JPH0228321Y2 - - Google Patents

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JPH0228321Y2
JPH0228321Y2 JP16744086U JP16744086U JPH0228321Y2 JP H0228321 Y2 JPH0228321 Y2 JP H0228321Y2 JP 16744086 U JP16744086 U JP 16744086U JP 16744086 U JP16744086 U JP 16744086U JP H0228321 Y2 JPH0228321 Y2 JP H0228321Y2
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JP
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frame assembly
joint protrusion
protrusion
assembly member
pin hole
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JP16744086U
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、茶室等に設定される炉に対して、
当該炉の上縁部分に取り付けて使用する炉縁の構
造に関するものである。
(b) 従来の技術およびその問題点 周知のように、茶立てを行う場所には、湯を沸
かすための矩形状の炉が設けてあり、当該炉の上
縁部分に炉縁部材が取り付けられるようになつて
いる。この炉縁部分は、装飾的にも装飾性の高い
構造物として堤供されるものである。従来、この
種の炉縁部材は、炉の大きさに合わせて矩形状に
固定形成した枠状形態のものであるので、包装あ
るいは保管時に不便なものであり、取扱いに際し
てその都度装飾性の劣化を招くという欠点を有し
ていた。
(c) 本考案の技術的課題 そこで、この考案は、きわめけ簡単な操作で組
立および分解が可能で、包装あるいは保管時のコ
ンパクト化を図り、取扱いの便を図つてなる組立
式炉縁を提供することにある。
さらに、この考案は、共通する同一形状の棒状
体でなる4本の枠組立部材の組み合せによつて構
成される、簡単な構造で、かつ製作コストの低い
組立式炉縁を提供することにある。
(d) 本考案の技術的手段 この考案は、上述する目的を達成するにあたつ
て具体的には、両端に設けた接合部を介して互い
に接合することによつて矩形の枠体を形成する4
本の枠組立部材からなり、前記各枠組立部材は、
長さL、高さH、幅Wの同一形状の棒状体でな
り、一端側に一方の側面に向けて深さ寸法H/2
で切り欠かれた接合突出部を有し、他端側に他方
の側面に向けて深さ寸法H/2で切り欠かれた接
合突出部を有し、前記接合突出部のうち一端側に
設けた接合突出部の切り欠き側面に高さ方向に延
びるピン孔を設け、他端側に設けた接合突出部の
切り欠き側面に前記ピン孔に嵌り合うピンを設け
てなる組立式炉縁である。
(e) 本考案の実施例 以下、この考案になる組立炉縁について、図面
に示す具体的な実施例にもとづいて詳細に説明す
る。
第1図は、この考案になる組立式炉縁の組立て
られた状態を斜視図で示す。この考案になる組立
炉縁1は、第2図に斜視図で示すような枠組立部
材2の組み合せによつて形成される。前記枠組立
部材2は、長さL、高さH、幅Wの同一形状の棒
状体からなつている。前記枠組立部材2の一端側
3には、一方の側面4に向けて深さ寸法H/2で
切り欠かれた接合突出部5が設けてある。さら
に、前記枠組立部材2の他端側6には、他方の側
面7に向けて深さ寸法H/2で切り欠かれた接合
突出部8が設けてある。一側において、前記接合
突出部5および8は、高さ寸法H/2、幅寸法
W1(W1=W−α、ただしαは幅方向の切り欠き
量)、および行き寸法(長さ方向の寸法)W1に形
成される。前記接合突出部5および8の幅寸法
は、枠組立部材2の幅寸法Wのままであつてもよ
く、その場合には、行き寸法も寸法Wに形成され
る。前記枠組立部材2における一方の接合突出部
5に対して、その切り欠き側面9の中央部分に、
高さ方向に延びるピン孔10が設けてある。前記
枠組立部材2における他方の接合突出部8に対し
て、その切り欠き側面11の中央部分に、高さ方
向に延び、前記ピン孔10に対して嵌り合う関係
にあるピン12が設けてある。前記枠組立部材2
の内側上縁に沿つて、平面寸法αの面取り13が
設けてあり、前記面取り13に連続して、両端側
における切り欠きの行き端面14,15の内側縁
に沿つて、平面寸法αの面取り16,17が設け
てある。一方、前記枠組立部材2は、全体的に、
たとえば朱塗あるいは黒塗に塗り処理されてい
て、さらに、面4および内側面18に対して、蒔
絵様の図柄模様があらわされている。
以上の構成になるこの考案の組立式炉縁によれ
ば、一つの枠組立部材におけるピン孔10を備え
た接合突出部5に対して、他の枠組立部材2にお
けるピン12を備えた接合突出部8を互いに90゜
の角度で交差係合させ、ピン孔10内にピン12
を嵌め合せながら反時計方向に組み合せていくこ
とにより、正矩形の炉縁を形成できるようになつ
ている。
(f) 本考案の効果 以上の構成になる組立式炉縁は、4本の同一形
状の枠組立部材によつて構成されるものであつ
て、工場サイドにおける製造に際して、多量生産
に適合し、経済的に有利な利点を有する。一方、
使用者サイドにおいては、簡単な操作での組立・
分解が可能である点、包装、持運びおよび保管等
の取扱いが好便である点等の利点を有し、この種
の炉縁としてきわめて実効の高いものであるとい
える。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案になる組立式炉縁の組立状
態を示す斜視図、第2図は、枠組立部材の一例を
示す斜視図、第3図A,BおよびCは、枠組立部
材の平面図、正面図および側面図である。 1……組立式炉縁、2……枠組立部材、3……
枠組立部材の一端、4……枠組立部材の一側面、
5……一方の接合突出部、6……枠組立部材の他
端、7……枠組立部材の他側面、8……他方の接
合突出部、10……ピン孔、12……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に設けた接合部を介して互いに接合するこ
    とによつて矩形の枠体を形成する4本の枠組立部
    材からなり、前記各枠組立部材は、長さL、高さ
    H、幅Wの同一形状の棒状体でなり、一端側に一
    方の側面に向けて深さ寸法H/2で切り欠かれた
    接合突出部を有し、他端側に他方の側面に向けて
    深さ寸法H/2で切り欠かれた接合突出部を有
    し、前記接合突出部のうち一端側に設けた接合突
    出部の切り欠き側面に高さ方向に延びるピン孔を
    設け、他端側に設けた接合突出部の切り欠き側面
    に前記ピン孔に嵌り合うピンを設けたことを特徴
    とする組立式炉縁。
JP16744086U 1986-10-28 1986-10-28 Expired JPH0228321Y2 (ja)

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JP16744086U JPH0228321Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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JPS6372401U JPS6372401U (ja) 1988-05-14
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