JPH0115722B2 - - Google Patents

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JPH0115722B2
JPH0115722B2 JP11104777A JP11104777A JPH0115722B2 JP H0115722 B2 JPH0115722 B2 JP H0115722B2 JP 11104777 A JP11104777 A JP 11104777A JP 11104777 A JP11104777 A JP 11104777A JP H0115722 B2 JPH0115722 B2 JP H0115722B2
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JP
Japan
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hydraulic
pressure
valve
pipe
switching valve
Prior art date
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JP11104777A
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English (en)
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JPS5444221A (en
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Kazunari Imazato
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MITSUWA SEIKI KK
Original Assignee
MITSUWA SEIKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、単一の油圧源からエネルギ・レベル
の異なる主油圧回路と副油圧回路を取り出した分
岐油圧回路に関する。
従来における主油圧回路と副油圧回路からなる
分岐油圧回路には下記の構成がある。
すなわち、油圧ポンプからの吐出油圧管が、 (1) 切換弁を介して負荷の油圧アクチユエータに
接続し、 (2) その切換弁は、選択的に、 a:該吐出油圧管からの圧油を油圧アクチユ
エータの一方の先へ供給し、且つ該油圧アクチ
ユエータの他方の側をリザーバへ連通させる作
動位置に設定し、 b:あるいは、該油圧アクチユエータへのそ
の圧油供給を閉じ、且つ該切換弁においてその
圧油供給している部分が、背圧弁を介してリザ
ーバに連通される中立位置に設定する、 上記構成をなしており、 (3) 該吐出油圧管から分岐した枝油圧管が、減圧
弁を介して副油圧管路に接続した、 以上の構成となつている。
このような従来の構成において、その作用は下
記のようになつている。
油圧アクチユエータに負荷が生じているとき、
切換弁の切換位置が上記作動の位置へ設定された
ときは、油圧ポンプからの吐出油が切換弁を介し
て、油圧アクチユエータの一方の側に作用し、そ
の作用によつて、油圧アクチユエータにおいて仕
事を終えた吐出油は、切換弁を介してリザーバへ
排出してゆく。
この場合において、吐出管から油圧アクチユエ
ータに供給された圧油は、油圧アクチユエータに
負荷が生じているから、該吐出管にはその負荷に
よつて油圧が生じている。そのため、副油圧回路
の側においては、この吐出管に生じている圧油を
更に減圧弁を介して、必要なレベルの油圧に下げ
て使用している。
また、油圧アクチユエータの作動を停止させる
ときは、切換弁を上記中立位置へ設定すれば、油
圧アクチユエータへの吐出油圧送が停止させられ
るから、油圧アクチユエータの作動が停止する。
この場合において、切換弁が中立位置へ設定さ
れたときは、油圧ポンプにおける負荷を小さくさ
せておくための目的と同時に、そのような状態に
おいても副油圧回路の側に油圧が生じているよう
に、吐出管は切換弁を介して後、背圧弁を介して
リザーバへ連通させ、その背圧弁の存在によつて
吐出管路に必要な低い油圧を生じさせておき、副
油圧回路における作業は、その油圧を使用して作
業ができるようになつている。
しかし、上記における従来の構成には、下記の
ような問題点が存在する。
上記の切換弁が作動位置へ設定しているとき
は、上記のように油圧アクチユエータが作動する
ことになるが、この油圧アクチユエータには、そ
の負荷が零となつているか、あるいはその負荷が
負の負荷となることがある。
それは、例えば、この油圧アクチユエータがク
レーンの荷を持ち揚げたり、その荷を下げたりす
るための油圧モータであつた場合において、その
荷を下げてゆくような状態においては、吐出油に
よつて油圧アクチユエータが駆動されるのではな
く、逆に油圧アクチユエータがクレーンのその荷
によつて駆動される状態となつて、該吐出油圧管
に油圧が生じない状態となつてしまう。
すなわち、このような状態においては、吐出油
圧管自体に正の油圧が生じていないから、副油圧
回路の側にも油圧が生ずることなく、その結果、
このような状態において、副油圧回路側の油圧に
よる仕事をさせることができなくなつてしまうこ
とになる。
本発明の目的は、上記のような欠点を無くし、
油圧アクチユエータにおける負荷が零、あるいは
負の負荷状態にある状態においても、確実に副油
圧回路の側において、油圧操作が可能となる分岐
油圧回路を提供することにある。
実施例 以下、実施例に基づいて本発明の分岐油圧回路
を説明する。
第1図は、本発明における一実施例としての分
岐油圧回路をシステム図によつて示したものであ
り、第2図は、第1図における作動圧力特性を示
したものである。
第1図における分岐油圧回路の構成は、油圧ポ
ンプ1の吐出管路である油圧管1aが、一方にお
いてシーケンス弁2を介して主油圧回路2a(油
圧管)に連通し、主油圧回路2aにはリリーフ弁
4を設け、主油圧回路2aは切換弁5を介して、
油圧アクチユエータ9を選択的に駆動するように
なつており、レバー5aは、切換弁5の切換位置
を切換位置5A,5Bあるいは5Dに切り換える
レバーであり、レバー5aが自由になつていると
きは、スプリング5bおよび5cによつて、切換
弁5が切換位置5Bに設定されるものであり、切
換弁5は図示のように6ポート3位置の構造とな
つており、6はリザーバである。
上記主油圧回路に対し、油圧管1aは減圧弁3
を介して、副油圧回路3a(油圧管)に連通し、
副油圧回路3aは、ソレノイド弁7を介して、油
圧アクチユエータ8に連通している。
ソレノイド弁7は、図示のように3位置4ポー
ト構造のものであり、ソレノイド7bが作動する
とき切換位置が7Aとなり、ソレノイド7aが作
動するときは切換位置が7Dとなり、ソレノイド
7aおよび7bがいずれも作動していないとき
は、スプリング7cおよび7dの戻し力によつ
て、切換位置が7B設定される構成をなし、油圧
アクチユエータ8におけるピストン8aはレバー
5aと連動している。
上記構成において、シーケンス弁2は、第2図
に示すa点の設定圧力に設定されており、リリー
フ弁4は第2図におけるPRの設定圧力に設定さ
れ、減圧弁3はPCの設定圧力に設定されている。
なお、第2図における縦軸pは、油圧管1aお
よび副油圧回路3aにおける作動圧力を示し、横
軸p2は、主油圧回路2aにおける作動圧力を示
し、P1およびPCは油圧管1aおよび副油圧回
路3aにおけるそれぞれの作動圧力特性を示して
いる。
以上の本発明における実施例の構成において、
以下のその作用を説明する。
油圧ポンプ1が作動し、切換弁5が中立の切換
位置5Bに設定されているときは、主油圧回路2
aは、リザーバ6に開放されているため、主油圧
回路2aにおける作動圧力p2は零となつてい
る。
しかし、シーケンス弁2が、第2図におけるa
点の設定圧力に設定しているため、油圧管1aは
この設定圧力になつている。
更に、減圧弁3はa点の設定圧力よりも、わず
かに低い設定圧力PCに設定されているため、副
油圧回路3aはPCの設定圧力になる。
以上の状態において、ソレノイド弁7の切換位
置が7Aに設定されていると、副油圧回路3aに
発生した油圧は、油圧アクチユエータ8におい
て、ピストン8aを最上端に押し上げ、切換弁5
を切換位置5Dに設定し、この設定によつて主油
圧回路2aに油圧を生じたその圧油は、切換弁5
を介して油圧アクチユエータ9の一方の側へ与え
られ、その結果、油圧アクチユエータ9を一方の
側へ作動させ、油圧アクチユエータ9において仕
事を終えた該圧油は、切換弁5を介してリザーバ
6に排出してゆく。
この場合において、油圧アクチユエータ9にな
んらの負荷も生じていない場合は、上記作動にお
いて油圧アクチユエータ9が空まわりをする状態
になるから、主油圧回路2aになんら油圧が生じ
ないことになる。
しかし、この場合においても、油圧管1aと主
油圧回路2aの間にシーケンス弁2が介設してい
るから、油圧管1aには、シーケンス弁2によつ
て設定された油圧が発生している。
また逆に、油圧アクチユエータ9に負荷が生じ
て主油圧回路2aにシーケンス弁2の設定圧力よ
り高い出力が生じても、油圧管1aの作動圧力
は、シーケンス弁2の性質から、主油圧回路2a
の圧力と同じになり、油圧管1aの圧力が、その
設定圧力分、主油圧回路2aの圧力より高くなる
ようなことがないものとなつている。
又、ソレノイド弁7において、ソレノイド7a
によつて切換位置が7Dに設定されると、副油圧
回路3aの油圧がピストン8aを最下端へ押し下
げ、このため、切換弁5は切換位置5Aに設定さ
れることによつて、主油圧回路2aに油圧を生じ
たその圧油は、切換弁5を介して、油圧アクチユ
エータ9の他方の側へ与えられ、その結果、油圧
アクチユエータ9が他方の側へ作動し、油圧アク
チユエータ9において仕事を終えた該圧油は、切
換弁5を介してリザーバ6に排出してゆく。
また、この場合においても、油圧アクチユエー
タ9に負荷が生じていないとき、同じ理由によつ
て、油圧管1aにはシーケンス弁2によつて設定
された油圧が生じている。
以上の切換弁5が中立の切換位置5Bから切換
位置5Aあるいは5Dのいずれかの方向に切り換
えられた場合を、以下、第2図を使用して説明す
る。
油圧アクチユエータ9の負荷に比例して、主油
圧回路2aの作動圧力p2が増加してゆく場合に
おいて、そのp2がa〜b点に相当するシーケン
ス弁2の設定圧力より低い場合は、油圧管1aの
作動圧力P1はシーケンス弁2の設定圧力になつ
ている。
主油圧回路2aの作動圧力p2がシーケンス弁
2の設定圧力より高くなるb点以上の作動になる
と、油圧管1aの作動圧力P1は主油圧回路2a
の作動圧力p2によつて支配され、この状態は、
第2図におけるb〜cに相当する。
この状態から、やがて、主油圧回路2aがリー
フ弁4の設定圧力PRの作動圧力に達すると、油
圧管1aおよび主油圧回路2aは、このPR以上
の作動圧力には増加しない。
このように、油圧管1aの作動圧力は、減圧弁
3の設定圧力PCより、常に高い作動圧力に保た
れているため、副油圧回路3aの作動圧力PCは、
油圧ポンプ1が作動している限りにおいて、いか
なる時点においても、その作動圧力が発生してい
る状態になつているものである。
以上の説明から明らかなように、本発明におけ
る分岐油圧回路の効果は下記のとおりである。
負荷の油圧アクチユエータ9と油圧ポンプ1と
の間に、シーケンス弁2を介設し、且つそのシー
ケンス弁2の位置が、副油圧回路3aを油圧管1
aから分岐させた分岐点と切換弁5との間に介設
させたことによつて、 (1) 油圧アクチユエータ9が無負荷となつている
状態、あるいは負の負荷状態となつているとき
であつても、副油圧回路3aには必ず、シーケ
ンス弁2によつて設定され且つ減圧弁3によつ
て減圧された油圧が生じており、その結果、そ
のような油圧アクチユエータ9の無負荷状態に
おいても、副油圧回路3a側の油圧作動を可能
としている。
(2) 又、油圧管1aと主油圧回路2aとの間に介
設しているシーケンス弁2は、他のリリーフ弁
と異なり、主油圧回路2aがシーケンス弁2の
設定圧力以上となつた状態において、油圧管1
aも主油圧回路2aの作動圧力と同じになる。
したがつて、シーケンス弁2にリリーフ弁を使
用した場合に、そのリリーフ弁の設定圧力分、油
圧管1aの作動圧力が主油圧回路2aの圧力より
高くなつてしまうようなことがなく、その分、油
圧ポンプ1への負荷を軽減できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における一実施例としての分
岐油圧回路をシステム図によつて示したものであ
り、第2図は、油圧管1aおよび副油圧回路3a
における作動圧力の特性を示したものである。 実施例に使用した主な符合は下記のとおりであ
る。1:油圧ポンプ(油圧源)、1a:油圧管、
2:シーケンス弁、2a:主油圧回路、3:減圧
弁、3a:副油圧回路、4:リリーフ弁、5:切
換弁、5A,5Bおよび5D:切換位置、6:リ
ザーバ、7:ソレノイド弁、7A,7Bおよび7
D:切換位置、8および9:油圧アクチユエー
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油圧ポンプからの油圧管は、切換弁を介して
    負荷の油圧アクチユエータに接続し、 前記切換弁は、選択的に、 a:前記油圧管からの圧油を前記油圧アクチユ
    エータの一方の側へ供給し、且つ該油圧アクチユ
    エータの他方の側をリザーバへ連通させ、 b:あるいは、該油圧アクチユエータへのその
    圧油供給を閉じ、且つ該切換弁においてその圧油
    供給している部分が前記リザーバに連通される、 上記構成をなし、 前記油圧管から分岐した枝油圧管は、減圧弁を
    介して副油圧管路に接続し、 前記副油圧管路からの圧油は、前記切換弁を切
    り換える油圧源となつている、 以上の構成において、 前記油圧管においては、前記枝油圧管を分岐さ
    せた分岐点から前記切換弁の間にシーケンス弁を
    介設し、且つ該シーケンス弁と該切換弁との間に
    リリーフ弁を設け、 前記減圧弁が前記副油圧管路の油圧を規定する
    設定圧力は、前記シーケンス弁における設定圧力
    より低く設定し、 前記シーケンス弁における設定圧力は前記リリ
    ーフ弁の設定圧力より低い関係となつている、 以上の構成からなる分岐油圧回路。
JP11104777A 1977-09-14 1977-09-14 Branch hydraulic circuit Granted JPS5444221A (en)

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JPS5444221A JPS5444221A (en) 1979-04-07
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JPS5889601U (ja) * 1981-12-14 1983-06-17 内田油圧機器工業株式会社 切換操作用油圧回路装置
JPS5948385A (ja) * 1982-09-08 1984-03-19 日本スピンドル製造株式会社 油圧クレ−ンの制御装置
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JPS5444221A (en) 1979-04-07

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