JP2001085548A - BiCMOS素子、オペアンプ、及びBGR回路 - Google Patents
BiCMOS素子、オペアンプ、及びBGR回路Info
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Abstract
る。 【解決手段】 ウエル・イン・ウエル標準MOSプロセ
スによってBiCMOS素子を作成する場合に、N型M
OSトランジスタのソースやドレイン等に用いられるN
+型拡散領域を用いてエミッタとし、P型ウエル領域を
用いてベースとし、N型ウエル領域を用いてコレクタと
した垂直NPN型バイポーラトランジスタを形成し、容
易かつ安価にBiCMOS素子を作成できるようにし
た。また、このようなBiCMOS素子を用いてオペア
ンプを作成する際に、差動入力段のペア入力トランジス
タにBiCMOS素子のパイトランジスタを用いること
により、高精度低オフセット出力のオペアンプを実現す
る。さらに、この高精度低オフセット出力オペアンプを
用いてBRG回路を構成することにより、高精度で安価
なBGR回路を実現する。
Description
用いて形成されるBiCMOS素子、及び、そのBiC
MOS素子を用いて構成される低オフセット出力オペア
ンプ及び高精度バンドギャップリファレンス(BGR)
回路に関する。
るために、バイポーラトランジスタの長所とMOSトラ
ンジスタの長所の両方を利用できるBiCMOS素子が
用いられてきた。例えば集積度を考えた場合には、MO
Sトランジスタが必要で、また、高精度低オフセット出
力オペアンプを設計する場合には、閾値のばらつきがM
OSトランジスタと比べて非常に小さいバイポーラトラ
ンジスタが必要になる。特に高精度低オフセット出力オ
ペアンプを必要とする高精度バンドギャップリファレン
ス(BGR)回路を設計する場合には、BiCMOSプ
ロセスは非常に有効である。
断面図である。図7に示す例は、同一のP型Si基板1
0上にバイポーラトランジスタとN型MOSトランジス
タを形成した例を示しており、破線Aで示す領域はバイ
ポーラトランジスタ部分を示し、破線Bで示す領域はN
型MOSトランジスタ部分を示している。バイポーラト
ランジスタは、P型Si基板10に形成したN型エピタ
キシャル層12とN+埋め込み層(Buried La
yer)14から形成されるコレクタと、N型(N+)
Si領域16から形成されるエミッタと、P型Si領域
18から形成されるベースとから構成されている。ここ
で、N型エピタキシャル層12は、バイポーラトランジ
スタにおけるコレクタ−ベース間の耐圧を強化するため
に用いられ、N+埋め込み層14は、コレクタ抵抗を下
げる目的で使用されている。
な、いわゆるウエル・イン・ウエル標準MOSプロセス
によって形成される。すなわち、図7において、N型M
OSトランジスタは、同一のP型Si基板10にP型ウ
エル領域(Pwell)20を形成し、このP型ウエル
領域20内に設けたN+型拡散領域22、24によって
ソース及びドレインを形成し、また、各N+型拡散領域
22、24の中間に位置するP型ウエル領域20の上面
に酸化膜26及びポリSi層28を設けてゲートを形成
したものである。なお、同様にP型MOSトランジスタ
は、同一のP型Si基板10にN型ウエル領域(Nwe
ll)を形成し、このN型ウエル領域内に設けたP+型
拡散領域によってソース及びドレインを形成し、また、
各P+型拡散領域の中間に位置するN型ウエル領域の上
面に酸化膜及びポリSi層を設けてゲートを形成するこ
とができる。
来のBiCMOSプロセスにおいては、MOSトランジ
スタを形成するプロセスに対し、新たにバイポーラトラ
ンジスタを形成するためのマスクを数枚追加する必要が
あり、その追加分だけでも、製造コストが例えば3割程
度高くなる。また、生産ラインも限定されることにな
る。このため、従来のBiCMOSプロセスは、単純に
は回路設計に導入できないという困難性があった。ま
た、例えばMOSプロセスだけで高精度低オフセット出
力オペアンプを設計しようとした場合、MOSトランジ
スタでは、差動入力段のペアトランジスタ間の閾値電圧
Vthの相対的なばらつきが大きいため、その設計は困
難である。したがって、高精度低オフセット出力オペア
ンプを必要とする高精度BGR回路は、MOSプロセス
では設計に限界がある。また、MOSプロセスで低オフ
セット出力オペアンプを設計しようとした場合、差動入
力段のペアトランジスタの閾値電圧Vthの相対的なば
らつきをできるだけ小さくするために、MOSトランジ
スタのレイアウトサイズをかなり大きくしなければなら
ないという問題がある。
MOSプロセスを実現でき、各種の回路設計に容易に導
入することが可能なBiCMOS素子及びその製造方法
を提供することにある。また、本発明の他の目的は、安
価なBiCMOS素子を用いて高精度で低オフセット出
力のオペアンプを提供し、さらに、この高精度低オフセ
ット出力オペアンプを用いて高精度で安価なBGR回路
を提供することにある。
するため、同一半導体基板上にN型MOSトランジスタ
及びP型MOSトランジスタとともに、バイポーラトラ
ンジスタを混載したBiCMOS素子において、MOS
プロセスを用いることにより、P型半導体基板内にN型
ウエル領域を設け、このN型ウエル領域内にP型ウエル
領域を設け、さらにこのP型ウエル領域内にN型拡散領
域を設け、前記N型拡散領域をソースまたはドレインと
して用いたN型MOSトランジスタを形成するととも
に、前記MOSプロセスで形成したN型拡散領域を用い
てエミッタとし、P型ウエル領域を用いてベースとし、
さらにN型ウエル領域を用いてコレクタとした垂直NP
N型バイポーラトランジスタを形成したことを特徴とす
る。
OSトランジスタ及びP型MOSトランジスタととも
に、バイポーラトランジスタを形成したBiCMOS素
子の製造方法において、MOSプロセスを用いることに
より、P型半導体基板内にN型ウエル領域を設け、この
N型ウエル領域内にP型ウエル領域を設け、さらにこの
P型ウエル領域内にN型拡散領域を設け、前記N型拡散
領域をソースまたはドレインとして用いたN型MOSト
ランジスタを形成するとともに、前記MOSプロセスで
形成したN型拡散領域を用いてエミッタとし、P型ウエ
ル領域を用いてベースとし、さらにN型ウエル領域を用
いてコレクタとした垂直NPN型バイポーラトランジス
タを形成するようにしたことを特徴とする。
iCMOS素子を用いて構成されるオペアンプにおい
て、前記BiCMOS素子は、MOSプロセスを用いる
ことにより、P型半導体基板内にN型ウエル領域を設
け、このN型ウエル領域内にP型ウエル領域を設け、さ
らにこのP型ウエル領域内にN型拡散領域を設け、前記
N型拡散領域をソースまたはドレインとして用いたN型
MOSトランジスタを形成するとともに、前記MOSプ
ロセスで形成したN型拡散領域を用いてエミッタとし、
P型ウエル領域を用いてベースとし、さらにN型ウエル
領域を用いてコレクタとした垂直NPN型バイポーラト
ランジスタを形成した構成を有し、前記オペアンプの差
動入力段は、入力トランジスタが前記BiCMOS素子
の垂直NPN型バイポーラトランジスタより構成されて
いることを特徴とする。
続され、ソースが共通の電源電圧に接続された互いに特
性の等しい第1、第2のMOSトランジスタと、コレク
タが前記第1のMOSトランジスタのドレインに第1の
抵抗を介して接続され、ベースがコレクタに接続された
第1のバイポーラトランジスタと、コレクタが前記第2
のMOSトランジスタのドレインに接続され、ベースが
コレクタに接続された第2のバイポーラトランジスタ
と、前記第1、第2のバイポーラトランジスタの共通接
続されたエミッタとグランドとの間に接続された第2の
抵抗と、反転入力端子が第2のMOSトランジスタのド
レインに接続され、非反転入力端子が第1のMOSトラ
ンジスタのドレインに接続され、出力端子が第1、第2
のMOSトランジスタのゲートに共通接続されたオペア
ンプとを有するBGR回路において、前記オペアンプ
は、少なくとも差動入力段がBiCMOS素子を用いて
構成され、前記BiCMOS素子は、MOSプロセスを
用いることにより、P型半導体基板内にN型ウエル領域
を設け、このN型ウエル領域内にP型ウエル領域を設
け、さらにこのP型ウエル領域内にN型拡散領域を設
け、前記N型拡散領域をソースまたはドレインとして用
いたN型MOSトランジスタを形成するとともに、前記
MOSプロセスで形成したN型拡散領域を用いてエミッ
タとし、P型ウエル領域を用いてベースとし、さらにN
型ウエル領域を用いてコレクタとした垂直NPN型バイ
ポーラトランジスタを形成した構成を有し、前記オペア
ンプの差動入力段は、入力トランジスタが前記BiCM
OS素子の垂直NPN型バイポーラトランジスタより構
成されていることを特徴とする。
びその製造方法では、従来と同様の標準MOSプロセス
において、N型MOSトランジスタのソースやドレイン
等に用いられるN型拡散領域を用いてエミッタとし、P
型ウエル領域を用いてベースとし、N型ウエル領域を用
いてコレクタとした垂直NPN型バイポーラトランジス
タを形成するようにした。したがって、MOSトランジ
スタを形成するプロセスに対し、新たにバイポーラトラ
ンジスタを形成するためのマスク等を追加する必要がな
くなり、安価なBiCMOS素子を提供することが可能
となり、また、生産ラインも簡素化できるため、各種の
回路設計に容易に導入することが可能となる。
うなMOSプロセスを用いた安価な垂直NPN型バイポ
ーラトランジスタにより差動入力段のペアトランジスタ
を構成することができるため、差動入力段のペアトラン
ジスタの閾値電圧のばらつきを抑制できるため、高精度
低オフセット出力のオペアンプを容易に設計することが
でき、また、MOSトランジスタを用いる場合のような
レイアウトサイズを大きくしなければならないという問
題も生じない。さらに、本発明のBGR回路では、上述
のような高精度低オフセット出力のオペアンプを用いる
ことにより、高精度で安価なBGR回路を提供すること
ができる。
素子、オペアンプ、及びBGR回路の実施の形態につい
て説明する。まず、本発明の第1の実施の形態として、
BiCMOS素子とその製造方法について説明する。本
形態のBiCMOS素子及びその製造方法では、従来と
同様のウエル・イン・ウエル標準MOSプロセスにおい
て、N型MOSトランジスタのソースやドレイン等に用
いられるN+型拡散領域を用いてエミッタとし、P型ウ
エル領域を用いてベースとし、N型ウエル領域を用いて
コレクタとした垂直NPN型バイポーラトランジスタを
形成するようにしたものである。
素子の構造を示す断面図である。図1では、同一のP型
Si基板100上に垂直NPN型バイポーラトランジス
タとN型MOSトランジスタが形成されている状態を示
しており、破線Aで示す領域はバイポーラトランジスタ
部分を示し、破線Bで示す領域はN型MOSトランジス
タ部分を示している。また、図2(A)は、図1に示す
BiCMOS素子のN型MOSトランジスタとそのシン
ボル記号を示し、図2(B)は図1に示すBiCMOS
素子のバイポーラトランジスタとそのシンボル記号を示
している。上述のように本形態では、共通のウエル・イ
ン・ウエル標準MOSプロセスで同一P型Si基板上に
形成されるN型ウエル領域、P型ウエル領域、N+型拡
散領域を用いてMOSトランジスタとバイポーラトラン
ジスタを形成するものである。
トランジスタについて説明する。すなわち、図1、図2
(A)に示すN型MOSトランジスタは、P型Si基板
100にN型ウエル領域(Nwell)110を形成
し、このN型ウエル領域110内にP型ウエル領域(P
well)120を形成し、さらに、このP型ウエル領
域120内に2つのN+型拡散領域122、124を形
成する。そして、このN+型拡散領域122、124を
N型MOSトランジスタのソース及びドレインとする。
また、各N+拡散領域122、124の中間に位置する
P型ウエル領域120の上面に、酸化膜126及びポリ
Si層128を設けてゲートとする。なお、N型ウエル
領域110には電源電圧Vccが接続され、P型ウエル
領域120及びP型Si基板100にはグランドGND
が接続されている。
示せず)は、同一のP型Si基板100にN型ウエル領
域を形成し、このN型ウエル領域内に設けた2つのP+
型拡散領域をソース及びドレインとする。また、各P+
拡散領域の中間に位置するN型ウエル領域の上面に、酸
化膜及びポリSi層を設けてゲートとすることにより形
成できる。なお、N+型拡散領域は、N型Si半導体で
N型不純物の拡散濃度が特に高い部分を示し、P+型拡
散領域は、P型Si半導体でP型不純物の拡散濃度が特
に高い部分を示している。
トランジスタについて説明する。本例のバイポーラトラ
ンジスタは、ウエル・イン・ウエル標準MOSプロセス
によってP型Si基板100に形成されるN型ウエル領
域(Nwell)210をコレクタとし、また、P型ウ
エル領域(Pwell)220をベースとし、N+型拡
散領域230をエミッタとしたものである。N型ウエル
領域(第2のN型ウエル領域)210は、N型ウエル領
域(第1のN型ウエル領域)110と同時に形成される
ものであり、P型ウエル領域(第2のP型ウエル領域)
220は、P型ウエル領域(第1のP型ウエル領域)1
20と同時に形成されるものである。また、N+型拡散
領域230は、N+拡散領域122、124と同時に形
成されるものである。そして、このようなN+型拡散領
域230、P型ウエル領域220、N型ウエル領域21
0は、P型Si基板100に対して垂直方向に重なって
おり、垂直NPN型バイポーラトランジスタを形成して
いる。
散領域230の外周を包囲する状態で設けられており、
このN+型拡散領域230を包囲して表面に露呈した部
分がベースの取り出し口となっている。また、N型ウエ
ル領域210は、P型ウエル領域220の外周を包囲す
る状態で設けられており、このP型ウエル領域220を
包囲して表面に露呈した部分がコレクタの取り出し口と
なっている。このような各取り出し口の構造により、ベ
ース抵抗(寄生抵抗)及びコレクタ抵抗(寄生抵抗)を
低下させることができる。
タのやや具体的な形状を示す図であり、図3(A)は断
面図、図3(B)は平面図である。図3(B)に示すよ
うに、本例のバイポーラトランジスタでは、中央のN+
型拡散領域230が正方形状に形成され、その外周にP
型ウエル領域220の表面露出部分が正方形の略ロ字状
に形成されている。また、このP型ウエル領域220の
外周にN型ウエル領域210の表面露出部分が正方形の
略ロ字状に形成されている。そして、N型ウエル領域2
10に接続するコレクタ用の電極やP型ウエル領域22
0に接続するベース用の電極の形状を、N型ウエル領域
210やP型ウエル領域220の形状に対応して、正方
形の略ロ字状に設けることにより、各取り出し口の面積
を大きくし、ベース抵抗やコレクタ抵抗を低減する。ま
た、このような形状のコレクタ用電極やベース用電極
は、最終的にはそれぞれのリード線に接続されるもので
あり、図3(A)は、この様子を模式的に示したもので
ある。なお、図3に示すように、N型ウエル領域210
に電極を接続する場合には、このN型ウエル領域210
の表面の不純物濃度を高めてN+領域210Aとし、P
型ウエル領域220に電極を接続する場合にも、このP
型ウエル領域220の表面の不純物濃度を高めてP+領
域220Aとするようになっている。
OSプロセスによって形成した垂直NPN型バイポーラ
トランジスタは、以下のような特徴を有するものであ
る。 (1)P型ウエル領域のベースより不純物濃度が高いN
+型拡散領域をエミッタとしたことから、エミッタ注入
効率を高めている。 (2)Si基板に対して垂直(Vertical)構造
を用いることにより、エミッタ実行断面積を増やし、ト
ランジスタ特性をよくしている。 (3)正孔と比べて移動度が大きい電子を利用したNP
Nトランジスタ構造により、トランジスタ特性をよくし
ている。 (4)コレクタ抵抗(寄生抵抗)を下げるために、ベー
スを取り囲むようにコレクタの取り出し口を配置でき
る。 (5)ベース抵抗(寄生抵抗)を下げるために、エミッ
タを取り囲むようにベースの取り出し口を配置できる。
らつきは、MOSトランジスタの閾値のばらつきと比
べ、非常に小さいので、このバイポーラトランジスタを
オペアンプの差動入力段の入力ペアトランジスタに用い
れば、MOSトランジスタを使用した場合に比べて、出
力オフセットを大幅に小さくできる。つまり、本例のM
OSプロセスバイポーラトランジスタを利用することに
より、高精度低オフセット出力オペアンプが実現でき
る。さらに、この高精度低オフセット出力オペアンプを
BGR回路の帰還部分に使用することにより、MOSプ
ロセスだけでは限界があった高精度BGR回路を実現で
きる。
上述した垂直NPN型バイポーラトランジスタを有する
BiCMOS素子を用いた高精度低オフセット出力オペ
アンプについて説明する。図4は、本形態による高精度
低オフセット出力オペアンプの構成を示すブロック図で
ある。このオペアンプは、差動入力段300Aと出力段
300Bから構成され、差動入力段300Aは、上述し
た垂直NPN型バイポーラトランジスタを用いて構成さ
れている。すなわち、差動入力段300Aは、一対の入
力トランジスタB301、B302を有し、これらトラ
ンジスタB301、B302には、それぞれ上述した垂
直NPN型バイポーラトランジスタが用いられている。
スタT303、T304には、上述したBiCMOS素
子のP型MOSトランジスタが用いられている。また、
出力段300Bの出力トランジスタT305には、上述
したBiCMOS素子のP型MOSトランジスタが用い
られている。さらに、差動入力段300Aのバイアス用
トランジスタT301及び出力段300Bのバイアス用
トランジスタT302には、上述したBiCMOS素子
のN型MOSトランジスタが用いられている。そして、
差動入力段300Aの負荷トランジスタT303、T3
04及び出力段300Bの出力トランジスタT305
は、ソースが共通の電源電圧Vccに接続され、負荷ト
ランジスタT303、T304のゲートは共通接続され
て、負荷トランジスタT303のドレインに接続されて
いる。
ンは、入力トランジスタB301のコレクタに接続さ
れ、負荷トランジスタT304のドレインは、出力トラ
ンジスタT305のゲート並びに入力トランジスタB3
02のコレクタに接続されている。また、入力トランジ
スタB301、B302のエミッタは、共通接続されて
バイアス用トランジスタT301のソースに接続され、
出力トランジスタT305のドレインは、バイアス用ト
ランジスタT302のソースに接続されている。バイア
ス用トランジスタT301、T302のゲートには、バ
イアス電圧Vbiasが供給され、バイアス用トランジ
スタT301、T302のドレインは、グランドGND
に接続されている。そして、入力トランジスタB30
1、B302のゲートには入力端子IN、XINが接続
され、出力トランジスタT305のドレインには出力端
子OPOUTが接続されている。
動入力段300AのペアトランジスタB301、B30
2を、上述した垂直NPN型バイポーラトランジスタを
用いて構成したことから、MOSトランジスタを用いた
場合に比べ、これらトランジスタB301、B302の
間に閾値の相対的なばらつきが少ないものとなり、入力
ペアトランジスタ間の特性のアンバランスをなくすこと
が可能となる。したがって、このような入力ペアトラン
ジスタ間の特性のアンバランスに伴うオペアンプ出力の
オフセット電圧の悪化を防止することができ、低オフセ
ット出力の高精度なオペアンプを提供することができ
る。なお、図5は、入力ペアトランジスタにMOSトラ
ンジスタを用いた従来のオペアンプの構成を示すブロッ
ク図である。図示のように、入力ペアトランジスタにN
型MOSトランジスタT306、T307を用いた点を
除いて図4に示す構成と同様であるが、MOSトランジ
スタT306、T307における特性のばらつきが大き
いため、オフセット電圧の悪化を防止することが困難と
なる。
上述した高精度低オフセット出力オペアンプを用いたB
GR回路について説明する。図6は、本形態によるBG
R回路の構成を示すブロック図である。このBGR回路
は、第1、第2のP型MOSトランジスタT401、T
402と、第1、第2のNPNバイポーラトランジスタ
B401、B402と、第1、第2の抵抗R401、R
402と、オペアンプOPAmp401とを有する。M
OSトランジスタT401、T402は、ゲートが共通
のノードに接続され、ソースが共通の電源電圧に接続さ
れた互いに特性(サイズ)の等しいものである。MOS
トランジスタT401のドレインは、第1の抵抗R10
1を介してNPNバイポーラトランジスタB401のコ
レクタに接続されている。MOSトランジスタT402
のドレインは、NPNバイポーラトランジスタB402
のコレクタに接続されている。
02は、ベースがコレクタに接続され、エミッタが互い
に接続され、抵抗R402を介してグランドGNDに接
続されている。オペアンプOPAmp401は、反転入
力端子がMOSトランジスタT402のドレインに接続
され、非反転入力端子がMOSトランジスタT401の
ドレインに接続され、出力端子が各MOSトランジスタ
T401、T402のゲートに共通接続されている。ま
た、MOSトランジスタT402のドレインに出力端子
VOUTが設けられている。そして、オペアンプOPA
mp401に、上述した第2の形態による高精度低オフ
セット出力オペアンプが用いることにより、出力電圧値
がサンプル間でバラツクことがない高精度BGR回路を
実現するものである。
いて説明する。まず、本例のBGR回路において、バイ
ポーラトランジスタB401におけるエミッタサイズ
(断面積)は、バイポーラトランジスタB402におけ
るエミッタサイズの10倍であるものとする(なお、こ
れは何倍でもよいが、説明を簡単にするための10倍と
する)。この回路構成によれば、ゲートが共通のノード
に接続されたPチャネルトランジスタT401、T40
2を流れる電流I1、I2は互いに等しい。また、正常
動作時に、オペアンプOPAmp401とPチャネルト
ランジスタT401、T402の帰還ループの制御によ
り、電圧V1、Voが等しくなるようにトランジスタT
401、T402を流れる電流I1、I2が制御され
る。
10 となる。ただし、VBE2はベース−エミッタ間電圧で
あり、VTはkT/q(なお、qは電子の電荷(=1.
6×10-19 クーロン)、Tは絶対温度、kはボルツマ
ン定数(=1.38×10-23 J/K))である。ま
た、r101、r102は、抵抗R101、R102の
抵抗値である。ここで、ベース−エミッタ間電圧VBE
2は、負の温度特性をもっており、一方、VTは正の温
度特性をもっているので、VBE2の負の温度特性を打
ち消すように係数r102/r101、すなわち各抵抗
R101、R102の値を選ぶことにより、出力電圧V
oは、温度に関係なく一定の電圧値を発生させる。ま
た、上式からわかるように、出力電圧Voは電源電圧依
存性もない。つまり、このBGR回路では、温度依存
性、電源電圧依存性のない理想的な基準電圧発生回路で
ある。
明する。バイポーラトランジスタのベース−エミッタ間
電圧VBEは次の式より算出される。 VBE=VT×ln(Ic/Is) ……(1) ここで、VTは上述のようにkT/qであり、Icはコ
レクタ電流、Isはトランジスタのエミッタサイズに比
例する定電流である。なお、以下の計算式において、V
BE1、VBE2は、バイポーラトランジスタB40
1、B402のベース−エミッタ間電圧を示し、I1、
I2は、PチャネルMOSトランジスタT401、T4
02を流れる電流である。
01のI1を求める。 I1=(V1−(VBE1+VE))/r101 =(Vo−VBE1−VE)/r101 (∵Vo=V1) =((VBE2+VE)−VBE1−VE)/r101 =(VBE2−VBE1)/r101 ……(2) ところで、 VBE1=VT×ln(Ic/Is1) ……(3) VBE2=VT×ln(Ic/Is2) ……(4) である。ここで、Is1、Is2はエミッタサイズに比
例するので、 Is1=10×Is2 ……(5) となる。そこで、式(4)に式(5)を代入すると、 VBE2=VT×ln(10×Ic/Is1) ……(4’) となる。なお、Ic=I1=I2である。
して整理すると、 I1=(VT/r101)×ln10 ……(6) となる。そして、I1=I2=I3/2より、 Vo=I3×r102+VBE2 =2×I1×r102+VBE2 ……(7) となる。式(7)に式(6)を代入すると、 Vo=2×(r102/r101)×VT×ln10+
VBE2 となる。なお、係数(r102/r101)は、次式か
ら決定される。 ∂Vo/∂T=2×(r102/r101)×(k/
q)×ln10+∂VBE2/∂T=0
プのBGR回路への影響について説明する。オペアンプ
の出力オフセット電圧が△Vの場合、BGR回路内では
電圧VoとV1との間に△Vのオフセット電圧が発生す
る(他の素子のばらつきによるBGR回路への影響は非
常に小さいので、ここでは無視する)。そして、電圧V
oV1との間に△Vのオフセット電圧が発生した場合、
すなわちV1−Vo=△Vの場合、 VBE=VT×ln(Ic/Is) ……(11) となる。ここで、VTは上述のようにkT/qであり、
Icはコレクタ電流、Isはトランジスタのエミッタサ
イズに比例する定電流である。
例するので、 Is1=10×Is2 ……(15) となる。そこで、式(14)に式(15)を代入する
と、 VBE2=VT×ln(10×Ic/Is1) ……(14’) となる。なお、Ic=I1=I2である。
を代入して整理すると、 I1=(VT/r101)×ln10+△V/r101 ……(16) となる。そして、I1=I2=I3/2より、 Vo=I3×r102+VBE2 =2×I1×r102+VBE2 ……(17) となる。式(17)に式(16)を代入すると、 Vo=2×(r102/r101)×VT×ln10+VBE2+2×(r1 02/r101)×△V ……(18) となる。
±5mV(通常のMOSプロセス低オフセット出力オペ
アンプの値)だけばらつきが生じたとすると、2×(r
102/r101)=8(一般的な値)の場合、Voは
サンプル間で±40mVばらつくことになる。つまり、
サンプル間の△Vのばらつきは出力電圧に2×(r10
2/r101)倍のかたちであらわれ、出力電圧のばら
つきに大きな影響を及ぼす。これに対し、本形態の回路
では、高精度低オフセット出力BiCMOSオペアンプ
を使用しているため、△V=1mV以下に押えることが
でき、したがって、サンプル間での出力電圧Voのばら
つきを±5mV(σ)程度に押えることができた。
S素子及びその製造方法では、従来と同様の標準MOS
プロセスにおいて、N型MOSトランジスタのソースや
ドレイン等に用いられるN型拡散領域を用いてエミッタ
とし、P型ウエル領域を用いてベースとし、N型ウエル
領域を用いてコレクタとした垂直NPN型バイポーラト
ランジスタを形成するようにした。したがって、MOS
トランジスタを形成するプロセスに対し、新たにバイポ
ーラトランジスタを形成するためのマスク等を追加する
必要がなくなり、通常のMOSトランジスタプロセスと
同等のコストで安価なBiCMOS素子を提供すること
が可能となり、また、生産ラインも簡素化できるため、
各種の回路設計に容易に導入することが可能となる。
トランジスタの閾値のばらつきが、絶対値、相対値とも
にMOSトランジスタの閾値のばらつきに比べて非常に
小さい(例えば一般的なMOSトランジスタのオフセッ
ト電圧値が±10mVであるのに対し、オフセット電圧
値が実測で1mV(σ)以下となる。)ことに注目し、
差動入力トランジスタにバイポーラトランジスタを用い
ることにより、高精度低オフセット出力オペアンプを実
現できる。また、MOSトランジスタで低オフセット出
力オペアンプを設計しようとした場合、ペア入力トラン
ジスタの閾値の相対的なばらつきを抑制するために、M
OSトランジスタのレイアウトサイズをかなり大きくし
なければならないが、ペア入力トランジスタにパイトラ
ンジスタを用いたことにより、MOSトランジスタでは
実現困難であった小面積で高精度低オフセット出力オペ
アンプを実現できる。
路内にBiCMOS高精度低オフセット出力オペアンプ
を用いることにより、出力電圧がサンプル間でほとんど
変動しない高精度BGR回路を構成できる。この出力電
圧のばらつきについて、従来のMOSプロセスでは、通
常は±10%(3σ)であり、レイアウト面積を大きく
するなどの工夫をしたものでも±3%(3σ)であるの
に対し、本発明を用いて開発したBiCMOSBGR回
路では、±0.7%(3σ)以下の実績を得ることがで
き、また、レイアウト面積も大きくせずにすむため、大
幅な改善が得られた。したがって、例えば、A/D、D
/A、DCDCコンバータ等で用いる基準電圧源とし
て、本発明の電源電圧依存性や温度依存性のない高精度
BGR回路を用いれば、さらに高精度なA/D、D/
A、DCDCコンバータ等を実現することができる。
構造例を示す断面図である。
ジスタとバイポーラトランジスタの構造例とシンボル図
を示す断面図である。
ンジスタの具体的な形状例を示す断面図及び平面図であ
る。
出力オペアンプの構成例を示すブロック図である。
ある。
構成例を示すブロック図である。
である。
ル領域、120、220……P型ウエル領域、122、
124、230……N+型拡散領域、126……酸化
膜、128……ポリSi層。
Claims (10)
- 【請求項1】 同一半導体基板上にN型MOSトランジ
スタ及びP型MOSトランジスタとともに、バイポーラ
トランジスタを混載したBiCMOS素子において、 MOSプロセスを用いることにより、P型半導体基板内
にN型ウエル領域を設け、このN型ウエル領域内にP型
ウエル領域を設け、さらにこのP型ウエル領域内にN型
拡散領域を設け、前記N型拡散領域をソースまたはドレ
インとして用いたN型MOSトランジスタを形成すると
ともに、 前記MOSプロセスで形成したN型拡散領域を用いてエ
ミッタとし、P型ウエル領域を用いてベースとし、さら
にN型ウエル領域を用いてコレクタとした垂直NPN型
バイポーラトランジスタを形成した、 ことを特徴とするBiCMOS素子。 - 【請求項2】 前記N型MOSトランジスタは、前記M
OSプロセスにおいて形成した第1のN型ウエル領域内
の第1のP型ウエル領域によって包囲された2つのN型
拡散領域を用いてN型MOSトランジスタのソース及び
ドレインを形成し、かつ、前記第1のP型ウエル領域上
の前記ソースとドレインの間に位置する領域に絶縁層を
介してゲート電極層を形成するとともに、 前記垂直NPN型バイポーラトランジスタは、第2のN
型ウエル領域を用いて前記コレクタを形成し、前記第2
のN型ウエル領域内の第2のP型ウエル領域を用いて前
記ベースを形成し、さらに前記第2のP型ウエル領域内
の第2のN型拡散領域を用いて前記エミッタを形成した
ことを特徴とする請求項1記載のBiCMOS素子。 - 【請求項3】 前記垂直NPN型バイポーラトランジス
タは、前記第2のN型拡散領域によるエミッタの外周を
包囲する状態で前記第2のP型ウエル領域によるベース
の取り出し口が形成され、前記ベースの外周を包囲する
状態で前記第2のN型ウエル領域によるコレクタの取り
出し口が形成されていることを特徴とする請求項2記載
のBiCMOS素子。 - 【請求項4】 同一半導体基板上にN型MOSトランジ
スタ及びP型MOSトランジスタとともに、バイポーラ
トランジスタを形成したBiCMOS素子の製造方法に
おいて、 MOSプロセスを用いることにより、P型半導体基板内
にN型ウエル領域を設け、このN型ウエル領域内にP型
ウエル領域を設け、さらにこのP型ウエル領域内にN型
拡散領域を設け、前記N型拡散領域をソースまたはドレ
インとして用いたN型MOSトランジスタを形成すると
ともに、 前記MOSプロセスで形成したN型拡散領域を用いてエ
ミッタとし、P型ウエル領域を用いてベースとし、さら
にN型ウエル領域を用いてコレクタとした垂直NPN型
バイポーラトランジスタを形成するようにした、 ことを特徴とするBiCMOS素子の製造方法。 - 【請求項5】 少なくとも差動入力段がBiCMOS素
子を用いて構成されるオペアンプにおいて、 前記BiCMOS素子は、MOSプロセスを用いること
により、P型半導体基板内にN型ウエル領域を設け、こ
のN型ウエル領域内にP型ウエル領域を設け、さらにこ
のP型ウエル領域内にN型拡散領域を設け、前記N型拡
散領域をソースまたはドレインとして用いたN型MOS
トランジスタを形成するとともに、前記MOSプロセス
で形成したN型拡散領域を用いてエミッタとし、P型ウ
エル領域を用いてベースとし、さらにN型ウエル領域を
用いてコレクタとした垂直NPN型バイポーラトランジ
スタを形成した構成を有し、 前記オペアンプの差動入力段は、入力トランジスタが前
記BiCMOS素子の垂直NPN型バイポーラトランジ
スタより構成されている、 ことを特徴とするオペアンプ。 - 【請求項6】 前記オペアンプの差動入力段の負荷トラ
ンジスタが前記BiCMOS素子のMOSトランジスタ
より形成されていることを特徴とする請求項5記載のオ
ペアンプ。 - 【請求項7】 前記垂直NPN型バイポーラトランジス
タは、前記第2のN型拡散領域によるエミッタの外周を
包囲する状態で前記第2のP型ウエル領域によるベース
の取り出し口が形成され、前記ベースの外周を包囲する
状態で前記第2のN型ウエル領域によるコレクタの取り
出し口が形成されていることを特徴とする請求項5記載
のオペアンプ。 - 【請求項8】 ゲートが共通のノードに接続され、ソー
スが共通の電源電圧に接続された互いに特性の等しい第
1、第2のMOSトランジスタと、 コレクタが前記第1のMOSトランジスタのドレインに
第1の抵抗を介して接続され、ベースがコレクタに接続
された第1のバイポーラトランジスタと、 コレクタが前記第2のMOSトランジスタのドレインに
接続され、ベースがコレクタに接続された第2のバイポ
ーラトランジスタと、 前記第1、第2のバイポーラトランジスタの共通接続さ
れたエミッタとグランドとの間に接続された第2の抵抗
と、 反転入力端子が第2のMOSトランジスタのドレインに
接続され、非反転入力端子が第1のMOSトランジスタ
のドレインに接続され、出力端子が第1、第2のMOS
トランジスタのゲートに共通接続されたオペアンプとを
有するバンドギャップリファレンス回路において、 前記オペアンプは、少なくとも差動入力段がBiCMO
S素子を用いて構成され、前記BiCMOS素子は、M
OSプロセスを用いることにより、P型半導体基板内に
N型ウエル領域を設け、このN型ウエル領域内にP型ウ
エル領域を設け、さらにこのP型ウエル領域内にN型拡
散領域を設け、前記N型拡散領域をソースまたはドレイ
ンとして用いたN型MOSトランジスタを形成するとと
もに、前記MOSプロセスで形成したN型拡散領域を用
いてエミッタとし、P型ウエル領域を用いてベースと
し、さらにN型ウエル領域を用いてコレクタとした垂直
NPN型バイポーラトランジスタを形成した構成を有
し、 前記オペアンプの差動入力段は、入力トランジスタが前
記BiCMOS素子の垂直NPN型バイポーラトランジ
スタより構成され、負荷が前記BiCMOS素子のMO
Sトランジスタより形成されている、 ことを特徴とするバンドギャップリファレンス回路。 - 【請求項9】 前記オペアンプの差動入力段の負荷トラ
ンジスタが前記BiCMOS素子のMOSトランジスタ
より形成されていることを特徴とする請求項8記載のバ
ンドギャップリファレンス回路。 - 【請求項10】 前記垂直NPN型バイポーラトランジ
スタは、前記第2のN型拡散領域によるエミッタの外周
を包囲する状態で前記第2のP型ウエル領域によるベー
スの取り出し口が形成され、前記ベースの外周を包囲す
る状態で前記第2のN型ウエル領域によるコレクタの取
り出し口が形成されていることを特徴とする請求項8記
載のバンドギャップリファレンス回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25549899A JP2001085548A (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | BiCMOS素子、オペアンプ、及びBGR回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25549899A JP2001085548A (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | BiCMOS素子、オペアンプ、及びBGR回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001085548A true JP2001085548A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=17279595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25549899A Pending JP2001085548A (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | BiCMOS素子、オペアンプ、及びBGR回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001085548A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004311684A (ja) * | 2003-04-07 | 2004-11-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置 |
KR100671691B1 (ko) | 2005-04-06 | 2007-01-19 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 바이폴라 트랜지스터의 제조 방법 및 이를 이용한 반도체소자의 제조 방법 |
JP2008123480A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-05-29 | Nec Electronics Corp | 基準電圧発生回路 |
JP2009265954A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Hitachi Ulsi Systems Co Ltd | 半導体集積回路装置 |
JP2011107800A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Mitsumi Electric Co Ltd | 参照電圧発生回路および受信回路 |
JP2014187555A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Toshiba Corp | 受光回路 |
-
1999
- 1999-09-09 JP JP25549899A patent/JP2001085548A/ja active Pending
Cited By (7)
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US9159848B2 (en) | 2013-03-22 | 2015-10-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Light receiving circuit |
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