JPH01156254A

JPH01156254A - 紙葉類搬送装置

Info

Publication number: JPH01156254A
Application number: JP62312270A
Authority: JP
Inventors: Yoshitaka Sakoguchi; 義隆迫口
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1987-12-11
Filing date: 1987-12-11
Publication date: 1989-06-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、供給部に供給された多数枚の紙葉類を複数の
搬送系に区分して搬送する搬送装置において、指定され
た搬送系に紙葉類を確実に搬送させるための紙葉類搬送
装置に関する。

（従来の技術）たとえば、第５図に示す従来の銀行券処理装置において
は、多数枚の銀行券（Ｐ）・・が供給部ωに供給される
と、取出ローラ■により１枚ずつ取り出されて鑑査部■
に搬送される。鑑査部■は入金した銀行券（Ｐ）の金種
、真偽その他の判別及び計数を行ない、その判別結果に
基づきそれぞれオープンポケット（ハ）、■、■、（８
）に区分集積するための第１搬送路（イ）と、この第１
搬送路（イ）の途中にゲート０が設けられて分岐し、上
記判別結果に基づき入金した銀行券（Ｐ）を後述する金
庫（１４）、　（１５）。

（１６）にそれぞれ搬送するための第２搬送路（１０）
とからなる第１の搬送系ユニット（１１）と、上記第２
搬送路（１０）を通り搬送されてきた銀行券（Ｐ）をそ
れぞれ金庫（１４Ｌ　（１５）、　（１６）に区分して
収納するための第３搬送路（１２）を有する第２の搬送
系ユニッ１〜（１３）が設置さねている。したがって、
入金した銀行券（Ｐ）をオープンポケッ１−（ハ）、（
０，■、（８）に区分集積する場合には、第１搬送路Ｃ
）および第２搬送路（１０）から成る第１の搬送系ユニ
ット（１１）を駆動し、ゲート（９）を介して」―記オ
ープンポケット（ハ）、（６）、■、（８）側の第１搬
送路Ｃ）へ送り込む。

一方、入金した銀行券（Ｐ）を金庫（＋４）、　（１５
）。

（１６）に区分して収納する場合には、第１の搬送系二
二ツ１〜（１１）の第１搬送路（イ）および第２搬送路
（１０）と第２の搬送系ユニツ１−（１３）の第３搬送
路０２）を同時に駆動し、ゲー１−　（９）を介して第
２搬送路（ＪＯ）から第３搬送路（１２）へ送り込むよ
うになっている。

（発明が解決しようとする問題点）従来は」二連したようにオープンポケット（ハ）、０゜
■、（８）に銀行券（Ｐ）を区分集積する場合には第１
搬送路Ω）および第２搬送路（１０）から成る第１の搬
送系ユニッ１〜（１１）を駆動し、ゲート（９）を介し
てオープンポケッ１へ０．（へ）、■、（８）側の第１
搬送路０）へ銀行券（Ｐ）を送り込む一方、金庫（１４
）、　（１５）。

（１６）に銀行券（Ｐ）を区分して収納する場合には上
記第１の搬送系ユニット（１１）と同時に第２の搬送系
二二ツ１−（１３）の第３搬送路（］＋２を駆動し、ゲ
ート■を介して第２搬送路（１０）から第３搬送路（］
＋２へ送り込むようになっているため、たとえば第１の
搬送系ユニット（１１）、すなわち第１搬送路（イ）お
よび第２搬送路（＋−０）を駆動して第２の搬送系ユニ
ッｈ（１３）の第３搬送路（１２）を停止させ、オープ
ンポケッ１〜（ハ）、（へ）、■、（８）に入金した銀
行券（Ｐ）を送り込んでいるとき、上記ゲー１〜（９）
が何らかの原因で動作ミスを生じた場合には銀行券（Ｐ
）が第２搬送路（１０）から停止している第３搬送路（
１２）の入口に送られて残留する。しかも、上記第３搬
送路（１２）の入口に誤搬送された銀行券（Ｐ）は係員
によって容易に発見できないという問題を有していた。

本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
指定された搬送系のみを駆動し、紙葉類を搬送している
とき、誤動作により指定されていない搬送系へ紙葉類が
誤って搬送された場合でもその紙葉類を容易に検出して
誤搬送を防止することができる紙葉類搬送装置を提供す
ることを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）本発明は上記問題点を解決するために、紙葉類を搬送す
る第１搬送路およびこの第１搬送路から分岐する第２搬
送路で構成された第１の搬送系ユニットと、この第１の
搬送系ユニットの第２搬送路の搬送端部に接続されて前
記紙葉類の受渡しを行なう第３１１１送路をもった第２
の搬送系ユニットと、前記第３搬送路の搬入端部に設け
られ、第２の搬送系ユニットが停止状態にあるとき、上
記第１の搬送系ユニツＩ・の誤作動により第２搬送路を
介して第３搬送路の搬入端部に搬入されてきた紙葉類の
停滞を検出する残留検知手段とを備えて構成される。

（作　用）すなわち、本発明は」二記構成とすることにより、第１
の搬送系ユニッ１−が駆動され、第２の搬送系ユニット
を停止させた状態で紙葉類を指定された第２搬送路八紙
葉類を搬送しているとき、上記第土の搬送系ユニツｌ〜
の誤作動により第２搬送路を介して第２の搬送系ユニッ
ｌ−の第３搬送路の搬入端部に残留する紙葉類を残留検
知手段により検出することができる。

（実施例）以下、本発明を第１図乃至第４図に示す一実施例にもと
づいて説明する。第１図は本装置が適用された銀行券処
理装置の概要を説明するための断面図である。第１図に
おいて、銀行券処理装置（２０）は入金した銀行券の金
種、真偽その他の判別及び下数を行なう計数部（２０Ａ
）と、入金した銀行券及び金庫に収納する収納部（２０
Ｂ）が上下に重合させた状態で連結しており、必要に応
じて計数部（２０Ａ）と収納部（２０Ｂ）とは分離する
ことができる構造になっている。」二記計数部（２０Ａ
）の正面には多数枚の銀行券（Ｐ）・・・を積層状態で
供給する供給部（２１）が設けられており、この供給部
（２１）の上方には銀行券の供給完了と同時に銀行券（
Ｐ）・・・を押圧する上下動可能な押え部材（２２）が
設けられている。

また、上記計数部（２０Ａ）の上面には、後述する鑑査
部（３２）で判別された銀行券（Ｐ）を判別結果に基づ
きそれぞれ区分集積されるオープンポケット（２３）、
　（２４）、　（２５）、　（２６）が設けられている
。これらのオープンポケット（２３）、　（２４）、　
（２５）、　（２６）は区分集積された銀行券（Ｐ）の
取出しが容易に行えるように、中央部が切欠され、がっ
開閉自在のカバー（２３ａ）　、　（２４ａ）　、　（
２５ａ）、　（２６ａ）が設けられている。

なお、オープンポケット（２３）はりジェクト用である
。

さらに、計数部（２０Ａ）の上面には、操作部（２７）
が設けられている。この操作部（２７）は、動作の開始
、停止、係員番号の久方等を行なうためのものである。

また、計数部（２０Ａ）の最上段には、表示装置（２８
）が設けられている。この表示装置（２８）は、枚数、
金額、異常等の表示を行なう表示部と、計数２表裏、正
損、収納、金種、整理、入金及びポケット指定等のモー
ドを設定するスイッチとで構成されており、さらに操作
する係員の方向へ首振りできるように形成されている。

つぎに、銀行券処理装置の内部構造を説明する。

計数部（２０Ａ）は供給部（２１）の下部に銀行券（Ｐ
）と当接し摩擦力によって銀行券を１枚ずつ取り出す取
出ローラ（２９）が配設されている。また、この取出ロ
ーラ（２９）により取出された銀行券（Ｐ）はベルト及
びローラで構成される搬送路（３０）上を搬送される。

この搬送路（３０）上には取出された銀行券（Ｐ）が複
数枚取り出されているか否かを検出するための厚さ検知
部（３１）と、供給された銀行券（Ｐ）に対する金種、
真偽、正損９表裏等の判別および計数を行なう鑑査部（
３２）が配置されており、鑑査部（３２）は光学的、磁
気的検出装置を用いている。

また、上記搬送路（３０）から搬出された銀行券（Ｐ）
は第１の搬送系ユニット（競）に受渡して搬送される。

すなわち、上記第１の搬送系ユニット（競）は共通搬送
路（３３ａ）と、この共通搬送路（３３ａ）の中途部に
銀行券を振分けるゲート（３４）が設けられ、このゲー
ト（３４）により分岐して前記オープンポケット（２３
）、　（２４）、　（２５）、　（２６）側へ銀行券を
搬送する第１搬送路（３３ｂ）と、後述する収納金庫（
３６）　。

（３７Ｌ　（３８）側へ銀行券を搬送する第２搬送路（
３３ｃ）とから構成されている。

一方、収納部（２０Ｂ）には上記第２搬送路（３３ｃ）
の搬送端から送られてくる銀行券（Ｐ）を金種毎に区分
して収納する収納金庫（３６）、　（３７）、　（３８
）へ搬送するための第２の搬送系ユニット（並）が設け
られており、この第２の搬送系ユニット（競）は上記第
２搬送路（３３ｃ）の搬送端から銀行券を受渡しする第
３搬送路（３５ａ）を有して構成される。

さらに、上記第２搬送路（３３ｃ）上には搬送端側に位
置して第３搬送路（３５ａ）に送られる銀行券（Ｐ）を
検出するセンサー（Ｓ□）と、第３搬送路（３５ａ）が
停止状態にあるとき、オープンポケット（２３）　。

（２４）、　（２５）、　（２６）に送られるべき銀行
券の一部がゲート（３４）の誤作動により第２搬送路（
３３ｃ）を通って第２の搬送系ユニット（３５）の第３
搬送路（３５ａ）の入口に停滞した場合を考慮し、上記
第３搬送路（３５ａ）の入口に設けられて停滞した銀行
券（Ｐ）を検出する残留検知センサー（ｓ２）が配置さ
れるようになっている。

８一つぎに、本装置の制御ブロックについて説明する。ＣＰ
　Ｕ　（１００）は、本装置全体を制御するもので、厚
さ検知部（３１）及び鑑査部（３２）は鑑査部インター
フェイス（１０１）を介しテＣＰＵ（１００）　ニ接続
されている。また、搬送路（３０）、第１の搬送系ユニ
ット（３３）および第２の搬送系ユニット（３５）を形
成する搬送装置（１０２）は、搬送制御装置（１０３）
を介してＣＰ　Ｕ　（１００）に接続されている。金庫
（３６）　。

（３７）、　（３８）側に設けられるリードスイッチ（
図示しない）及びセンサー（ｓｌ）、残留検知センサー
（Ｓ２）はセンサーインターフェイス（１０４）を介し
てＣＰ　Ｕ　（１００）　ニ接続されており、ＣＰ　Ｕ
　（１００）はこれらのセンサーからの情報により銀行
券の搬送制御や装置内の状態を把握する。また、（１０
５）はＲＯＭ　（リード・オンリー・メモ１月であり、
本装置の制御プログラムが記憶されている。さらに、（
１０６）はＲＡＭ　（ランダム・アクセス・メモ１月で
あり、処理した銀行券の金種毎、枚数、正損枚数等は全
てこのＲＡ　Ｍ　（１０６）に記憶される。表示制御部
（１０７）はＣＰ　Ｕ　（１００）に接続されていると
ともに、表示制御部（１０７）は表示装置（２８）内の
各種表示部に接続されていて、表示制御を行なう。

また、表示装置（２８）内の各種モード設定キー（１０
８）は表示制御部（１０７）に接続されていて１表示制
御部（１０７）は各設定キー（１０８）からの入力内容
に応じてモードを設定するようにＣＰ　Ｕ　（１００）
へ指令を送るようになっている。また、操作部（２７）
は操作制御部（１０９）に接続されていて、操作制御部
（１０９）はＣＰ　Ｕ　（１，００）に接続されている
。そして、ＣＰ　Ｕ　（１００）は操作部（２７）から
の指示に応じて銀行券の処理の開始、停止等制御を行な
う。なお、ＣＰ　Ｕ　（１００）には、ＤＩＰスイッチ
（１１，０）が接続されていて、このＤＩＰスイッチ（
１，１０）の指定により銀行券処理装置（２０）の特定
の機能を停止させることができるようになっている。

つぎに、上記構成にもとづく本発明の動作について第３
図および第４図に示すフローチャートを参照しながら説
明する。まず、係員はモード設定を行なうが、例えば計
数キーを押下して計数モードが設定されると、つぎに係
員は銀行券（Ｐ）・・を−括して供給部（２１）に供給
し、操作部（２７）の開始釦（図示しない）を押下する
。すると、上記銀行券（Ｐ）・・は取出ローラ（２９）
が駆動して１枚ずつ取出され、搬送路（３０）上の厚さ
検知部（３１）および鑑査部（３２）により入金した銀
行券（Ｐ）の複数枚取り。

金種、真偽その他の判別及び計数が行なわれる。

そして、第１の搬送系ユニット（競）の共通搬送路（３
３ａ）に送られると、搬送制御装置（１，０３）により
制御されて上部搬送用モータが駆動し、ゲート（３４）
を介して第１搬送路（３３ｂ）に送られ、オープンポケ
ッｈ（２３）、　（２４）、　（２５）、　（２６）に
対して金種毎に分類集積される。このとき、」１記操作
部（２７）で予め枚数キー（図示しない）を押下して１
００枚の枚数区分の指定を行なうと、オープンポケット
（２６）に−万円の銀行券（Ｐ）が１００枚集積される
と同時に搬入を停止し、集積した上記−万円銀行券（Ｐ
）を抜き取ることにより、再び搬入を開始して集積が行
なわれる。同様にして、オープンポケット（２５）には
五千円の銀行券（Ｐ）が、オープンポケッ１〜（２４）
には千円の銀行券（Ｐ）がそれぞれ集積さ＝１１− れる。そして、これらの集積データは表示装置（２８）
に表示される。

なお、」二記厚さ検知部（３１）で複数枚取りされた銀
行券、および鑑査部（３２）で判別できなかった銀行券
はりジェクト用オープンポケット（２３）に排除して集
積される。

このような搬送システムの場合は第１の搬送系ユニツｈ
（３３）のみを指定し、第２の搬送系ユニット（競）は
指定せず停止させた状態である。すなわち、第１搬送路
（３３ｂ）及び第２搬送路（３３ｃ）は駆動しているが
、第３搬送路（３５ａ）は停止状態となっている。

このとき、」１記取出ローラ（２９）により１枚ずつ取
出された銀行券（Ｐ）を収納モードに設定しない限り銀
行券（Ｐ）は第１の搬送系ユニット（３３）の共通搬送
路（３３ａ）からゲート（３４）を介して第１搬送路（
３３ｂ）に送られる筈である。

ここで、上記ゲート（３４）に誤作動を生じ第２搬送路
（３３ｃ）に銀行券（Ｐ）が搬送されると、第１の搬送
系ユニット（３３）側に配設されているセンサー−１２
＝（Ｓｌ）が間違って送られてきた銀行券（Ｐ）を検出す
る。しかし、このとき上記第１の搬送系ユニット（田）
の第１搬送路（３３ｂ）である上記搬送用モータの駆動
を停止させても、その間に銀行券（Ｐ）は第２の搬送系
ユニット（競）側に搬送され、停止している第３搬送路
（３５ａ）の入口付近に停滞することとなる。

すると、残留検知センサー（Ｓ、）は第３搬送路（３５
ａ）の入口付近に誤って搬入してきた銀行券（Ｐ）が残
留していることを検知して表示装置（２８）に表示する
ため、係員は表示内容を見て直ちに処置することができ
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、複数の搬送系を有
し、指定した搬送系の駆動により紙葉類を区分搬送して
処理する紙葉類処理装置において、誤作動により指定さ
れない搬送系に紙葉類が搬送された場合でも上記指定さ
れない搬送系に間違って搬入してきた紙葉類を確実に検
出することが可能となり、搬送機能の確実性を図ること
ができるという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を適用した紙葉類処理装置の
断面図、第２図は本発明の一実施例を示す構成ブロック
図、第３図および第４図はモード設定に基づく紙葉類の
流れを説明するためのフローチャート、第５図は従来の
紙葉類処理装置における紙葉類の搬送装置を示す概略的
断面図である。Ｐ・・・銀行券（紙葉類）　　２１・・・供給部３３−
第１の搬送系ユニット３３ａ・・・共通搬送路　　　３３ｂ・・・第１搬送路
３３ｃ・・・第２搬送路　　　３４・・・ゲート３５・
・・第２の搬送系ユニット

Claims

【特許請求の範囲】紙葉類を搬送する第１搬送路およびこの第１搬送路から
分岐する第２搬送路で構成された第１の搬送系ユニット
と、この第１の搬送系ユニットの第２搬送路の搬送端部に接
続されて前記紙葉類の受渡しを行なう第３搬送路をもっ
た第２の搬送系ユニットと、前記第３搬送路の搬入端部
に設けられ、第２の搬送系ユニットが停止状態にあると
き、上記第１の搬送系ユニットの誤作動により第２搬送
路を介して第３搬送路の搬入端部に搬入されてきた紙葉
類の停滞を検出する残留検知手段とを備えたことを特徴
とする紙葉類搬送装置。