JPH01163213A - カルボキシ官能化ポリカーボネート及びその製造法 - Google Patents

カルボキシ官能化ポリカーボネート及びその製造法

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JPH01163213A
JPH01163213A JP63260706A JP26070688A JPH01163213A JP H01163213 A JPH01163213 A JP H01163213A JP 63260706 A JP63260706 A JP 63260706A JP 26070688 A JP26070688 A JP 26070688A JP H01163213 A JPH01163213 A JP H01163213A
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ロナルド・ジョン・ガムバール
Susan J Hathaway
スーザン・ジェーン・ハサウェイ
Kathryn L Longley
キャサリン・リン・ロングレイ
Timothy J Ullman
ティモシー・ジョセフ・ウルマン
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリカーボネートのカルボキシ官能化に関す
る。
ポリカーボネートの優れた物理的特性は、数多くの応用
領域で有用である。しかし、ポリ力−ボネートは例えば
耐溶剤性等のある種の特性が不十分である。従って、ポ
リカーボネートの特性を改良するため他のポリマーとの
ブレンドの開発が可成り行なわれている。この類型のポ
リマーの例は、ポリアミド及びオレフィンポリマーであ
る。
しかし、この様にして製造されたブレンドは構成するポ
リマーの非相容性のためにしばしば特性が不十分である
。従って、ポリカーボネートとポリアミド又はオレフィ
ンポリマーとのブレンドはひどく離層する傾向がある。
上記ブレンドの相容性は、ブレンド成分の種々の割合の
共重合体を導入することによって改良されることが期待
される。
上記共重合体の生成には、他のポリマーと反応する能力
を有する官能基がポリカーボネート上に存在することが
必要となる。従って、ポリカーボネートの官能化がその
共重合体の製造に関して第1の関心事となる。
ポリカーボネートの官能化の例が、1986年12月8
0付提出の米国特許出願第939,391号の明細書に
開示されている。この方法においては、ヒドロキシ末端
停止ポリカーボネートが例えばトリメリド酸無水物酸ク
ロリド等のトリカルボン酸誘導体と反応されている。し
かし、上記方法はヒドロキシ末端停止ポリカーボネート
の製造に特殊な方法を必要とし、またその後官能化ポリ
カーボネートを生成するためにトリカルボン酸誘導体と
の別の反応(通常は溶液状態)を必要とし、ある程度不
利となる。
従って、官能化ポリカーボネートの製造を簡素化するこ
とに引続き関心が寄せられている。1つの可能性のある
手段は、ポリカーボネートの製造において官能化連鎖停
止剤を使用することである。
例えばフェノール及びtert−ブチルフェノール等の
連鎖停止剤の使用が、当該技術分野において知られてい
る。そのほかに西ドイツ特許公開第3゜445.108
号公報における開示によって知られている手段は、オレ
フィン性官能基を含むフェノールを連鎖停止剤として使
用することである。
しかし、連鎖停止剤によるポリカーボネートのカルボキ
シ官能化は以前には開示されていない。
本発明は、カルボキシ官能化ポリカーボネートを提供す
る。このポリカーボネートは、従来からの界面法による
ポリカーボネートの製造系にカルボキシ官能化フェノー
ルを連鎖停止剤として導入することによってを利に製造
される。
従って、その1つの観点において、本発明は式(): %式% (式中R1は2価の脂肪族、脂環式又は芳香族基であり
、そしてA1はカルボン酸置換フェニル基又はその官能
性誘導体である) の末端基を含有するカルボキシ官能化ポリカーボネート
を包含する。
本発明のカルボキシ官能化ポリカーボネートは、通常式
(■): −O−R1−0−C− (式中各R1は夫々前述の意味を有する)の構造単位か
ら成る。R1基は異ってもよいが、しかし通常は同一で
あり、脂肪族基、脂環式基、芳香族基又はそれらの混合
物であることができ、脂肪族又は脂環式の基の場合通常
約8個までの炭素原子を含む。適切なR1基は、エチレ
ン基、プロピレン基、トリメチレン基、テトラメチレン
基、ヘキサメチレン基、ドデカメチレン基、ポリ−1゜
4−(2−ブテニレン)基、ポリ−1,1O−(2−エ
チルデシレン)基、1,3−シクロペンチレン基、1.
3−シクロヘキシレン基、1.4−シクロヘキシレン基
、m−フェニレン基、p−フェニレン基、4. 4’−
ビフェニレン基、2゜2−ビス(4−フェニレン)プロ
パン基、ベンゼン−1,4−ジメチレン基(エチレン基
のビニローブであり、そして同様の性質を有する)及び
例えば米国特許第4,217.438号明細書中に名称
又は式(−数式もしくは特定の式)で開示されているジ
ヒドロキシ化合物に対応する基の様な類似の基を包含す
る。そのほか、非炭化水素部分を含む基も包含される。
これらの部分は、例えば塩素原子、ニトロ基、アルコキ
シ基等の置換基、そしてそのほかに例えばチオ基、スル
ホキシ基、スルホン基、エステル基、アミド基、エーテ
ル基及びカルボニル基等の連結基でよい。しかし、最も
頻繁には、全てのR1基が炭化水素基である。
好ましくは、前記ポリカーボネート中のR1基の総数の
少なくとも約60%、更に好ましくは少なくとも約80
%、そして最も望ましくは全ての前記R1基が芳香族で
ある。芳香族基R1は、好ましくは式(■)ニ ーA2−Y−A3− (式中A2及びA3は夫々単環式の2価の芳香族基であ
り、そしてYは1個又は2個の原子がA2をA3から隔
てている橋かけ基である)を有する。式(III)にお
ける遊離の原子価結合は、通常Yに対してA2及びA3
のメタ位又はパラ位にある。上記R1基は、式: %式% のビスフェノールから誘導されたものと考えることがで
きる。以下にしばしばビスフェノールが言及されるが、
ビスフェノール以外の適宜の化合物から誘導されるR1
基も適切なものとして使用し得ることが理解されるべき
である。
式(m)において、A2及びA3基は置換されていない
フェニレン基又はその置換誘導体であることができ、そ
の置換基(1個又はそれ以上)の例はアルキル基、アル
ケニル基(例えばビニル基及びアリル基等の架橋可能で
グラフト可能な部分)1ハロゲン原子(とりわけ塩素原
子及び/又は臭素原子)、ニトロ基、アルコキシ基等で
ある。置換されていないフェニレン基が好ましい。A2
及びA3の両方共、好ましくはp−フェニレン基である
が、しかし両方共〇−又はm−フェニレン基であるか又
は一方が0−もしくはm−フェニレン基で他方がp−フ
ェニレン基であることもできる。
橋かけ基Yは、1個又は2個の原子、好ましくは1個の
原子がA2をA3から隔てている基である。それは、最
も頻繁には炭化水素基、そして特に例えばメチレン基、
シクロへキシルメチレン基、2− [2,2,1] −
ビシクロへブチルメチレン基、エチレン基、2.2−プ
ロピレン基、1,1−(2,2−ジメチルプロピレン)
基、1,1−シクロヘキシレン基、1,1−シクロペン
タデシレン基、1.1−シクロヘキシレン基又は2,2
−アダマンチレン基等の飽和基であり、とりわけgeI
B−アルキレン基である。しかし、そのほかに不飽和基
及び全体的にもしくは部分的に炭素原子及び水素原子以
外の原子から成る基が包含される。
この様な基の例は、2,2−ジクロロエチリデン基、カ
ルボニル基、オキシ基、チオ基及びスルホン基である。
入手可能性及び本発明への特別な適合性から、好適な式
(m)の基はビスフェノールAから誘導され、そしてY
がイソプロピリデン基であり A2及びA3が夫々p−
フェニレン基である2、2−ビス(4−フェニレン)プ
ロパン基である。
式(1)から明らかな様に、本発明のカルボキシ官能化
ポリカーボネート上の末端基は、カルボン酸置換フェニ
ル基又はその官能性誘導体であるところのA1基である
。モノ−及びポリ−カルボン酸置換フェニル基の両方共
包含され、モノ−及びジ−カルボン酸置換された基が好
適であり、そしてモノカルボン酸置換された基がとりわ
け好適である。特に意図された官能性誘導体は、エステ
ル、無水物及びイミド基である。
AI基の特に好適な群は、式(IV):及び式(■): (式中R2は水素原子、炭素数1乃至6のアルキル基又
はフェニル基であり、そして各Xは夫々OH1炭素数1
乃至6のアルコキシ基もしくはフエノキシ基であるか、
又は両方のX基が合同してOもしくはN−R2である) を有するものから成る。従って、好適な末端基はp−カ
ルボン酸置換された基又はそのエステル及び3,4−ジ
カルボン酸置換された基又はそのエステル、無水物もし
くはイミドである。以下に記載される理由から特に望ま
しいのは、式(IV)を有し、式中R2が少なくとも1
個のβ−水素原子を含有する炭素数4乃至6の第三級ア
ルキル基である末端基である。
本発明のカルボキシ官能化ポリカーボネートは、カーボ
ネート源と少なくとも1種の式:R1(OH)、−のジ
ヒドロキシ化合物との間のポリカーボネート生成反応に
連鎖停止剤として式=AI −OHのカルボキシル化フ
ェノールを導入することによって製造される。この方法
は、本発明の別の面である。
ジヒドロキシ化合物、とりわけビスフェノールを用いる
公知の何れのポリカーボネート生成反応が本発明に使用
し得る。この種の典型的な反応は、ジヒドロキシ化合物
を例えばジフェニルカーボネート等のカーボネートと反
応させるエステル交換反応、および前記ジヒドロキシ化
合物を水と不活性有機溶剤から成る2相液体系内でホス
ゲンと反応させる界面反応を包含する。界面法が、しば
しば好適である。これは当該技術分野において良く知ら
れており、通常は高度にアルカリ性の条件下で、最も頻
繁には触媒量の例えばトリエチルアミン等のアミンの存
在下で行なわれる。
ポリカーボネート生成反応混合物中における連鎖停止剤
の割合は、所望されるポリカーボネートの分子量に可成
りの程度依存して決められ、ジヒドロキシ化合物を基準
として通常約1乃至10モルパーセント、好ましくは約
2乃至7モルパーセントである。
本発明のカルボキシ官能化ポリカーボネートの製造が、
以下の実施例において例証される。
実施例1乃至6 ビスフエノールA29.1グラム(128ミリモル)、
塩化メチレン65m1、水55mL塩化メチレン中5%
W/V溶液の形態のトリエチルアミン2.58m1及び
様々な量のカルボキシル化フェノールの混合物が室温で
かくはんされ、そしてpHを11にするために水酸化ナ
トリウムの50%水溶液が添加された。次いで、25%
過剰のホスゲンを供給するためにpHを11に保ちなが
ら混合物に0,8グラム/分の速度で18乃至22分間
ホスゲンが通された。粘度調節に必要なため、追加の塩
化メチレンが加えられた。
反応が完了したら、有機相を取り出し、塩酸の7%水溶
液で1回、そして水で3回洗浄された。
所望したカルボキシ官能化ポリカーボネートがメタノー
ル中に沈澱せしめられ、濾過され、そして真空中で乾燥
された。
得られた生成物が、下記表に掲載されている。
カルボキシル化フェノールのモルパーセントは、ビスフ
ェノールAを基準としている。分子量は、ゲル透過クロ
マトグラフィーにより測定された。
モル% 所望する特性を有する共重合体を生成するために、本発
明のカルボキシ官能化ポリカーボネートを例えばアミン
末端停止ポリアミド及び官能化オレフィンポリマー等の
ポリカーボネート以外の求核ポリマーと反応させること
ができる。一方、上記共重合体は同じポリマーのブレン
ドに対する相容化剤として有用である。この共重合体の
生成法が、本発明のもう1つの面である。
共重合体の生成は、しばしば溶液又は溶融状態で、約1
50乃至300℃の範囲の温度でカルボキシ官能化ポリ
カーボネートを他のポリマーと加熱することによって達
成される。反応に次いで、共重合されなかったポリカー
ボネートが例えばクロロホルム等の適宜の溶媒に溶解さ
せることにより取り除かれる。不溶性物質が、所望した
ポリマーである。
前述の方法は、従来からの酸を触媒とした加水分解反応
によりエステル又はイミド末端基等を有する物質から製
造され得るカルボン酸末端基を含むポリカーボネートを
用いた場合に、特に有用である。アルカリ性触媒は、ポ
リカーボネートを劣化させる傾向があるため避けるべき
である。
カルボン酸官能化ポリカーボネートを生成するより一層
便利な方法では、A1が式(IV)を有し、そしてR2
が第三級アルキル基、特にtert−ブチル基である本
発明組成物を用いる。上記ポリカーボネートは、押出機
又は類似の従来からの溶融ブレンディング装置内で遭遇
するのと同様の条件下で、熱によりカルボン酸末端停止
ポリカーボネートに転化される。従って、共重合体の生
成は、第1の工程でカルボン酸官能化ポリカーボネート
を生成し、第2の工程で共重合体を生成する2工程によ
るか、あるいはこれら両方の反応を促進する条件下での
単一の押出操作による、溶融ブレンディングによって可
能となる。
本発明のカルボキシル官能化ポリカーボネートからの共
重合体の製造が、以下の実施例で例証される。
実施例7 実施例3の生成物6グラムの1. 2. 3. 4−テ
トラクロロベンゼン120m1中での溶液が260℃で
2時間加熱され、その後これを過剰のメタノール中に注
入することによりポリマーが沈澱された。生成物はメタ
ノール中でスラリー化され、)濾過され、そして真空下
で乾燥された。これは、プロトン核磁気共鳴により可成
りの割合のカルボン酸末端基を含むことが示され、61
,600の重量平均分子量を有していた。
前記カルボン酸官能化ポリカーボネート4グラム、市場
入手可能なメタクリル酸グリシジル−グラフト化EPD
M共重合体4グラム及び亜リン酸トリフェニル0.17
m1の1. 2. 4−トリクロロベンゼンgQml中
での溶液が、還流下で2時間加熱され、そしてブレンダ
ー内の過剰のメタノール中に注入することによりポリマ
ーが沈澱された。
このポリマーがメタノールで洗浄され、スラリー化され
、そして真空オーブン内、80℃で乾燥された。ポリカ
ーボネートホモポリマーを取り除くために、その7.4
94グラムがクロロホルムにより18時間かけてソック
スレー(Soxhlet )抽出器内で連続的に抽出さ
れた。かくして総量で41%のポリカーボネートが回収
され、共重合体への59%の転化を示していた。残留物
が真空乾燥され、そしてフィルム状にプレスされ、赤外
分光分析によりポリカーボネート部分とメタクリレート
部分の両方を含むことが示された。
実施例8 実施例3の生成物と類似するが、しかし74゜700の
重量平均分子量を有する生成物が115乃至274℃の
範囲の温度で二軸押出機により押出された。押出物が水
により急冷され、空気乾燥され、ベレット化され、そし
てオーブン中100℃で乾燥された。これは62,60
0の分子量を有し、プロトン核磁気共鳴により可成りの
割合の遊離のカルボン酸基を含むことが示された。
前記カルボン酸官能化ポリカーボネート350グラム、
実施例7のメタクリル酸グリシジル−グラフト化EPD
M共重合体350グラム及び亜リン酸トリフェニル5.
91m1の混合物が回転混合され、そして115乃至2
68°Cの範囲の温度で二軸押出機により押出された。
実施例7と同様に処理し、抽出した後、44%のポリカ
ーボネートが溶解により回収され、共重合体への56%
の転化を示していた。この共重合体は分光分析により分
析され、実施例7と同様の結果が得られた。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中各R^1は夫々2価の脂肪族、脂環式又は芳香族
    基であり、そしてA^1はカルボン酸置換フェニル基又
    はその官能性誘導体である) の末端基を含有するカルボキシ官能化ポリカーボネート
  2. (2)式(II): の構造単位から成る請求項1記載のポリカーボネート。
  3. (3)A^1がモノー又はジカルボン酸置換フェニル基
    又はその官能性誘導体である請求項2記載のポリカーボ
    ネート。
  4. (4)R^1基の総数の少なくとも約60%が芳香族炭
    化水素基である請求項3記載のポリカーボネート。
  5. (5)各R^1が式(III): −A^2−Y−A^3− (式中A^2及びA^3は夫々単環式の2価の芳香族基
    であり、そしてYは1個又は2個の原子がA^2をA^
    3から隔てている橋かけ基である) を有する請求項4記載のポリカーボネート。
  6. (6)A^1がエステル、無水物又はイミド基を含む請
    求項5記載のポリカーボネート。
  7. (7)A^1が式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^2は水素原子、炭素数1乃至6のアルキル基
    又はフェニル基であり、そして各Xは夫々OH、炭素数
    1乃至6のアルコキシ基もしくはフェノキシ基であるか
    、又は両方のX基が合同してOもしくはN−R^2であ
    る) を有する請求項6記載のポリカーボネート。
  8. (8)Yがイソプロピリデン基であり、そしてA^2及
    びA^3が夫々p−フェニレン基である請求項7記載の
    ポリカーボネート。
  9. (9)A^1が式(IV)を有し、そしてR^2が少なく
    とも1個のβ−水素原子を含有する炭素数4乃至6の第
    三級アルキル基である請求項8記載のポリカーボネート
  10. (10)カーボネート源と少なくとも1種の式:R^1
    (OH)_2のジヒドロキシ化合物との間のポリカーボ
    ネート生成反応に連鎖停止剤として式:A^1−OHの
    カルボキシル化フェノールを導入することからなる請求
    項1記載のカルボキシ官能化ポリカーボネートを製造す
    る方法。
  11. (11)A^1がモノー又はジカルボン酸置換フェニル
    基又はその官能性誘導体であり、そしてR^1基の総数
    の少なくとも約60%が芳香族炭化水素基である請求項
    10記載の方法。
  12. (12)カーボネート源がホスゲンである請求項11記
    載の方法。
  13. (13)各R^1が式(III): −A^2−Y−A^3− (式中A^2及びA^3は夫々単環式の2価の芳香族基
    であり、そしてYは1個又は2個の原子がA^2をA^
    3から隔てている橋かけ基である) を有する請求項12記載の方法。
  14. (14)A^1がエステル、無水物又はイミド基を含む
    請求項13記載の方法。
  15. (15)A^1が式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼o (式中R^2は水素原子、炭素数1乃至6のアルキル基
    又はフェニル基であり、そして各Xは夫々OH、炭素数
    1乃至6のアルコキシ基もしくはフェノキシ基であるか
    、又は両方のXが合同してOもしくはN−R^2である
    ) を有する請求項14記載の方法。
  16. (16)ポリカーボネート生成反応混合物中における連
    鎖停止剤の割合が、ジヒドロキシ化合物を基準として約
    2乃至7モルパーセントの範囲である請求項15記載の
    方法。
  17. (17)Yがイソプロピリデン基であり、そしてA^2
    及びA^3が夫々p−フェニレン基である請求項16記
    載の方法。
  18. (18)A^1が式(IV)を有し、そしてR^2が少な
    くとも1個のβ−水素原子を含有する炭素数4乃至6の
    第三級アルキル基である請求項17記載の方法。
  19. (19)請求項1記載のカルボキシ官能化ポリカーボネ
    ートとポリカーボネート以外の求核ポリマーとの間の反
    応を行なうことからなる共重合体の形成法。
  20. (20)請求項9記載のカルボキシ官能化ポリカーボネ
    ートとポリカーボネート以外の求核ポリマーとの間の反
    応を行なうことからなる共重合体の形成法。
JP63260706A 1987-10-19 1988-10-18 カルボキシ官能化ポリカーボネート及びその製造法 Pending JPH01163213A (ja)

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US07/109,873 US4853458A (en) 1987-10-19 1987-10-19 Carboxy-functionalized polycarbonate from carboxyphenol
US109,873 1987-10-19
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