JPH0115969B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115969B2 JPH0115969B2 JP58118971A JP11897183A JPH0115969B2 JP H0115969 B2 JPH0115969 B2 JP H0115969B2 JP 58118971 A JP58118971 A JP 58118971A JP 11897183 A JP11897183 A JP 11897183A JP H0115969 B2 JPH0115969 B2 JP H0115969B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- permanent magnet
- electromagnetic block
- shaped
- center piece
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 14
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は有極電磁石装置に関するものである。
従来、この種の有極電磁石装置は永久磁石を用
いて形成されたアーマチユアを回転自在に保持
し、電磁石によつて上記アーマチユアを所定方向
に回転駆動するようにしたバランスアーマチユア
型のものがあつた。しかしながら、このような従
来例にあつては、アーマチユアを永久磁石と軟磁
性体よりなるヨークとを用いて形成していたの
で、構成が複雑になつてコストが高くなるととも
に、アーマチユアの重量が大きくなつて感動、開
放特性が悪くなるという問題があつた。
いて形成されたアーマチユアを回転自在に保持
し、電磁石によつて上記アーマチユアを所定方向
に回転駆動するようにしたバランスアーマチユア
型のものがあつた。しかしながら、このような従
来例にあつては、アーマチユアを永久磁石と軟磁
性体よりなるヨークとを用いて形成していたの
で、構成が複雑になつてコストが高くなるととも
に、アーマチユアの重量が大きくなつて感動、開
放特性が悪くなるという問題があつた。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、構成が簡単でコス
トが安く、しかも感動、開放特性が良好な有極電
磁石装置を提供することにある。
り、その目的とするところは、構成が簡単でコス
トが安く、しかも感動、開放特性が良好な有極電
磁石装置を提供することにある。
実施例 １
第１図は本発明一実施例を示すもので、１はラ
ツチ用永久磁石２ａ，２ｂを備えたＥ字型ヨーク
３の中央片３ａに励磁コイル４を巻装して形成さ
れた電磁ブロツク、５は軟磁性体にて形成され揺
動自在なコ字型のアーマチユアであり、Ｅ字型ヨ
ーク３の中央片３ａと両側片３ｂ，３ｃとの間に
それぞれアーマチユア５の各脚片５ａ，５ｂが位
置するように電磁ブロツク１およびアーマチユア
５を配設しており、電磁石ブロツク１の励磁によ
りアーマチユア５を所定方向に駆動するとともに
永久磁石２ａ，２ｂによつてアーマチユア５を所
定位置にラツチするようになつている。
ツチ用永久磁石２ａ，２ｂを備えたＥ字型ヨーク
３の中央片３ａに励磁コイル４を巻装して形成さ
れた電磁ブロツク、５は軟磁性体にて形成され揺
動自在なコ字型のアーマチユアであり、Ｅ字型ヨ
ーク３の中央片３ａと両側片３ｂ，３ｃとの間に
それぞれアーマチユア５の各脚片５ａ，５ｂが位
置するように電磁ブロツク１およびアーマチユア
５を配設しており、電磁石ブロツク１の励磁によ
りアーマチユア５を所定方向に駆動するとともに
永久磁石２ａ，２ｂによつてアーマチユア５を所
定位置にラツチするようになつている。
第２図は動作を示すもので、同図ａに示すよう
に永久磁石２ｂの磁束φBと同相の磁束が発生す
るように励磁コイル４に直流電圧を印加すると、
アーマチユア５は矢印Ｂ方向に駆動され、アーマ
チユア５の脚片５ａ，５ｂがＥ字型ヨーク３の中
央片３ａ、側片３ｃにそれぞれ当接した状態でラ
ツチされる。すなわち、励磁コイル４の励磁を解
除してもアーマチユア５は永久磁石２ｂによつて
前回の励磁状態に保持されることになる。次に、
同図ｂに示すように永久磁石２ａの磁束φAと同
相の磁束が発生するように励磁コイル４に直流電
圧を印加すると、アーマチユア５は矢印Ａ方向に
駆動され、アーマチユア５の脚片５ａ，５ｂがＥ
字型ヨーク３の中央片３ａ、側片３ｂにそれぞれ
当接した状態でラツチされる。
に永久磁石２ｂの磁束φBと同相の磁束が発生す
るように励磁コイル４に直流電圧を印加すると、
アーマチユア５は矢印Ｂ方向に駆動され、アーマ
チユア５の脚片５ａ，５ｂがＥ字型ヨーク３の中
央片３ａ、側片３ｃにそれぞれ当接した状態でラ
ツチされる。すなわち、励磁コイル４の励磁を解
除してもアーマチユア５は永久磁石２ｂによつて
前回の励磁状態に保持されることになる。次に、
同図ｂに示すように永久磁石２ａの磁束φAと同
相の磁束が発生するように励磁コイル４に直流電
圧を印加すると、アーマチユア５は矢印Ａ方向に
駆動され、アーマチユア５の脚片５ａ，５ｂがＥ
字型ヨーク３の中央片３ａ、側片３ｂにそれぞれ
当接した状態でラツチされる。
第３乃至第６図は、以上のようにして得られた
多安定の有極電磁石装置を用いて形成されたラツ
チングリレーであり、アーマチユア５を包み込む
ようにしてコ字状の合成樹脂成形体６が装着さ
れ、この合成樹脂成形体６の両側には接点駆動突
部７ａ，７ｂが突設されており、Ｅ字型ヨーク３
の両側片３ｂ，３ｃにそれぞれ穿設されたガイド
用切欠８ａ，８ｂに接点駆動突部７ａ，７ｂがス
ライド自在に嵌合されることによつてアーマチユ
ア５は矢印方向にスムーズにスライド駆動される
ようになつている。図中９は固定接点１０および
可動接点ばね１１よりなる接点ブロツクであり、
可動接点ばね１１が接点駆動突部７ａ，７ｂにて
駆動されるようになつている。１２は接点ブロツ
ク９および電磁ブロツク１が取着されるボデイ、
１３はカバー、１４は端子ピンである。
多安定の有極電磁石装置を用いて形成されたラツ
チングリレーであり、アーマチユア５を包み込む
ようにしてコ字状の合成樹脂成形体６が装着さ
れ、この合成樹脂成形体６の両側には接点駆動突
部７ａ，７ｂが突設されており、Ｅ字型ヨーク３
の両側片３ｂ，３ｃにそれぞれ穿設されたガイド
用切欠８ａ，８ｂに接点駆動突部７ａ，７ｂがス
ライド自在に嵌合されることによつてアーマチユ
ア５は矢印方向にスムーズにスライド駆動される
ようになつている。図中９は固定接点１０および
可動接点ばね１１よりなる接点ブロツクであり、
可動接点ばね１１が接点駆動突部７ａ，７ｂにて
駆動されるようになつている。１２は接点ブロツ
ク９および電磁ブロツク１が取着されるボデイ、
１３はカバー、１４は端子ピンである。
実施例 ２
第７図は他の実施例を示すもので、前記実施例
１における永久磁石２ａを省略して単安定の有極
電磁石装置を形成したものであり、無励磁のとき
第８図ａに示すように永久磁石２ｂによつてアー
マチユア５は矢印Ｂ方向に吸引されてラツチさ
れ、励磁コイル４に永久磁石２ａの磁束φBを打
ち消す方向の磁束が発生されるような極性の電圧
が印加されたとき、アーマチユア５は矢印Ａ方向
に吸引されてアーマチユア５の両脚片５ａ，５ｂ
がＥ字型ヨーク３の中央片３ａと側片３ｂに当接
した状態となる。次に励磁を解除すると、アーマ
チユア５は同図ａの状態に戻り、単安定動作が行
なわれるようになつている。なお、この有極電磁
石装置を用いて単安定型の有極リレーを形成する
ことができる。
１における永久磁石２ａを省略して単安定の有極
電磁石装置を形成したものであり、無励磁のとき
第８図ａに示すように永久磁石２ｂによつてアー
マチユア５は矢印Ｂ方向に吸引されてラツチさ
れ、励磁コイル４に永久磁石２ａの磁束φBを打
ち消す方向の磁束が発生されるような極性の電圧
が印加されたとき、アーマチユア５は矢印Ａ方向
に吸引されてアーマチユア５の両脚片５ａ，５ｂ
がＥ字型ヨーク３の中央片３ａと側片３ｂに当接
した状態となる。次に励磁を解除すると、アーマ
チユア５は同図ａの状態に戻り、単安定動作が行
なわれるようになつている。なお、この有極電磁
石装置を用いて単安定型の有極リレーを形成する
ことができる。
本発明は上述のように、ラツチ用永久磁石を備
えたＥ字型ヨークの中央片に励磁コイルを巻装し
て形成された電磁ブロツクと、軟磁性体にて形成
され揺動自在なコ字型のアーマチユアとよりな
り、Ｅ字型ヨークの中央片と両側片との間にそれ
ぞれコ字型のアーマチユアの各脚片が位置するよ
うに電磁ブロツクおよびアーマチユアを配設し、
電磁ブロツクの励磁によりアーマチユアを所定方
向に駆動するとともに、永久磁石によつてアーマ
チユアを所定位置にラツチするようにしたもので
あり、コ字型の軟磁性体のみにてアーマチユアが
形成されているので、従来のランスアーマチユア
型の有極電磁石装置に比べてアーマチユアの構成
が簡単になり、しかも、固定部材である電磁ブロ
ツクに永久磁石を設け、可動部材であるアーマチ
ユアを比較的軽くしているので、取付方向による
特性変化を少なくすることができるという効果が
ある。つまり、永久磁石を可動部材であるアーマ
チユアに設けた場合には、重力の影響で取付方向
によつて感動、開放特性が大幅に異なるという不
都合があるが、本発明にあつては、永久磁石を固
定部材である電磁ブロツクに設けているので、取
付方向が異なつても感動、開放特性の大幅な変化
が生じないという効果がある。
えたＥ字型ヨークの中央片に励磁コイルを巻装し
て形成された電磁ブロツクと、軟磁性体にて形成
され揺動自在なコ字型のアーマチユアとよりな
り、Ｅ字型ヨークの中央片と両側片との間にそれ
ぞれコ字型のアーマチユアの各脚片が位置するよ
うに電磁ブロツクおよびアーマチユアを配設し、
電磁ブロツクの励磁によりアーマチユアを所定方
向に駆動するとともに、永久磁石によつてアーマ
チユアを所定位置にラツチするようにしたもので
あり、コ字型の軟磁性体のみにてアーマチユアが
形成されているので、従来のランスアーマチユア
型の有極電磁石装置に比べてアーマチユアの構成
が簡単になり、しかも、固定部材である電磁ブロ
ツクに永久磁石を設け、可動部材であるアーマチ
ユアを比較的軽くしているので、取付方向による
特性変化を少なくすることができるという効果が
ある。つまり、永久磁石を可動部材であるアーマ
チユアに設けた場合には、重力の影響で取付方向
によつて感動、開放特性が大幅に異なるという不
都合があるが、本発明にあつては、永久磁石を固
定部材である電磁ブロツクに設けているので、取
付方向が異なつても感動、開放特性の大幅な変化
が生じないという効果がある。
第１図は本発明一実施例の斜視図、第２図ａ，
ｂは同上の動作説明図、第３図は同上を用いた有
極リレーの切欠上面図、第４図は同上の切欠正面
図、第５図および第６図は同上の切欠側面図、第
７図は他の実施例の斜視図、第８図ａ，ｂは同上
の動作説明図である。 １は電磁ブロツク、２ａ，２ｂは永久磁石、３
はＥ字型ヨーク、４は励磁コイル、５はアーマチ
ユアである。
ｂは同上の動作説明図、第３図は同上を用いた有
極リレーの切欠上面図、第４図は同上の切欠正面
図、第５図および第６図は同上の切欠側面図、第
７図は他の実施例の斜視図、第８図ａ，ｂは同上
の動作説明図である。 １は電磁ブロツク、２ａ，２ｂは永久磁石、３
はＥ字型ヨーク、４は励磁コイル、５はアーマチ
ユアである。
Claims (1)
- １ ラツチ用永久磁石を備えたＥ字型ヨークの中
央片に励磁コイルを巻装して形成された電磁ブロ
ツクと、軟磁性体にて形成され揺動自在なコ字型
のアーマチユアとよりなり、Ｅ字型ヨークの中央
片と両側片との間にそれぞれコ字型のアーマチユ
アの各脚片が位置するように電磁ブロツクおよび
アーマチユアを配設し、電磁ブロツクの励磁によ
りアーマチユアを所定方向に駆動するとともに、
永久磁石によつてアーマチユアを所定位置にラツ
チするようにして成る有極電磁石装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11897183A JPS6010536A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 有極電磁石装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11897183A JPS6010536A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 有極電磁石装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6010536A JPS6010536A (ja) | 1985-01-19 |
| JPH0115969B2 true JPH0115969B2 (ja) | 1989-03-22 |
Family
ID=14749811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11897183A Granted JPS6010536A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 有極電磁石装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6010536A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59138155U (ja) * | 1983-03-07 | 1984-09-14 | オムロン株式会社 | 単安定型有極リレ− |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP11897183A patent/JPS6010536A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6010536A (ja) | 1985-01-19 |
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