JPH01156738A - 感放射線性樹脂組成物 - Google Patents

感放射線性樹脂組成物

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JPH01156738A
JPH01156738A JP31691787A JP31691787A JPH01156738A JP H01156738 A JPH01156738 A JP H01156738A JP 31691787 A JP31691787 A JP 31691787A JP 31691787 A JP31691787 A JP 31691787A JP H01156738 A JPH01156738 A JP H01156738A
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奥田 長蔵
Hitoshi Oka
岡 仁志
Takao Miura
孝夫 三浦
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/022Quinonediazides

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は感放射線性樹脂組成物に関し、さらに詳しくは
、アルカリ可溶性樹脂と特定の1.2−キノンジアジド
化合物とからなる紫外線、遠紫外線、X線、電子線、分
子線、γ線、シンクロトロン放射線、プロトンビーム等
の放射線に感応する、特に集積回路作製用ポジ型レジス
トとして好適な感放射線性樹脂組成物に関する。
[従来の技術] 従来、集積回路を作製するために使用されるレジストは
、環化ゴムにビスアジド化合物を配合したネガ型レジス
トと、アルカリ可溶性樹脂に1゜2−キノンジアジド化
合物を配合したポジ型レジストとに大別され、とくにポ
ジ型レジストは高解像度のレジストパターンが得られる
ので1.集積回路の製造において多く用いられている。
しかしながら、近年、集積回路の高集積度化が進み、よ
り解像度の向上したレジストパターンを形成させること
のできるポジ型レジストが要望されている。例えば、紫
外線露光法ではウェハー上に塗布されたポジ型レジスト
の薄膜にマスクを介して露光し、潜像を形成した後、ア
ルカリ性水溶液で現像するのであるが、紫外線露光部が
ウェハーと接している部分まで速やかに現像されなけれ
ば、マスクに忠実なレジストパターンを得ることが困難
となる。
また、従来のポジ型レジストではレジストパターン間隔
(以下「線幅」という)が1μm以下の狭いレジストパ
ターンを得ようとすると、露光部が完全には現像されず
レジストが残ったり、レジストがスカム状の残渣として
基板上に付着するという問題が生じる。また露光量を大
きくして細かいレジストパターンを形成すると、それ以
上の大きいパターンの寸法が設計寸法より小さくなる傾
向がある。
また、従来のポジ型レジストではコントラストが低いた
め、レジストパターンの寸法が基板に近い部分程広くな
るという問題を有する。
さらに、従来のポジ型レジストでは露光量のわずかな変
動でレジストパターンの寸法が大きく変動したり、集積
回路作製時に使用されている縮小投影型露光装置で露光
する場合、焦点のわずかな変動でレジストパターンの寸
法および断面形状が大きく変動するという問題を有する
また、縮小投影露光方式を用いた場合は従来のマスク密
着方式を用いた場合よりもスループットが低い、すなわ
ちウェハー1枚当りの露光時間が長くなるという問題が
生じている。
さらに、ドライエツチング工程でレジストパターンを基
板に転写する場合、耐ドライエツチング性に問題があり
、レジストが消耗し、レジストパターンの寸法が大きく
変動するために正確な転写が行なわれず、また、ドライ
エツチング中にウェハーが熱せられるためにレジストパ
ターンが熱変形する場合があり、効率よくドライエツチ
ングできないという問題が生じる。
また、従来のポジ型レジストは基板とレジストとの密着
性に問題が発生する場合があり、この場合にウェットエ
ツチングを行なうと基板とレジストとの間にエツチング
液が浸み込むために、水平方向のエツチングがさらに大
きくなるという耐ウエツトエツチング性の問題を有する
[発明が解決しようとする問題点コ 本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、高感
度で、かつ現像性が良好で、線幅1μm以下のレジスト
パターンが解像可能であり、耐ドライエツチング性、ウ
ェットエツチング性および耐熱性が良好な高集積度の集
積回路作製用ポジ型レジストとして好適な感放射線性樹
脂組成物を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、アルカリ可溶性樹脂と1.2−キノンジアジ
ド化合物とからなる感放射線性樹脂組成物において、該
1. 2−キノンジアジド化合物が下記一般式(I)で
表わされる化合物の1,2−ナフトキノンジアジドスル
ホン酸エステルを含有してなることを特徴とする感放射
線性樹脂組成物を提供するものである。
一般式(I) (式中、Rの1〜3個は水酸基であり、水酸基が1個の
場合、他のRは水素原子であり、水酸基が2または3個
の場合、他のRは同一または異なり、水素原子、炭素数
1〜3のアルキル基もしくは炭素数1〜3のアルコキシ
基である。)本発明において用いられる1、2−キノン
ジアジド化合物である上記一般式(I)で表わされる化
合物(以下、単に[ポリヒドロキシベンゾフェノン誘導
体」という)の1.2−ナフトキノンジアジドスルホン
酸エステルの具体的としては、2’ 、3.4.5−テ
トラヒドロキシベンゾフェノン、3.4.4’ 、5−
テトラヒドロキシベンゾフェノン、2’ 、3,4.5
.6’ −ペンタヒドロキシベンゾフェノン、2’ 、
3,4.4’ 。
5−ペンタヒドロキシベンゾフェノン、2’ +  3
13’ 、4.5−ペンタヒドロキシベンゾフェノン、
3.3’ 、4.4’ 、5−ペンタヒドロキシベンシ
フエノン、2’ 、3.4.5.5’  −ペンタヒド
ロキシベンゾフェノン、2’ 、3.4.4’ 。
5′−ペンタヒドロキシ−3′−メチルベンゾフェノン
、2’ 、3.4,5.6’  −ペンタヒドロキシ−
4′−メチルベンゾフェノン、2’ 、3゜4.4’ 
、5−ペンタヒドロキシ−6′−メチルベンゾフェノン
、2’ 、3.3’ 、4.5−ペンタヒドロキシ−6
′−メチルベンゾフェノン、2’ 、3.3’ 、4.
5−ペンタヒドロキシ−5′−メチルベンゾフェノン、
3.3’ 、4゜4′、5−ペンタヒドロキシ−6′−
メチルベンゾフェノン、2’ 、3.3’ 、4.4’
 、5−へキサヒドロキシベンゾフェノン、2’ l 
 3+  3’ 14.5.6’ −へキサヒドロキシ
ベンゾフェノン、2’ 、3,4.4’ 、5.5’ 
−へキサヒドロキシベンゾフェノン、2’ 、3.4.
4’ 、5゜6′−へキサヒドロキシベンゾフェノン等
のポリヒドロキシベンゾフェノン誘導体の1,2−ナフ
トキノンジアジド−5−スルホン酸エステル類または1
,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸エステル
類を挙げることができる。
上記ポリヒドロキシベンゾフェノン誘導体は、例えば没
食子酸とフェノール類をルイス酸系化合物またはスルホ
ン酸系化合物の存在下に反応させることにより得られる
また、ポリヒドロキシベンゾフェノン誘導体の1.2−
ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルは、ポリヒド
ロキシベンゾフェノン誘導体と1゜2−ナフトキノンジ
アジド−5−スルホン酸クロリドまたは1,2−ナフト
キノンジアジド−4−スルホン酸クロリドとをアミン類
の存在下で縮合させることにより得られる。
ポリヒドロキシベンゾフェノン誘導体1モルと縮合させ
る1、2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロ
リドまたは1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホ
ン酸クロリドのモル比は、ポリヒドロキシベンゾフェノ
ン誘導体分子中の水酸基の数にもよるが、好ましくは1
〜4であり、特に好ましくは1.5〜4である。縮合比
が1未満の場合には、縮合比が高い場合に比べ該1,2
−キノンジアジド化合物のアルカリ可溶性樹脂に対する
不溶化効果が不十分であるため、放射線照射部と放射線
未照射部とのアルカリ性水溶液からなる現像液に対する
溶解性に差をつけることができず、パターニングが困難
になり、縮合比が4を超える場合には保存安定性に劣る
ことがある。
前記の1,2−キノンジアジド化合物は1種単独でもま
たは2種以上混合して使用することもできる。1,2−
キノンジアジド化合物の使用量は、アルカリ可溶性樹脂
100重量部に対して好ましくは5〜100重量部であ
り、特に好ましくは10〜50重量部である。含有口が
5重世部未満では1,2−キノンジアジド化合物のアル
カリ可溶性樹脂に対する不溶化効果が不十分であり、放
射線照射部と放射線未照射部とのアルカリ性水溶液から
なる現像液に対する溶解性に差をつけることができず、
パターニングが困難となり、100重量部を超えると短
時間の放射線照射では加えた1゜2−キノンジアジド化
合物の全てを分解することことができず、アルカリ性水
溶液からなる現像液による現像が困難となることがある
本発明の感放射線性樹脂組成物に用いるアルカリ可溶性
樹脂としては、例えばアルカリ可溶性ノボラック樹脂(
以下、単に「ノボラック樹脂」という)、ポリヒドロキ
シスチレンもしくはその誘導体、スチレン−無水マレイ
ン酸共重合体、酢酸セルロースハイドロジエンフタレー
ト、ポリビニルヒドロキシベンゾエート、ポリヒドロキ
シベンザール、カルボキシル基含有アクリル樹脂等を挙
げることができる。
これらのアルカリ可溶性樹脂において、とくに好ましい
ものとしては、ノボラック樹脂およびポリヒドロキシス
チレンもしくはその誘導体を挙げることができる。
ここでノボラック樹脂は、フェノール性水酸基を持つ芳
香族化合物(以下、単に「フェノール類」という)とア
ルデヒド類とを、好ましくはフェノール類1モルに対し
てアルデヒド類0.7〜1モルの割合で酸触媒下で付加
縮合させることによりり得られる。この際使用されるフ
ェノール類としては、例えばフェノール、0−クレゾー
ル、m7クレゾール、p−クレゾール、0−エチルフェ
ノール、m−エチルフェノール、p−エチルフェノール
、0−ブチルフェノール、m−ブチルフェノール、p−
ブチルフェノール、2,3−キシレノール、2,4−キ
シレノール、2.5−キシレノール、2.6−キシレノ
ール、3,4−キシレノール、3,5−キシレノール、
3,6−キシレノール、2. 3. 5−トリメチルフ
ェノール、3゜4.5−トリメチルフェノール、p−フ
ェニルフェノール、レゾルシノール、ヒドロキノン、ヒ
ドロキノンモノメチルエーテル、ピロガロール、フロロ
グルシノール、ヒドロキシジフェニル、ビスフェノール
A1ビスフエノールC1ビスフエノールS、没食子酸、
没食子酸エステル、α−ナフトール、β−ナフトール等
が挙げられる。これらのフェノール類は、生成するノボ
ラック樹脂のアルカリ溶解性を考慮しつつ1種単独でま
たは2種以上混合して使用される。またアルデヒド類と
してては、例えばホルムアルデヒド、バラホルムアルデ
ヒド、フルフラール、ベンズアルデヒド、ニトロベンズ
アルデヒド、アでトアルデヒド等が挙げられる。酸触媒
としては、例えば塩酸、硝酸、硫酸等の無機酸、蟻酸、
蓚酸、酢酸等の有機酸が使用される。
これらのノボラック樹脂の詳細は、特開昭55−123
614号公報、同57−101834号公報、同57−
101833号公報、同58−17112号公報、米国
特許第4404357号明細書等に記載されている。
これらのノボラック樹脂は、フェノール類とアルデヒド
類との付加縮合反応により得られるものをそのまま用い
てもよく、また適当な後処理を施されたものを用いても
よい。ここでいう後処理としては、例えば本出願人の特
開昭60−189739号明細書に記載されているよう
に、常法に従って合成されたノボラック樹脂を極性溶媒
、例えばメタノール、エタノール、アセトン、メチルエ
チルケトン、ジオキサン、テトラヒドロフラン等に溶解
し、次にこの溶液を水−極性溶媒混合系沈澱剤やペンタ
ン、ヘキサン等の非極性溶媒系沈澱剤に入れ樹脂分を沈
澱合せ、ノボラック樹脂の1〜3核体含量が10重量%
未満となるような処理を挙げることができる。
また、ポリヒドロキシスチレンまたはその誘導体として
は、例えばポリ(O−ヒドロキシスチレン)、ポリ(m
−ヒドロキシスチレン)、ポリ(p−ヒドロキシスチレ
ン)、ポリ(α−メチル−〇−ヒドロキシスチレン)、
ポリ(α−メチル−m−ヒドロキシスチレン)、ポリ(
α−メチル−p−ヒドロキシスチレン)、またはこれら
の部分アセチル化物、シリル化物等が挙げられる。これ
らのポリヒドロキシスチレンまたはその誘導体の標準ポ
リスチレン換算数平均分子世は、好ましくは3.000
〜200,000、特に好ましくは5.000〜100
.000である。
本発明の組成物には放射線に対する感度を向上させるた
め増感剤を配合することができる。増感剤として、2H
−ピリド(3,2−b)−1,4−オキサジン−3[4
H)オン類、10H−ピリド(3,2−b)[1,4)
−ベンゾチアジン類、ウラゾール類、ヒダントイン類、
バルビッール酸類、グリシン無水物類、1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール類、アロキサン類、マレイミド類等
を挙げることができる。増感剤の配合量は、1,2−キ
ノンジアジド化合物100重量部に対し、通常、100
重量部以下、好ましくは4〜60重量部である。
さらに、本発明の組成物には塗布性、例えばストリエー
ションや乾燥塗膜形成後の放射線照射部の現像性を改良
するために界面活性剤等を配合することができる。界面
活性剤としては、例えばポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリ
オキシエチレンオレイルエーテル等のポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル等のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル類およびポリエチレングリコールジラウレート、ポリ
エチレングリコールジステアレート等のポリエチレング
リコールジアルキルエーテル類のようなノニオン系界面
活性剤、エフトップEF301、EF303、EF35
2 (新秋田化成■製)、メガファックF171、F1
72、F173 (大日本インキ■製)、フロラードF
C430、FC431(住友スリーエム■製)、アサヒ
ガードAG710、サーフロンS−382,5C101
,5C102,5C103,5C104,5C105,
5C106(旭硝子■製)等のフッ基糸界面活性剤、オ
ルガノシロキサンポリマーKP341 (信越化学工業
■製)やアクリル酸系またはメタクリル酸系(共)重合
体ポリフローNo、75、Nα95(共栄社油脂化学工
業■製)等を挙げることができる。これらの界面活性剤
の配合曾は、組成物の固形分当たり、通常、2重合%以
下、好ましくは1重量%以下である。
さらに、本発明の組成物には必要に応じて保存安定剤を
配合することもできる。
保存安定剤としては、例えばブチルアミン、モノエタノ
ールアミン、トリエチルアミン、アニリン等のアミン類
、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチ
ウラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィ
ド、テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラエチ
ルチウラムモノスルフィド、テトラブチルチウラムモノ
スルフィド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィ
ド等のチウラム類などが挙げられる。
これらの保存安定剤の使用割合は、アルカリ可溶性樹脂
100重量部に対して、通常、10重量部以下、好まし
くは0.001〜5重量部である。
さらにまた、本発明の組成物には放射線照射部の潜像を
可視化させたり、放射線照射時のハレーションの影響を
少なくするために染料や顔料および接着性を改良するた
めの接着助剤を配合することもできる。
また、本発明の組成物の塗膜とシリコン酸化膜等の基板
との接着力を向上させるため、ヘキサメチルジシラザン
やクロロメチルシラン等を予め被塗布基板C゛こ塗布す
゛ることもできる。
本発明の組成物をシリコンウェハー等の基板に塗布する
方法としては、前記アルカリ可溶性樹脂、1.2−キノ
ンジアジド化合物および各種配合剤の所定量を、例えば
濃度が20〜40重量%となるように溶剤に溶解させ、
例えば孔径0.2μm程度のフィルターで濾過した後、
これを回転塗布、流し塗布、ロール塗布等により塗布す
る方法が挙げられる。
この際に用いられる溶剤としては、例えばエチレングリ
コールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエ
チルエーテル、エチレングリコールモノプロビルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル等のエチレ
ングリコールアルキルエーテル類、ジエチレングリコー
ルジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールジプロピルエーテル、ジ
エチレングリコールジブチルエーテル等のジエチレング
リコールジアルキルエーテル類、メチルセロソルブアセ
テート、エチルセロソルブアセテート等のエチレングリ
コールアルキルアセテート類、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモ
ノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールプ
ロピルエーテルアセテート等のプロピレングリコールア
ルキルエーテルアセテート類、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノン等のケトン類、2−ヒドロキシプロピオン酸メチル
、2−ヒドロキシプロピオン酸エチル、2−ヒドロキシ
−2−メチルプロピオン酸エチル、エトキシ酢酸エチル
、オキシ酢酸エチル、2−ヒドロキシ−3−メチルブタ
ン酸メチル、3−メトキシブチルアセテート、3−メチ
ル−3−メトキシブチルアセテート、3−メチル−3−
メトキシブチルプロピオネート、3−メチル−3−メト
キシブチルブチレート、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセ
ト酢酸メチル、アセト酢酸メチル等のエステル類を用い
ることができる。これらの溶剤は2種類以上混合して使
用することもできる。さらにベンジルエチルエーテル、
ジヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、
アセトニルアセトン、イソホロン、カプロン酸、カプリ
ル酸、1−オクタツール、1−ノナノール、ベンジルア
ルコール、酢酸ベンジル、安息香酸エチル、シュウ酸ジ
エチル、マレイン酸ジエチル、γ−プチロラクトン、炭
酸エチレン、炭酸プロピレン、フェニルセロソルブアセ
テート等の高沸点溶剤を添加することもできる。
本発明の組成物の現像液としては、例えば水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、アンモニア水等の無機アルカリ
類、トリエチルアミン、トリエタノールアミン等のアミ
ン類、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラ
エチルアンモニウムヒドロキシド、コリン等の第4級ア
ンモニウム塩またはピロール、ピペリジン、1,8−ジ
アザビシクロ(5,4,0)−7−ウンデセン、1,5
−ジアザビシクロ(4,3,0)−5−ノナン等の環状
アミン類を溶解してなるアルカリ性水溶液が使用される
また、前記現像液に水溶液性有機溶剤、例えばメタノー
ル、エタノール等のアルコール類や界面活性剤を適量添
加した水溶液を現像液として使用することもできる。
[実 施 例] 以下、本発明を実施例により詳しく説明するが、本発明
はこれらの実施例に何ら制約されるものではない。
実施例1 (1)撹拌器、滴下ロートおよび温度針材の500m1
フラスコに、遮光下に、2’ 、3.4.5−テトラヒ
ドロキシベンゾフェノン10.2gおよび1.2−ナフ
トキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド(以下、r
NQDJという。>34.5gをモル比1:3で仕込み
、さらにこの溶液にジオキサン240gを加え、撹拌溶
解させた。別に滴下ロートにトリエチルアミン14.3
gを仕込んだ。次いで前記フラスコを30℃に調整され
た水浴に浸し、内温か30℃となった時点で、この溶液
にトリエチルアミンを内温か35℃を超えなないように
ゆっぐりと滴下した。その後、析出したトリエチルアミ
ン塩酸塩を濾過して除去し、P液を大量の希塩酸中に注
入すると、2’ 、3,4゜5−テトラヒドロキシベン
ゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−スル
ホン酸エステルが析出した。濾過して回収した1、2−
キノンジアジド化合物を40℃に調整された真空、乾燥
器中で一昼夜乾燥した。収率は98%であった。
(2)m−クレゾールと3,5−キシレノール(モル比
に1)とホルムアルデヒドとを縮合させて得られたノボ
ラック樹脂と(1)で得られた1、2−キノンジアジド
化合物とをセロソルブアセテートに溶解し、孔径0.2
μmのメンブランフィルタ−で濾過し本発明の組成物の
溶液を調製した。得られた溶液をシリコンウェハー上に
膜厚1.2μmとなるようにスピンナーを用いて塗布し
た後、90℃に保ったホットプレート上で2分間プレベ
ークしてレジスト膜を形成した。
次いで、GCA社製4800DSW縮小投影露光機にて
露光量を変化させて露光を行ない、テトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシド2.4重量%水溶液を現像液として
用い、25℃で60秒間現像し、水でリンスし、乾燥し
た。得られたレジストパターンを走査型電子顕微鏡で観
察したところ、現像残りは認められず、感度は良好であ
り、さらにレジストパターンが細くなることがなく、縞
幅0.8μmのレジストパターンが解像できた。また、
オーブン中にレジストパターンを形成したウェハーを入
れてパターンが崩れ始めた時の温度を求めたところ、1
60℃であり、レジストとしての耐熱性が良好なことが
わかった。さらにレジストと基板との接着性が良好であ
り、レジストと基板の間にエツチング液が浸み込むこと
がなく、耐ウエツトエツチング性が良好であった。その
結果を第1表に示す。
実施例2〜4および比較例1〜2 (1)2’ 、3.4.5−テトラヒドロキシベンゾフ
ェノンの代りに、2’ 、3,4,5.6’ −ペンタ
ヒドロキシベンゾフェノン、3,4.4’ 。
5−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2’ l  3
14.5−テトラヒドロキシベンゾフェノンおよび2.
3,4.4’ −テトラヒド口キシベンゾフエノンを用
い、第1表に示す縮合比でNQDを反応させた以外は、
実施例1と同様にして第1表に示す1,2−キノンジア
ジド化合物を合成した。
(2)  (1)で得られた第1表に示す種類および量
の1゜2−キノンジアジド化合物を用いた以外は、実施
例1と同様にしてレジスト性能の評価を行なった。
結果を第1表に示す。
以下余白 [発明の効果] 本発明の感放射線性樹脂組成物は、特定の1゜2−キノ
ンジアジド化合物を使用することにより、高感度で、か
つ現像性が良好で、線幅1μm以下のレジストパターン
が解像可能であり、耐ドライエツチング性、ウェットエ
ツチング性および耐熱性が良好なものである。
本発明の感放射線性樹脂組成物は、紫外線、遠紫外線、
X線、電子線、分子線、γ線、シンクロトロン放射線、
プロトンビーム等の放射線に感応し、とくに高集積度の
集積回路作製用ポジ型レジストとして好適なものである
特許出願人  日本合成ゴム株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルカリ可溶性樹脂と1,2−キノンジアジド化
    合物とからなる感放射線性樹脂組成物において、該1,
    2−キノンジアジド化合物が下記一般式( I )で表わ
    される化合物の1,2−ナフトキノンジアジドスルホン
    酸エステルを含有してなることを特徴とする感放射線性
    樹脂組成物。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼……( I ) (式中、Rの1〜3個は水酸基であり、水酸基が1個の
    場合、他のRは水素原子であり、水酸基が2または3個
    の場合、他のRは同一または異なり、水素原子、炭素数
    1〜3のアルキル基もしくは炭素数1〜3のアルコキシ
    基である。)
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