JPH01161248A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

Info

Publication number
JPH01161248A
JPH01161248A JP62321033A JP32103387A JPH01161248A JP H01161248 A JPH01161248 A JP H01161248A JP 62321033 A JP62321033 A JP 62321033A JP 32103387 A JP32103387 A JP 32103387A JP H01161248 A JPH01161248 A JP H01161248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charge
polymer
layer
rhodanine
charge transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62321033A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Nishiguchi
西口 年彦
Mika Yamamura
山村 美香
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP62321033A priority Critical patent/JPH01161248A/ja
Priority to US07/279,083 priority patent/US4965155A/en
Publication of JPH01161248A publication Critical patent/JPH01161248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/07Polymeric photoconductive materials
    • G03G5/071Polymeric photoconductive materials obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0664Dyes
    • G03G5/0666Dyes containing a methine or polymethine group
    • G03G5/0668Dyes containing a methine or polymethine group containing only one methine or polymethine group
    • G03G5/067Dyes containing a methine or polymethine group containing only one methine or polymethine group containing hetero rings

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真感光体などに用いる電荷発生材料、
より詳細には新規なローダニン環を有する電荷発生ポリ
マーを用いた単層乃至は積層感光体に関する。
(従来技術) 有機光導電性化合物を用いた実用的なデバイスとしては
電子写真感光体がある。このような有機光導電・性化合
物のうち、ポリビニル力ルハヅール(PVCZ)等の高
分子系の光導電性物質は成膜性が高く、電子写真感光体
のように広面積を必要とするデバイスに適している。し
かし、これらの高分子系の物質は、いずれも主鎖または
側鎖に大きな芳香環や複素環を有しており、π電子系の
連なりを利用して紫外光の吸収で励起された励起子の解
離によって生じたキャリアが移動して光導電性が得られ
るものであるので、可視光領域ではキャリアの発生効率
が低く、そのため電荷輸送材料として利用されるか、あ
るいは有機顔料、染料など可視光に感度を有する物質と
ともに利用されることが多い。また、ヒドラゾン誘導体
等の低分子系の光導電性物質は電気伝導性は高いが可視
光領域のキャリア発生効率は高分子系と同様に低く、ま
た成膜性にやや劣るため、樹脂や前述の増感剤とともに
電荷輸送材料として用いられている。−方、可視光領域
に吸収域を有しキャリアの発生効率の高い物質として有
a頭料、染料がある。これらの物質は電気伝導性、成膜
性がほとんど無いため電荷発生材料として樹脂に分散さ
せたり、前述の電荷輸送材料に分散させたりして用いら
れている。
(発明が解決しようとする問題点) 前述したように、光導電性高分子は可視光に対して導電
性を示さず、またヒドラゾン誘導体等の低分子導電性化
合物も可視光でキャリアを発生しないため電子写真感光
体として用いる場合には単独で使用することができず可
視光に感光性や増感性を有する染料、顔料の添加が必要
である。従ってこれらの方法はいずれも顔料の結着樹脂
中への分散が必要であるため、その分散方法、分散液安
定性等に問題があった。
即ち、結着樹脂中に溶剤に不溶な顔料を均一に分散する
ことは難しく、また、分散液の安定性に問題があるため
塗布液の寿命が短くなる等の問題点があった。
さらに、顔料は凝集体であるために顔料製造工程の条件
の差が作成する感光体の電子写真特性に大きく影響する
。それを解決するための顔料の物性制御に技術的課題が
あった。
従って、本発明の目的は可視光でキャリアを生成すると
ともに、成膜性に優れた電荷発生材料を使用した感光体
を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明によれば、鎖状高分
子の側鎖に下記構造式のローダニン誘導体 I (式中RIは低級アルキル基、置換または未置換のアリ
ール基、水素原子、水酸基を示す)を有する重合体を電
荷発生材料として、これを電荷輸送材料と組合せた単層
感光体および、上記電荷発生材料を手段とした電荷発生
層と、結合剤樹脂中に電荷輸送材料を相溶乃至は分散さ
せた電荷輸送層とを積載させた積層感光体を提供するこ
とができる。
(作用) 本発明の電子写真感光体におけるローダニン環を有する
重合体についてその作用を説明する。
本発明の可視光でキャリアを発生させる重合体は分子鎖
にローダニン環とローダニン環の5位にエタンジイリデ
ン基を介して導入されたキノリン基とを有する。上記重
合体はローダニン環部が電子受容体、キノリン部が電子
供与体と考えられ、可視光により分子内電荷移動型錯体
を形成する。
つまり、基底状態の電子供与体に非局在化していたπ電
子が基r=c=cH−CH−Jを通じて電子受容体の空
軌道に遷移する際に光エネルギーを吸収して発色する。
光キャリアは、この光励起により発生する。特に本発明
に使用するローダニン誘導体は、キノリン、のα位にエ
タンジイリデン基が導入されているため、可視光域の長
波長側に吸収領域を有する。
このように本発明に使用する電荷発生材料は可視光でキ
ャリアを発生させ、それ自身で成膜性や透光性に優れた
重合体となっている。それゆえ、この電荷発生材料は例
えば、ヒドラゾン誘導体、トリフェニルアミン誘導体、
ピラゾリン誘導体のような電荷輸送材料を組み合わせる
ことにより重合体で発生した光キャリアを重合体中に相
溶させたホール輸送材料を通して移動可能なポリマー型
の光導電性材料とすることができるものである。
この場合、光導電性材料そのものに顔料等を分散させて
いないので成膜性はもとより透光性並びに安定性に優れ
た光導電性材料となるのである。
また、この重合体は成膜性に優れた電荷発生材料である
ので、これを単独で電荷発生層とすることができる。従
って導電性基体上にこの重合体を用いて電荷発生層を形
成し、次いで電荷輸送層を形成すれば容易に積層型の感
光体とすることができる。
更にまた、導電性基体上に電荷輸送層を形成し、次いで
この輸送層上に本発明の重合体を用いて電荷発生層を形
成することもできる。
この場合、表面層としての電荷発生層は、単独の重合体
層であるため膜強度に優れている。それゆえ従来の顔料
タイプの電荷発生材料を蒸着乃至は塗工により形成して
いた電子写真感光体に比して格段に耐久性の優れた積層
感光体とすることができる。
(発明の好適態様) 本発明の感光体の使用する重合体として電荷発生材料は
ローダニン誘導体を反応性置換基を有する高分子に求核
置換反応によって結合させて得られる。
かかる重合体の成分であるローダニン誘導体は、下記−
蔵人 ] (式中Bは反応性を有する置換基、Cは2価の有機基、
R1は炭素数1〜6の低級アルキル基、置換または未置
換のアリール基、水素原子、水酸基、PはOまたは1を
示す)で表される。Cは炭素数4以下のアルキレン基、
フェニル基等の了り−レン基、カルボニルオキシエチル
、カルボニルオキシプロピル基等のカルボニルオキシア
ルキル基が例示される。R1には、アルキル基としては
、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル基
等の低級アルキル基が例示され、置換基を有してもよい
了り−ル基としては、フェニル、ナフチル、アントリル
、フェナントリル、フルオレニル等が例示され、置換基
としては、炭素数1〜4の低級アルキル基、メトキシ、
エトキシ、プロポキシ等のアルコキシ基、アミノ基、ジ
メチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ基等
のアルキルアミノ基、ハロゲン原子が例示される。
(以下余白) 具体的には、 1] ]I S I 上記具体例に示すように反応性置換基Bとしては、−C
OON −CHzCl −OH−COCI−NH□等が
例示される。
これらのローダニン誘導体は、種々の方法、例えば下記
反応式により合成することができる。
δ (式中B、C,P及びR1は前記と同じ)すなわち、ロ
ーダニン誘導体は3−置換ローダニンと2−β−アセト
アニリドビニルキノリンアルキルアイオダイドをアルコ
ール中で反応させることにより得ることができる。
上述したローダニン誘導体を結合させる反応性置換基を
有する高分子としては例えば 下記反復単位 →CH2−CH← (CH2)。
H2 (式中mは0〜3の整数を示す)で表されるポリアミン
、 下記反復単位 →CH2−CH← (式中R2は−CHzC1,−N11□、−3O□C1
,−COO11を示す)で表されるスチレン系重合体、 下記反復単位 R3R’a →CH2−C−1〜     →CH2−C)−一□C
○OHC=O R:l           N H2→CH2−Cト
ーR3 C−0→CH,−Ch−□ (CH2) m        coc 1 H (式中R9は水素原子又はメチル基、mは0〜31 へ の整数を表す)で表されるアクリル系重合体、下記反復
単位 で表されるポリカーボネー1−樹脂。
さらに、前記スチレン系重合体やポリカーボネート樹脂
のように主鎖または側鎖にフェニル環を有した高分子に
対してCH3COCHz CIを反応させ、反応性置換
基として−CH2C]  を有した高分子が例示される
これらの重合体とローダニン誘導体との反応は、例えば
下記反応によって達成される。
(以下余白) (1)            。
く2) δ Ni1□ R1 〕 上記具体例中nは、20,000〜200.000の整
数を示す。
こうして得られた電荷発生材料と組合せて使用する電荷
輸送材料としては、それ自体公知の電子輸送物質並びに
正孔輸送物質が使用できる。具体的には、ニトロ基、ニ
トロソ基、シアノ基等の電子受容性基を有する電子受容
物質、例えば、テトラシアノエチレン、2,4.7−)
ジニトロ−9フルオレノン等のフルオレノン系化合物、
ジニトロアントラセン、2,4.8−)リニトロチオキ
サントン等のニトロ化合物;電子供与性物質、例えば、
4−ジエチルアミノベンズアルデヒドジフェニルヒドラ
ゾン、N−メチル−3−カルバルデヒドジフェニルヒド
ラゾン等のヒドラゾン系化合物、2.5−ビス(4−ジ
メチルアミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾー
ル、2,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニル”) 
 1. 3. 4−オキサジアゾール等のオキサジアゾ
ール系化合物、9−(4−ジエチルアミノスチリル)ア
ントラセン等のスチリル系化合物、N−エチルカルバゾ
ール等のカルバゾール系化合物、1−フェニル−3−(
4−ジメチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−フェニ
ル−3−(4−ジメチルアミノスチリル)−5−(4−
ジメチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−フェニル−
3−(4−ジエチルアミノスチリル)−5−(4−ジエ
チルアミノフェニル)ピラゾリン等のピラゾリン系化合
物、2−(4−ジエチルアミノフェニル)−4−(4−
ジメチルアミノフェニル)−5−(2−クロロフェニル
)オキサゾール等のオキサゾール系化合物、イソオキサ
ゾール系化合物、2−(4−ジエチルアミノスチリル)
−5−ジエチルアミノヘンジチアゾール等のチアゾール
系化合物、トリフェニルアミン、4.4°−ビス(N−
(3−メチルフェニル)−N−フェニルアミノコビフェ
ニルなどのアミン誘導体、スチルベン系化合物、チアジ
アゾール系化合物、イミダゾール系化合物、ピラゾール
系化合物、インドール系化合物、トリアヅール系化合物
等の含窒素環式化合物、アントラセン、ピレン、フェナ
ントレン等の縮合多環族化合物、ポリ−N−ビニルカル
バゾール、ポリビニルピレン、ポリビニルアントラセン
、エチルカルバゾール−ホルムアルデヒド樹脂等が例示
される。上記電荷輸送物質は、一種または二種以上使用
される。
これらの電荷輸送物質を上述した電荷発生材料中に含有
させて単層の感光体としては、電荷輸送物質としてのロ
ーダニン環を有する重合体当り20乃至100重量%の
量比、特に40乃至80重量%の量比で含有させるのが
好ましい。
一方、積層感光体とする場合には前述した電荷輸送物質
を成膜性を有する接着樹脂中に該樹脂溝り30乃至15
0重量%好ましくは50乃至は100重量%の量比で含
有させて電荷輸送層とする。
この電荷輸送層を形成するために使用する結着樹脂とし
てはこれに限定されるわけではないが、例えば、スチレ
ン系重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレン
−アクリロニトリル共重合体、スチレン−マレイン酸共
重合体、アクリル系重合体、スチレン−アクリル系重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、アル
キッド樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、アクリル変性
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ボリ
アリレート、ポリスルホン、ジアリルフタレート樹脂、
シリコーン樹脂、ケトン樹脂、ポリビニルブチラール樹
脂、ポリエーテル樹脂、フェノール樹脂等、各種の重合
体のような樹脂を挙げることができる。感光体の作製に
当たっては、導電性基体上に必要によりブロッキング層
を形成し前述したような割合で、溶媒中に電荷発生機能
を有する重合体並びに電荷輸送物質を分散乃至は相溶さ
せて単層の感光層を形成させる。
また、積層の感光体については、上述した基体上に電荷
発生機能を有する重合体を溶媒に溶解させて電荷発生層
を形成し次いで、この上に結着樹脂中に電荷輸送物質を
含有させた塗工液を塗布して電荷輸送層を形成する。或
いは同様の方法で電荷輸送層上に電荷発生層を塗工して
本発明の感光体とすることができる。
(発明の効果) 本発明による電子写真感光体は、可視光でキャリアを発
生する重合体を使用するので、従来公知のPvC2等の
高分子系の光導電性物質を使用する場合の様に可視光増
感の必要性がない。従って、キャリア発生顔料を樹脂中
に分散させて用いなくてもよく、また必要に応じてヒド
ラゾン誘導体、トリフェニルアミン誘導体、ピラゾリン
誘導体等従来公知の電荷輸送材料と容易に固溶体を形成
し均一な感光層を形成することができる。
製造に際しては、溶媒に溶解し塗布するだけで電荷発生
ポイン1へが樹脂中に均一に存在した薄膜が容易に形成
できる。従って顔料が局部的に凝集して存在するおそれ
もなくまた耐久性に優れた感光層を形成することができ
る。
更に、高分子化合物であるので低分子化合物に比べて衛
生釣書が少ない。
(実施例) 以下に、実施例に基づき本発明をより詳細に説明する。
合成例1 ポリスチレンの側鎖にN−置換−5−C2−(l−エチ
ルキノリン)ジメチン〕ローダニンを担持した電荷発生
ポリマーの合成 3−カルボキシメチルローダニン19.1gと、2−β
−アセトアニリドビニルキノリンエチオダイド44.4
g、)リエチルアミン12.0mβをエタノール930
分間還流後、生成物をピリジンで再結晶することにより
、3−カルボキシメチルー5− (2−(1−エチルキ
ノリン)ジメチン〕ローダニンを得た(収率50%)。
ポリクロルメチルスチレン15.2gと3−カルボキシ
メチル−5−(2−(1−エチルキノリン)ジメチン〕
ローダニン37.2gとトリエチルアミン12m1を1
00m1のジメチルポルムアミドに熔解し100℃で3
時間反応させる。反応後、溶液をメタノール中に江ぎ生
じた沈澱を水洗、メタノール洗浄後、T HF /メタ
ノールで再沈澱し減圧乾燥することにより、ポリスチレ
ンの側鎖にN−置換−5−(2−(1−エチルキノリン
)ジメチン〕ローダニンを担持した電荷発生ポリマー(
以下重合体1と称する)を得た。
合成例2 ポリメタクリル酸の側鎖にN−置換−5−(2−(1−
エチルキノリン)ジメチン〕ローダニンを担持した電荷
発生ポリマーの合成 前記合成例1の3−カルボキシメチルローダニンに変え
て、3−アミノローダニンを用いて上記合成例1と同様
にして3−アミノ−5−〔2〜(1−エチルキノリン)
ジメチン9口°−ダニンを得た(収率44%)。
ポリメタクリル酸クロライド10.5gと3−アミノ−
5−(2−(1−エチルキノリン)ジメチン〕ローダニ
ン32.9gを100mβのピリジン中80°Cで3時
間反応させる。反応後、溶液をメタノール中に注ぎ生じ
た沈澱を水洗、メタノール洗浄後、THF/メタノール
で再沈澱し減圧乾燥することにより、ポリメタクリル酸
の側鎖にN−置換−5−、C2−(1−エチルキノリン
)ジメチン〕ローダニンを担持した電荷発生ポリマー(
以下重合体2と称する)を得た。
合成例3 ポリメタクリル酸の側鎖GこN−置換−5−〔2−(1
−メチルキノリン)ジメチン〕ローダニンを担持した電
荷発生ポリマーの合成 前記合成例1の3−カルボキシメチルローダニンに変え
て、3−(P−クロロメチルフェニル)ローダニンを用
い、2−β−アセトアニリドビニルキノリンエチオダイ
ドに変えて2−β−アセトアニリドビニルキノリンメチ
オダイドを用いて、前記合成例1と同様にして3−(P
−クロロメチルフェニル)−5’[2〜(1−メチルキ
ノリン)ジメチン〕ローダニンを得た(収率51%)。
ポリメタクリル酸8.6gと3−(P−クロロメチルフ
ェニル)−5−〔2−(1−メチルキノリン)ジメチン
)ローダニン42.0gとトリエチルアミン12m1を
100’mlのジメチルホルムアミドに溶解し、100
℃で3時間反応させる。
反応後、溶液をメタノール中に注ぎ生じた沈澱を水洗、
メタノール洗浄後、THF/メタノールで再沈澱し減圧
乾燥することにより、ポリメタクリル酸の側鎖にN−置
換−5−C2−(1−メチルキノリン)ジメチン〕ロー
ダニンを担持した電荷発生ポリマー(以下重合体3と称
する)を得た。
感光材料の調製 単層感光化 得られたローダニン誘導体を側鎖に担持した電荷発生材
料7重量部、N、N−ジエチルアミノベンズアルデヒド
ーN、N−ジフェニルヒドラゾン3重量部をTHF10
0重量部に溶解し、アルミシート上にドクターブレード
を用いて塗布し、100°Cで30分間乾燥し、20μ
mの電子写真感光体を炸裂した。
積層感光体 上記ローダニン誘導体を側鎖に担持した電荷発生材料お
よび所定量のテトラヒドロフランから成る電荷発生層用
塗布液を調製し、得られた塗布液をアルミニウムシート
上に塗布し、100℃の温度で30分間加熱することに
より、膜厚約0. 5μmの電荷発生層を形成した。
次いで、N、N−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N
、N−ジフェニルヒドラゾン7重量部、ビスフェノール
Z型ポリカーボネート樹脂(三菱瓦斯化学社製、商品名
PCZ)IQ重量部およびヘンセフ80重量部を混合溶
解し、電荷輸送層用塗布液を調製するとともに、前記電
荷発生層上に塗布し、加熱乾燥することにより膜厚20
μmの電荷輸送層を形成し、積層型感光層を有する負帯
電型積層電子写真感光体を作成した。
また、電荷輸送層と電荷発生層を逆に塗布した正帯電型
積層感光体も作成した。
電子写 感光体の評価 上記電子写真感光体の帯電特性、感光特性を調べるため
、静電複写紙試験装置(川口電機社製、5P−428型
)を用いて、積層型感光層を有する感光体では電荷輸送
層がアルミニウム基体側の場合は+6. OK V、逆
に電荷発生層がアルミニウム基体側の場合は−6,OK
 V、単層型感光層を有する感光体では+6. OK 
Vの条件でコロナ放電を行うことにより、前記各感光体
の電子写真用感光体を負または正に帯電させた。また、
各感光体の初期表面電位V8.を測定すると共に、IO
ルックスのタングステンランプを用いて、感光体表面を
露光し、上記表面電位VSPが1/2となるまでの時間
を求め、半減露光量El/2  (Lux  ・5ec
)を算出した。
各感光体の帯電特性および感光特性の測定結果を表1に
示す。
表1 (以下、余白) いずれの場合も、従来のアゾ系顔料を電荷発生物質、ヒ
ドラゾン系化合物を電荷輸送物質として用いた感光体と
同等もしくはそれ以上の感度及び帯電特性を示した。
特に、本発明の電荷発生材料を表面層に有した積層感光
体においては、顔料分散型でなく樹脂型であるため、表
面の平滑性、耐摩耗性に優れていた。
特許出願人  三田工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鎖状高分子の側鎖に下記構造式のローダニン誘導
    体 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1は低級アルキル基、置換または未置換のア
    リール基、水素原子、水酸基を示す)を有する重合体か
    ら成る電荷発生材料と電荷輸送材料とを単一の層中に存
    在させたことを特徴とする電子写真感光体
  2. (2)鎖状高分子の側鎖に下記構造式を有するローダニ
    ン誘導体 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1は低級アルキル基、置換または未置換のア
    リール基、水素原子、水酸基を示す)を有する重合体か
    ら成る電荷発生材料層と、結合剤樹脂中の電荷輸送材料
    を分散乃至は相溶させて成る電荷輸送層とを積載させた
    ことを特徴とする電子写真感光体。
JP62321033A 1987-12-03 1987-12-17 電子写真感光体 Pending JPH01161248A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62321033A JPH01161248A (ja) 1987-12-17 1987-12-17 電子写真感光体
US07/279,083 US4965155A (en) 1987-12-03 1988-12-02 Organic photoconductive material for electrophotography

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62321033A JPH01161248A (ja) 1987-12-17 1987-12-17 電子写真感光体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01161248A true JPH01161248A (ja) 1989-06-23

Family

ID=18128048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62321033A Pending JPH01161248A (ja) 1987-12-03 1987-12-17 電子写真感光体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01161248A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4885369A (en) Photoconductive material for electrophotography comprising rhodanine derivative charge complex
JPH01161248A (ja) 電子写真感光体
JPS6139661B2 (ja)
JP2678311B2 (ja) 電子写真感光体
JPH01161359A (ja) 電子写真感光体
JPH01161249A (ja) 電子写真感光体
JPH01234856A (ja) 電子写真用感光体
JP2652450B2 (ja) 電子写真感光体
JP2002275176A (ja) スチルベンアミン誘導体およびそれを用いた電子写真感光体
JPS6135546B2 (ja)
JPH01173047A (ja) 電子写真感光体
JPH01173045A (ja) 電子写真感光体
JPH01161360A (ja) 電子写真感光体
JPH01173046A (ja) 電子写真感光体
JPH01312550A (ja) 電子写真用感光体
JPH01147463A (ja) 電子写真感光体
JPH01172839A (ja) 電荷発生材料およびその製法
JPH01172838A (ja) 電荷発生材料およびその製法
JPH01173043A (ja) 電子写真感光体
JPH01172837A (ja) 電荷発生材料およびその製法
JPH01173044A (ja) 電子写真感光体
JP2676630B2 (ja) 電子写真感光体
JPH03179359A (ja) 電子写真感光体
JPH01180556A (ja) 電子写真感光体
JPH01156754A (ja) 電荷発生材料およびその製法