JPH01156644A - X線回折装置のゴニオメータの自動光軸調整装置 - Google Patents

X線回折装置のゴニオメータの自動光軸調整装置

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JPH01156644A
JPH01156644A JP62315129A JP31512987A JPH01156644A JP H01156644 A JPH01156644 A JP H01156644A JP 62315129 A JP62315129 A JP 62315129A JP 31512987 A JP31512987 A JP 31512987A JP H01156644 A JPH01156644 A JP H01156644A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、X線回折装置のゴニオメータの光軸を自動的
に調整する自動光軸調整装置に関する。
[従来の技術] X線回折装置のゴニオメータの光軸調整には次に述べる
幾つかの段階がある。
(a)検出器アームの回転角(2θ)をゼロにしたとき
に、発散スリットと、試料台の回転軸線(以下、試料軸
という)と、検出器アーム上にある受光スリットとが一
直線上に来るようにする調整。この調整はゴニオメータ
の製造段階で既に調整ずみのものである。
(b)ゴニオメータ光軸上にX線焦点が来るように、X
線焦点とゴニオメータとの相対的位置関係を定める調整
。この調整は、通常は、ゴニオメータ基台を微小回転さ
せて、X線検出器の出力が最大となるように調整される
(c)2θ−ゼロの確認。このFM認は次のように実施
される。検出器アームを2θ=ゼロの付近で微小回転さ
せてピークプロファイルを求め、検出ピークの半価幅の
中点をゼロピークの位置とする。次に、このゼロピーク
の位置と、検出器アーム台のゼロマークの位置とのずれ
が、所定の角度範囲内に治まっていることを確認する。
所定の角度範囲内に治まっていなければ、上述の(b)
の調整からやり直すことになる。
(d)試料台の回転角(θ)=ゼロの調整。この調整は
、試料台をθ=ゼロの付近で微小回転させて、X線検出
器の出力が最大となるように調整される。その際、光軸
調整治具を試料台に取り付ける。この治具の基準平面は
、試料軸を含む平面内にあり、θ=ゼロの付近で基準平
面は入射X線に平行となる。
以上の光軸調整のうち、本考案は、(b) (c)(d
)の光軸調整を自動化しようとするものである。従来は
、(b)の調整では、調整ねじなどを利用してゴニオメ
ータ基台を手動で微小回転させている。
また、(c)(d)の調整では、2θ回転モータとθ回
転モータとを利用して、X線検出器アーム台と試料台と
をモータ駆動で回転させているが、これらのモータに対
しては調整作業者がその都度回転指示を与えていた。
[発明が解決しようとする問題点コ 上述した従来の光軸調整では、次のような問題点がある
ゴニオメータ基台の微小回転調整は、すべて手作業で行
う必要があり非常に手間が掛かる。2θ−ゼロの確認と
θ=ゼロの調整は、回転動作だけはモータ駆動であるが
、X線強度を確認しなからモータに回転指示を与えるの
はやはり調整作業者の仕事である。したがって、光軸調
整の間はX線回折装置に手がかかることに変わりはない
そこで、このような光軸調整を自動化する要望が高まっ
てきており、本発明の目的は、このような要望を満たし
得る、X線回折装置のゴニオメータの自動光軸調整装置
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段コ まず、X線焦点とゴニオメータ基台との相対位置関係を
自動的に調整できるようにする必要がある。そのために
、本発明では、X線源を直線運動させるようにした。ざ
らに、所定のプログラムに従って、また、検出されたX
線強度に応じて、3個のモータ(X線源移動モルり、2
θ回転モータ、θ回転モータ)を独立に回転させる必要
があり、そのための制御装置も必要である。そこで、本
発明による、X線回折装置のゴニオメータの自動光軸調
整装置は、 ゴニオメータ基台に対して移動可能なX線源と、前記ゴ
ニオメータ基台に対して回転可能なX線検出器アーム台
と、前記ゴニオメータ基台に対して回転可能な試料台と
を有するX線回折装置において、 (a) X線源移動モータと、 (b)2θ回転モータと、 (c)θ回転モータと、 (d)前記X線源移動モータの回転を前記X線源に伝達
してこのX線源に直線運動をさせる第1伝動機構と、 (e)前記20回転モータの回転を前記X線検出器アー
ム台に伝達する第2伝動機構と、(f)前記θ回転モー
タの回転を前記試料台に伝達する第3伝動機構と、 ((1) X線検出器からの信号を受け取って、所定の
判断基準に基づいて、前記X線源移動モータと前記2θ
回転モータと前記θ回転モータとを独立に制御する制御
装置と、 を有することを特徴とする。
このように、X線源とX線検出器アーム台と試料台とを
、それぞれ別個にモータ駆動できるようにしたことによ
り、光軸調整の自動化が可能になった。
光軸調整のためには、上述の三つの被駆動部分はいずれ
も精度良く微小移動または微小回転させる必要があり、
したがって、そのための三つのモータはこのような要求
を満たすようなモータとする必要がある。好ましくは、
これらのモータとして、パルスモータを利用できる。
第1伝動機構としては、回転運動を直線運動に変換する
ための各種の機構を利用できるが、精度良く制御できる
機構として、たとえば台形ねじを用いたすべりねじ伝動
機構を利用できる。第2伝動機構と第3伝動機構につい
ては、回転運動を回転運動に変換するための各種の伝動
機構を採用できるが、従来のゴニオメータと同様に、つ
t−ム・つt−ムホイール伝動機構をそのまま利用する
のが便利である。
上述の三つのモータを、所定のプログラムに従って制御
するには、マイクロコンピュータを利用するのが最適で
ある。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を次の順序で説明する。
イ、X線回折装置の全体構成 口、自動光軸調整装置の制御系 ハ、光軸調整治具 二、自動光軸調整装置の動作手順 イ、X線回折装置の全体溝 第1図は本考案の一実施例を備えたX線回折装置の概略
平面図であり、第2図はその一部を断面にした正面図で
ある。フレーム10には、ターゲット12を有するX線
管14が固定され、ターゲット12上のX線焦点16か
らX線が発生する。
X線管14にはX線シャッター15が取り付けられてい
る。
フレーム10にはプレート18が固定され、このプレー
ト18の上にゴニオメータ基台20が載っている。ゴニ
オメータ基台20は、X線管14との相対位置を大まか
に調整するために、あるいはX線焦点16の見込角を変
更するために、手動で回転させることも可能であるが、
本発明の自動光軸調整の際にはプレート18に固定され
ている。
ゴニオメータ基台20の上には、これと相対回転可能な
試料台22および検出器アーム台24が載っている。検
出器アーム台24には検出器アーム26が固定され、検
出器アーム26にはX線検出器28が固定される。
発散スリット30はゴニオメータ基台20に固定され、
散乱防止スリット32と受光スリット34は検出器アー
ム26に固定される。そして、検出器アーム26の回転
角2θをゼロにしたときには、発散スリット30、試料
軸36、散乱防止スリット32、受光スリット34が一
直線38の上に来るように光軸調整がなされている。試
料軸36は、試料台22の回転中心であり、検出器アー
ム台24の回転中心とも一致する。
試料台22は、パルスモータ(θ回転モータ)40によ
って回転駆動される。すなわち、試料台22にはつt−
ムホイール42が固定され、パルスモータ40の回転軸
には、ウオームホイール42と噛み合うウオーム44が
固定される。検出器アーム台24も、ウオームホイール
46どウオーム48とを介してパルスモータ50(2θ
回転モータ)によって回転駆動される。試料台22と検
出器アーム台24は、1対2の回転比で連動可能であり
、かつ、それぞれの単独回転も可能である。自動光軸調
整には単独回転を利用する。パルスモータ40と50は
五相パルスモータである。
X線管14は移動台52に固定され、移動台52は、固
定台54のアリ溝56内を摺動できる。
移動台52は、台形ねじからなる「すべりねじ伝動機構
」58によって駆動され、直線運動する。
すべりねじ伝動機構のナツトは移動台52に固定され、
ねじ軸は固定台54に回転支持される。ねじ軸は五相パ
ルスモータ(X線管移動モータ)60によって回転駆動
される。
口、自動 軸調整装置の制御系 第3図は自動光軸調整装置の制御系を示す。X線検出器
28には高圧電源62が接続され、X線検出信号は増幅
器を経て波高分析器64に入力される。所定の強度範囲
の信号は計数計66でカウントされ、そのカウント値は
、制御装置68の入力インターフェース70に入力され
る。キーボードア2からは自動光軸調整の開始指令が入
力される。このキーボード72は、自動光軸調整以外に
゛も、試料測定の際の各種データや作業指示を入力する
のにも使用されるものである。
制御装置68は、CPU74、ROM76、RAM78
、入力インターフェース70.出力インターフェース8
0を含む。なお、パルスモータのためのモータドライバ
82,84.86も制御!+1装置68に含めることに
する。ROM76には、自動光軸調整のためのプログラ
ムが格納されている。
CPU74からの指令は、出力インターフェース80を
介して、モータドライバ82,84.86、CRTデイ
スプレィ88、X線シャッター電磁弁90に送られる。
モータドライバ82,84゜86からの出力パルス信号
は、3個のパルスモータ、すなわちX線管移動モータ6
0.2θ回転モータ50、θ回転モータ40にそれぞれ
送られる。
八−光曳且豊造月 第4a図および第4b図は、自動光軸調整作業に使用さ
れる光軸調整治具の二つの状態を示す。
第4a図において、この治具92は試料台に取り付けら
れるもので、その片面には、幅2mmの細長い二つの基
準平面94.96が形成され、その間98は、基準平面
94.96よりもQ、5mmだけ低くなっている。この
治具92を試料台に取り付けるには、基準平面94.9
6の下半分を試料台の基準面に当接させればよく、この
とき、二つの基準平面94.96は、試料軸を含む平面
内に位置決めされるようになっている。
この治具92には貫通穴100が形成される。
この貫通穴100は、基準平面94.96に対して垂直
な方向に貫通している。貫通穴100の、貫通方向に垂
直な断面寸法は、12mmX20mmである。貫通穴1
00の断面寸法は、発散スリットからやって来るX線1
02を何の障害もなく通過させ得るだけの大きざとなっ
ている。第4a図は、X線管の移動調整と2θ−ゼロの
確認をする場合の、治具92の状態を示す。第4b図は
θ=ゼロの調整をする場合の治具92の状態を示す。
二、 動  1整装置の勤 手順 以下、第5図から第9図までのフローチャートを参照し
て自動光軸調整装置の動作を説明する。
第5図は自動光軸調整作業の前後の手順を示す。
自動光軸調整作業に入る前には、まず、スリット系およ
び試料台に光軸調整用の部品を取り付ける(ステップ1
04)。すなわち、発散スリットボックスには、開き幅
0.05mmの発散スリットを取り付け、散乱防止スリ
ットボックスには、アルミニウム製の吸収板を取り付け
、受光スリットボックスには、開き幅0.15mmの受
光スリットを取り付ける。試料台には上述の光軸調整治
具92を取り付ける。ここまでは、作業者が手動で行う
。次に、キーボードから自動光軸調整の指示を与えると
、所定のプログラムに従って自動光軸調整作業が実施さ
れる(ステップ106)。自動光軸調整作業が終了した
ら、作業者は、スリット系および試料台に回折測定用の
部品を取り付ける(ステップ108)。すなわち、発散
スリットボックスには、開き角1°の発散スリットを取
り付け、散乱防止スリットボックスには、開き角1゜の
散乱防止スリットを取り付け、受光スリットボックスに
は、開き幅Q、3mmの受光スリットを取り付ける。試
料台には試料板を取り付ける。
第6図は自動光軸調整手順の概要を示す。まず、θ回転
モータを早送りして試料台をθ=−90’の位置にする
(ステップ110)。こうすると、入射X線は光軸調整
治具の貫通穴を通過することになる。次に、X線管を2
0kV、5mAの条件で作動させる。そして、X線シャ
ッターを開く(ステップ114)。それから、X線管の
移動調整(ステップ116)、2θ=ゼロの確認(ステ
ップ118)、θ=ゼロの調整(ステップ120)を順
に実施する。最後に、X線シャッターを閉じて(ステッ
プ122)、光軸調整が終了する。
第7a図から第7C図まではX線管の移動調整の手順を
詳細に示す。まず2θ=−3°〜+3゜の範囲で、X線
強度を測定しながら検出器アーム台をスキャンする(ス
テップ124)。そのとき、2θの値とX線強度を記憶
する(ステップ126)。次に、上述のスキャンの範囲
内にピークがあるか判定する(ステップ128)。ピー
クがないときは、CRTデイスプレィにエラーメツセー
ジを表示して(ステップ130)、自動光軸調整を中止
する。ピークがあれば、そのピークが2θ−±0.18
°、の範囲内にあるか判定する(ステップ132)。な
お、本実施例ではゴニオメータ半径(試料軸36からX
線焦点16までの距!>は185mmであり、2θ=0
.18°は、X線管の移動距離d=0.58mmに対応
する。
上述の範囲内にピークが無ければCRTデイスプレィに
エラーメツセージを表示して(ステップ134)、自動
光軸調整を中止する。ピークがこの範囲内にあれば、ピ
ーク135の半価幅δの2分の1を計痺し記憶する(ス
テップ136)。次に、ピークの位置がプラス側かマイ
ナス側かを判定する(ステップ138)。マイナス側の
ピーク137のときは、そのまま第7b図の手順に進む
プラス側のピーク139のときは、d=−0,8mmと
なるようにX線管を早送りする(ステップ140)。な
お、X線管は最初はd=Qの位置にある。dのプラス側
とは第1図において上側のことであり、マイナス側とは
下側のことである。
このように、X線管を移動調整するときは、ピークが常
に20のマイナス側からゼロに近付いていくようにして
おり、光軸調整の再現性を高めている。
次に、第7b図で、2θ=(0+δ/2)°となるよう
に、検出器アーム台を早送りする(ステップ142)。
そして、X線管をゆっくりスキャンする(ステップ14
4)。すると、マイナス側のピーク137はゆっくりと
プラス側へ移動することになり、2θ=(0+δ/2)
°の位置で観測していると、X線強度が徐々に大きくな
ってくる。そして、X線強度が、これまで観測された最
大強度すなわちピーク高さh、の40%に達したか判定
する(ステップ146)。達しない場合はX線管の移動
を続ける。最大強度の40%に遠したら、X線管を停止
する(ステップ148)。その時点で、検出器アーム台
を移動させて、2θ=(O十δ/2)°の位置でのX線
強度Ipと、2θ−(O−δ/2)°の位置でのX線強
度Imとを観測して記憶する(ステップ150)。次に
、Ip&Imとの差が十分小さいことを確認する。
すなわち、(I Ip−Im l>/(Ip+Im>≦
0.05を判定する(ステップ152)。差が十分小さ
ければ、X線管の位置調整が完了したことになり、2θ
=ゼロの確認(ステップ118)に進む。その際、X線
管14を電磁ロックで固定台54に固定する。IpとI
mとの差が十分小さくなければ、第7図Cに移って、I
nがIpより大きいか判定する(ステップ154)。ピ
ークはマイナス側から近付いてくるので、通常は、1m
はIpより大きく、そのときは、X線管移動モータに1
パルスだけ供給して、X線管をプラス側に微小移動させ
る(ステップ156)。すると、ピークはわずかに2θ
のプラス側に移動し、この状態で、もう−度、第7図す
のステップ150に戻る。なお、光軸調整作業中にX線
源の強度が変化するようなときは、ステップ154の判
定は必ずしもYESにならない。すなわち、最大強度測
定時のX線源の強度と比べて、ステップ150の測定の
際のX線源の強度の方が小さくなっていると、Ipの方
が1mより大きくなることがある。このときは、X線管
移動モータを12パルス分だけ逆転させてやる(ステッ
プ158)。すなわち、ピークをマイナス側に戻してや
る。そして、再度、ステップ150からやり直す。いず
れにしても、最終的にはステップ152の判定がYES
となって、X線管の移動調整が完了する。
次に、第8図に移って、2θ=ゼロの確認を行う。まず
、2θ=−0,12°〜十0.12°の範囲で、X線強
度を測定しながら検出器アーム台をスキャンする(ステ
ップ160)。そのとき記憶されたピーク・プロファイ
ルから、ピーク位置を決定し、これを記憶する(ステッ
プ162)。
このピーク位置のところが20=ゼロの位置である。し
たがって、次に検出器アーム台を回転させて、2θをピ
ーク位置のところにもってくる(ステップ164)。こ
れで、検出器アーム台は正確に2θ−ゼロの位置に設定
された。そして、θ=ゼロの調整(ステップ120)に
移る。
第9図は、θ−ゼロの調整手順を示す。まず試料台を現
在の位置(θ=−90°)から+10’まで、早送りで
回転させ、ピークの予備測定を行う(ステップ166)
。次に、観測されたピーク位置の付近で、すなわちθ−
(ピーク位置±0゜02°)の範囲で、試料台をゆっく
りスキャンする(ステップ16B)。そして、ピーク位
置を決定しこれを記憶する(ステップ170)。このピ
ーク位置がθ=ゼロの位置となる。これで、θ−ゼロの
調整が完了し、第6図のステップ122に戻る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、X線源とX線検出器アー
ム台と試料台とをそれぞれ、X線源移動モータと2a回
転モータとθ回転モータとによって駆動し、これらのモ
ータを制御装置によって独立に制御できるようにしたの
で、ゴニオメータの光軸調整を自動化できる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を備えるX線回折装置の概略
平面図、 第2図はその一部を断面にした正面図、第3図は本発明
の一実施例の制御系のブロック図、 第4a図と第4b図はこの実施例で使用する光軸調整治
具の二つの使用状態を示す斜視図、第5図は自動光軸調
整作業の前後の手順を示すフローチャート、 第6図は自動光軸調整の概略手順を示すフローチャート
、 第7a図から第7C図まではX線管の位置調整手順を示
すフローチャート、 第8図は2θ=ゼロの確認手順を示すフローチャート、 第9図はθ=ゼロの調整手順を示すフローチャートであ
る。 14・・・X線管 20・・・ゴニオメータ基台 22・・・試料台 24・・・X線検出器アーム台 28・・・X線検出器 40・・・θ回転モータ 42.46・・・ウオームホイール 44.48・・・ウオーム 50・・・2a回転モータ 52・・・移動台 54・・・固定台 56・・・アリ溝 58・・・すべりねじ伝動機構 60・・・X線管移動モータ 68・・・制御装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ゴニオメータ基台に対して移動可能なX線源と、前記ゴ
    ニオメータ基台に対して回転可能なX線検出器アーム台
    と、前記ゴニオメータ基台に対して回転可能な試料台と
    を有するX線回折装置において、 (a)X線源移動モータと、 (b)2θ回転モータと、 (c)θ回転モータと、 (d)前記X線源移動モータの回転を前記X線源に伝達
    してこのX線源に直線運動をさせる第1伝動機構と、 (e)前記2θ回転モータの回転を前記X線検出器アー
    ム台に伝達する第2伝動機構と、 (f)前記θ回転モータの回転を前記試料台に伝達する
    第3伝動機構と、 (g)X線検出器からの信号を受け取って、所定の判断
    基準に基づいて、前記X線源移動モータと前記2θ回転
    モータと前記θ回転モータとを独立に制御する制御装置
    と、 を有することを特徴とする、ゴニオメータの自動光軸調
    整装置。
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