JPH01162386A - ホール素子 - Google Patents
ホール素子Info
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- JPH01162386A JPH01162386A JP62322453A JP32245387A JPH01162386A JP H01162386 A JPH01162386 A JP H01162386A JP 62322453 A JP62322453 A JP 62322453A JP 32245387 A JP32245387 A JP 32245387A JP H01162386 A JPH01162386 A JP H01162386A
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- 230000005355 Hall effect Effects 0.000 title 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Hall/Mr Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は出力のオフセットを最小にできるホール素子に
関するものである。
関するものである。
従来の技術
第3図は従来のホール素子の平面図であり、1はエピタ
キシャル層、2はエピタキシャル層1内に形成された深
いP領域、3〜6は浅いN領域、7は電源(Vcc)端
子、8は接地端子、9,10はホール出力端子である。
キシャル層、2はエピタキシャル層1内に形成された深
いP領域、3〜6は浅いN領域、7は電源(Vcc)端
子、8は接地端子、9,10はホール出力端子である。
以上のように構成されたホール素子の電源端子7と接地
端子8間に電源を結合して、電源電圧(Vcc)を印加
し、同ホール素子を所定の磁界を有する磁場に置くと、
磁界の強さに比例した出力電圧が出力端子9,10から
得られる。
端子8間に電源を結合して、電源電圧(Vcc)を印加
し、同ホール素子を所定の磁界を有する磁場に置くと、
磁界の強さに比例した出力電圧が出力端子9,10から
得られる。
ここで、出力端子9,10の出力電圧をそれぞれV I
* V 2で表すと、ホール出力v、はVH=VI
V2 −−(1)となる。
* V 2で表すと、ホール出力v、はVH=VI
V2 −−(1)となる。
また、このホール出力VHは次のようにも表すことがで
きる。
きる。
μ:ホール移動度
B:磁界の強度
α:補正係数
(2)式によって磁界あたりのホール出力を求めること
ができる。
ができる。
ここで、形状比W/LのLは第3図に示すように、電源
側のN領域3,4間の寸法、Wはそれと直交する方向の
エピタキシャル層1の有効領域、すなわち、P領域2,
2間の最小寸法を示している。
側のN領域3,4間の寸法、Wはそれと直交する方向の
エピタキシャル層1の有効領域、すなわち、P領域2,
2間の最小寸法を示している。
一般にホール素子においては、ホール出力のオフセット
が問題になる。そして寸法りを太き(すればオフセット
が小さくなるが、(2)式からも明らかなように、寸法
りを大きくするとホール出力vHは小さくなる。つまり
ホール素子の感度が低下する。しかし、従来、ホール素
子の設計にあたっては感度を多少犠牲にしてもオフセッ
トを小さくすることを重視しており、このため寸法りを
大きくし、形状比W/Lを0.6〜0.85の範囲に設
定するのが通例であった。
が問題になる。そして寸法りを太き(すればオフセット
が小さくなるが、(2)式からも明らかなように、寸法
りを大きくするとホール出力vHは小さくなる。つまり
ホール素子の感度が低下する。しかし、従来、ホール素
子の設計にあたっては感度を多少犠牲にしてもオフセッ
トを小さくすることを重視しており、このため寸法りを
大きくし、形状比W/Lを0.6〜0.85の範囲に設
定するのが通例であった。
発明が解決しようとする問題点
ところで、シリコン基板を用いたホール素子においては
、ホール出力VHが小さいため、通常、第4図に示すよ
うな回路でホール出力VHを取り出す必要がある。
、ホール出力VHが小さいため、通常、第4図に示すよ
うな回路でホール出力VHを取り出す必要がある。
第4図をおいて、11は第3図に示したホール素子、7
,8,9.10は、それぞれ第3図に示した電源端子、
接地端子、出力端子(対)を示している。Ql、Q2は
ベースがホール出力端子9゜10に直結された増幅用の
トランジスタ、R1−R4はそのバイアス抵抗、12は
定電流源、13゜14は最終の出力端子である。
,8,9.10は、それぞれ第3図に示した電源端子、
接地端子、出力端子(対)を示している。Ql、Q2は
ベースがホール出力端子9゜10に直結された増幅用の
トランジスタ、R1−R4はそのバイアス抵抗、12は
定電流源、13゜14は最終の出力端子である。
すなわち、シリコンホール素子においては、ホール出力
VHが小さいため、第4図のトランジスタQ + 、
Q 2テ* −ル素子11の出力電圧v、、v2を増幅
し、この増幅された電圧をVOI 、 VO2として出
力端子13.14に取出す必要がある。
VHが小さいため、第4図のトランジスタQ + 、
Q 2テ* −ル素子11の出力電圧v、、v2を増幅
し、この増幅された電圧をVOI 、 VO2として出
力端子13.14に取出す必要がある。
このように構成した場合、トランジスタQl、Q2のベ
ース、エミッタ間電圧VBEI r VBE2のばらつ
きが、出力端子vol T VO2の出力オフセットに
影響し、形状比W/Lの要因以上に大きな影響を与える
。このため、形状比W/Lをいくら精度良く設定しても
、トランジスタQ1.Q2のベース、エミッタ間電圧V
B旧、 VBI!2のばらつきによってホール素子の出
力オフセットが設計値以上になるという問題がある。
ース、エミッタ間電圧VBEI r VBE2のばらつ
きが、出力端子vol T VO2の出力オフセットに
影響し、形状比W/Lの要因以上に大きな影響を与える
。このため、形状比W/Lをいくら精度良く設定しても
、トランジスタQ1.Q2のベース、エミッタ間電圧V
B旧、 VBI!2のばらつきによってホール素子の出
力オフセットが設計値以上になるという問題がある。
本発明はこのような従来の問題を解決し、増幅用トラン
ジスタのベース、エミッタ間電圧VBEI+V BH3
のばらつきをも考慮し、単位のホール素子のオフセット
が最小となるようにしたものである。
ジスタのベース、エミッタ間電圧VBEI+V BH3
のばらつきをも考慮し、単位のホール素子のオフセット
が最小となるようにしたものである。
問題点を解決するための手段
本発明はホール素子の電源側のN領域間の寸法りを、そ
れと直交する方向のP領域間の最小寸法Wとの形状比W
/Lを○、9〜1.1の範囲に設定したものである。
れと直交する方向のP領域間の最小寸法Wとの形状比W
/Lを○、9〜1.1の範囲に設定したものである。
作用
このように形状比W/Lを0.9〜1.1の範囲に設定
すれば、形状比W/Lの要因とトランジスタのベース・
エミッタ間電圧の要因との両方の影響を少な(し、出力
オフセットを最小に押えることができる。
すれば、形状比W/Lの要因とトランジスタのベース・
エミッタ間電圧の要因との両方の影響を少な(し、出力
オフセットを最小に押えることができる。
実施例
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図とともに説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例におけるホール素子の平面図
であり、第3図の従来例と同一機能部分には同一符号を
使用して説明を省略する。
であり、第3図の従来例と同一機能部分には同一符号を
使用して説明を省略する。
第2図は、ホール素子の形状比W/Lのばらつき(マス
ク合せ誤差)と第4図に示したトランジスタQlI Q
2のベース、エミッタ間電圧VB[!IIV BH3の
ばらつきとの両方を考慮し、形状比W/Lによって出力
オフセットがどのように変動するかを求めた特性図であ
る。
ク合せ誤差)と第4図に示したトランジスタQlI Q
2のベース、エミッタ間電圧VB[!IIV BH3の
ばらつきとの両方を考慮し、形状比W/Lによって出力
オフセットがどのように変動するかを求めた特性図であ
る。
すなわちマスク合せ誤差を±0.1μm、トランジスタ
Q1.Q2のベース、エミッタ間電圧VBEI+VBB
2のばらつきを±0 、7 mVと仮定し、(この数値
はきわめて実際的な数値である)この条件によって形状
比W/Lを変化させると出力オフセット(磁界換算値)
は第2図のように変動することがわかった。
Q1.Q2のベース、エミッタ間電圧VBEI+VBB
2のばらつきを±0 、7 mVと仮定し、(この数値
はきわめて実際的な数値である)この条件によって形状
比W/Lを変化させると出力オフセット(磁界換算値)
は第2図のように変動することがわかった。
第2図から明らかなように、マスク誤差だけでなく、ト
ランジスタQl、Q2のベース、エミッタ間電圧のばら
つきまで考慮すると、従来の形状比W/L=0.6〜0
.85では、むしろ、オフセットのばらつきが大きく、
オフセットが最小となるのは形状比W/L=0.9〜1
.1の範囲であることがわかる。
ランジスタQl、Q2のベース、エミッタ間電圧のばら
つきまで考慮すると、従来の形状比W/L=0.6〜0
.85では、むしろ、オフセットのばらつきが大きく、
オフセットが最小となるのは形状比W/L=0.9〜1
.1の範囲であることがわかる。
したがってホール素子の形状比W/Lを0.9〜1.1
の範囲に設定すればオフセットを最も小さくすることが
できる。
の範囲に設定すればオフセットを最も小さくすることが
できる。
発明の効果
本発明によれば、ホール素子の電源側のN(拡散)領域
間の寸法りとそれに直交する方向のP(拡散)領域間の
寸法Wとの比W/Lを0.9〜1.1の範囲内に設定す
ることにより、マスク合せ誤差だけでなく周辺の増幅用
トランジスタのベース、エミッタ間電圧のばらつきをも
考慮して、出力オフセットを最小に抑えることができる
。
間の寸法りとそれに直交する方向のP(拡散)領域間の
寸法Wとの比W/Lを0.9〜1.1の範囲内に設定す
ることにより、マスク合せ誤差だけでなく周辺の増幅用
トランジスタのベース、エミッタ間電圧のばらつきをも
考慮して、出力オフセットを最小に抑えることができる
。
第1図は本発明の一実施例のホール素子を示す平面図、
第2図は同実施例の形状比W/Lと出力オフセットの関
係を示す特性図、第3図は従来のホール素子の平面図、
第4図は従来のホール素子とその周辺回路を示す回路図
である。 1・・・・・・エピタキシャル層、2・・・・・・深い
P領域、3〜6・・・・・・浅いN領域、7・・・・・
・電源端子、8・・・・・・接地端子、9〜10・・・
・・・出力端子。
第2図は同実施例の形状比W/Lと出力オフセットの関
係を示す特性図、第3図は従来のホール素子の平面図、
第4図は従来のホール素子とその周辺回路を示す回路図
である。 1・・・・・・エピタキシャル層、2・・・・・・深い
P領域、3〜6・・・・・・浅いN領域、7・・・・・
・電源端子、8・・・・・・接地端子、9〜10・・・
・・・出力端子。
Claims (1)
- 所定半導体層内に深いP領域をほぼ枠状に形成し、前
記枠状のP領域の内側の互いに対向する四囲の位置に浅
いN領域を、互いに対をなして形成し、この互いに対向
する一方の対の浅いN領域を電源端子と接地端子とにす
るとともに、他方の対の前記N領域を各出力端子とし、
前記出力端子の内側の前記半導体層の有効領域の最小寸
法Wとし、前記電源端子と接地端子との浅いN領域間の
寸法をLとして、前記W/Lの比を0.9〜1.1の範
囲に設定し、かつ、前記出力端子に各々増幅手段を結合
したことを特徴とするホール素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62322453A JPH01162386A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | ホール素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62322453A JPH01162386A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | ホール素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01162386A true JPH01162386A (ja) | 1989-06-26 |
Family
ID=18143829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62322453A Pending JPH01162386A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | ホール素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01162386A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6492697B1 (en) * | 2000-04-04 | 2002-12-10 | Honeywell International Inc. | Hall-effect element with integrated offset control and method for operating hall-effect element to reduce null offset |
JP2003031853A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-31 | Sony Corp | 画像表示装置及びその製造方法 |
US6639290B1 (en) | 1999-02-26 | 2003-10-28 | Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung, Der Angewandten Forschung E.V. | Hall sensor with a reduced offset signal |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59220983A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-12 | Matsushita Electronics Corp | ホ−ル素子 |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP62322453A patent/JPH01162386A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59220983A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-12 | Matsushita Electronics Corp | ホ−ル素子 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6639290B1 (en) | 1999-02-26 | 2003-10-28 | Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung, Der Angewandten Forschung E.V. | Hall sensor with a reduced offset signal |
US6492697B1 (en) * | 2000-04-04 | 2002-12-10 | Honeywell International Inc. | Hall-effect element with integrated offset control and method for operating hall-effect element to reduce null offset |
JP2003031853A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-31 | Sony Corp | 画像表示装置及びその製造方法 |
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