子の表面上でケイ素化合
物および/またはその2〜10量体を縮合反応させるに
は、高分子架橋体粒子を凝集させることなくその表面に
ケイ素化合物および/またはその2〜10i体の縮合物
を生成できる限り、特に制限はない。しかし、容易にし
かも優れた性能の耐塩性吸水剤が得られるという点で、
高分子架橋体の前記溶媒への分散液にケイ素化合物およ
び/″1九はその2〜10童体を添加し0〜200℃の
温度に好ましく fiO,5〜6時間保持する方法が好
ましい。反応温度が0℃未満では反応速度が遅くなって
優れた性能の耐塩性吸水剤が得難く、ま九200℃を越
える温度では縮合反応中に高分子架橋体の粒子同志が凝
集しやすくなる。
(発明の効果) 本発明の耐塩性吸水剤は、その製造時またはその各種用
途での取り扱い作業時に凝集することがない上に流動性
が良いため、吸水剤本来の性能を十分に発揮でき、また
取り扱い性にも優れている。
また、本発明の耐塩性吸水剤は、コ9ムやグラスチック
等の各椙バインダー中での分散性が良いため、それを混
合または塗布し友ゴム・プラスチック成形品やシート等
は吸水倍率、吸水速度、耐久性に優れている。
したがって1本発明の耐塩性吸水剤は、光・電カケープ
ル用止水材、土木・工業用シール材、水膨張性コ0ム、
溶液のグル化剤、溶媒・油の脱水剤、電気粘性流体等に
有効に利用できる。
(実施例) 以下、実施例により本発明の詳細な説明するが、本発明
の範囲がこれらの実施例にのみ限定されるものではない
実施例1 攪拌機、還流冷却器1滴下ロートおよび窒素ガス導入管
を備えた21の四つロフラスコに7クロヘキサン120
0!it−仕込み、ソルビタンモノステアレート12f
Iを添加溶解した後、窒素置換した。一方、滴下ロート
に2−スルホエチルメタクリレートのナトリウムff1
151JF(0,70モル〕、メタクリル酸6.5 I
i((1,075モル)、メタクリル酸ナトリウム24
.311(0,225モル)、N、N −メチレンビス
アクリルアミド0.154.9 (0,001モル)、
水268Iおよび重合開始剤のV−50,(和光紬薬工
業(株)製の2.2′アゾビス(2−アミツノプロパン
)ノハイドロクロライド)0.2gを加えて溶解した後
、窒素がスを吹き込んで水溶液内に存在する酸素を除去
した。次いで、滴下ロートの内容物を上記四つロフラス
コに加えて分散させ。
わずかに窒素ガスを導入しつつ湯浴により重合系の温度
を60〜65℃に保持して、3時間重合反応を続けた。
その後、シクロヘキサンとの共沸に・より、系内の水を
232g留出させた。
次に、オルトメチルシリケート18Jt−四つロフラス
コ中に加え、攪拌しながら70℃で3時間保持し友。七
の後、得られ友懸濁液から固形分を濾過・乾燥して1本
発明の耐塩性吸水剤(υを得意。
得られた吸水剤(1)は、凝集物(48メツシュ標準篩
未通過物、以下同じ)が0.1%と少なく、流動性に優
れてい友。ま几、吸水剤(1)中の未凝集物(48メツ
7−標準篩通過物、以下同じ)の平均粒子径を高車レー
デー回折式粒度分布測定装置を用いて測定し比ところ、
13.2μであった。
比較例1 シクロヘキサンとの共沸により系内の水を留出させるま
では実施例1と同様にし、その後、固形分を濾過・乾燥
して、比較吸水剤(1)を得た。
得られた比較吸水剤(1)は、凝集物が5.2%存在し
、流動性に劣ってい友。また、比較吸水剤(1)中の未
凝集物の平均粒子径は20.3μmであった。
実施例2 2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナ
トリウム229I!(1,0モル)、トリメチロールグ
ロノ量ントリアクリレート0.0592N(0,002
モル)、水221#、重合開始剤の過硫酸アンモニウム
0.2gおよび分散媒としてキシレン1200.Ft−
用いる以外は実施例1と同様にして重合を行った。その
後、キシレンとの共沸により系内の水を120I留出さ
せ友。
次に、メチルトリメトキシシラン6.9g’に四つロフ
ラスコ中に加え、攪拌しながら70℃で3時間保持した
。その後、得られた懸濁液から固形分’k濾過・乾燥し
て、本発明の耐塩性吸水剤(2)を得た。
得られた吸水剤(2)は、凝集物が0.3チと少なく、
流動性に優れていた。また、吸水剤(2)中の未凝集物
の平均粒子径は35.6μmであり九。
比較例2 重合終了までは実施例2と同様にし、その後キシレンと
の共沸で系内の水を200g留出させた。
その後、固形分を濾過・乾燥して、比較吸水剤(2)を
得た。
得られた比較吸水剤(2)は、凝集物が7.2 %存在
し、流動性に劣ってい友。ま九、比較吸水剤(2)中の
未凝集物の平均粒子径は40.3μmでめった。
実施例3 2−スルホエチルメタクリレートのナトリウム塩90.
8F(0,42モル)、メタクリル! 4.31(0,
05モル)、メタクリル酸ナトリウム14.0.9(0
,13モル)アクリルアミド28.4 F (0,40
モル)、エチレングリコールノグリシソルエーテル0.
087 # (0,0005モル)、水200g、菖合
開始剤の過硫酸アンモニウム0・IIIおよび分散媒と
してn−ヘキサン1000J’e用いる以外に実施例1
と同様にして重合を行ったつその後n−へキサンとの共
沸により系内の水を180g留出させた。
次に、ビニルトリエトキシシラン1.5.9 、オルト
エテルシリケート9.0.9’を四つロフラスコ中に加
え、攪拌しながら70℃で5時間保持した。その後、得
られた懸濁液から固形分t−濾過・乾燥して1本発明の
耐塩性吸水剤(3)を得た。
得られた吸水剤(3)は、凝集物が0.1チと少なく、
流動性に優れていた。また、吸水剤(3)中の未凝集物
の平均粒子径は27.3μmであった。
比較例3 n−へキサンとの共沸により系内の水を留出させるまで
は実施例3と同様にし、その佼、固形分t−濾過・乾燥
して、比較吸水剤(3ノヲ得た。
得られた比較吸水剤(3)は、凝集物が8.1%存在し
、流動性に劣っていた。
実施例4 500ゴの円筒形モノやラブルフラスコに3−スルホグ
ロビルアクリレートのモノエタノールアミンm77N(
0,3モル)、メトキシポリエチレングリコールモノメ
タクリレート(平均1分子めたり10個のエチレンオキ
シド単位を含むもの)108N(0,2モル)、N、N
−メチレンビスアクリルアミド0.0385.9 (0
,00025モル)および水27011を仕込み、攪拌
して均一に溶解させ友。
フラスコ内を窒素置換し次後、湯浴で40℃に加熱し、
10%過硫酸アンモニウム水溶液0.51および1チL
−ア艮コルビン酸水溶液0.5.9を添加し、攪拌を停
止して重合させた。重合開始後発熱し、30分後に68
℃まで上昇した。重合系の温度が下がり始め友のを確認
した後、1に浴を90℃に上昇させ、史に90℃で1時
間保持した。得られた高分子架橋体の含水グルを細分化
した後、乾燥・粉砕・分級して、200メツシ一標準篩
通過物を得た。
次に、この200メツシユ標準篩通過物20j’を相対
湿度80チの室内に1時間放置して、2Fの水分を均一
に吸湿させた。このものをトルエン8011中に分散さ
せ、得られ九分散液にエチルシリケート40(コルコー
ト(株)製)4.9f:加えた後、70℃で4時間保持
した。その後、この分散液から固形分を濾過・乾燥し、
不発明の耐塩性吸水剤(4)を得た・ 比較例4 実施例4と同様にして得られた高分子架橋体の含水グル
を乾燥・粉砕したのち200メツシユ標準篩で分級して
、比較吸水剤(4)ヲ得た。
実施例5〜8および比較例5〜8 実施例1〜4で得られた本発明の耐塩性吸水剤(1)〜
(4)および比較例1〜4で得られた比較吸水剤(1ン
〜(4)’t、−t−れぞれ25C,6(1%R)10
恒温恒湿室に放置し、0〜2時間経過説の流動性を目視
で調べた。結果を吸水倍率とともにrlc1表に示した
実施例9〜12および比較例9〜12 実施例1〜4で得られた耐塩性吸水剤(1)〜(4ンお
よび比較例1〜4で得られた比較吸水剤(1)〜(4ン
をそれぞれ601クロロプレンゴム100.9.亜鉛華
(1号)5g、酸化マグネシウム4y、p、pLノアミ
ノノフェニルメタン2Ilおよび2−メルカグトベンゾ
テアゾール2Iをロールで15分間混練したのち、16
0℃で20分間プレス加硫して。
11厚のゴム複合体シートを得た。このシートを2 c
m X 2 個に裁断し、合成海水中に浸漬した場合の
膨鉤倍率を経時的に測定し、シートの膨―速度および経
時安定性を調べた。その結果を第2表に示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、R^1は水素またはメチル基、R^2は炭素
    数2〜4の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレン基、X
    は−NH−または−O−、Yは水素、アルカリ金属、ア
    ルカリ土類金属、アンモニウム基または有機置換アンモ
    ニウム基を示す。) で表わされるスルホン酸基含有不飽和単量体20〜10
    0モル%およびその他の重合性単量体0〜80モル%か
    らなる単量体成分を重合して得られる高分子架橋体粒子
    の表面上で、一般式(II)▲数式、化学式、表等があり
    ます▼(II) (ただし、R^3は置換基があってもよい、アルキル基
    、アリール基または不飽和脂肪族残基、Xはアルコキシ
    基、アシロキシ基、水素原子、ハロゲン原子または水酸
    基、mは0又は1〜3の整数を示し、m個のR^3およ
    び4−m個のXはそれぞれ異なっていてもよい。)で表
    わされるケイ素化合物および/またはその2〜10量体
    を縮合反応させてなる耐塩性吸水剤。 2、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、R^1は水素またはメチル基、R^2は炭素
    数2〜4の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレン基、X
    は−NH−または−O−、Yは水素、アルカリ金属、ア
    ルカリ土類金属、アンモニウム基または有機置換アンモ
    ニウム基を示す。) で表わされるスルホン酸基含有不飽和単量体20〜10
    0モル%およびその他の重合性単量体0〜80モル%か
    らなる単量体成分を重合して得られ且つ絶乾重量に対し
    て1〜200重量%の範囲の水を含有してなる高分子架
    橋体を一般式(II)▲数式、化学式、表等があります▼
    (II) (ただし、R^3は置換基があってもよい、アルキル基
    、アリール基または不飽和脂肪族残基、Xはアルコキシ
    基、アシロキシ基、水素原子、ハロゲン原子または水酸
    基、mは0又は1〜3の整数を示し、m個のR^3およ
    び4−m個のXはそれぞれ異なつていてもよい。)で表
    わされるケイ素化合物および/またはその2〜10量体
    に実質的に不活性な溶媒に分散させ、得られた高分子架
    橋体の溶媒分散液に前記一般式(II)で表わされるケイ
    素化合物および/またはその2〜10量体を該高分子架
    橋体100重量部に対して0.1〜100重量部の範囲
    の割合で添加し、0〜200℃の温度に保持することに
    より、高分子架橋体粒子の表面上でケイ素化合物および
    /またはその2〜10量体を縮合反応させることを特徴
    とする耐塩性吸水剤の製造方法。 3、高分子架橋体の溶媒分散液中の高分子架橋体分散粒
    子の平均粒子径が100μ以下である特許請求の範囲第
    2項記載の耐塩性吸水剤の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03157455A (ja) * 1989-11-16 1991-07-05 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 耐塩性水膨潤材
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