JPH03273145A - X線回折法およびx線回折装置 - Google Patents

X線回折法およびx線回折装置

Info

Publication number
JPH03273145A
JPH03273145A JP2071870A JP7187090A JPH03273145A JP H03273145 A JPH03273145 A JP H03273145A JP 2071870 A JP2071870 A JP 2071870A JP 7187090 A JP7187090 A JP 7187090A JP H03273145 A JPH03273145 A JP H03273145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
sample
detector
detector support
ray diffraction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2071870A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kobayashi
勇二 小林
Toshikazu Ishio
石尾 壽万
Osamu Hirashima
平嶋 修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rigaku Denki Co Ltd
Rigaku Corp
Original Assignee
Rigaku Denki Co Ltd
Rigaku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rigaku Denki Co Ltd, Rigaku Corp filed Critical Rigaku Denki Co Ltd
Priority to JP2071870A priority Critical patent/JPH03273145A/ja
Publication of JPH03273145A publication Critical patent/JPH03273145A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、カウンタ法によって集中法を実施するX線
回折法およびX線回折装置に関する。
[従来の技術] X線回折法は、X線検出手段によって分類すると、カメ
ラ法(写真法)とカウンタ法(計数法)があり、X線の
発散性によって分類すると平行ビム法と集中法がある。
この発明は、カウンタ法における集中法に関するもので
ある。
カウンタ法における従来の集中法は、X線源を固定して
試料とX線検出器(カウンタ)を1対2の角速度比で回
転させる、いわゆるθ−2θ走査法を利用するのが一般
的である。この場合、試料の回転中心とX線検出器の回
転中心とは一致している。このθ−20走査法では、X
線検出器の回転と同時に試料も回転するので、試料に対
するX線の入射角は変化し、焦点円の半径も変化する。
ところで、試料に対するX線入射角を変化させずに(す
なわち焦点円を固定して)試料のX線回折パターンを測
定したい場合もある。例えば、薄膜試料の回折パターン
を測定する場合がそうであり、この場合、薄膜試料中を
進行するX線の進行距離を長くとるために薄膜試料に対
して非常に低角度でX線を入射させることになる。
このようにX線焦点と試料との相対位置を固定して回折
パターンを測定したい場合には、試料を回転できないの
で、上述のθ−20走査法は使えない。そこで、X線焦
点と試料を固定しても試料の回折パターンが得られる方
法として、ゼーマン・ボーリン法が知られている。この
方法は、X線検出器の回転中心を、試料軸に一致させる
のではなくて、焦点円の中心に一致させている。こうす
ると、X線検出器が回転したときに、受光スリットは常
に焦点円上に来ることになる(X線焦点と試料は静止し
ているので焦点円は変化しない)。
この場合、X線検出器と受光スリットを検出器支持台に
固定しておくと、検出器支持台が回転したときに受光ス
リットとX線検出器が試料の方向を向かなくなるので、
検出器支持台の回転に伴って検出器支持台に対する受光
スリットとX線検出器の取り付は角度を変化させていく
必要がある。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように、ゼーマン・ボーリン法を使用すれば、X
線焦点と試料との相対位置を固定しても試料の回折パタ
ーンが得られるが、ゴニオメータが特殊なものになる。
すなわち、θ〜2θ走査法が可能な通常のゴニオメータ
では検出器支持台が試料を中心として回転するのに対し
て、ゼーマン・ボーリン法のゴニオメータては検出器支
持台は焦点円中心の回りを回転する。したがって、ゼー
マン・ボーリン法を実施するためには、この特殊なゴニ
オメータを準備する必要があった。
この発明の目的は、X線焦点と試料との相対位置を固定
する型式のX線回折法において通常のθ−20走査法の
ゴニオメータを活用できるX線回折法を提供することで
あり、また、そのためのX線回折装置を提供することで
ある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明に係るX線回折
法は以下の特徴を備えている。すなわち、このX線回折
法は、X線焦点と試料との相対位置を固定して、受光ス
リットとX線検出器とを搭載した検出器支持台を試料を
中心として回転させ、受光スリットが常に焦点円上に位
置するように、検出器支持台の回転に伴って受光スリ・
ノドとX線検出器を検出器支持台の回転方向と直交する
方向に移動することを特徴としている。
また、この発明に係るX線回折装置は、試料を中心とし
て回転する検出器支持台と、この検出器支持台に対して
移動可能な移動台とを有し、この移動台に受光スリット
とX線検出器とが取り付けられ、前記移動台が、検出器
支持台の回転方向と直交する方向に移動可能となってい
ることを特徴としている。
移動台が、検出器支持台の回転方向と直交する方向に移
動することにより、受光スリットとX線検出器は、回折
X線に沿って試料に近付く方向および試料から遠ざかる
方向に移動できる。
[作用] 試料のX線回折パターンを測定するには、検出器支持台
を回転させながら、X線検出器と受光スリットを検出器
支持台の回転方向と直角方向に移動して、受光スリット
が常に焦点円上に来るようにする。
検出器支持台は試料を中心として回転するので、この発
明ではθ−2θ走査法のゴニオメータを活用できる。す
なわち、θ−2θ走査法のゴニオメータにおいても検出
器支持台は試料を中心として回転するので、検出器支持
台を兼用できる。θ2θ走査法のゴニオメータを利用し
て、この発明のX線回折法を実施するには、試料台と検
出器支持台を連動させずに試料台を静止しておいて、検
出器支持台の上に移動台を載せて、検出器支持台の回転
に伴って移動台を検出器支持台の回転方向と直角方向に
移動させればよい。受光スリットとX線検出器は移動台
に固定しておく。
[実施例] 次に、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の第1実施例の平面図である。
この実施例は、反射法によって試料のX線回折パターン
を測定する例である。
このX線回折装置は、X線焦点10を有するX線源と、
発散スリット12と、回転可能な試料台(図示せず)と
、試料台の回転中心の回りに回転する検出器支持台20
と、X線検出器30と、受光スリット40と、散乱スリ
ット50を備えている。試料台には試料60を取り付け
て、試料台の回転中心が試料表面を通るようにする。検
出器支持台20には、この検出器支持台20の回転に連
動してこの回転方向と直交方向21に移動可能な移動台
22が搭載されている。この移動台22に、散乱スリッ
ト50、受光スリット40、X線検出器30を固定して
いる。移動台22は、受光スリット40が常に焦点円1
上に来るように検出器支持台20上を直線運動できるよ
うになっている。
次に、このX線回折装置の動作を説明する。
試料60を試料台に取り付け、X線焦点10と試料60
を静止した状態で、X線焦点10から試料60にX線を
照射し、検出器支持台20を回転しながらX線検出器3
0で回折X線強度を測定する。X線焦点10と試料60
は静止しているので、焦点円1は変化しない。検出器支
持台20の回転に伴って、受光スリット40が常に焦点
円1上に来るように移動台22を検出器支持台20上で
直線移動させる。
このX線回折装置は、従来のθ−2θ走査法のゴニオメ
ータを活用している。すなわち、θ−20走査法のゴニ
オメータの検出器支持台20の上に、移動台22を載せ
ている。そして、試料台駆動機構と検出器支持台駆動機
構とを切り離して、検出器支持台20が回転しても試料
台が静止状態を保つようにしている。これにより、従来
のθ−2θ走査法のゴニオメータを活用して本発明のX
線回折法を実施することが可能になる。
第2図はこの発明の第2実施例の平面図であり、第1実
施例と異なるところは、X線入射側に湾曲結晶モノクロ
メータを挿入した点にある。第1図と同一部分について
は同じ符号を付けである。
この実施例では、X線焦点10からのX線を、発散スリ
ット12を通して湾曲結晶モノクロメータ70に入射し
、その回折X線をX線出射スリット14のところで集束
させる。すなわち、第1図のX線焦点10を第2図のモ
ノクロメータ焦点11に置き換えている。湾曲結晶モノ
クロメータ70は、X線焦点10からのX線を単色化す
るためのものである。符号2はモノクロメータ70の焦
点円である。この装置の動作は、第1図の装置と同様で
ある。
第3図はこの発明の第3実施例の平面図であり、第1実
施例と異なるところは、X線入射系に湾曲結晶モノクロ
メータを挿入した点と、透過法を採用した点にある。第
1図および第2図と同一部分については同じ符号を付け
である。
この実施例では、試料60を透過して回折したX線を測
定している。この場合の焦点円1は、湾曲結晶モノクロ
メータ70の焦点80と試料60とによって定まり、こ
の焦点円1上に受光スリット40が来るようになってい
る。
このような透過法では、X線入射側に湾曲結晶モノクロ
メータ70を挿入することは必須である。
これに対して、反射法では、モノクロメータを挿入する
測定法(第2図)と、挿入しない測定法(第1図)とを
選択できる。
[発明の効果コ 以上説明したようにこの発明は、試料を中心とした検出
器支持台の回転と、検出器支持台に対する受光スリット
およびX線検出器の直線移動とを組み合わせることによ
り、X線焦点と試料との相対位置を固定して回折パター
ンを得ることができ、検出器支持台が試料を中心として
回転するため、従来のθ−2θ走査法のゴニオメータを
活用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の平面図、第2図は第2
実施例の平面図、 第3図は第3実施例の平面図である。 1・・・焦点円 10・・・X線焦点 20・・・検出器支持台 22・・・移動台 30・・・X線検出器 40・・・受光スリッ ト 60・・・試料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)X線焦点と試料との相対位置を固定して、受光ス
    リットとX線検出器とを搭載した検出器支持台を試料を
    中心として回転させ、受光スリットが常に焦点円上に位
    置するように、検出器支持台の回転に伴って受光スリッ
    トとX線検出器を検出器支持台の回転方向と直交する方
    向に移動することを特徴とするX線回折法。
  2. (2)試料を中心として回転する検出器支持台と、この
    検出器支持台に対して移動可能な移動台とを有し、この
    移動台に受光スリットとX線検出器とが取り付けられ、
    前記移動台が、検出器支持台の回転方向と直交する方向
    に移動可能となっていることを特徴とするX線回折装置
JP2071870A 1990-03-23 1990-03-23 X線回折法およびx線回折装置 Pending JPH03273145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2071870A JPH03273145A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 X線回折法およびx線回折装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2071870A JPH03273145A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 X線回折法およびx線回折装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03273145A true JPH03273145A (ja) 1991-12-04

Family

ID=13472985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2071870A Pending JPH03273145A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 X線回折法およびx線回折装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03273145A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004294136A (ja) X線回折装置
WO2007034824A1 (ja) 角度測定装置及び方法
JPS6345056B2 (ja)
JPH05264479A (ja) X線分析装置
US3566111A (en) Apparatus for varying the detector slit width in fully focusing x-ray spectrometers
JPH09229879A (ja) X線装置
JPH03273145A (ja) X線回折法およびx線回折装置
JPH01214747A (ja) X線回折装置
JP2000035409A (ja) X線装置及びx線測定方法
GB2228167A (en) X-ray diffractometer
US10444140B1 (en) Theta-theta sample positioning stage with application to sample mapping using reflectometer, spectrophotometer or ellipsometer system
WO2021052463A1 (zh) 检测系统及检测方法
JPH04318433A (ja) ラジオグラフ応力測定装置
JP3098806B2 (ja) X線分光装置およびexafs測定装置
JPH06109668A (ja) X線回折装置のセッティング方法
JP2952284B2 (ja) X線光学系の評価方法
JPH0933700A (ja) X線モノクロメータ及びそれを用いたx線回折装置
SU851211A1 (ru) Рентгеновский дифрактометр по схемезЕЕМАНА-бОлиНА
JP2005017014A (ja) X線回折装置
JPH0254496B2 (ja)
JPH03282240A (ja) X線回折装置
JPH04184155A (ja) 全反射スペクトル測定装置
JP3150167B2 (ja) 非対称x線回折方法
JPH05296945A (ja) X線回折像動的露光装置
JPH05296946A (ja) X線回折装置