JPH01160107A - 平衡電圧−電流変換器 - Google Patents

平衡電圧−電流変換器

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JPH01160107A
JPH01160107A JP63284037A JP28403788A JPH01160107A JP H01160107 A JPH01160107 A JP H01160107A JP 63284037 A JP63284037 A JP 63284037A JP 28403788 A JP28403788 A JP 28403788A JP H01160107 A JPH01160107 A JP H01160107A
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JP
Japan
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transistors
terminal
transistor
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current converter
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Application number
JP63284037A
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English (en)
Inventor
Adrianus Sempel
アドリアヌス・センペル
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Filing date
Publication date
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    • H03D7/14Balanced arrangements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/14Balanced arrangements
    • H03D7/1425Balanced arrangements with transistors
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    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
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    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
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    • H03D7/1425Balanced arrangements with transistors
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、第1および第2トランジスタを有する平衡電
圧−電流変換器であって、これら第1および第2トラン
ジスタのコレクタは共通第1電源端子に接続された負荷
回路に対する第1および第2コレクタ端子をそれぞれ構
成し、前記の第1および第2トランジスタのエミッタの
各々は電流供給素子により共通第2電源端子に結合され
、これらエミッタが前記の平衡電圧−電流変換器の入力
端子を構成している当該平衡電圧−電流変換器に関する
ものである。
また本発明は上述した電圧−電流変換器を有する二重平
衡ミクサ回路にも関するものである。
ミクサ回路の形態の負荷回路が接続されている上述した
種類の電圧−電流変換器は欧州特許出願EP−A I2
−0131337号明細書から既知であり、特にラジオ
受信機およびテレビジョン受像機や、移動通信用受信機
に用いられている。電圧−電流変換器の第1および第2
トランジスタの入力端子には例えばアンテナからの無線
周波(RF)信号が逆位相で供給され、これらトランジ
スタによりこの信号がこれに比例する電流変化に変換さ
れ、この電流変化が第1および第2コレクタ端子を経て
これらに接続された2つの差動対のトランジスタのエミ
ッタ電流にそれぞれ重畳される。これらの差動対に供給
されるミクサ信号はこれらのトランジスタを切換え、ミ
クサ信号および無線周波信号の周波数間の和および差を
有する信号がこれら差動対のコレクタに存在する。他の
処理の為に、中間周波OF)信号である、これら周波数
間の差を有する信号を帯域通過或いは低域通過フィルタ
により取出すことができる。
このようなミクサ回路では、非直線性が相互変調積およ
び雑音を生じ、これらが受信機のダイナミックレンジに
直接影響を及ぼす。相互変調によって影響を受けないダ
イナミックレンジは、良好な受信に必要とする最小信号
電力と、相互変調積によって妨害されない受信が可能な
場合の最大信号電力との間の、dBで表わした差として
定義されている。電圧−電流変換器の特性は主としてミ
クサ回路の特性、すなわちダイナミックレンジを決定す
る。
前記の欧州特許出願EP−A f−0131337号か
ら既知のミクサ回路では、電圧−電流変換器の第1およ
び第2トランジスタが共通ベース構造に配置されている
。このミクサ回路により生ぜしめられる雑音およびひず
みはこれらトランジスタと電圧−電流変換器の入力端子
間に配置された信号源のインピーダンスとによって殆ど
決定される。
ミクサ回路のダイナミックレンジは、これらトランジス
タのベース電流を高め、従って電圧−電流変換器の入力
端子でみてRF信号源のインピーダンスとこれらトラン
ジスタのインピーダンスとの比を高めてこれらトランジ
スタを比較的小さな範囲に駆動するようにすることによ
り高めることができる。しかしこの解決策の場合、これ
らトランジスタのインピーダンスが一定でなく、これに
よりひずみをも生ぜしめてしまうという欠点がある。
更に、集積回路におけるバイアス電流を何の問題もなく
高めるということができない。その理由は、バイアス電
流は通常電力消費の条件との関連で所定の値に制限され
ている為である。
本発明の目的は、直線範囲(ダイナミックレンジ)を大
きくし、例えば前述した種類の二重平衡ミクサ回路に用
いた際に例えば相互変調および雑音動作の双方を改善し
うるようにした電圧−電流変換器を提供せんとするにあ
る。
本発明は、第1および第2トランジスタを有する平衡電
圧−電流変換器であって、これら第1および第2トラン
ジスタのコレクタは共通第1電源端子に接続された負荷
回路に対する第1および第2コレクタ端子をそれぞれ構
成し、前記の第1および第2トランジスタのエミッタの
各々は電流供給素子により共通第2電源端子に結合され
、これらエミッタが前記の平衡電圧−電流変換器の入力
端子を構成している当該平衡電圧−電流変換器において
、この平衡電圧−電流変換器が更に、第3および第4ト
ランジスタを有する第1差動対と、第5および第6トラ
ンジスタを有する第2差動対とを具え、前記の第3およ
び第4トランジスタのエミッタは第1共通エミッタ端子
に接続され、前記の第5および第6トランジスタのエミ
ッタは第2共通エミッタ端子に接続され、これら第1お
よび第2共通エミッタ端子の各々は電流供給素子により
前記の第2電源端子に接続され、前記の第4および第5
トランジスタのベースは前記の第1および第2トランジ
スタのエミッタにそれぞれ結合され、前記の第3および
第6トランジスタのコレクタは前記の第1および第2コ
レクタ端子にそれぞれ結合されるか或いは前記の第1お
よび第2トランジスタのエミッタにそれぞれ結合され、
前記の第4および第5トランジスタのコレクタは前記の
第1および第2トランジスタのベースにそれぞれ結合さ
れ、且つこれら第4および第5トランジスタのコレクタ
の各々は電流供給素子により第1電源端子に接続されて
いることを特徴とする。
本発明は、第1および第2トランジスタのベースに流れ
る入力信号の部分が第1および第2差動対により第1お
よび第2トランジスタのコレクタ電流にそれぞれ加えら
れるか或いはこれらのエミッタ電流から減算せしめられ
るという認識を基に成したものである。このようにされ
ることにより、第1および第2コレクタ端子における信
号電流が第1および第2トランジスタの入力信号電流に
それぞれ極めて正確に等しくなる。こ熟らトランジスタ
の対数的なベース−エミッタ電圧は、それぞれ高電圧利
得を有する第4および第5トランジスタによりそれぞれ
供給される。このことは、第1および第2トランジスタ
を殆ど完全にターン・オンさせることができ、従って本
発明による平衡電圧−電流変換器のダイナミックレンジ
が既知の二重平衡ミクサ回路に用いられているような変
換器のダイナミックレンジよりも大きくなるということ
を意味する。
本発明によって生ぜしめられる雑音は主と4して第1お
よび第2差動対のトランジスタにより決定される。本発
明の好適例では、前記の第3および第6トランジスタの
ベースは信号電流に関する限り第7および第8トランジ
スタをそれぞれ経て固定電位にあり、これら第7および
第8トランジスタのエミッタは信号電流に対して大地に
結合され、第3および第6トランジスタのベースは第7
および第8トランジスタのコレクタにそれぞれ接続され
、これら第7および第8トランジスタのコレクタは電流
供給素子により第1電源端子に接続され、これら第7お
よび第8トランジスタのベースは第4および第5トラン
ジスタのベースにそれぞれ接続されているようにするこ
とにより、これら第1および第2差動対の雑音寄与を減
少せしめる。
第7および第8トランジスタの動作は、第1および第2
差動対をそれぞれ経て負帰還される広帯域演算増幅器に
たとえることができ、ベースは反転入力端子を構成し、
エミッタは非反転入力端子を構成する。この本発明の好
適例では、回路によって生ぜしめられる雑音が主として
比較的低いバイアス電流を有する第7および第8トラン
ジスタにより決定されるようになる為、これらの電流の
雑音寄与が小さくなるという利点が得られる。また負帰
還の結果として電圧−電流変換器の入力インピーダンス
が電気的に更に減少せしめられる。
前述したように、第4および第5トランジスタの電圧利
得は高い為、この利得を狭帯域として本発明による電圧
−電流変換器の不安定な動作をなくすようにするのが望
ましい。本発明の他の実施例では、第1トランジスタの
ベースと第1共通エミッタ端子との間および第2トラン
ジスタのベースおよび第2共通エミッタ端子との間にそ
れぞれ、容量性作用を有する素子が配置されているよう
にすることにより上述した不安定な動作をなくすことが
できる。
この構成によればいかなる追加のひずみをも導入しない
。その理由は、容量性作用を有するいかなる素子を流れ
る可成り非直線性の電流がそれぞれ第4および第5トラ
ンジスタを経て閉ループを流れる為である。第1および
第2コレクタ端子に流れる電流は電圧−電流変換器のそ
れぞれの入力電流に等しく保たれる。
本発明による回路における他の不安定性をなくす為に、
第1および第2差動対より成るそれぞれの帰還ループの
帯域幅を制限する必要がある。本発明の更に他の実施例
では、第7および第8トランジスタのコレクタの各々が
、容量性作用を有する他の素子により接地されているよ
うにすることにより、上述した帯域幅の制限を達成しう
る。
本発明の更に他の実施例では、第3トランジスタのベー
スと第1共通エミッタ端子との間および第6トランジス
タのベースおよび第2共通エミッタ端子との間に、容量
性作用を有する他の素子がそれぞれ配置されているよう
にすることにより、エミッタホロワとして配置した第3
および第6トランジスタの好ましくない高周波特性を改
善しうる。
前述したように、入力信号は第1および第2トランジス
タのエミッタに逆位相で供給する必要がある。浮動信号
源を設計する場合これをこれらエミッタ間に直接接続す
るようにすることができる。
信号電圧源の一極が例えば接地されている為に、この−
極が固定電圧を有する場合、1つの一次巻線と2つの対
称二次巻線を有する変成器により入力電圧を既知のよう
にエミッタに逆相で供給しうる。
例えば回路技術の点から見て変成器を使用することが困
難であるか或いは望ましくない場合には、この欠点をな
くすことのできる更に他の実施例では、前記の平衡電圧
−電流変換器が更に第3および第4差動対を有し、これ
ら第3および第4差動対は第7および第9トランジスタ
と、第8および第10トランジスタとをそれぞれ有して
おり、これらの各差動対のエミッタは互いに接続されて
いるとともに電流供給素子を経て第2電源端子に接続さ
れており、第3および第6トランジスタのベースは第7
および第8トランジスタのコレクタにそれぞれ接続され
、これらのコレクタは電流供給素子により電源端子に接
続され、第7および第8トランジスタのベースは第4お
よび第5トランジスタのベースにそれぞれ接続され、第
9および第10トランジスタのコレクタは第1電源端子
に接続され、第9および第10トランジスタのベースは
平衡電圧−電流変換器の入力端子を構成しているように
する。
このようにして形成した回路は高入力インピーダンスを
有しており、入力インピーダンスの一方を接地すること
により、非浮動信号源を変成器の使用なしに簡単に接続
しうる。本発明のこの実施例は1つのアセンブリとして
集積的に製造しうる。
前述したように本発明による電圧−電流変換器は二重平
衡ミクサ回路に用いるのが有利であり、この場合この二
重平衡ミクサ回路が第11および第12トランジスタを
有する差動対と、第13および第14トランジスタを有
する他の差動対とを具えており、第11および第12ト
ランジスタのエミッタは互いに接続され共通エミッタ端
子を構成しており、第13および第14トランジスタの
エミッタは互いに接続され他の共通エミッタ端子を構成
しており、第11および第13トランジスタのコレクタ
は互いに接続され共通コレクタ端子を構成しており、第
12および第14トランジスタのコレクタは互いに接続
され他の共通コレクタ端子を構成しており、これらの各
共通コレクタ端子はインピーダンスにより共通第1電源
端子に接続され、第11および第14トランジスタのベ
ースは共通ベース端子に接続され、第12および第13
トランジスタのベースは他の共通ベース端子に接続され
ており、これらの共通ベース端子間にミクサ信号を供給
しうるようになっており、前記の平衡電圧−電流変換器
の第1および第2コレクタ端子は前記のミクサ回路のそ
れぞれのエミッタ端子に接続されているようにする。
以下図面につき説明する。
第1図に示す二重平衡ミクサ回路は、共通エミッタ端子
3を有するトランジスタT、およびT2より成る第1の
差動対と、他の共通エミッタ端子4を有するトランジス
タT3およびT4より成る第2の差動対とを具えている
。トランジスタT1およびT4のベースは共通ベース端
子7に接続され、トランジスタT2およびT3のベース
は他の共通ベース端子8に接続されている。トランジス
タT1およびT、のコレクタは共通コレクタ端子5に接
続され、トランジスタT2およびT4のコレクタは他の
共通コレクタ端子6に接続されている。共通コレクタ端
子5はインピーダンス9により共通の第1電源端子1に
接続され、他の共通コレクタ端子6もインピーダンス1
0により第1電源端子1に接続されている。
インピーダンス9および10は例えば抵抗とすることが
できる。第1および第2の差動対のトランジスタを切換
える発振器信号V。scはベース端子7および8に供給
される。
電圧−電流変換器はトランジスタT、およびT6を以っ
て構成されている。RF入力信号ViRは例えばアンテ
ナから入力端子14および15に供給され、これら入力
端子はトランジスタT、およびT、のベースにそれぞれ
接続され、これらトランジスタT、およびT6のコレク
タは共通エミッタ端子3および4にそれぞれ接続されて
いる。トランジスタT5およびT6のエミッタは電流供
給素子11および12をそれぞれ経て共通の第2電源端
子2に接続されている。
トランジスタT、およびT6のエミッタ間には例えば抵
抗の形態としたインピーダンス13が設けられている。
第1電源端子1は電圧源の正極に接続され、第2電源端
子2は負極に接続されている。
上述したミクサ回路により発振器信号とRF倍信号が混
合される為、発振器信号の周波数とRF倍信号周波数と
の和および差を有する信号がコレクタ端子5,6に現わ
れる。これらの周波数間の差を有する信号、すなわちI
F倍信号帯域通過フィルタ或いは低域通過フィルタによ
り取出すことができる。
トランジスタT、およびT6はいわゆる電圧−電流変換
器を構成し、この電圧−電流変換器では、入力端子14
.15に供給される信号電圧VINがこれに比例しイン
ピーダンス13を通る信号電流itHに変換される。こ
の信号電流はエミッタ端子3および他のエミッタ端子4
を経て流れる。その理由は、゛電流供給素子11.12
が理想的な場合に無限に高いインピーダンスを有してい
る為である。ここに電流供給素子とは、所定のほぼ一定
の直流電流が流れ交流電流に対するインピーダンスが比
較的大きな回路を意味するものとする。第1図の回路で
は電流源が示されているが、例えば適切な値の抵抗によ
り目的の機能を得ることもできる。
上述した種類のミクサ回路には、入力信号と出力信号と
発振器信号との間を満足に分離でき、必要とする発振器
出力がわずかで足り、回路を集積化できるという利点が
ある。雑音やひずみのような特性は殆どがトランジスタ
T、、 T6および抵抗13によって決定される。これ
らの特性を改善する既知の手段は変換抵抗13をその値
の半分の値を有する2つの抵抗の直列回路に分けたもの
とし、且つ2つの電流供給素子11.12をその各々の
値の2倍の値の1つの電流供給素子と置換え、これを、
値を半分とした2つの抵抗の相互接続点と第2電源端子
2との間に接続することである。
直線性、従って相互変調動作や雑音動作は、第2図に示
すように電圧−電流変換器のトランジスタT、およびT
6を駆動するモードを変更することにより改善しうると
いうことを確かめた。この第2図においては、トランジ
スタT、およびT6のベースが信号電流に対して接地さ
れており、入力信号はこれらトランジスタのエミッタ間
、すなわち入力端子19および20間に与えられる。本
例におけるミクサ回路全体のダイナミックレンジは第1
図における回路よりも大きい。その理由は、この場合こ
のダイナミックレンジはこのようにして形成された共通
ベース構造のダイナミックレンジにより殆ど完全に決定
される為である。
RF倍信号いわゆる浮動信号源から生じる場合には、こ
の信号源を変換抵抗と直列にして入力端子19、20に
接続することができる。RF入力信号は通常、信号源イ
ンピーダンス18を有し一方の極が接地された電圧源1
7から到来する為、浮動信号源はトランジスタT、およ
びT、のエミッタを駆動するようにする必要がある。第
2図では、RF入力信号を互いに逆相の2つの信号に変
換する対称変成器16により上述したことを達成してい
る。この変成器は一次巻線16aを有し、その一端は接
地され、他端にはRF信号源17が信号源インピーダン
ス18を介して接続されている。この変成器は2つの二
次巻線16bおよび16cをも有し、その共通接続点は
図示のように接地することができ、これら二次巻線の他
方の点は入力端子19および20にそれぞれ接続されて
いる。
最適な雑音および相互変調動作を得る為に、回路の直線
性を共通ベース構造の入力インピーダンスと信号源イン
ピーダンスとの比により調整しうるようにする。共通ベ
ース構造の入力インピーダンスの値は2つの電流供給素
子11.12のバイアス電流の値に依存する。入力端子
19.20間の信号源インピーダンスの値は変成器16
の変成比によって調整しうる。前述したように変成ソー
スインピーダンスと共通ベース構造の入力インピーダン
スとの間の比は大きな直線性を得る為にできるだけ大き
く選択する必要がある。
前述したようにこの回路は、共通ベース構造の人力イン
ピーダンスが一定とならず、これによりひずみを生ぜし
めるという欠点がある。更に、トランジスタT、および
T6のバイアス電流を高めることによりその電流雑音へ
の寄与が高まる。また前述したように、バイアス電流の
値は回路全体の熱消費との関連で集積回路では制限され
る。
第3図は、本発明による電圧−電流変換器を有する二重
平衡ミクサ回路の一例を示す基本回路図である。本発明
による電圧−電流変換器は第2図につき説明した既知の
トランジスタT、およびT6に加えてトランジスタT7
+ ’rllおよびT、、 T、。よりそれぞれ成る2
つの差動対をも有している。第1差動対のトランジスタ
T7およびT8のエミッタは第1共通エミッタ端子21
に接続され、第2差動対のトランジスタT、およびT1
゜のエミッタは第2共通エミッタ端子22に接続されて
いる。トランジスタT7およびTIOのベースは信号電
流に対して接地されている。トランジスタT、およびT
6のコレクタは第1および第2コレクタ端子を構成し、
これらコレクタ端子にはトランジスタT7およびT、。
のコレクタがそれぞれ接続されているとともにトランジ
スタT、、 T2+ T3およびT4より成る回路のエ
ミッタ端子3および4にそれぞれ接続されている。トラ
ンジスタT8のコレクタはトランジスタT、のベースに
接続され且つ電流供給素子25を経て第1電源端子1に
接続されている。トランジスタT、のコレクタはトラン
ジスタT6のベースに接続され且つ電流供給素子26を
経て第1電源端子1に接続されている。
トランジスタTllのベースは信号電流に対してトラン
ジスタTSのエミッタに接続され、トランジスタT、の
ベースは信号電流に対してトランジスタT6のエミッタ
に接続されている。第1共通エミッタ端子21および第
2共通エミッタ端子22は電流供給素子23および24
をそれぞれ経て第2電源端子2に接続されている。入力
信号VINは前述したように入力端子19.20に供給
しうる。
本発明による電圧−電流変換器の動作はエミッタ端子3
に接続された回路の部分につき以下に説明する。他のエ
ミッタ端子4に接続された回路の部分は第3図の回路の
対称構造に基づいて対応して動作する。
トランジスタT、の対数的なベースーエミッタ電圧は第
1差動対のトランジスタT6によって与えられる。電流
供給素子25が理想的なものであるとすると、トランジ
スタT8のコレクタ導線を流れる信号電流はトランジス
タT5のベース導線における信号電流に等しい。電流供
給素子23も理想的なものであるとすると、トランジス
タT、のコレクタ導線を流れる信号電流はトランジスタ
T8のコレクタ電流にほぼ等しく且つ逆であり、従って
この場合トランジスタT5のベース電流に等しい。トラ
ンジスタT、のコレクタはエミッタ端子3に接続されて
いる為、このエミッタ端子3を流れる総計の信号電流は
トランジスタT、のエミッタ導線を流れる信号電流に等
しくなる。従って、トランジスタT、およびT、のベー
ス導線を流れる電流を無視すると、入力端子19での回
路の入力電流はエミッタ端子3に接続された電圧−電流
変換器のコレクタ端子における信号電流に極めて正確に
等しくなる。
トランジスタT、のコレクタを電圧−電流変換器の第1
コレクタ端子に接続する代りに、第3図に破線で示すよ
うにトランジスタT、のエミッタに接続することができ
る。この場合、値に関する限りトランジスタT、のベー
ス電流に等しいトランジスタT、のコレクタ導線を流れ
る信号電流はトランジスタT、のエミッタ電流から減算
される。トランジスタT、およびT8のベース導線を流
れる信号電流を無視するものとすると、入力端子19に
おける回路の入力電流は第1コレクタ端子における信号
電流に極めて正確に竺゛(なる。平衡回路においてはト
ランジスタT、。のコレクタを前述した場合と同様にト
ランジスタT6のエミッタに接続する必要があること勿
論である。
入力端子19.20間の電圧−電流変換器の入力インピ
ーダンスはトランジスタT、およびT6を取囲む可成り
の負帰還の為に著しく小さくなる為、回路の入力インピ
ーダンスにおける変化の為に生じるひずみは可成りの量
減少する。トランジスタT、およびT、の対数的なベー
ス−エミッタ電圧は電圧利得の高いトランジスタT11
およびT、によってそれぞれ与えられる為、トランジス
タT、およびT6はほぼ完全にターン・オンすることが
でき、従ってミクサ回路のダイナミックレンジが極めて
大きくなる。
回路によって生ぜしめられる雑音は主として第1および
第2差動対のトランジスタによって決定される。第4図
に示す本発明の好適例では第3図の実施例に比べてトラ
ンジスタT11およびT1□により他の負帰還が与えら
れている。トランジスタTll のコレクタはトランジ
スタT、のベースに接続されているとともに電流供給素
子27を経て第1電源端子1に接続されている。トラン
ジスタT11のエミッタは信号電流に対して接地されて
おり、そのベースはトランジスタT8のベースに接続さ
れている。トランジスタTI2のコレクタはトランジス
タT、。のベースに接続されているとともに電流供給素
子28を経て第1電源端子1に接続されている。
トランジスタTI2のエミッタも信号電流に対し接地さ
れ、そのベースはトランジスタT、のベースに接続され
ている。このように配置されたトランジスタTl+およ
びTI2は本質的に、これらのベースが反転入力端子を
構成しエミッタが非反転入力端子を構成しコレクタが出
力端子を構成している広帯域演算増幅器として機能する
。このように形成された演算増幅器はそれぞれ第1およ
び第2差動対を経て負帰還される。
入力端子19.20間のミクサ回路の入力インピーダン
スは第3図の回路に比べて更に減少され、−方、雑音は
主としてトランジスタT11およびTI2によって決定
されるものであり、更にこれらトランジスタは比較的低
いバイアス電流を有し、従ってその電流雑音への寄与が
低くなる。
しかし、安定な高入力インピーダンスが必要な場合には
、例えば第5図に示すようにトランジスタT11および
T、□を差動対の素子として容易に形成しうる。トラン
ジスタT11 のエミッタはトランジスタT13のエミ
ッタに接続され且つ電流供給素子29を経て第2電源端
子2に接続されている。同様にトランジスタT、□のエ
ミッタはトランジスタTI4のエミッタに接続され、且
つ電流供給素子30を経て第2電源端子2に接続されて
いる。トランジスタT13およびTI4のコレクタは信
号電流に対し図示、のように第1電源端子1に接続しう
る。この場合トランジスタTI3およびTI4のベース
は電圧−電流変換器の高オーム抵抗入力端子31.32
をそれぞれ構成し、インピーダンス13は第1図による
回路と符合して端子19および20間に配置される。
その他では回路は第4図につき説明したのと同様に動作
し、またこの回路は完全に集積化しうる。
第4図に示す本発明による好適な電圧−電流変換器の基
本回路では、エミッタ端子3および他のエミッタ端子4
に接続されたそれぞれの岐路に2つの利得ループが認め
られ、これらがミクサ回路の不安定な動作を生せしめる
おそれがある。第6図は第4図の回路の実際的な変形例
を示し、この場合回路中の不安定性を無くす為に種々の
点にコンデンサが導入されている。
電流供給素子25.26.27および28は、抵抗R2
,。
R2b+ R2?およびIhsをそれぞれ有するトラン
ジスタ0□3,0□6+ QZ?および(lzaを以っ
てそれぞれ構成され、ダイオードD2S+ 02?、抵
抗R33およびダイオードD26+ 028、抵抗1?
3aが第6図に示すように既知のようにして配置されて
いる。電流供給素子11.12.23および24は抵抗
RII+ R1□、R23およびR24を以ってそれぞ
れ構成されている。2つのダイオードD11+ 013
の直列回路および2つのダイオードD1□、D14の直
列回路がトランジスタT11およびT12のエミッタ導
線にそれぞれ設けられている。トランジスタT、のエミ
ッタとトランジスタT8のベースとの間の接続線中には
抵抗R2が設けられ、トランジスタT6のエミッタとト
ランジスタT、のベースとの間の接続線中には抵抗R6
が設けられている。第2図につき説明したように、RF
入力信号は対称変成器により入力端子19.20に供給
される。
前述したように、トランジスタT、およびT1□は実質
的に第3および第4差動対によりそれぞれ負帰還される
広帯域演算増幅器を構成する。これらの帰還ループを安
定に保つ為に、トランジスタT11 のコレクタがコン
デンサCI+ により接地され、トランジスタT1□の
コレクタがコンデンサC1□により接地されている。全
体の帯域幅はこれらのコンデンサとトランジスタT11
およびLxの実効相互コンダクタンスとによって降下せ
しめられる。
回路中に常に存在する寄生キャパシタンスは既にコンデ
ンサC11およびCI2の影響に対応するいくらかの安
定効果を有している。
本質的には、トランジスタT5およびI6の各々のベー
スには3つの周波数依存インピーダンス、すなわち、ト
ランジスタT81 I9のコレクタインピーダンスと、
電流供給素子25.26のインピーダンスと、トランジ
スタTS+ Th自体の入力インピーダンスとを認める
ことができる。これらのインピーダンスは存在する寄生
キャパシタンスと相俟って全体的に比較的大きな時定数
を生ぜしめ、この時定数により開ループ利得の周波数特
性中に第1コーナー(折点)周波数f1を生せしめる。
トランジスタTel T6自体の時定数は周波数特性に
第2コーナー周波数f2を生ぜしめ、この場合f2はf
lよりも大きい。全負帰還、すなわちトランジスタT、
がトランジスタT8を駆動しトランジスタT6がトラン
ジスタT、を駆動する場合には、■の利得で180°の
移相が周波数f2で生じうる。
このループは第1時定数を高め、主コーナー周波数f、
が低い値にシフトするようにすることにより安定にする
ことができる。第2コーナー周波数f2における利得が
小さくなり、ループが安定となる。トランジスタT5お
よびI6のベースにおける時定数の増大はこれらのベー
スと第1エミツタ端子21および第2エミツタ端子22
との間に配置したコンデンサC3およびC5によりそれ
ぞれ達成される。
原理的には、これらのコンデンサはトランジスタT5お
よびI6のベースと大地との間に配置することもできる
。しかし、この場合それぞれのコンデンサを流れる電流
(これらの電流はベース−エミッタ電圧の為に直線的で
ない)はトランジスタT7+18およびトランジスタT
9. TI。をそれぞれ経てトランジスタT、およびI
6のコレクタ電流に加えられるも、これらはこれらトラ
ンジスタT、およびI6のエミッタ導線には流れず、ひ
ずみを生ぜしめるおそれがある。関連のコンデンサC3
およびC6を第1エミツタ端子21および第2エミツタ
端子22にそれぞれ接続することにより、これらコンデ
ンサを流れる電流はコンデンサC5およびトランジスタ
T8より成る閉ループおよびコンデンサC6およびトラ
ンジスタT、より成る閉ループをそれぞれ流れる。この
場合電圧−電流変換器のコレクタ端子に流れる信号電流
は本発明により、それぞれのトランジスタT5およびI
6のエミッタ導線におけるそれぞれの信号電流に等しく
保たれる。
エミッタホロワとして配置したトランジスタT7および
T、。の比較的悪いRF特性はこれらトランジスタのそ
れぞれのベースおよびエミッタ間に配置したコンデンサ
C9およびC1゜によって改善することができる。RF
倍信号対しては、コンデンサC7およびC5゜はC?+
 C5+ Tsより成る帰還ループおよびCIO+ C
6+ Tbより成る帰還ループにおけるいわゆる“フィ
ードホワード”コンデンサをそれぞれ構成する。
一側を接地した信号源に浮動特性を与える為の第6図に
用いられている対称変成器16はいわゆる差動出力端子
を有する差動増幅器と置き換えることができる。ダイオ
ードD11+貼、およびDI2+ 014は単一のダイ
オードスクリーン対と置き換えるか或いは信号電流に対
し減結合することができる。
非浮動信号源に対する第6図に示す変成器は、第5図に
おける回路において入力端子31および32の一方を接
地し、−側を接地した信号源17を他方の自由な入力端
子に接続することにより使用しないようにすることがで
きる。
本発明の図示の実施例ではすべてのトランジスタがNP
N  トランジスタであるが、PNP  トランジスタ
を用いうること勿論である。しかし、集積回路において
PNP  トランジスタのRF動作は!JPN  トラ
ンジスタよりも悪い。またバイポーラトランジスタの代
りに電界効果トランジスタを用い、エミッタ、コレクタ
およびベースという言葉の代りにソース、ドレインおよ
びゲートという言葉をそれぞれ用いることができる。ま
た、回路中の種々の位置で減結合したり或いは他のある
所望特性を得る為に抵抗およびコンデンサを導入するこ
ともできる。
本発明による電圧−電流変換器を、二重平衡ミクサ回路
に用いる場合につき説明したが、その使用分野に関して
はこれに限定されないこと勿論である。他の使用分野は
例えば自動利得制御回路やインピーダンス変換器等であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、入力信号が電圧−電流変換器のトランジスタ
のベースに供給される二重平衡ミクサ回路を示す基本回
路図、 第2図は、電圧−電流変換器のトランジスタが共通ベー
ス構造に配置され、入力信号が変成器を経てこれらトラ
ンジスタのエミッタに供給される二重平衡ミクサ回路を
示す基本回路図、第3図は、本発明による電圧−電流変
換器を有する二重平衡ミクサ回路を示す基本回路図、第
4図は、本発明による好適な電圧−電流変換器を有する
二重平衡ミクサ回路を示す基本回路図、第5図は、本発
明による他の電圧−電流変換器を有する二重平衡ミクサ
回路を示す基本回路図、第6図は、コンデンサを電圧−
電流変換器に導入し、ミクサ回路の不安定動作を阻止す
るようにした第4図の回路の実際的な変形例を示す回路
図である。 1・・・第1電源端子 2・・・第2電源端子 3、 4.2L 22・・・共通エミッタ5.6・・・
共通コレクタ端子 7.8・・・共通ベース端子 9、1()、 13・・・インピーダンスLL 12,
23,24,25,26,27,28,29.30・・
・電流供給素子17・・・電圧源 18・・・信号源インピーダンス 19、20・・・入力端子 31、32・・・高オーム抵抗入力端子特許出願人  
 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイランペンファプ
リケン 「1g−ろ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1および第2トランジスタを有する平衡電圧−電
    流変換器であって、これら第1および第2トランジスタ
    のコレクタは共通第1電源端子に接続された負荷回路に
    対する第1および第2コレクタ端子をそれぞれ構成し、
    前記の第1および第2トランジスタのエミッタの各々は
    電流供給素子により共通第2電源端子に結合され、これ
    らエミッタが前記の平衡電圧−電流変換器の入力端子を
    構成している当該平衡電圧−電流変換器において、この
    平衡電圧−電流変換器が更に、第3および第4トランジ
    スタを有する第1差動対と、第5および第6トランジス
    タを有する第2差動対とを具え、前記の第3および第4
    トランジスタのエミッタは第1共通エミッタ端子に接続
    され、前記の第5および第6トランジスタのエミッタは
    第2共通エミッタ端子に接続され、これら第1および第
    2共通エミッタ端子の各々は電流供給素子により前記の
    第2電源端子に接続され、前記の第4および第5トラン
    ジスタのベースは前記の第1および第2トランジスタの
    エミッタにそれぞれ結合され、前記の第3および第6ト
    ランジスタのコレクタは前記の第1および第2コレクタ
    端子にそれぞれ結合されるか或いは前記の第1および第
    2トランジスタのエミッタにそれぞれ結合され、前記の
    第4および第5トランジスタのコレクタは前記の第1お
    よび第2トランジスタのベースにそれぞれ結合され、且
    つこれら第4および第5トランジスタのコレクタの各々
    は電流供給素子により第1電源端子に接続されているこ
    とを特徴とする平衡電圧−電流変換器。 2、請求項1に記載の平衡電圧−電流変換器において、
    前記の第3および第6トランジスタのベースは信号電流
    に関する限り第7および第8トランジスタをそれぞれ経
    て固定電位にあり、これら第7および第8トランジスタ
    のエミッタは大地に結合され、第3および第6トランジ
    スタのベースは第7および第8トランジスタのコレクタ
    にそれぞれ接続され、これら第7および第8トランジス
    タのコレクタは電流供給素子により第1電源端子に接続
    され、これら第7および第8トランジスタのベースは第
    4および第5トランジスタのベースにそれぞれ接続され
    ていることを特徴とする平衡電圧−電流変換器。 3、請求項1に記載の平衡電圧−電流変換器において、
    前記の第1および第2トランジスタのエミッタがインピ
    ーダンスにより互いに接続されており、前記の平衡電圧
    −電流変換器が更に第3および第4差動対を有し、これ
    ら第3および第4差動対は第7および第9トランジスタ
    と、第8および第10トランジスタとをそれぞれ有して
    おり、これらの各差動対のエミッタは互いに接続されて
    いるとともに電流供給素子を経て第2電源端子に接続さ
    れており、第3および第6トランジスタのベースは第7
    および第8トランジスタのコレクタにそれぞれ接続され
    、これらのコレクタは電流供給素子により電源端子に接
    続され、第7および第8トランジスタのベースは第4お
    よび第5トランジスタのベースにそれぞれ接続され、第
    9および第10トランジスタのコレクタは第1電源端子
    に接続され、第9および第10トランジスタのベースは
    平衡電圧−電流変換器の入力端子を構成していることを
    特徴とする平衡電圧−電流変換器。 4、請求項1〜3のいずれか一項に記載の平衡電圧−電
    流変換器において、第1トランジスタのベースと第1共
    通エミッタ端子との間および第2トランジスタのベース
    および第2共通エミッタ端子との間にそれぞれ、容量性
    作用を有する素子が配置されていることを特徴とする平
    衡電圧−電流変換器。 5、請求項2に記載のまたは請求項3に記載のまたは請
    求項2および3に依存させた場合の請求項4に記載の平
    衡電圧−電流変換器において、第7および第8トランジ
    スタのコレクタの各々が、容量性作用を有する他の素子
    により接地されていることを特徴とする平衡電圧−電流
    変換器。 6、請求項1〜5のいずれか一項に記載の平衡電圧−電
    流変換器において、第3トランジスタのベースと第1共
    通エミッタ端子との間および第6トランジスタのベース
    および第2共通エミッタ端子との間に、容量性作用を有
    する他の素子がそれぞれ配置されていることを特徴とす
    る平衡電圧−電流変換器。 7、請求項1〜6のいずれか一項に記載の平衡電圧−電
    流変換器を有する二重平衡ミクサ回路において、この二
    重平衡ミクサ回路が第11および第12トランジスタを
    有する差動対と、第13および第14トランジスタを有
    する他の差動対とを具えており、第11および第12ト
    ランジスタのエミッタは互いに接続され共通エミッタ端
    子を構成しており、第13および第14トランジスタの
    エミッタは互いに接続され他の共通エミッタ端子を構成
    しており、第11および第13トランジスタのコレクタ
    は互いに接続され共通コレクタ端子を構成しており、第
    12および第14トランジスタのコレクタは互いに接続
    され他の共通コレクタ端子を構成しており、これらの各
    共通コレクタ端子はインピーダンスにより共通第1電源
    端子に接続され、第11および第14トランジスタのベ
    ースは共通ベース端子に接続され、第12および第13
    トランジスタのベースは他の共通ベース端子に接続され
    ており、これらの共通ベース端子間にミクサ信号を供給
    しうるようになっており、前記の平衡電圧−電流変換器
    の第1および第2コレクタ端子は前記のミクサ回路のそ
    れぞれのエミッタ端子に接続されていることを特徴とす
    る二重平衡ミクサ回路。
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