JPH01156571A - 血管修復材ならびにその製造方法 - Google Patents
血管修復材ならびにその製造方法Info
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- JPH01156571A JPH01156571A JP62310662A JP31066287A JPH01156571A JP H01156571 A JPH01156571 A JP H01156571A JP 62310662 A JP62310662 A JP 62310662A JP 31066287 A JP31066287 A JP 31066287A JP H01156571 A JPH01156571 A JP H01156571A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M17/00—Producing multi-layer textile fabrics
- D06M17/04—Producing multi-layer textile fabrics by applying synthetic resins as adhesives
- D06M17/06—Polymers of vinyl compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/04—Hollow or tubular parts of organs, e.g. bladders, tracheae, bronchi or bile ducts
- A61F2/06—Blood vessels
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、有孔性や柔軟性、縫合性はそこなわれず、断
端のほつれにくい血管修復材およびその製造方法に関す
る。
端のほつれにくい血管修復材およびその製造方法に関す
る。
〈従来の技術〉
現在、内径５ｍｍ以上の大血管に使用される管状の人工
血管やシート状のパッチなどの血管修復材は、主にポリ
エステル繊維あるいはボリテトラフルオロエチレン繊維
の編織物あるいは延伸加工した多孔質ポリテトラフルオ
ロエチレンより作られている。 このうち、編織物の場
合は、車線維の直径が２０μｍ前後のポリエステル性ｂ
ｕｌｋｙ ｆｉｌａｍｅｎｔ （蛇行性のカーブのつい
た単線維）で紡糸し、この糸を用いて、平織りやニット
編により作られる。
血管やシート状のパッチなどの血管修復材は、主にポリ
エステル繊維あるいはボリテトラフルオロエチレン繊維
の編織物あるいは延伸加工した多孔質ポリテトラフルオ
ロエチレンより作られている。 このうち、編織物の場
合は、車線維の直径が２０μｍ前後のポリエステル性ｂ
ｕｌｋｙ ｆｉｌａｍｅｎｔ （蛇行性のカーブのつい
た単線維）で紡糸し、この糸を用いて、平織りやニット
編により作られる。
一方、人工血管や、血管用バッチは留置部位や患者の状
態により有孔性（透水性）、形状、柔軟性等の異ったも
のを使用することが多く医師がそのつと適当な修復材を
選び、適当な形状に切断して用いるのが通常である。
その際、編織物の糸くずやほつれが切断面で生じ易く、
また、生体との吻合は、この切断面で行うため、充分な
吻合強度が得られず、血液が漏出したり、糸くずにより
、修復部の周囲が汚染される危険があった。
態により有孔性（透水性）、形状、柔軟性等の異ったも
のを使用することが多く医師がそのつと適当な修復材を
選び、適当な形状に切断して用いるのが通常である。
その際、編織物の糸くずやほつれが切断面で生じ易く、
また、生体との吻合は、この切断面で行うため、充分な
吻合強度が得られず、血液が漏出したり、糸くずにより
、修復部の周囲が汚染される危険があった。
また、血管修復材に求められる編織物の特性として、充
分な治癒性と移植初期の漏血防止効果がある。治癒性を
上げるためには透水性を上げなければならないが、透水
性を上げると血液が漏出する危険性が高い。 それ故、
最近は透水性のより低い織物が用いられることが多いが
、織物の場合、編物と比較して、よりほつれや糸くずが
でやすいという欠点もあった。
分な治癒性と移植初期の漏血防止効果がある。治癒性を
上げるためには透水性を上げなければならないが、透水
性を上げると血液が漏出する危険性が高い。 それ故、
最近は透水性のより低い織物が用いられることが多いが
、織物の場合、編物と比較して、よりほつれや糸くずが
でやすいという欠点もあった。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決した有孔
性や柔軟性は失なわず、切断しても、糸くずやほつれの
出ない編織物、その製法およびこの編織物からなる血管
修復シートならびに人工血管を提供することにある。
性や柔軟性は失なわず、切断しても、糸くずやほつれの
出ない編織物、その製法およびこの編織物からなる血管
修復シートならびに人工血管を提供することにある。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は、編物または織物からなり、各県の接点のうち
所定の箇所が接着剤により接着されてなり、かつ各県の
接点を除く空間部には実質的に接着剤が存在せず、適度
な柔軟性ならびに透水性を有することを特徴とする編織
物を提供するものである。
所定の箇所が接着剤により接着されてなり、かつ各県の
接点を除く空間部には実質的に接着剤が存在せず、適度
な柔軟性ならびに透水性を有することを特徴とする編織
物を提供するものである。
本発明は、編物または織物からなり、各県の接点のうち
所定の箇所が接着剤により接着されてなり、かつ各県の
接点を除く空間部には実質的に接着剤が存在せず、適度
な柔軟性ならびに透水性を有する編織物でシート状に構
成されていることを特徴とする血管修復シートを提供す
るものである。
所定の箇所が接着剤により接着されてなり、かつ各県の
接点を除く空間部には実質的に接着剤が存在せず、適度
な柔軟性ならびに透水性を有する編織物でシート状に構
成されていることを特徴とする血管修復シートを提供す
るものである。
本発明は、編物または織物からなり、各県の接点のうち
所定の箇所が接着剤により接着されてなり、かつ各県の
接点を除く空間部には実質的に接着剤が存在せず、適度
な柔軟性ならびに透水性を有する編織物で管状に構成さ
れていることを特徴とする人工血管を提供するものであ
る。
所定の箇所が接着剤により接着されてなり、かつ各県の
接点を除く空間部には実質的に接着剤が存在せず、適度
な柔軟性ならびに透水性を有する編織物で管状に構成さ
れていることを特徴とする人工血管を提供するものであ
る。
本発明は、糸の所定の間隔をおいて、加熱したときに融
解性を示す接着剤を付着させ、こうして得られた糸を編
み、あるいは織ることにより編物または織物を得た後、
前記接着剤を加熱し゛て融解させて各県の接点を接着す
ることを特徴とする編織物の製法を提供するものである
。
解性を示す接着剤を付着させ、こうして得られた糸を編
み、あるいは織ることにより編物または織物を得た後、
前記接着剤を加熱し゛て融解させて各県の接点を接着す
ることを特徴とする編織物の製法を提供するものである
。
〈発明の詳細な説明〉
以下に本発明を更に詳細に説明する。
前述したように、血管修復材としてはシート状のパッチ
あるいは管状の人工血管がある。
あるいは管状の人工血管がある。
これらは一般に有孔性（透水性）や柔軟性を求められて
おり、編織物で構成されている。
おり、編織物で構成されている。
本発明者らは、このような従来及ぼす欠点を解消すべく
研究を重ねた結果、切断しても糸くずやほつれが生じに
＜＜、有孔性（透水性）および柔軟性を兼ね備える編織
物、その製法およびこの編織物よりなる血管修復材を開
発することに成功した。
研究を重ねた結果、切断しても糸くずやほつれが生じに
＜＜、有孔性（透水性）および柔軟性を兼ね備える編織
物、その製法およびこの編織物よりなる血管修復材を開
発することに成功した。
第１図は本発明の編織物の内平織の場合を示す平面図で
ある。ここで編織物とは編物または織物の総称である。
ある。ここで編織物とは編物または織物の総称である。
この織物を代表例として以下の説明を行うが、編物につ
いても同様である。
いても同様である。
第１図に示すように、本発明の織物１は縦糸ｙ＋ （
第１図ではｉ ＝ １〜９ ）および横糸Ｘｉ（第１図
ではｉ＝１〜９）で織られている。
第１図ではｉ ＝ １〜９ ）および横糸Ｘｉ（第１図
ではｉ＝１〜９）で織られている。
そして縦糸と横糸の交点（接点）は各県に所定の間隔で
付着されている加熱溶解性の接着剤２で所定箇所におい
て接着されている。 第 １図に示す織物の部分におい
ては、Ａ （Ｘ２、ｙ３）、Ｂ（ｘ２、ｙ７）、Ｃ（ｘ
６、ｙ３）およびＤ （Ｘａ’ 、ｙ２ ）の接点にお
いて接着されている。
付着されている加熱溶解性の接着剤２で所定箇所におい
て接着されている。 第 １図に示す織物の部分におい
ては、Ａ （Ｘ２、ｙ３）、Ｂ（ｘ２、ｙ７）、Ｃ（ｘ
６、ｙ３）およびＤ （Ｘａ’ 、ｙ２ ）の接点にお
いて接着されている。
いま第１図に示される織物を第２図に示すように切断し
たとする。ここで、接着剤２で織物１の接点が接着され
ていない場合を想定すると、横糸ｘ２は織物布よりはず
れ易く、はつれあるいは糸屑となってしまう。 そして
、横糸ｘ２の織物布からの離脱により、横糸Ｘ、もほつ
れ易くなってしまう。
たとする。ここで、接着剤２で織物１の接点が接着され
ていない場合を想定すると、横糸ｘ２は織物布よりはず
れ易く、はつれあるいは糸屑となってしまう。 そして
、横糸ｘ２の織物布からの離脱により、横糸Ｘ、もほつ
れ易くなってしまう。
これに対し、本発明におけるように接着剤２により接点
Ａにおいて縦糸ｙ３および横糸ｘ２が接着されていると
、横糸ｘ２のほつれは縦糸ｙ、との接着点Ａまでにとど
まり、それ以上はつれは進まない。 それ故横糸Ｘ、の
ほつれも防止される。
Ａにおいて縦糸ｙ３および横糸ｘ２が接着されていると
、横糸ｘ２のほつれは縦糸ｙ、との接着点Ａまでにとど
まり、それ以上はつれは進まない。 それ故横糸Ｘ、の
ほつれも防止される。
一方、はつれの点のみに注目すれば、例えば溶剤に溶か
した接着剤につけこみ、織物弁全体を接着剤にてコート
する方法や、織物布に部分的に接着剤をプリントする方
法等も考えられるが、このような方法では原糸同士を接
着してしまい、また糸同士の接点をほとんど接着してし
まう為、血管修復材として必要な物性である柔軟性をそ
こなってしまい、かつ透水性を小さくしてしまうため良
好な器質化が難しくなる。
した接着剤につけこみ、織物弁全体を接着剤にてコート
する方法や、織物布に部分的に接着剤をプリントする方
法等も考えられるが、このような方法では原糸同士を接
着してしまい、また糸同士の接点をほとんど接着してし
まう為、血管修復材として必要な物性である柔軟性をそ
こなってしまい、かつ透水性を小さくしてしまうため良
好な器質化が難しくなる。
これに対し、本発明の場合は、接着剤による糸同士の接
合点が少いので、柔軟性はほとんどそこなわれない上に
、透水性にもほとんど影響を与えない。
合点が少いので、柔軟性はほとんどそこなわれない上に
、透水性にもほとんど影響を与えない。
また、血管修復材は、密に編織されているために、特に
平織の場合は、隣りあう縦糸同士あるいは横糸同士も接
しているほどである。 それ故、編織後に接着剤を部分
的に塗布する方法では、糸への接着剤のしみ込み等によ
り、多くの糸同士を接着してしまうため、柔軟性がそこ
なわれてしまう。 また、第２図に示す横糸ｘ３の様に
接着されていない糸も出てくるため、はつれ防止の効果
はより少なくなる。
平織の場合は、隣りあう縦糸同士あるいは横糸同士も接
しているほどである。 それ故、編織後に接着剤を部分
的に塗布する方法では、糸への接着剤のしみ込み等によ
り、多くの糸同士を接着してしまうため、柔軟性がそこ
なわれてしまう。 また、第２図に示す横糸ｘ３の様に
接着されていない糸も出てくるため、はつれ防止の効果
はより少なくなる。
本発明の方法では、編織前の糸に所定の間隔をおいて樹
脂を付着させる為平織の場合においても他の糸と接着し
ていない糸をなくすことができ、はつれ防止の効果が大
である。
脂を付着させる為平織の場合においても他の糸と接着し
ていない糸をなくすことができ、はつれ防止の効果が大
である。
本発明において用いられる糸の原材料としては、ポリエ
ステル、ポリテトラフルオロエチレンなどを用いること
ができるが、生体適合性、接着剤とのなじみなどの観点
から、ポリエステルが好適である。
ステル、ポリテトラフルオロエチレンなどを用いること
ができるが、生体適合性、接着剤とのなじみなどの観点
から、ポリエステルが好適である。
また、上記糸に付着せしめる接着剤としては、上記糸の
融点以下の融点を有するものであればいかなるものでも
よいが、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリオレフィン
、ゼラチンなどを代表的に挙げることができる。
融点以下の融点を有するものであればいかなるものでも
よいが、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリオレフィン
、ゼラチンなどを代表的に挙げることができる。
そして、上記糸に対して所定の間隔で上記接着剤を付着
せしめる手段の一例を第３図に示すが、これに限られる
ことはない。
せしめる手段の一例を第３図に示すが、これに限られる
ことはない。
第３図において、スプール１１から巻き出された原糸１
２は、印刷用ドラム１３にて接着剤が付着される。 印
刷用ドラム１３は、回転軸１４のまわりに回転する回転
ドラム１５を有し、このドラム１５は原糸１２を巻回す
るための溝１６を有し、この溝１６には所定の間隔で孔
１７が形成されている。
２は、印刷用ドラム１３にて接着剤が付着される。 印
刷用ドラム１３は、回転軸１４のまわりに回転する回転
ドラム１５を有し、このドラム１５は原糸１２を巻回す
るための溝１６を有し、この溝１６には所定の間隔で孔
１７が形成されている。
この孔１７から接着剤が浸出し、原糸１２上に所定の間
隔で接着剤１８が付着される。
隔で接着剤１８が付着される。
このようにして接着剤１８が付着された処理系１９は乾
燥器２０にて乾燥された後、巻取スプール２１上に巻き
取られる。 このようにして本発明の編織物を得るため
の所定間隔で接着剤を付着せしめた糸が得られる。
燥器２０にて乾燥された後、巻取スプール２１上に巻き
取られる。 このようにして本発明の編織物を得るため
の所定間隔で接着剤を付着せしめた糸が得られる。
本発明の編織物は、第３図に例示するような方法で得ら
れた糸を通常の方法により編みあるいは織ることにより
編物あるいは織物にする。
れた糸を通常の方法により編みあるいは織ることにより
編物あるいは織物にする。
この編織物を加熱処理することにより接着剤のみを融解
させて編織物の縦横糸の交点（接点）を各県に所定の間
隔で付着している接着剤にて接着する。 これにより本
発明の編織物が得られる。
させて編織物の縦横糸の交点（接点）を各県に所定の間
隔で付着している接着剤にて接着する。 これにより本
発明の編織物が得られる。
本発明の編織物は主として、血管修復材トシて用いられ
る。血管修復材はシート状の形態のものがある。 この
シート状のパッチは血管にあいた孔などを修復するため
に所要の寸法に切断して使用される。
る。血管修復材はシート状の形態のものがある。 この
シート状のパッチは血管にあいた孔などを修復するため
に所要の寸法に切断して使用される。
また、血管修復材は前記編織物を管状に編織することも
できる。 この管状編織物は損傷を受けた血管の一部を
代用する人工血管として用いられる。
できる。 この管状編織物は損傷を受けた血管の一部を
代用する人工血管として用いられる。
本発明の編織物は各県の接点付近においてのみ接着剤に
より接着されているだけで、それ以外の糸間の空間部分
には実質的に接着剤が存在していないために、接着剤を
付着させていない糸で作製した編織物に比べて柔軟性を
損っておらず適度な柔軟性を有し、また有孔性すなわち
透水性も十分なものがあり、血管修復材として用いるの
に好適である。
より接着されているだけで、それ以外の糸間の空間部分
には実質的に接着剤が存在していないために、接着剤を
付着させていない糸で作製した編織物に比べて柔軟性を
損っておらず適度な柔軟性を有し、また有孔性すなわち
透水性も十分なものがあり、血管修復材として用いるの
に好適である。
〈実施例〉
以下に本発明を実施例にもとづき具体的に説明する。
（実施例）
第３図に示される回転印刷機により５デニールのポリエ
ステル線維に２ｍｍおきに巾１００μｍにわたって、溶
媒に溶かしたポリウレタンを印刷した。
ステル線維に２ｍｍおきに巾１００μｍにわたって、溶
媒に溶かしたポリウレタンを印刷した。
このようにして作製した糸を平織し、血管用パッチを作
製した後、１８５℃に加熱した。
製した後、１８５℃に加熱した。
作製した血管用パッチは、接着剤を付着させていない糸
により作製したパッチに比べて柔軟性をほとんどそこな
っておらず、またハサミで切断しても糸屑、はつれは、
はとんど生しなかった。 また、透水性は、５％はど減
じたが、この程度の減少は問題とならない。
により作製したパッチに比べて柔軟性をほとんどそこな
っておらず、またハサミで切断しても糸屑、はつれは、
はとんど生しなかった。 また、透水性は、５％はど減
じたが、この程度の減少は問題とならない。
〈発明の効果〉
本発明の編織物は各県の接点付近においてのみ接着剤で
接着されているだけで、それ以外の糸間の空間部分には
実質的に接着剤が存在していないために、接着剤を付着
させていない糸で作製した編織物に比べて柔軟性を損っ
ておらず適当な柔軟性を有し、また、有孔性すなわち透
水性も十分なものがあり、血管修復シートおよび人工血
管のような血管修復材として用いるのに好適である。
接着されているだけで、それ以外の糸間の空間部分には
実質的に接着剤が存在していないために、接着剤を付着
させていない糸で作製した編織物に比べて柔軟性を損っ
ておらず適当な柔軟性を有し、また、有孔性すなわち透
水性も十分なものがあり、血管修復シートおよび人工血
管のような血管修復材として用いるのに好適である。
このような編織物は原糸に所定の間隔で接着剤を付着さ
せ、この糸を編みあるいは織った後、接着剤を加熱溶融
して各県の接点を接着させる方法により簡単かつ安価に
量産することができる。
せ、この糸を編みあるいは織った後、接着剤を加熱溶融
して各県の接点を接着させる方法により簡単かつ安価に
量産することができる。
第１図は本発明の編織物の部分模式図である。
第２図は第１図に示す編織物の一部を切断した状態の模
式図である。 第３図は糸に接着剤を付着させる手段の一例を示す線図
である。 符号の説明 １・・・織物、 ２・・・接着剤、Ｘｉ・
・・横糸、 ｙｌ・・・縦糸、１１・・・
スプール、 １２・・・原糸、１３・・・印刷
用ドラム、 １４・・・回転軸、１５・・・回転ド
ラム、 １６・・・溝、１７・・・孔、
１８・・・接着剤、１９・・・処理系、
２０・・・乾燥器、２１・・・巻取スプール、 Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ・・・接点 ＦＩＧ、１ ＹＩ Ｙ２ Ｙ３ Ｙ４ Ｙ５ Ｙａ Ｙ７ Ｙａ Ｙ
９ＦＩＧ、２
式図である。 第３図は糸に接着剤を付着させる手段の一例を示す線図
である。 符号の説明 １・・・織物、 ２・・・接着剤、Ｘｉ・
・・横糸、 ｙｌ・・・縦糸、１１・・・
スプール、 １２・・・原糸、１３・・・印刷
用ドラム、 １４・・・回転軸、１５・・・回転ド
ラム、 １６・・・溝、１７・・・孔、
１８・・・接着剤、１９・・・処理系、
２０・・・乾燥器、２１・・・巻取スプール、 Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ・・・接点 ＦＩＧ、１ ＹＩ Ｙ２ Ｙ３ Ｙ４ Ｙ５ Ｙａ Ｙ７ Ｙａ Ｙ
９ＦＩＧ、２
Claims (4)
- （１）編物または織物からなり、各糸の接点のうち所定
の箇所が接着剤により接着されてなり、かつ各糸の接点
を除く空間部には実質的に接着剤が存在せず、適度な柔
軟性ならびに透水性を有することを特徴とする編織物。 - （２）編物または織物からなり、各糸の接点のうち所定
の箇所が接着剤により接着されてなり、かつ各糸の接点
を除く空間部には実質的に接着剤が存在せず、適度な柔
軟性ならびに透水性を有する編織物でシート状に構成さ
れていることを特徴とする血管修復シート。 - （３）編物または織物からなり、各糸の接点のうち所定
の箇所が接着剤により接着されてなり、かつ各糸の接点
を除く空間部には実質的に接着剤が存在せず、適度な柔
軟性ならびに透水性を有する編織物で管状に構成されて
いることを特徴とする人工血管。 - （４）糸に所定の間隔をおいて、加熱したときに融解性
を示す接着剤を付着させ、こうして得られた糸を編み、
あるいは織ることにより編物または織物を得た後、前記
接着剤を加熱して融解させて各糸の接点を接着すること
を特徴とする編織物の製法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62310662A JPH01156571A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 血管修復材ならびにその製造方法 |
| AU28085/89A AU620061B2 (en) | 1987-12-08 | 1988-12-01 | Knit or woven textile, process for its production and blood vessel repairing sheet and artificial blood vessel made therefrom |
| EP89900116A EP0390921B1 (en) | 1987-12-08 | 1988-12-01 | Knit or woven textile, process for its production and blood vessel repairing sheet and artificial blood vessel made therefrom |
| DE3854579T DE3854579T2 (de) | 1987-12-08 | 1988-12-01 | Gewirktes oder gewobenes textilmaterial, verfahren zur herstellung und blutgefässreparaturblatt sowie kunstblutgefäss daraus. |
| PCT/JP1988/001217 WO1989005371A1 (en) | 1987-12-08 | 1988-12-01 | Knit or woven textile, process for its production and blood vessel repairing sheet and artificial blood vessel made therefrom |
| AU28085/89A AU2808589A (en) | 1987-12-08 | 1988-12-01 | Knit or woven textile, process for its production and blood vessel repairing sheet and artificial blood vessel made therefrom |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62310662A JPH01156571A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 血管修復材ならびにその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01156571A true JPH01156571A (ja) | 1989-06-20 |
| JPH043982B2 JPH043982B2 (ja) | 1992-01-24 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62310662A Granted JPH01156571A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 血管修復材ならびにその製造方法 |
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| JP (1) | JPH01156571A (ja) |
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| SE9102448D0 (sv) * | 1990-08-28 | 1991-08-26 | Meadox Medicals Inc | Ravel-resistant, self-supporting woven graft |
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| CH686420A5 (de) * | 1991-09-12 | 1996-03-29 | Bucher Guyer Ag Masch | Verfahren zur Herstellung einer,zur Vermeidung von Laufmaschen ausgebildeten Filterhulle eines Drainageelementes. |
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| JPS5524095A (en) * | 1979-07-21 | 1980-02-20 | Hiroshi Matsumoto | Artificial vein and its preparation |
| JPS59218158A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-08 | インタ−バスキユラ−・インコ−ポレ−テツド | 交差組織を有する血管移植片 |
Family Cites Families (5)
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| US3986828A (en) * | 1974-03-05 | 1976-10-19 | Meadox Medicals, Inc. | Polymer fabric compacting process |
| US4191218A (en) * | 1975-05-07 | 1980-03-04 | Albany International Corp. | Fabrics for heart valve and vascular prostheses and methods of fabricating same |
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-
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- 1987-12-08 JP JP62310662A patent/JPH01156571A/ja active Granted
-
1988
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- 1988-12-01 WO PCT/JP1988/001217 patent/WO1989005371A1/ja active IP Right Grant
- 1988-12-01 AU AU28085/89A patent/AU2808589A/en active Granted
- 1988-12-01 EP EP89900116A patent/EP0390921B1/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| DE3854579T2 (de) | 1996-03-21 |
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| AU2808589A (en) | 1989-07-05 |
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |