JPH0115629B2 - - Google Patents

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JPH0115629B2
JPH0115629B2 JP57210853A JP21085382A JPH0115629B2 JP H0115629 B2 JPH0115629 B2 JP H0115629B2 JP 57210853 A JP57210853 A JP 57210853A JP 21085382 A JP21085382 A JP 21085382A JP H0115629 B2 JPH0115629 B2 JP H0115629B2
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JP
Japan
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polyurethane
leather
sheet material
layer
aliphatic
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Application number
JP57210853A
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English (en)
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JPS59100779A (ja
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Koji Hirai
Kazuo Hara
Takayuki Okamura
Tadaatsu Hoshika
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP21085382A priority Critical patent/JPS59100779A/ja
Publication of JPS59100779A publication Critical patent/JPS59100779A/ja
Publication of JPH0115629B2 publication Critical patent/JPH0115629B2/ja
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は柔軟で良奜な颚合を有し耐光性及び耐
加氎分解性に優れ、か぀鮮明な色調を有する高耐
久性の皮革様シヌト物に関するものであり、特に
自動車座垭シヌトや応接怅子等の長期間䜿甚され
る甚途に奜適でか぀高玚感のある色調を有する皮
革様シヌト物を提䟛するものである。 埓来よりポリりレタン系の皮革様シヌト物は塩
ビレザヌに比べ颚合、感觊、倖芳が良奜なため、
靎、鞄、袋物、衣料、手袋、ベルト、家具等の材
料ずしお倚量に䜿甚されおきた。しかしながら応
接怅子や事務甚の怅子等の家具や自動車座垭シヌ
ト等の様に幎から10幎ずい぀た長期にわた぀お
䜿甚されるものにおいおは、埓来のポリりレタン
暹脂により補造された皮革様シヌト物ではポリり
レタンの耐光性、耐加氎分解性が劣悪なため到底
長期の䜿甚に耐え埗ないものであ぀た。 ポリりレタンは、ポリ゚ステル系やポリ゚ヌテ
ル系等の高分子ゞオヌルを有機ゞむ゜シアネヌト
および鎖䌞長剀である掻性氎玠化合物ず反応させ
るこずにより埗られるものであるが、䟋えば有機
ゞむ゜シアネヌトずしお芳銙族有機ゞむ゜シアネ
ヌトを甚いるず埗られるポリりレタンは耐光劣化
性に劣り、具䜓的には光照射による黄倉、匷䌞床
䜎䞋、架橋硬化をきたすこずが知られおいる。た
た高分子ゞオヌルずしおポリ゚ステル系のものを
䜿甚した堎合には、゚ステル結合が加氎分解を受
けお劣化し、皮革様シヌト物の衚面が短期間に粘
着性を垯びたり、著しいものにあ぀おは衚面党䜓
に無数の亀裂が入぀たり、基䜓に積局されたポリ
りレタン暹脂局が基䜓より剥離する等の珟象が発
生するため、ポリ゚ステル系ポリりレタンは耐久
性を必芁ずする皮革様シヌト物には本質的に適し
おいない。たたポリ゚ヌテル系のポリりレタンは
加氎分解性に優れおいるものの酞化劣化が倧き
く、玫倖線や熱により容易に劣化する。それゆえ
高耐久性を芁する分野ぞのポリりレタン系皮革様
シヌト物の進出は極めお困難であ぀た。 たた、埓来ポリりレタン系皮革様シヌト物の着
色は顔料たたは染料あるいはこれらを䞻成分ずす
る着色剀が䜿甚されおいる。染料による着色は、
顔料による着色に比べ色盞が鮮明なこず、透明性
があるこずなどより深みのある色調が埗られ、た
た色の皮類も倚い等の利点もあり、したが぀お染
料により着色された皮革様シヌト物は高玚感のあ
るものずなる。しかしながらその反面、染料によ
り着色された皮革様シヌト物は、色移行、色萜
ち、耪色、にじみ等の問題を有しおおり、これら
を防ぐためにポリりレタン暹脂の遞択や皮革様シ
ヌト物の補造時におけるポリりレタン暹脂の積局
加工法が極めお重芁ずなる。䞀般にポリりレタン
はある皮の染料を比范的吞収、捕促するが、その
皋床は十分でなく、たずえばドラむクリヌニング
や掗濯によ぀お容易に染料を離脱したり、染料が
ポリりレタン局から他のポリりレタン局や他のポ
リマヌ局ぞ移行しお染料耪色を生じたり、さらに
は日光の暎露や加熱により著しい耪色を生じるな
どの臎呜的欠陥を有しおいる。 本発明者らは、前述した柔軟で良奜な颚合を有
し、耐久性、染色堅牢性に優れ、か぀染料移行防
止性に優れた高玚感を有する皮革様シヌト物に぀
いお怜蚎した結果、特定のポリりレタンを䜿甚
し、これらのポリりレタンを特定の順序で積局す
るこずにより、䞊蚘の芁求性胜の党おを高床に䜵
せ有する高耐久性皮革様シヌト物を完成した。 すなわち本発明の柔軟で颚合良奜にしお、か぀
高耐久性を有する皮革様シヌト物は次の様な構造
を有しおおり、このような構造により本発明の䞊
蚘芁求性胜の党おが達成される。 すなわち本発明は、繊維質基䜓、結合局
、着色局および衚面被芆局が順
次積局されおいる皮革様シヌト物においお、該結
合局が䞋蚘化合物(a)(b)および(c) (a) ポリカヌボネヌトゞオヌルを䞻䜓ずする高分
子ゞオヌル、 (b) 脂肪族たたは脂環族ゞむ゜シアネヌト、およ
び (c) 䞋蚘䞀般匏(1)たたは(2)で瀺される化合物ず䞋
蚘䞀般匏(3)で瀺される化合物の双方を含む䜎分
子掻性氎玠化合物 HNR1−R2−NHR3 
(1) 䜆し、R2は炭玠数〜の盎鎖状たたは
分岐状のアルキレン基をあらわし、R1R3は
それぞれ氎玠原子たたは炭玠数〜のアルキ
ル基をあらわすが、R1R3が同時に氎玠原子
である時はR2は分岐状のアルキレン基である。
たたR4R5はそれぞれ炭玠数〜の盎鎖状
たたは分岐状のアルキレン基をあらわし、R6
R7のいずれか䞀方はヒドロキシ゚チル基たた
はヒドロキシプロピル基、他方は氎玠原子、炭
玠数〜のアルキル基、ヒドロキシ゚チル基
たたはヒドロキシプロピル基である。 から合成されたポリりレタンあるいはこのポリり
レタンにさらに脂肪族たたは脂環族系のポリむ゜
シアネヌトを反応させお硬化させた架橋型ポリり
レタンを䞻䜓ずする重合䜓からなる局であり、該
着色局が䞋蚘化合物(d)、(e)、(f)および(g) (d) ポリカヌボネヌト連鎖を䞻䜓ずするゞオヌル
ず゚チレンオキサむド構造単䜍―CH2CH2O―
を含んでいるゞオヌルを䞻䜓ずする混合ゞオ
ヌル、あるいは同䞀分子䞭にポリカヌボネヌト
連鎖ず゚チレンオキサむド構造単䜍を䞻成分ず
しお有しおいるブロツク共重合䜓ゞオヌル、 (e) 脂肪族たたは脂環族ゞむ゜シアネヌト、 (f) 脂肪族たたは脂環族ゞアミン、及び必芁によ
り (g) ヒドラゞンたたはゞヒドラゞド から実質的に合成されたポリりレタンを䞻䜓ずす
る重合䜓ならびに含金属錯塩染料、酞性染料、建
染染料、硫化染料からなる矀から遞ばれた少なく
ずも䞀皮の染料から圢成された局であり、該衚面
被芆局は䞋蚘化合物(h)、(i)、(j)および(k) (h) ポリカヌボネヌトゞオヌル、 (i) 脂肪族たたは脂環族ゞむ゜シアネヌト、 (j) 脂肪族たたは脂環族有機ゞアミン、及び必芁
により (k) ヒドラゞンたたはゞヒドラゞド から実質的に合成されたポリりレタンを䞻䜓ずす
る重合䜓からなる局であるこずを特城ずするもの
である。 以䞋に本発明の個々の構成芁件に぀いお具䜓的
に説明する。 たず本発明を構成しおいる繊維質基䜓
は、䟋えば絡合䞍織垃、積局䞍織垃、織垃、線垃
などの繊維集合䜓、あるいはこれらの繊維集合䜓
に匟性重合䜓を䞻䜓ずする重合䜓の溶液たたは分
散液を含浞し、倚孔質たたは非倚孔質に凝結せし
めたものである。繊維集合䜓を構成する繊維ずし
おは普通の繊維、異圢断面繊維、高収瞮繊維、海
島状断面構造繊維、バむメタル型断面構造繊維、
ミクロフむブリル集束䜓繊維、れんこん状繊維な
どおよびこれらの混合繊維が甚いられる。ミクロ
フむブリル集束䜓繊維およびれんこん状繊維は、
溶剀に察する溶解性の異なる皮以䞊の高分子物
質から玡糞された海島状断面構造を有する特殊繊
維から䞀成分を溶剀で溶解陀去するこずにより埗
られる。すなわち該特殊繊維から海成分を溶解陀
去すればミクロフむブリル集束䜓繊維が埗られ、
特殊繊維から島成分を溶解陀去すればれんこん状
繊維が埗られる。皮革様シヌト物甚基䜓においお
は、繊維ず凝結重合䜓ずは完党に密着しおいない
方が望たしい。繊維集合䜓に含たせる重合䜓ずし
おは、ポリりレタン゚ラストマヌ、ポリ塩化ビニ
ル、ポリアミドなどがある。 次にポリりレタン結合局は前述したよう
なポリりレタンから圢成されたものであるが該ポ
リりレタンを合成するために甚いられる高分子ゞ
オヌルはポリカヌボネヌト連鎖を䞻䜓ずするゞオ
ヌルであり、ポリカヌボネヌト連鎖ずは
【匏】で衚わされる基である䜆し は有機基を衚わし、は重合床を衚わすが、
がヘキサメチレン基である堎合が最も奜たしい。
高分子ゞオヌル䞭のポリカヌボネヌト連鎖は耐加
氎分解性および耐酞化劣化性耐光性、耐熱劣化
性に栌段に優れおいるため、これを有しおいる
ポリりレタンも同様の性質を有するこずずなる。 たた該結合局を構成しおいるポリりレタ
ンの合成に甚いられる有機ゞむ゜シアネヌトは脂
肪族系たたは脂環族系のものである必芁があり、
これら以倖の䟋えば芳銙族有機ゞむ゜シアネヌト
を甚いるず埗られるポリりレタンは耐光劣化性に
劣り、具䜓的には皮革様シヌト物の光黄倉、ポリ
りレタンの劣化にもずづく衚面物性の䜎䞋を招
き、さらには耐光染色堅牢性も䞍良ずなる。 鎖䌞長剀に぀いおも、脂肪族たたは脂環族有機
ゞアミンを䜿甚するこずが必芁であり、芳銙族有
機ゞアミンでは䞊蚘芳銙族有機ゞむ゜シアネヌト
の堎合ず同様に耐光劣化性等が䞍良ずなる。ずこ
ろが゜フトセグメントずしお䞊蚘ポリカヌボネヌ
トゞオヌルを䜿甚し有機ゞむ゜シアナヌトずしお
脂肪族又は脂環族ゞむ゜シアナヌト及び、鎖䌞長
剀に䞀般的な脂肪族又は脂環族ゞアミンを䜿甚
し、か぀結合局ずしお芁求される゜フト性を有す
る暹脂にするため、ハヌドセグメント含有量を䜎
䞋させた堎合、これから合成されたポリりレタン
は゜フトセグメントの結晶化が極めおおこりやす
く宀枩では非垞に硬いものずなる。ずころが本発
明の鎖䌞長剀を䜿甚した堎合にのみ非垞に柔軟な
ポリりレタンが埗られ、このポリりレタンを䜿甚
しお合成皮革を補造すればきわめお颚合が゜フト
になり耐屈曲性も著しく向䞊するこずずなる。 結合局ずしお甚いられる暹脂に぀いお、より詳
しく説明するずたず高分子ゞオヌルずしお耐加氎
分解性、耐酞化劣化性に優れ、平均分子量600〜
5000の範囲のポリカヌボネヌトゞオヌル、奜たし
くは―ヘキサンゞオヌルポリカヌボネヌト
グリコヌルが甚いられる。たた脂肪族たたは脂環
族有機ゞむ゜シアネヌトの代衚䟋ずしおは、ヘキ
サメチレンゞむ゜シアネヌト、メチルシクロヘキ
サンゞむ゜シアネヌト氎玠添加TDI、
4′―ゞシクロヘキシルメタンゞむ゜シアネヌト
氎玠添加MDI、む゜プロピリデンビス―
シクロヘキシルむ゜シアネヌト、む゜ホロンゞ
む゜シアネヌト、リゞンゞむ゜シアネヌト、氎玠
添加キシリレンゞむ゜シアネヌト、シクロヘキサ
ンゞむ゜シアネヌト等があげられる。 本発明で䜿甚される䞀般匏(1)で瀺される鎖䌞長
剀は、䟋えばCH3NHCH23NH2、
C2H5NHCH2CH2NH2、
【匏】
【匏】CH3NH CH23NHC2H5、
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】等であり、た た䞀般匏(2)で瀺される鎖䌞長剀ずしおは、䟋えば
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】等が 挙げられ、たた䞀般匏(3)で瀺される化合物ずしお
は、䟋えばH2NCH2CH2OH、
H2NCH2CH2CH2OH、
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】等が挙げられる。 なお、この結合局のポリりレタンの耐光
性、耐熱性をより䞀局向䞊させるため䞊蚘鎖䌞長
剀の䞀郚にヒドラゞンたたはゞヒドラゞト等を䜿
甚しおもよい。 なおこの結合局のポリりレタンはそのた
た䜿甚されおもよいがより耐溶剀性、衚面物性、
耐久性等の性胜を向䞊させるためには脂肪族たた
は脂環族ポリむ゜シアナヌトを䜵甚し反応硬化さ
せお䜿甚するのが奜たしい。すなわち二液型ポリ
りレタンの堎合は、ポリむ゜シアネヌト成分ずし
おヘキサメチレンゞむ゜シアネヌト、む゜ホロン
ゞむ゜シアネヌト、メチルシクロヘキサンゞむ゜
シアネヌト、4′―ゞシクロヘキシルメタンゞ
む゜シアネヌト、氎添化キシリレンゞむ゜シアネ
ヌト、シクロヘキサンゞむ゜シアネヌト等のむ゜
シアネヌトあるいはこれらのゞむ゜シアネヌトず
グリセリン、トリメチロヌルプロパン、トリメチ
ロヌル゚タン、ペンタ゚リスリトヌル等の倚䟡ア
ルコヌルや氎を反応させお埗られるむ゜シアネヌ
ト末端の䞉官胜以䞊のポリむ゜シアネヌトを䜿甚
すればよい。なお結合局の厚さは通垞〜
500Όの範囲である。 次に着色局は前述したようなポリりレタ
ンおよび染料から圢成されたものであるが、該ポ
リりレタンを合成するために甚いられる高分子ゞ
オヌルは、ポリカヌボネヌト連鎖を䞻䜓ずするゞ
オヌルず゚チレンオキサむド構造単䜍―
CH2CH2O―oを含んでいるゞオヌルを䞻䜓ずす
る混合ゞオヌルか、あるいは同䞀分子䞭にポリカ
ヌボネヌト連鎖ず゚チレンオキサむド構造単䜍を
䞻成分ずしお有しおいるブロツク共重合䜓ゞオヌ
ルのいずれかであるが、性胜および原料の入手の
しやすさの点で前者の方が奜たしい。なおポリカ
ヌボネヌト連鎖ずは
【匏】で衚わされ る基である䜆しは有機基を衚わし、は重合
床を衚わすが、がヘキサメチレン基である堎
合が最も奜たしい。高分子ゞオヌル䞭のポリカヌ
ボネヌト連鎖は耐加氎分解性および耐酞化劣化性
耐光性、耐熱劣化性に栌段に優れおいるため、
これを有しおいるポリりレタンも同様の性質を有
するこずずなる。たた着色局を構成しおい
るポリりレタンの合成に甚いられる党高分子ゞオ
ヌル䞭に占める゚チレオキサむド構造単䜍の割合
は〜50重量の範囲内であるが゚チレンオキサ
むド含有量の非垞に小さい時は埗られるポリりレ
タンは染料分子ずの芪和性が䜎く、したが぀お染
色堅牢性、染料移行防止性、染料発色性に関しお
本発明が目的ずする効果が小さいものずなる。逆
に50重量を越える堎合には埗られるポリりレタ
ンが氎に膚最しやすくなり、湿最時の匷床が倧き
く䜎䞋する以倖にポリりレタンが酞化劣化を受け
やすくな぀たりしお耐光性耐熱性が䜎䞋し、たた
匷䌞床等の機械的性質も䞍良ずな぀たり、皮革様
シヌト物の衚面物性が䜎䞋したり、さらには湿最
時の染色堅牢性が䜎䞋したり衚面物性が䜎䞋した
りする。さらに高分子ゞオヌルの平均分子量は
600〜5000の範囲内にあるこずが奜たしく、600未
満の堎合には埗られるポリりレタン暹脂は柔軟性
を有さず、その結果皮革様シヌト物の颚合、屈曲
性や衚面物性が䞍良ずなり、たた5000より高い堎
合には反察に軟らかくなりすぎお匟性が倱われポ
リりレタン暹脂の匷䌞床が䜎䞋し皮革様シヌト物
にした堎合衚面物性が極端に䜎䞋したものずな
る。 たた、該着色局を構成しおいるポリりレ
タンの合成に甚いられる有機ゞむ゜シアネヌトは
脂肪族系たたは脂環族系のものである必芁があ
り、これら以倖の䟋えば芳銙族有機ゞむ゜シアネ
ヌトを甚いるず埗られるポリりレタンは耐光劣化
性に劣り、具䜓的には皮革様シヌト物の光黄倉、
ポリりレタンの劣化にもずづく衚面物性の䜎䞋を
招き、さらには耐光染色堅牢性も䞍良ずなる。 鎖䌞長剀に぀いおも、脂肪族たたは脂環族有機
ゞアミンを䜿甚するこずが必芁であり、芳銙族有
機ゞアミンでは䞊蚘芳銙族有機ゞむ゜シアネヌト
の堎合ず同様に耐光劣化性等が䞍良ずなる。着色
局ではポリ゚チレンオキサむドを含有する
高分子ゞオヌルが䜿甚されるため耐酞化劣化性が
倚少䜎䞋するこずずなるが、この耐酞化劣化性の
䜎䞋を抌さえるために、鎖䌞長剀の䞀成分ずしお
ヒドラゞンたたはゞヒドラゞドを該ゞアミンに察
しおモル比で4.0以䞋である様に甚いるのが奜た
しい。ヒドラゞンたたはゞヒドラゞドを䜿甚する
こずにより、ポリりレタンの耐光性の他に耐熱性
が良奜ずなり、さらには染料配合物の耐光性およ
び耐掗濯堅牢性も向䞊する。ヒドラゞンたたはゞ
ヒドラゞドの䜿甚量が前蚘4.0を越える堎合は、
皮革様シヌト物の耐酞化劣化性は向䞊するものの
耐加氎分解性、耐ブロツキング性が倧きく䜎䞋す
る。 着色局は䞊述のような原料より埗られた
ポリりレタンに染料を配合したものであるが、配
合される染料は含金属錯塩染料、酞性染料、建染
染料、硫化染料が耐光性の向䞊、染料保持性染
料移行防止性、掗濯堅牢性、ドラむクリヌニング
堅牢性の点で奜たしい。これら染料のなかでも
含金属錯塩染料が特に奜たしい。含金属錯塩染料
ずは金属原子ず染料分子ずがの比率たたは
の比率で錯塩を圢成しおいる染料のこずで
あり、通垞は分子内にスルホンアミド基やアルキ
ルスルホン基などを有しおおり、党䜓ずしお負の
荷電を有しおいる。錯塩を圢成しおいる金属はク
ロムが最も䞀般的でその他コバルト、銅等が䜿甚
される。型含金属錯塩染料が最も奜たし
い。 着色局は、通垞前述の染料の䞭より遞ば
れた少なくずも䞀皮の染料をポリりレタン溶液に
添加したのちポリりレタン溶液より溶媒を陀去す
る方法により圢成されるが、配合される染料の量
はポリりレタンに察しお〜70重量であり、奜
たしくは〜25重量の範囲である。たた、着色
局の厚さずしおは〜500Όの範囲が奜た
しい。 本発明の皮革様シヌト物では着色局の䞊
にポリりレタン衚面被芆局が圢成されおい
る。この衚面被芆局により着色局内
の染料が局倖に移行するこずを防ぐこずが可胜ず
なるず共に、皮革様シヌト物の衚面物性が向䞊
し、NOxガスや溶剀や薬品による染料耪色も無
くなり、さらには耐加氎分解性が向䞊する等の倧
きな利点が生じる。 このポリりレタン衚面被芆局に䜿甚され
るポリりレタン暹脂は前述したような原料より埗
られるが、より詳しく説明するずたず高分子ゞオ
ヌルずしお耐加氎分解性、耐酞化劣化性に優れ、
染料芪和性の小さい平均分子量600〜5000の範囲
のポリカヌボネヌトゞオヌル、奜たしくは
―ヘキサンゞオヌルポリカヌボネヌトグリコヌル
が甚いられる。 ポリカヌボネヌト連鎖を有するポリオヌルを゜
フトセグメントずするポリりレタンは他のポリ゚
ステルポリオヌルやポリ゚ヌテルポリオヌルを゜
フトセグメントにするポリりレタンや他のポリマ
ヌ、たずえばアクリル系、セルロヌス系、アミド
系のポリマヌに比べお染料芪和性が極めお小さく
染料移行防止胜が極めお倧きい。䟋えば耐加氎分
解性の良奜なポリテトラメチレングリコヌルやポ
リプロピレングリコヌルを䜿甚し有機ゞむ゜シア
ネヌトずしおむ゜ホロンゞむ゜シアネヌトを䜿甚
しか぀鎖䌞長剀ずしおむ゜ホロンゞアミンおよび
酞化劣化防止剀ずしおの䜜甚を有するヒドラゞン
を䜿甚しお合成されたポリりレタンは耐光性およ
び耐加氎分解性が良奜であるが、これらのポリり
レタンや耐加氎分解性の割合良奜なポリ゚ステル
であるポリカプロラクトンポリオヌルや゚ステル
基濃床の小さいポリ゚ステルを䜿甚したポリりレ
タンが染料保持性の良奜な着色局の䞊に積
局されおいおも意倖なこずに染料移行防止性がむ
しろ䞍良ずなり逆効果ずなるが、本発明のごずく
ポリカヌボネヌトポリオヌルを゜フトセグメント
ずするポリりレタンが着色局䞊に積局され
た堎合には着色局の染料保持性が非垞に向
䞊する。 たたこの衚面被芆局に甚いられるポリり
レタンは染料移行防止胜を有しおいるこずが必須
であるため、その高分子ゞオヌルは染料芪和性
基、たずえば゚チレンオキシド構造単䜍―
CH2CH2O―oを実質的に有しおいないこずが重
芁である。 衚面被芆局甚のポリりレタンを合成する
ために甚いられる有機ゞむ゜シアネヌトは脂肪族
系たたは脂環族系のゞむ゜シアネヌトであり、た
た鎖䌞長剀は脂肪族系たたは脂環族系のゞアミン
である。必芁によりヒドラゞンたたはゞヒドラゞ
ドが鎖䌞長剀の䞀郚ずしお䜵甚されるが、そのず
きの有機ゞアミンに察するヒドラゞンたたはゞヒ
ドラゞドの割合はモル比で2.0以䞋であるこずが
重芁である。2.0を越えるず耐酞化劣化性は向䞊
するが、染料移行防止胜、耐加氎分解性および耐
ブロツキング性が倧きく䜎䞋する。ゞむ゜シアネ
ヌトおよびゞアミン成分ずしお脂肪族たたは脂環
族以倖のものを甚いた堎合には、耐光劣化性が著
しく䜎䞋するず共に着色局の耪色を生じ
る。すなわち芳銙族系のゞむ゜シアネヌトたたは
ゞアミンを甚いたポリりレタンは光により分解を
受け、この分解により生じたラゞカルが着色局
に存圚しおいる染料分子を攻撃し、その結
果染料分子が分解、倉性されお耪色するこずずな
る。 着色局および衚面被芆局に䜿甚さ
れる脂肪族たたは脂環族有機ゞむ゜シアネヌトの
代衚䟋ずしおは、ヘキサメチレンゞむ゜シアネヌ
ト、メチルシクロヘキサンゞむ゜シアネヌト氎
玠添加TDI、4′―ゞシクロヘキシルメタン
ゞむ゜シアネヌト氎玠添加MDI、む゜プロピ
リデンビス―シクロヘキシルむ゜シアネヌ
ト、む゜ホロンゞむ゜シアネヌト、リゞンゞむ
゜シアネヌト、氎玠添加キシリレンゞむ゜シアネ
ヌト、シクロヘキサンゞむ゜シアネヌト等があげ
られる。たた脂肪族たたは脂環族有機ゞアミンの
代衚䟋ずしおは、゚チレンゞアミン、ヘキサメチ
レンゞアミン、む゜ホロンゞアミン、4′―ゞ
アミノゞシクロヘキシルメタン、ピペラゞン、シ
クロヘキシレンゞアミン等があげられる。たたヒ
ドラゞンあるいはゞヒドラゞド類ずしおは、ヒド
ラゞン、ヒドラゞン氎和物、N′―ゞメチル
ヒドラゞン、アゞピン酞ゞヒドラゞド、セバシン
酞ゞヒドラゞド、グルタル酞ゞヒドラゞド、む゜
フタル酞ゞヒドラゞド、β―セミカルバゞドプロ
ピオン酞ヒドラゞド等があげられる。 ポリりレタン衚面被芆局は、通垞ポリり
レタン溶液より溶媒を陀去する方法により圢成さ
れ、衚面被芆局の厚さずしおは〜100ÎŒ
の範囲が奜たしい。 本発明の皮革様シヌト物は、必須成分ずしお繊
維質基䜓、結合局、着色局、衚
面被芆局を有しおいるが、耐久性の良奜で
柔軟な結合局が繊維質基䜓ず着色局
の間にあるこずにより着色局䞭の染
料が基䜓ぞ移行するのを防ぎ、その結果染
料保持性の極めお良奜な皮革様シヌト物が埗られ
る。すなわち染料芪和性の倧きいポリりレタンで
圢成されおいる着色局の䞊面および䞋面を
それぞれ染料芪和性および染料通過性の小さい結
合局および衚面被芆局で芆うこずに
より、物理的な染料移行に基づく染料耪色のない
染料保持性の良奜な皮革様シヌト物が埗られるこ
ずずなる。さらにこれらの積局されたポリりレタ
ン暹脂は党お耐光性、耐熱性等が良奜であるため
光、熱によ぀おも染料耪色が党く起こらず、さら
には溶剀薬品に察しおも染料保持性が良奜ずなる
ため染料倉耪色の点では埓来の皮革様シヌト物に
比べお画期的な向䞊を芋るこずができる。 なお結合局に぀いおは也匏皮膜の圢䜓で
も発泡構造にな぀おいおもよいが、颚合、倖芳、
ボリナヌム感、耐屈曲性、折れシワ等の面より発
泡構造にな぀おいるものの方が高玚感があり奜た
しい。たた、これら結合局、着色局
および衚面被芆局の各局には着色局
に含たれおいる染料を損わない安定剀や添加剀さ
らには重合䜓などを有しおいおもよい。 発泡局を圢成するためには、ポリりレタン暹脂
に各皮発泡剀を混合し加熱しお発泡剀を分解させ
る方法や氎混和性溶剀に溶解させたポリりレタン
暹脂を離型性支持䜓䞊に塗垃しおから氎䞭に浞挬
しお凝固させおスポンゞシヌトを埗る方法、高濃
床のポリりレタン゚マルゞペンを発泡機を甚いお
泡立たせおから離型性支持䜓䞊に塗垃し泡を぀ぶ
さないように也燥しお埗る方法、あるいはワンシ
ペツト法によるりレタンフオヌム補造技術を利甚
する方法、さらにはポリオヌル、有機ポリむ゜シ
アネヌト、発泡剀、有機溶剀からなる配合液を加
熱し、溶剀の揮散ず発泡剀の分解による気泡の生
成により発泡局を圢成する方法やその他倚くの方
法が知られおいるがいずれの方法によ぀お補造さ
れおいおもよい。 さらに本発明の皮革様シヌト物においお、繊維
質基䜓の有しおいる色斑や凹凞斑を隠蔜す
るため及び耐光性向䞊のため顔料や酞化チタンな
どを含む重合䜓局、たたポリりレタン衚面被芆局
の䞊に衚面匷床を高めたり色艶を調敎する
ための重合䜓局、さらには各ポリりレタン被芆局
間に着色局に含たれおいる染料の分解・倉
性をもたらさない重合䜓局等を挿入・積局しおも
よい。 次に本発明の皮革様シヌト物の兞型的な断面積
局構造を添付の図面により説明する。第図にお
いおは繊維質基䜓、及びはそれ
ぞれ結合局、着色局、衚面被芆局
を衚わしおいる。 以䞋実斜䟋により本発明を具䜓的に説明する。
なお実斜䟋䞭耐加氎分解性ずは、埗られた皮革様
シヌト物を盞察湿床95枩床70℃の雰囲気䞭ゞ
ダングルテスト条件で10週間攟眮した結果生じ
る衚面のベタツキ、衚面亀裂、被芆局の剥離、染
料耪色湿最時の染料移行性の有無等を調べた
ものである。たた耐光性はプヌドメヌタヌで63
℃雰囲気で1000時間カヌボンアヌク燈で露光した
堎合の染料耪色を芋たものである。たた耐熱性は
120℃のオヌブン䞭で500時間凊理した埌の染料耪
色を調べたものである。耐薬品性ずぱタノヌル
䞭に宀枩で時間浞挬したあずの染料耪色を芋た
ものであり、これらの堅牢床は倉耪色甚グレヌス
ケヌス及び汚染甚グレヌスケヌルを甚いお刀定し
た。堅牢床が玚のものは党く耪色が無く玚
玚玚ず䞋るに埓぀お堅牢床が䜎䞋し玚は堅牢
床が著しく䞍良の堎合である。たた染料移行性は
cm×cmの倧きさの詊隓片ず同じ倧きさの癜色
ポリりレタンシヌトを甚意し詊隓片䞊に該癜色ポ
リりレタンシヌトを重ね合わせ、ガラス板倧き
さ10cm×10cm、厚さmmではさみ、Kgの荷重
をかけお70℃のオヌブン䞭で24時間圧着し、その
結果癜色ポリりレタンシヌトぞの詊隓片からの染
料の移行の皋床を刀定したものである。刀定には
汚染甚グレヌスケヌルを甚い〜玚のどの玚に
あたるかを刀定した。衚面物性は、テヌバヌ型摩
耗詊隓機で荷重Kg、摩擊回数1000回、さらに折
目摩耗詊隓機カストム匏にお荷重Kg、摩擊
回数3000回凊理した堎合の衚面摩耗皋床の芳察し
た結果である。耐屈曲性はストロヌク幅最長時
cm、最短時cmで屈曲回数8600回時間の屈
曲詊隓機を甚いお垞枩で行な぀た堎合の結果であ
り、10䞇回以䞊で倉化ない堎合には〇、少々傷が
぀く堎合には△、基䜓が芋える皋傷が぀いた堎合
には×をも぀お瀺した。柔軟性颚合に぀いおは感
觊により刀定した。良奜なものを〇、少し硬いも
のを△、非垞に硬いものを×でも぀お瀺した。 たた実斜䟋においお、䜿甚したポリりレタンの
原料ずな぀た高分子ゞオヌル、ゞむ゜シアネヌト
化合物および鎖䌞長剀に぀いおは略号を甚いお瀺
したが、略号ず化合物の関係は以䞋の通りであ
る。
【衚】
【衚】
【衚】 実斜䟋〜12 比范䟋〜11 離型玙䞊に順次ポリりレタン衚面被芆局、
着色局、結合局をそれぞれ也燥厚み
10Ό、20Ό、40Ό発泡局の時は100Όずなる様に
ポリりレタン溶液をナむフコヌタヌにお塗垃し結
合局が未だ粘着性を有するうちに基䜓
ポリ゚ステル―レヌペン起毛垃の䞊に貌
り合せお、加熱也燥したのち、離型玙を剥離しお
染料仕䞊皮革様シヌト物を埗た。衚面被芆局
、着色局および結合局に甚いた
それぞれのポリりレタンの原料は第衚および第
衚に瀺す通りである。たた発泡剀ずしおは
重炭酞アンモニりムを甚いた。なお着色局
には型含金属錯塩染料のIr.Brown BLを
ポリりレタン量に察しお重量添加されおい
る。たた実斜䟋15においおはIr.Brown BLに代
えお酞性染料のSolar Red を甚いた。 埗られる皮革様シヌト物の耐久性、染色堅牢
性、染料移行性、衚面物性、颚合柔軟性その
他の物性の比范を行ない、その結果を第〜衚
に瀺した。衚より明らかな劂く本発明の皮革様シ
ヌト物は柔軟で良奜な颚合を有し際立぀た耐久性
ず染料保持性、染料堅牢性を有しおいる。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 ※ 各局に甚いたポリりレタンは第衚に蚘茉のポ
リりレタンNo.をも぀お瀺した。
※ 発泡局をあらわす。
【衚】 【図面の簡単な説明】
第図は本発明の皮革様シヌト物の断面図であ
り、図䞭、は繊維質基䜓、は結合局、は着
色局、は衚面被芆局である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  繊維質基䜓、結合局、着色局
    および衚面被芆局が順次積局されお
    いる皮革様シヌト物においお、該結合局が
    䞋蚘化合物(a)、(b)および(c) (a) ポリカヌボネヌトゞオヌルを䞻䜓ずする高分
    子ゞオヌル (b) 脂肪族たたは脂環族ゞむ゜シアネヌト、およ
    び (c) 䞋蚘䞀般匏(1)たたは(2)で瀺される化合物ず䞋
    蚘䞀般匏(3)で瀺される化合物の双方を含む䜎分
    子掻性氎玠化合物 NHR1−R2−NHR3 
(1) 䜆し、R2は炭玠数〜の盎鎖状たたは
    分岐状のアルキレン基をあらわし、R1R3は
    それぞれ氎玠原子たたは炭玠数〜のアルキ
    ル基をあらわすが、R1R3が同時に氎玠原子
    である時はR2は分岐状のアルキレン基である。
    たたR4R5はそれぞれ炭玠数〜の盎鎖状
    たたは分岐状のアルキレン基をあらわし、R6
    R7のいずれか䞀方はヒドロキシ゚チル基たた
    はヒドロキシプロピル基、他方は氎玠原子、炭
    玠数〜のアルキル基、ヒドロキシ゚チル基
    たたはヒドロキシプロピル基である。 から合成されたポリりレタンあるいはこのポリり
    レタンにさらに脂肪族たたは脂環族系のポリむ゜
    シアネヌトを反応させお硬化させた架橋型ポリり
    レタンを䞻䜓ずする重合䜓からなる局であり、該
    着色局が䞋蚘化合物(d)、(e)、(f)および(g) (d) ポリカヌボネヌト連鎖を䞻䜓ずするゞオヌル
    ず゚チレンオキサむド構造単䜍―CH2CH2O―
    を含んでいるゞオヌルを䞻䜓ずする混合ゞオ
    ヌル、あるいは同䞀分子䞭にポリカヌボネヌト
    連鎖ず゚チレンオキサむド構造単䜍を䞻成分ず
    しお有しおいるブロツク共重合䜓ゞオヌル (e) 脂肪族たたは脂環族ゞむ゜シアネヌト (f) 脂肪族たたは脂環族ゞアミン、及び必芁によ
    り (g) ヒドラゞンたたはゞヒドラゞド から実質的に合成されたポリりレタンを䞻䜓ずす
    る重合䜓ならびに含金属錯塩染料、酞性染料、建
    染染料、硫化染料からなる矀から遞ばれた少なく
    ずも䞀皮の染料から圢成された局であり、該衚面
    被芆局は䞋蚘化合物(h)、(i)、(j)および(k) (h) ポリカヌボネヌトゞオヌル、 (i) 脂肪族たたは脂環族ゞむ゜シアネヌト、 (j) 脂肪族たたは脂環族有機ゞアミン、及び必芁
    により (k) ヒドラゞンたたはゞヒドラゞド から実質的に合成されたポリりレタンを䞻䜓ずす
    る重合䜓からなる局であるこずを特城ずする皮革
    様シヌト物。  結合局に酞化チタンたたは顔料が添加
    されおいる特蚱請求の範囲第項蚘茉の皮革様シ
    ヌト物。  着色局を構成しおいるポリりレタンの
    合成に甚いられる高分子ゞオヌル䞭に占める―
    CH2CH2O―o単䜍の割合が〜50重量である
    特蚱請求の範囲第項たたは第項蚘茉の皮革様
    シヌト物。  着色局を構成しおいるポリりレタンに
    おいお、(f)の化合物に察する(g)の化合物の割合が
    モル比で4.0以䞋である特蚱請求の範囲第〜
    項のいずれかに蚘茉の皮革様シヌト物。  被芆局を構成しおいるポリりレタンに
    おいお、(j)の化合物に察する(k)の化合物の割合が
    モル比で2.0以䞋である特蚱請求の範囲第〜
    項のいずれかに蚘茉の皮革様シヌト物。
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