JPH043020Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH043020Y2 JPH043020Y2 JP1988170864U JP17086488U JPH043020Y2 JP H043020 Y2 JPH043020 Y2 JP H043020Y2 JP 1988170864 U JP1988170864 U JP 1988170864U JP 17086488 U JP17086488 U JP 17086488U JP H043020 Y2 JPH043020 Y2 JP H043020Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- warp
- yarns
- weft
- pile
- base fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、主として化粧室や浴室の水まわり
用マツトに関する。
用マツトに関する。
従来、一般にこの種のマツトは、綿等の天然繊
維糸やポリプロピレン等の合成繊維糸よりなる経
糸と緯糸を平織状に織成すことにより構成された
基布に、所要のパイル糸やカツトパイル糸等を植
設したのち、裏面にラテツクスを塗布せしめるこ
とにより形成するものとされている。
維糸やポリプロピレン等の合成繊維糸よりなる経
糸と緯糸を平織状に織成すことにより構成された
基布に、所要のパイル糸やカツトパイル糸等を植
設したのち、裏面にラテツクスを塗布せしめるこ
とにより形成するものとされている。
ところで、従来のマツトは、単に経糸と緯糸を
構成したにすぎない基布にパイル糸等を植設して
形成したものであるから、その周縁が非常にほつ
れ易く、ひいては、マツトを損傷しやすいものと
なつていた。また、植設したパイル糸等の離脱を
防止するため、必然的にラテツクスを厚く塗布す
る必要があり、コストのアツプを招来せしめるも
のとなつていた。
構成したにすぎない基布にパイル糸等を植設して
形成したものであるから、その周縁が非常にほつ
れ易く、ひいては、マツトを損傷しやすいものと
なつていた。また、植設したパイル糸等の離脱を
防止するため、必然的にラテツクスを厚く塗布す
る必要があり、コストのアツプを招来せしめるも
のとなつていた。
この考案は、従来の問題点を一挙に解決し、周
縁のほつれを確実に防止することが出来るのみな
らず、ラテツクスを殆んど必要とすることなくパ
イル糸等を確実に固定せしめることが出来るマツ
トを提供するにある。
縁のほつれを確実に防止することが出来るのみな
らず、ラテツクスを殆んど必要とすることなくパ
イル糸等を確実に固定せしめることが出来るマツ
トを提供するにある。
即ち、この考案は、経緯糸2,3の少なくとも
一方に熱溶融性高分子被膜5が形成されてなる基
布1にパイル糸6が植設されると共に、所要の加
熱処理により上記被膜5を溶融して経緯糸2,3
およびパイル糸6基端部が一体に融着せしめられ
た構成よりなるものである。
一方に熱溶融性高分子被膜5が形成されてなる基
布1にパイル糸6が植設されると共に、所要の加
熱処理により上記被膜5を溶融して経緯糸2,3
およびパイル糸6基端部が一体に融着せしめられ
た構成よりなるものである。
ラテツクスを殆んど必要とすることなく経緯糸
2,3および植設パイル糸6の基端部を一体に融
着固定することが出来るのみならず、周縁のほつ
れ等を確実に防止することが出来る。
2,3および植設パイル糸6の基端部を一体に融
着固定することが出来るのみならず、周縁のほつ
れ等を確実に防止することが出来る。
以下に、この考案を図面に示す1実施例につい
て説明する。
て説明する。
1はマツトを構成する基布で、該基布1は経糸
2と緯糸3を平織り状に織成することにより形成
されている。そして、上記経糸2はポリプロピレ
ン等の合成繊維製フイラメントにより構成され、
また、緯糸3は第3図に示すように、ポリピレン
等の合成繊維糸4の外周面にポリエチレン等の熱
溶融性高分子被膜5を形成することにより構成さ
れている。6は該基布1に公知の方法により植設
されたパイル糸である。そして、該パイル糸6の
基端部および経緯糸2,3は90℃〜160℃に加熱
処理することにより緯糸3の熱溶融性高分子被膜
5を溶融せしめて一体に溶融固着されている(第
4図参照)。
2と緯糸3を平織り状に織成することにより形成
されている。そして、上記経糸2はポリプロピレ
ン等の合成繊維製フイラメントにより構成され、
また、緯糸3は第3図に示すように、ポリピレン
等の合成繊維糸4の外周面にポリエチレン等の熱
溶融性高分子被膜5を形成することにより構成さ
れている。6は該基布1に公知の方法により植設
されたパイル糸である。そして、該パイル糸6の
基端部および経緯糸2,3は90℃〜160℃に加熱
処理することにより緯糸3の熱溶融性高分子被膜
5を溶融せしめて一体に溶融固着されている(第
4図参照)。
なお、上記実施例において、熱溶融性高分子被
膜5は緯糸3にのみ形成されているが、これに限
定されるものでなく、経糸2にのみ、あるいは両
者に形成せしめてもよいこと勿論である。また、
この考案に係るマツトは、水まわり用の外、カー
ペツト、あるいは人工芝生等にも適用することが
出来るものである。
膜5は緯糸3にのみ形成されているが、これに限
定されるものでなく、経糸2にのみ、あるいは両
者に形成せしめてもよいこと勿論である。また、
この考案に係るマツトは、水まわり用の外、カー
ペツト、あるいは人工芝生等にも適用することが
出来るものである。
この考案によれば以上の次第で、経緯糸2,3
の少なくとも一方に熱溶融性高分子被膜5が形成
されてなる基布1にパイル糸6が植設されると共
に、所要の加熱処理により上記被膜5を溶融して
経緯糸2,3およびパイル糸6基端部が一体に融
着せしめられているから、ラテツクスを殆んど必
要とすることなく経緯糸2,3および植設パイル
糸6の基端部を一体に融着固定することが出来る
のみならず、周縁のほつれ等を確実に防止するこ
とが出来るものであつて、ひいては、マツトを簡
単に、しかも安価に製造することが出来るもので
ある。
の少なくとも一方に熱溶融性高分子被膜5が形成
されてなる基布1にパイル糸6が植設されると共
に、所要の加熱処理により上記被膜5を溶融して
経緯糸2,3およびパイル糸6基端部が一体に融
着せしめられているから、ラテツクスを殆んど必
要とすることなく経緯糸2,3および植設パイル
糸6の基端部を一体に融着固定することが出来る
のみならず、周縁のほつれ等を確実に防止するこ
とが出来るものであつて、ひいては、マツトを簡
単に、しかも安価に製造することが出来るもので
ある。
図面はこの考案の1実施例を示すもので、第1
図は基布1を示す平面図、第2図は同側面図、第
3図は緯糸3を示す拡大斜視図、第4図はこの考
案に係るマツトを示す断面図である。 1……基布、2……経糸、3……緯糸、5……
被膜、6……パイル糸。
図は基布1を示す平面図、第2図は同側面図、第
3図は緯糸3を示す拡大斜視図、第4図はこの考
案に係るマツトを示す断面図である。 1……基布、2……経糸、3……緯糸、5……
被膜、6……パイル糸。
Claims (1)
- 経緯糸2,3の少なくとも一方に熱溶融性高分
子被膜5が形成されてなる基布1にパイル糸6が
植設されると共に、所要の加熱処理により上記被
膜5を溶融して経緯糸2,3およびパイル糸6基
端部が一体に融着せしめられてなることを特徴と
するマツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988170864U JPH043020Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988170864U JPH043020Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0290681U JPH0290681U (ja) | 1990-07-18 |
JPH043020Y2 true JPH043020Y2 (ja) | 1992-01-31 |
Family
ID=31462181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988170864U Expired JPH043020Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH043020Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61146841A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-04 | 日産自動車株式会社 | パイルクロス |
JPS62250243A (ja) * | 1987-04-15 | 1987-10-31 | 平岡織染株式会社 | 通風性シ−ト |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5087272U (ja) * | 1973-12-09 | 1975-07-24 |
-
1988
- 1988-12-27 JP JP1988170864U patent/JPH043020Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61146841A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-04 | 日産自動車株式会社 | パイルクロス |
JPS62250243A (ja) * | 1987-04-15 | 1987-10-31 | 平岡織染株式会社 | 通風性シ−ト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0290681U (ja) | 1990-07-18 |
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