JPH0115886Y2 - - Google Patents

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JPH0115886Y2
JPH0115886Y2 JP1984021339U JP2133984U JPH0115886Y2 JP H0115886 Y2 JPH0115886 Y2 JP H0115886Y2 JP 1984021339 U JP1984021339 U JP 1984021339U JP 2133984 U JP2133984 U JP 2133984U JP H0115886 Y2 JPH0115886 Y2 JP H0115886Y2
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JP
Japan
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air cleaner
general
opened
engine
small
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JP1984021339U
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JPS60133166U (ja
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、発電などに用いられる汎用エンジ
ンのエアクリーナに関する。
(従来の技術) 汎用エンジンは発電用に代表されるように、所
定位置にほぼ定回転で運転されることが多く、飛
来した紙切れや枯葉などがエアクーナ吸入口を塞
ぎ、エンジンを停止させるトラブルが発生しやす
い。特に騒音防止上、比較的小口径の吸入口が複
数個配列されたものでは、吸引力があり、一定回
転の運転によつてその吸引力が持続するので、一
たん吸着した紙切れなどは容易に剥離しないまま
エンジンストツプの必至となる。
従来はこの種の紙切れなどの吸着防止には、金
網などによつて吸入口をガードするようにした
が、コストアツプや生産性の低下を招きまた吸入
抵抗が生じてエンジン性能を低下させる、という
問題があつた。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、上記のような問題を解消し、紙切
れやその他同種のものが吸入口に吸着しないよう
にして、エンジンストツプを防ぐ汎用エンジンの
エアクリーナを提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の目的をもつて、この考案の汎用エンジン
のエアクリーナは、内側のケース本体と、外側の
合成樹脂製のキヤツプを合わせて縦割りの箱型に
形成され、汎用エンジンの一側面に配置されるエ
アクリーナであつて、ケース本体は外側が開放さ
れて内側に導出口が開口し、キヤツプは、内側が
開放されて外側面に複数個の小径の吸入口が配列
して開口されると共に、吸入口背後に内側方へ延
びる導管が延設され、かつ吸入口周りの外側面
に、吸入口外端より外方へ突出した複数個の小突
起が一体に形成された構成になるものである。
(作用) このように構成されているので、汎用エンジン
の運転中に、風などによつて紙切れその他シート
状のものが飛来し、吸入口6に吸引されるような
ことがあつても、小突起の存在によつて紙切れな
どが浮き上つた状態になつているので、吸着力は
弱く、しばらくすれば振動などによつて落下し、
吸入口を塞ぐ心配がない。その間は浮き上がりの
隙間から空気が吸入されるので、エンジンストツ
プなどのトラブルに至ることはない。
(実施例) 以下この考案の実施例を示す図に就いて説明す
る。
エアクリーナケースは、内側のケース本体1と
外側の合成樹脂製のキヤツプ2を合わせて奥行の
短い箱型に形成され、中央部にホルダ4によつて
クリーナエレメント3がセツトされ、汎用エンジ
ンの一側面に取着けられる。ケース本体1の内側
には導出口5が開口し、キヤブレタのインレツト
に接続される。クリーナエレメント3を挾んだ外
側のキヤツプ2に吸入口6が開口する。
吸入口6は比較的小口径で複数個配列され、そ
の背後には導管7がケース内に深く延出され、比
較的速い流速で吸入された空気がケース内で膨張
することによつて吸気騒音が低減されるようにな
つている。
さらにキヤツプ2外面吸入口6の周囲に複数個
の小突起8が突設されている。小突起8の先端は
吸入口6外端より外方へ突出する。上記吸入口
6、導管7、小突起8はキヤツプ2と共に合成樹
脂により一体に成形される。
以上の構成により、汎用エンジン運転中、風な
どによつて紙切れその他同種のものが飛来して吸
入口6に吸引されるようなことがあつても、小突
起8によつて浮上がつた状態になるので、吸着力
は弱く、しばらくすれば振動によつて落下する。
この間、浮上がりの隙間から空気が吸入されるの
でエンジンを停止させるようなトラブルは未然に
防がれる。
上記の通り突起の突設は合成樹脂により導管と
共に一体成形によつて簡単に構成でき、従来この
種の吸着防止には金網などによつて吸入口をガー
ドするようにしたものに比べ、コスト、生産性に
勝れ、吸入抵抗によるエンジン性能の低下もな
く、放置に近い状態で運転する発電機などに用い
て効果的である。
〔考案の効果〕
以上の通り、この考案に係る汎用エンジンのエ
アクリーナは、ケース本体外面に被着される合成
樹脂製のキヤツプに小径の複数の吸入口が開設さ
れ、その吸入口周りの外面に吸入口外端より外方
へ突出した複数個の小突起が一体に形成されたも
ので、コストアツプや生産性の低下を招くことな
く、また吸入抵抗を与えてエンジン性能に影響す
るようなことなく、紙切れその他のシート状のも
のが吸入口に吸着されてエアの供給を断ち、エン
ジンストツプなどのトラブルを起すのを巧みに防
ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す汎用エンジン
のエアクリーナの正面図、第2図は第1図A−A
矢視縦断側面図、第3図は第1図B−B矢視横断
平面図である。 1……ケース本体、2……キヤツプ、3……ク
リーナエレメント、6……吸入口、8……小突
起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内側のケース本体と、外側の合成樹脂製のキヤ
    ツプを合わせて縦割りの箱型に形成され、汎用エ
    ンジンの一側面に配置されるエアクリーナであつ
    て、ケース本体は外側が開放されて内側に導出口
    が開口し、キヤツプは、内側が開放されて外側面
    に複数個の小径の吸入口が配列して開口されると
    共に、吸入口背後に内側方へ延びる導管が延設さ
    れ、かつ吸入口周りの外側面に、吸入口外端より
    外方へ突出した複数個の小突起が一体に形成され
    たことを特徴とする汎用エンジンのエアクリー
    ナ。
JP2133984U 1984-02-17 1984-02-17 汎用エンジンのエアクリ−ナ Granted JPS60133166U (ja)

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JP2133984U JPS60133166U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 汎用エンジンのエアクリ−ナ

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JPS60133166U JPS60133166U (ja) 1985-09-05
JPH0115886Y2 true JPH0115886Y2 (ja) 1989-05-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2538592Y2 (ja) * 1989-02-16 1997-06-18 スズキ株式会社 エアークリーナーのキャップ取着構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140060U (ja) * 1974-09-12 1976-03-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843663Y2 (ja) * 1977-12-28 1983-10-03 富士重工業株式会社 エアクリ−ナ

Patent Citations (1)

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JPS5140060U (ja) * 1974-09-12 1976-03-25

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JPS60133166U (ja) 1985-09-05

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