JPH0115637Y2 - - Google Patents

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JPH0115637Y2
JPH0115637Y2 JP12904881U JP12904881U JPH0115637Y2 JP H0115637 Y2 JPH0115637 Y2 JP H0115637Y2 JP 12904881 U JP12904881 U JP 12904881U JP 12904881 U JP12904881 U JP 12904881U JP H0115637 Y2 JPH0115637 Y2 JP H0115637Y2
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pallet
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girder
metal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は簡易に構成可能な金属製平パレツトに
関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般に重量のあるたとえば被包装物の搬送、保
管にはフオークリフトあるいはハンドリフト等の
フオークを容易に差し込むことができる平パレツ
トが使用されている。
この平パレツトとしては従来は木製のものを使
用していたが高価であり、また寿命が比較的短い
欠点があるため、近時安価かつ耐久性にすぐれた
鉄などの金属製平パレツトが使用されるにいたつ
た。一例として、実公昭48−2838号の考案があげ
られる。
この考案は鋼製平パレツトの上面板として台形
の三辺をなすようなコ状形状が連続する形に屈折
形成されてなり、その脚杆として台形の三辺をな
すよう屈折形成された部材を、上面板の凹凸が連
続する方向と直交するように配置されてなるもの
である。しかし、このような従来の鋼製平パレツ
トは、次のような欠点を有している。
上面板を構成するコ状屈折成形体の凹凸部の
幅が大となり、積載物が滑りやすい。
上面板が全面に亘り配置されるため、重量が
嵩み取り扱いが不便である。
上面板の成形に使用する型が大型となり、型
代が高価となる。
〔考案の目的〕
本考案は上記各種の問題点を除去するためなさ
れたもので、同一部材を使用し、軽量でありなが
ら圧縮強度にすぐれ、製造が容易でかつ簡易に得
られる金属製平パレツトを提供することを目的と
する。
〔考案の概要〕
幅方向の断面形状を波形とした金属板体の各長
手方向両端部をL字状に折曲して桁部を形成し、
かつこの桁部の先端に他の金属板体の桁部を接合
して縦部材用および横部材用の環状のパレツト素
材を形成し、これらパレツト素材の複数個の縦部
材用および横部材用の一方を他方に嵌挿し接合し
てなることを特徴とする金属製平パレツトにあ
る。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の詳細を一実施例について第1図
ないし第5図を参照して説明する。1は金属製平
パレツトAの素材となる金属板体で、長方形状に
形成され、その幅方向の断面形状は凹凸部からな
る波形に形成されている。そしてこれら金属板体
1の複数個が用意されている。2,2は桁部で、
たとえば金属板体1を半分に切断した板体1aの
長手方向両端部を所定寸法L字状に折曲して形成
されている。は上記同様に形成した他の金属板
体1bの桁部2′,2′を前記板体1aの桁部2,
2の先端に突合わせて接合部5を形成するように
した環状のパレツト素材である。そしてこれら環
状パレツト素材はたとえば第5図に示すように
6個用意されて金属製平パレツトAの横部材を構
成している。また、は縦部材を構成する環状パ
レツト素材で、金属板体1を長尺のまま、その両
端部を折曲して桁部6,6を形成し、前記同様に
他の金属板体1の桁部6,6と接合部5を形成し
てなるものであるが、この突合わされた桁部6の
全長は前記環状パレツト素材を側方から挿入可
能な寸法に形成することが必要である。
次に環状パレツト素材の組合わせ手順に
ついて述べる。まず第4図の説明図に示すように
環状のパレツト素材を縦部材として並列に配置
し、次に環状のパレツト素材を横部材として図
中の矢示方向に縦部材間に挿嵌し溶接などの手段
により一体に接合すれば全体が枠状に形成されて
本実施例の金属製平パレツトAを構成することが
できる。
〔考案の効果〕
本考案は以上詳述したように断面形状波形とし
た複数個からなる適宜寸法の金属板体の各長手方
向両端部をL字状に折曲して桁部を形成し、かつ
この桁部に他の金属板体の桁部を接合して環状の
パレツト素材を形成するとともに、これらパレツ
ト素材を枠状に組合わせてなる金属製平パレツト
であるから、 1 同形状の金属部材を使用して、これを切断、
折り曲げにより構成されるので、構成部材の製
作が簡易でありすこぶる経済的に得ることがで
きる。
2 部材の平面部同志をスポツト溶接により固定
することが可能であるから確実な強度を得るこ
とができる。
3 同一部材を使用し、切断、折り曲げのみによ
つて縦部材、横部材および桁部を構成している
ので組立時における寸法精度を容易に出すこと
ができる。
4 もつとも機械的外力を受け易い周縁が折り曲
げによつて形成されているので変形しにくい
し、また、被載置物の載置面となる上板や、こ
れに対設する下板上には切断面がないため、も
つとも錆の発生しやすい切断面が被載置物など
に付着してこれを汚すことがなく、また折り曲
げた部分も多少曲率を有しているのですり傷な
どを生じさせることがない。
なお、前記実施例では横部材を縦部材の内側に
挿嵌させたが、逆に縦部材を横部材の内側に挿嵌
する構造であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は金属板体
の斜視図、第2図は桁部を形成した金属板体の斜
視図、第3図は環状パレツト素材の接合時の斜視
図、第4図は組合わせの説明図、第5図は金属製
平パレツトの完成状態を示す斜視図である。 A……金属製平パレツト、1……金属板体、
2,6……桁部、……環状パレツト素材、
5……接合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅方向の断面形状を波形とした金属板体の各長
    手方向両端部をL字状に折曲して桁部を形成し、
    かつこの桁部の先端に他の金属板体の桁部を接合
    して縦部材用および横部材用の環状のパレツト素
    材を形成し、これらパレツト素材の複数個の縦部
    材用および横部材用の一方を他方に嵌挿し接合し
    てなることを特徴とする金属製平パレツト。
JP12904881U 1981-08-31 1981-08-31 金属製平パレツト Granted JPS5836227U (ja)

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JP12904881U JPS5836227U (ja) 1981-08-31 1981-08-31 金属製平パレツト

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JP12904881U JPS5836227U (ja) 1981-08-31 1981-08-31 金属製平パレツト

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Publication Number Publication Date
JPS5836227U JPS5836227U (ja) 1983-03-09
JPH0115637Y2 true JPH0115637Y2 (ja) 1989-05-10

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JP12904881U Granted JPS5836227U (ja) 1981-08-31 1981-08-31 金属製平パレツト

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JP4625174B2 (ja) * 2000-11-17 2011-02-02 有限会社福島製凾所 パレット
JP3594926B2 (ja) * 2001-11-28 2004-12-02 山橋工業株式会社 運搬用パレット
JP6294452B1 (ja) * 2016-12-27 2018-03-14 石井産業株式会社 金属製パレット、及び金属製パレットの製造方法

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JPS5836227U (ja) 1983-03-09

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