JPH01214747A - X線回折装置 - Google Patents

X線回折装置

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JPH01214747A
JPH01214747A JP63041090A JP4109088A JPH01214747A JP H01214747 A JPH01214747 A JP H01214747A JP 63041090 A JP63041090 A JP 63041090A JP 4109088 A JP4109088 A JP 4109088A JP H01214747 A JPH01214747 A JP H01214747A
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rotation
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JP63041090A
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Chuji Katayama
忠二 片山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は比較的簡単な構成により種々のX線回折法によ
る測定を可能としたX線回折装置に関する。
[従来の技術] 結晶性試料にX線を照射したときに該試料からブラッグ
の回折条件を満足して回折されてくる回折X線の回折角
を測定することにより該試料の結晶情報を得るX線回折
装置として従来膜も一般的に知られているのは、いわゆ
るX線回折計(デイフラクトメータ: diffrac
toneter)である(例えば、田中誠之ほか著「機
器分析J昭和46年9月裳華房発行p152参照)。
このX線回折計は、結晶性粉末試料に一定の方向から単
色発散X線を照射しつつ該試料を角速度θで回転させ、
同時に該試料からの回折X線を検出するX線検出器を前
記試料の回転軸を中心にして前記試料の回転と同期して
2θの角速度で回転させるようにしたものである。
この装置による測定は、要するに、試料に無数に含まれ
る結晶のうち格子面の照射X線の方向に対してなす角度
がθである結晶に着目し、この結晶が/ラッグの回折条
件を満足するθの値を求めることによりその格子面間隔
を求めるようにしたものである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述のX線回折計による測定では、試料を照
射X線の方向に対して変化させて測定することから、該
試料に含まれる無数の結晶がそれぞれランダムな方向を
向いていていてトータル的に見ると任意の方向を向いて
いる結晶の数がそれぞれほぼ同じであるということが前
提となっている。すなわち、試料が均一であることが前
提であって、例えば、特定の方向を向いている結晶の数
が他に比較して多い(このような状態を配向性があると
いう)等という不均一性があるとその前提が崩れてしま
い測定誤差を生ずる。
ところが、測定目的によっては、試料に所望の処理を加
えることが不可能で、例えば、上述のような配向性があ
る状態のままで測定しなければならない場合がある。従
来、そのような場合には、前記誤差を覚悟して測定する
か、あるいは、そのような誤差が許されない場合には、
前記回折計とは別間に特殊な装置を新たに設計・制作し
て専用の装置としなければならなかった。
また、前記従来のX線回折計はその構造上の制約から通
常試料の前面に反射してくる回折X線の測定(いわゆる
反射法による測定)ができるだけであり、試料の背面に
至る回折X線の測定(いわゆる透過法による測定)をす
ることはできなかった。
このように、従来のX線回折計は一定の目的に対しては
十分な機能を有するものの、池の様々な測定目的に適用
することはできないものであった6本発明の目的は、こ
のような技術課題を解決できるX線回折装置を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、従来のX線回折計におけるθ・2θの回転機
構であるゴニオメータの機構に類似した機構をベースと
し、該ゴニオメータの20回転部に相当する部分に該ゴ
ニオメータに類似する機構の回転中心から外方に向かう
腕部を設けてこれにX線の検出器を該腕部に沿って移動
可能なように保持するとともに、前記ゴニオメータに類
似する81横の照射X線源に対する距離を変えることが
できるようにし、これによって、比較的簡単な構成によ
り、従来のX線回折計として用いることができるととも
に、池の種々の測定目的にも使用することができるX線
回折装置としたもので、具体的には、 試料にX線を照射するX線照射手段と、このX線照射手
段に対する距離を変えることができるように移動自在ど
された可動台と、この可動台上にあって前記試料を保持
して試料のX線入射面を含む面内に立たてられた軸を中
心に回転自在に支持された試料回転台と、前記可動台上
にあって前記試料回転台の回転軸を中心として前記試料
回転台の回転と一定の関係をもって回転自在に支持され
、かつ、前記回転中心から外方に向かって延長された腕
部と、前記腕部上にあって前記試料回転台及び/又は前
記腕部の回転と一定の関係をもって該腕部の長手方向に
移動自在に支持されたX線検出手段とを備えたことを特
徴とする構成を有する。
[作用] 上述の構成において、前記X線検出器を前記腕部の所定
位置に固定し、前記試料回転台と前記腕部とをθ、2θ
の関係で回転させることにより、前記従来のX線回折計
として用いることができる。
また、前記試料回転台を固定し、該試料回転台上に保持
した試料に集束X線を照射するとともに、前記腕部を回
転しつつ該腕部に支持されたX線検出器を前記腕部の回
転と一定の関係をもって同期させて該腕部上を移動させ
ることにより、前記検出器が常に前記試料からの回折X
線が集束する位置(これら各位置を結んだ曲線がいわゆ
るローランド円を形成する)を通るようにすることがで
き、これにより、試料に対するX線の入射角を変えずに
集中法によるX線回折測定をすることができるにの場合
、試料に対するX線の入射角度は前記試料回転台の回転
角を調整することにより任意の角度に設定することがで
きるから、試料の性質に応じて入射角を種々変えて前記
と同様の測定をすることが極めて容易にできる。
したがって、従来のX線回折計では測定できないような
配向性の強い試料についても所望の固定入射角でのX線
回折法によってその正確な結晶情報を得ることができる
また、前記可動台を移動してX線源に対する距離を変え
ることにより前記X線源の集束点と試料のX線入射点と
の位置関岱を任意に変えることができるから、前記腕部
が回転したとき該腕部が前記X線源と衝突しないような
位置関係にすることができ、これにより、試料の前面側
に回折してくる回折X線を測定するいわゆる反射法によ
る測定、あるいは、試料の背面側に回折してくる回折X
線を測定するいわゆる透過法による測定等の所望の測定
を自由に行うことができる。
〔実施例] 第1図は本発明の一実施例にかかるX線回折装置の構成
を示す平面図である。
図において、符号1は可動台であり、この可動台1は図
示しない基台に敷設された2本のレール2.3上に該レ
ール2.3上を図中矢印a方向に滑動自在なように支持
されている。
また、前記可動台1には、該可動台1のほぼ中心部に該
可動台1に直角に立てた回転軸0を軸として回転可能に
設けられた平面視略円形をなした試料回転台4と、この
試料回転台4の外周を囲むように該試料回転台4と同軸
的に設けられた平面視略円環状をなした固定部5と、こ
の固定部5の外周を囲むように前記試料回転台1及び前
記固定部5と同軸的に設けられ、前記回転軸0を中心に
回転可能に設けられた平面視略円環状をなした回転部6
とが設けられている。
また、前記回転部6には、該回転部6の外周部の一部を
前記回転軸Oから外方に向かう直線に沿って延長して腕
部7が形成されている。
この腕部7にはその長手方向に沿ってレール8が敷設さ
れ、このレール8には該レール8上を図中矢印すで示さ
れるように滑動可能なように移動台9が収り付けられ、
さらに、この移動台9にはスリット10及びそのスリッ
ト10を通過してきたX線を検出するX線検出器11が
固定されている。
なお、この場合、図示しないが、前記可動台1の適宜の
部位及び前記腕部7の移動台9の適宜の部位には外部制
御装置の指令にしたがって前記口9をそれぞれ独立に回
転駆動させ、あるいは、直線移動させるパルスモータ等
の周知の駆動源を含む駆動機構が内蔵されている。
さらに、前記レール2,3の図中左端部からさらに左方
に位置する部位には湾曲モノクロメータ12が設けられ
、この湾曲モノクロメータ12の図中下方に位置する部
位にはX線源13が設けられている。
上述の構成において、前記X線検出器11が固定された
移動台9を前記腕部7の所定位置に固定し、前記試料回
転台4と前記回転部6(すなわち、腕部7)とをθ、2
θの関係で回転させることにより、前記従来のX線回折
計として用いることができる。
また、前記試料回転台4を固定し、該試料回転台4上に
保持した試料14に前記X線源13及び湾曲モノクロメ
ータ12を通じて集束X線Xを照射するとともに、前記
腕部7を図中矢印Cで示されるように回転しつつ該腕部
7に支持されたX線検出器11を前記腕部7の回転と一
定の関係をもって同期させて該腕部7上を移動させるこ
とにより、前記検出器11が常に前記試料14からの回
折X線y1 、y2が集束する位置p1 、 p2  
(これら各位置を結んだ曲線がいわゆるローランド円r
1を形成する)を通るようにすることができ、これによ
り、試料に対するX線の入射角を変えずに集中法による
X線回折測定をすることかできる。
この場合、前記試料14に対するX線の入射角度は前記
試料回転台4の回転角を調整することにより任意の角度
に設定することができるから、試料の性質に応じて入射
角を種々変えて前記と同様の測定をすることが極めて容
易にできる。
したがって、従来のX線回折計では測定できないような
配向性の強い試料についても所望の固定入射角でのX線
回折法によってその正確な結晶情報を得ることができる
また、前記可動台4を移動してX線源13に対する距離
を変えることにより前記X線源の集束点(pi 、 p
2 )と試料のX線入射点との位置関係を任意に変える
ことができるから、前記腕部7が回転したとき該腕部7
が前記湾曲モノクロメータ12及びX線源13と衝突し
ないような位置関係にすることができ、これにより、試
料の前面側に回折してくる回折X線を測定するいわゆる
反射法による測定、あるいは、試料の背面側に回折して
くる回折X線を測定するいわゆる透過法による測定等の
所望の測定を自由に行うことができる。
第2図及び第3図は、上述の各測定方法におけるX線検
出器11の軌跡を示す線図であり、第2図は前記試料1
4を照射X線Xに対してその入射面かほぼ直交するよう
に配置した場合における透過法(図中左方に位置する線
図)及び反射法(図中右方に位置する線図)による場合
を示しているとともに、第3図は前記試料14を照射X
aXに対してその入射面が前記第2図の場合と異なるよ
うに配置した場合における線図である。なお、第2図及
び第3図において、r2.r3.r4は各場合における
ローランド円を示している。
[発明の効果コ 以上詳述したように、本発明は、従来のX線回折計にお
けるθ・2θの回転機構であるゴニオメータのa構に類
似した機構をベースとし、該ゴニオメータの20回転部
に相当する部分に該ゴニオメータに類似する機構の回転
中心から外方に向かう腕部を設けてこれにX線の検出器
を該腕部に沿って移動可能なように保持するとともに、
前記ゴニオメータに類似するR横の照射X線源に対する
距飛を変えることができるようにし、これによって、比
較的簡単な構成により、従来のX線回折計として用いる
ことができるとともに、他の種々の測定目的にも使用す
ることができるX線回折装置としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるX線回折装置の構成
を示す平面図、第2図及び第3図は第1図に示される装
置によって各種の測定を行った場合のX線検出器11の
軌跡を示す線図である。 1・・・可動台、 4・・・回転試料台、 7・・・腕部、 11・・・X線検出器、 12.13・・・X線照射手段を構成する湾曲モノクロ
メータ及びX線源。 出願人 株式会社マックサイエンス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  試料にX線を照射するX線照射手段と、 このX線照射手段に対する距離を変えることができるよ
    うに移動自在とされた可動台と、 この可動台上にあって前記試料を保持して該試料のX線
    入射面を含む面内に立てられた軸を中心に回転自在に支
    持された試料回転台と、 前記可動台上にあって前記試料回転台の回転軸を中心と
    して前記試料回転台の回転と一定の関係をもって回転自
    在に支持され、かつ、前記回転中心から外方に向かって
    延長された腕部と、 前記腕部上にあって前記試料回転台及び/又は前記腕部
    の回転と一定の関係をもって該腕部の長手方向に移動自
    在に支持されたX線検出手段とを備えたことを特徴とす
    るX線回折装置。
JP63041090A 1988-02-24 1988-02-24 X線回折装置 Expired - Lifetime JP2550382B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016152654A1 (ja) * 2015-03-24 2016-09-29 国立大学法人京都大学 X線回折測定装置及びx線回折測定方法

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JPS5838845A (ja) * 1981-08-31 1983-03-07 Shimadzu Corp 彎曲結晶型x線分光器

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