JPH01155759A - 文字入力方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発信せんとするダイヤル情報に対応した相手
方識別情報をメモリに貯えておき、発信に際して確認の
ため該識別情報を読み出してディスプレイに表示するこ
とのできるディスプレイ付電話機に対して、前記識別情
報を文字形式で予め入力してメモリに登録する文字入力
方式に関するものである。

〔従来の技術〕

ディスプレイ付電話機では、例えば短縮ダイヤル方式に
よって発信しようとする場合、その短縮ダイヤル情報に
対応した電話番号および相手方氏名等をディスプレイ上
に表示して、発信を意図した相手方が間違っていないか
どうか確認した上で、ダイヤルすることができる。しか
しこの場合、短縮ダイヤル情報に対応した電話番号およ
び相手方氏名等を予め電話機に入力してその中のメモリ
に登録しておかなくてはならない。この登録時に相手方
氏名等を文字入力する場合、従来はキーボードを電話機
に付設し、これによって入力していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述の如きキーボードによる文字入力方式を採る場合、
入力操作が簡易でなく不便である上、電話機にキーボー
ドを付設する関係で、所要の設置スペースも大きくなる
という不都合があった。

本発明の目的は、かかる従来技術の不都合を解消し、キ
ーボードを付設する必要がなく、操作も簡易であるよう
なディスプレイ付電話機における文字入力方式を提供す
ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的達成のため、本発明では、発信せんとするダイ
ヤル情報に対応した相手方識別情報をメモリに貯えてお
き、発信に際して確認のため該識別情報を読み出してデ
ィスプレイに表示することのできるディスプレイ付電話
機に対して、前記識別情報を文字形式で予め入力してメ
モリに登録する文字入力方式において、予め文字列のパ
ターンをメモリに登録しておくと共に、所要の操作機能
と電話機の各ダイヤルキーとを対応付けておき、キーボ
ードは付設しないことにした。

〔作用〕

そして入力モードの動作時に、入力したい文字の含まれ
ている文字列をディスプレイに呼び出す操作、呼び出さ
れた文字列の中から入力したい文字を選択して確定する
ことにより入力する操作、を電話機のダイヤルキー操作
により行う。

〔実施例〕

次に図を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の実施対象としてのディスプレイ付電話
機の構成例を示すブロック図である。

同図において、ｌは主制御部、２はメモリ、３はキー人
力部、４はディスプレイ部、５は信号送出部、６は通話
回路部、７は端子、８はカードリーダライタ、であるが
、これら各要素の機能と全体の動作概要について以下、
説明する。

主制御部１・・・・・・２〜Ｂの各部機能の制御メモリ
２・・・・・・通常の電話接続、パターン表示による文
字入力方式等の制御プログラム、文字パターンデータ、
及びデータエリア キー人力部３・・・・・・ブツシュボタン信号等のキー
情報を検出して、主制御部に伝えるユニットディスプレ
イ部４・・・・・・オートダイヤル情報、及び文字パタ
ーン等の文字入力に必要な情報を表示するためのユニッ
ト 信号送出部５・・・・・・通話回路部６を介して、ダイ
ヤル信号、又はブツシュボタン信号の送出通話回路部６
・・・・・・信号送出部５からのダイヤル信号、又はブ
ツシュボタン信号を局線に送出し、通常の接続動作を行
うユニット 端子７・・・・・・交換機と電話機を接続する端子カー
ドリーダライタ８・・・・・・本ユニット（カードリー
ダライタ）付きの電話機の場合は、本ユニットにデータ
エリアが割り付けられているカードを挿入することによ
って、電話帳データ等をカードに書き込むことを可能と
する。

動作概要は次の如くである。

■ディス１１４部４の表示内容より、キー人力部３によ
り電話名簿（短縮ダイヤル番号と電話番号と相手方氏名
との対応表であってメモリに登録されている内容）書き
換えメニューを選択する。

■ディスプレイ部４の表示を確認しながら電話番号をキ
ー人力部３から入力し、主制御部ｌのメモリへ電話番号
を登録する。

■主制御部ｌのメモリ２からパターン表を順次、キー人
力３により読み出し、設定（登録）する文字を含むパタ
ーン表をディスプレイ部４に表示させ、キー人力３でパ
ターン表内のスクロールにより設定（登録）する文字を
選択し、文字を確定する。

■上記■の繰り返しにより設定（登録）する全ての文字
を確定し、文字入力終了キーの操作により、主制御部１
のメモリ２へ全ての文字を登録する。

■キー人力部３から電話帳利用オートダイヤル接続を選
択すると、主制御部１のメモリ２から上記で登録された
電話名簿をディスプレイ部４に表示させるとともに、接
続を希望する相手の選択により、登録されている電話番
号を信号送出部５より通話回路部６を介して局線へ送出
し、通常の接続動作を行う。

第２図は電話機（又はカード）のメモリマツプ（第１図
のメモリ２）を示す説明図である。

第２図において、電話帳エリアｌは項番（短縮番号）ａ
に利用者の必要とする接続相手の電話番号ｂ、及び氏名
Ｃを記録するエリアである。メモリエリア■は利用者の
必要に応じ電話機のキーにより入力されたメモリ内容を
記録せんとする′場合に用いるエリアである。

第３図は、第１図のキー人力部３に相当する電話機のダ
イヤルキーの説明図である。同図において、１〜９，０
．＃、＊の電話機キーのほか、■〜■のハードキーが示
されているが、このハードキー■〜■は電話機キーによ
り代替え可能なキーで、必ずしも必要なものではなく、
あれば便利という程度のキーである。

第４図は、電話機における操作キー（電話機キーとハー
ドキー）と文字入力動作モード時における所要の操作機
能との対応付けの関係を示した説明図である。

第５図は、電話機内のメモリに予め登録されている文字
パターン−覧の説明図である。同図に見られるように、
パターン１に属する文字として「ア」乃至「コ」があり
、パターン２に属する文字として「す」乃至「ト」があ
るという具合である。

パターン１が指示されると、文字列「ア」乃至「コ」が
ディスプレイに同時表示され、その中に入力したい文字
があれば、それを選択することになる。

第６図は、第１図における主制御部が本発明に従って文
字入力動作を実行するときの動作フローを示すフローチ
ャートである。

第７図（ａ）〜（ｅ）は、本発明に従って文字入力動作
を実行したときに電話機のディスプレイ（第１図の４）
に順次表示されるディスプレイ内容の例の説明図である
。

次に第３図、第４図、第５図を参照して電話機の操作キ
ーに割り付けられた各機能について説明する。

第３図に示すような電話機のキーに対して、第４図に示
す文字入力に必要な各機能を予め割り付ける。第３図に
おいてキー″２”は第５図に示す文字パターン１〜１３
をディスプレイ上で順方向にスクロール表示を行い、キ
ー“８”は第５図に示す文字パターンを逆方向（１３→
ｌ）にスクロール表示を行うためのキーである。そして
このことが、第４図では、キーの種別（数字“２”、“
８”）に対する機能割り付け（文字パターン選択）と表
示されているのである。

かかる文字パターンの選択時において、キー“＃”　（
又はハードキー■）はカタカナのア行にスクロールし、
表示する。キー″４”、又は“６”は、キー°“２”、
“８”の操作で選択した文字パターンの中でそれぞれ左
、又は右方向にカーソルを移動させ、入力する文字を選
択する。キー“５”は、キー“４”又は“６″の操作で
選択した文字を１文字ずつ確定（設定）する。

文字の設定位置を変更する場合には、キー“４”、又は
“６″の操作で修正を行い、キー“０”でブランクの設
定、キー″７”　（又はハードキー■）で設定された文
字の削除、キー“９”　（又はハードキー■）で文字の
挿入を行う、電話番号、又は氏名の入力がこのようにし
て終了した時キー“＊°゛（又はハードキー■）を操作
して入力を終了する。

次に第２図、第６図、及び第７図を用いて電話機キーに
よる文字入力方法の具体的な操作例を説明する。

第７図（ｂ）において、ディスプレイの表示（第７図（
ａ））から通常の電話帳（メモリに登録しであるマツプ
）利用によるオートダイヤル発信接続か、又は電話帳（
メモリマツプ）の内容変更かの選択を行い（第６図のス
テップＳ２参照）、電話帳の変更の選択により、電話帳
変更メニューをディスプレイに表示（第７図（ｂ））を
行い、変更を行電話帳の項番（短縮番号）をキーにより
選択した後（第６図のステップＳ３）、この電話帳の登
録か、又は削除かを選択する。

電話帳の登録の選択により、電話帳の変更モードをディ
スプレイに表示（第７図（ｃ）　）　（、、登録する電
話番号をキーにより入力する（第６図のステップＳ４）
、電話番号の入力がすべて終了後、キー“＊”　（又は
ハードキー■）により氏名変更のモードをディスプレイ
に表示（第７図（ｄ））する。設定（入力）を希望する
文字が含まれている文字パターンをキー“２”、または
“８°゛によりスクロールを行ないディスプレイの３行
目に表示する。文字パターンの選択が完了した後、キー
“４”、又は“６により設定（入力）を希望する文字を
選択する。

キーの押下中に検索中の文字は、ディスプレイの右下に
表示（第７図（ｄ））する。文字の選択を行なった後（
第６図のステップＳ７）、キー“５″により文字の設定
を行い、ディスプレイの２行目に設定された文字を表示
（第７図（ｅ））する。ディスプレイの２行目の文字の
設定が全て完了した後、キー“＃ｎ　（又はハードキー
■）の電話帳登録完了により第２図の電話帳エリアＩの
指定された項番（短縮番号）に入力した電話番号、及び
文字を記録する。

第７図（ｂ）のメニュー選択において電話帳利用のオー
トダイヤル接続の選択を行うことにより、上記で登録し
た項番（短縮登録）、電話番号、氏名をディスプレイに
表示（第７図（ａ）　）　Ｌ、、希望する項番（短縮番
号）を電話機のキーからの入力により登録されている電
話帳の電話番号を用いてオートダイヤル接続を実現する
。

また、上記に示した文字列のパターンを表示する機能文
字列のパターンをスクロールする機能、表示した文字列
パターンの中の各文字をスクロール及び文字を確定する
機能、設定するすべての文字の選択終了を判定する機能
を用いてメモを作成し、第２図のメモエリア２に作成し
たメモを登録し、または第２図のメモエリア２から登録
されているメモの読み出し、電話機のディスプレイに表
示を行うこともできる。

〔発明の効果〕

このように本発明によるパターン表示による文字入力方
式は、電話機本体に付属したキーだけの操作により、従
来も可能であった相手の電話番号の登録に加えて、文字
による相手の氏名の容易な登録が可能になるため、従来
の短縮番号の接続と同じ様に電話番号と氏名の確認によ
り容易に及び確実に電話帳を利用したオートダイヤル接
続を行うことを可能とする。また、通話中、または通話
中以外の時に残しておきたいメモの登録を電話帳の氏名
の入力と同様に可能としている。以上のことから電話帳
利用のオートダイヤル発信時における誤接続の防止、メ
モ登録操作の容易さなど、操作性の飛躍的向上が可能と
なる。またキーボードを設置することを必要としないの
で設置スペースの削減を図ることができるという利点も
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施対象としてのディスプレイ付電話
機の構成例を示すブロック図、第２図は電話機のメモリ
マツプを示す説明図、第３図は第１図のキー人力部３に
相当する電話機のダイヤルキーの説明図、第４図は電話
機における操作キーと文字入力動作における所要の操作
機能との°対応性けの関係を示した説明図、第５図は電
話機内のメモリに予め登録されている文字パターン−覧
の説明図、第６図は本発明に従って文字入力動作を実行
するときの動作フローを示すフローチャート、第７図（
ａ）〜（ｅ）は本発明に従って文字入力動作を実行した
ときに電話機のディスプレイに順次表示されるディスプ
レイ内容の例の説明図、である。 符号の説明 １・・・主制御部、２・・・メモリ、３・・・キー人力
部、４・・・ディスプレイ部、５・・・信号送出部、６
・・・通話回路部、７・・・端子、８・・・カードリー
ダライタ代理人　弁理士　並　木　昭　夫 代理人　弁理士　松　崎　　　清 葛１　囚 窮　２　図 ＭＡ　　図 第Ｓ　　ｇ ＩＩ６ＩｌＩ＋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）発信せんとするダイヤル情報に対応した相手方識別
   情報をメモリに貯えておき、発信に際して確認のため該
   識別情報を読み出してディスプレイに表示することので
   きるディスプレイ付電話機に対して、前記識別情報を文
   字形式で予め入力してメモリに登録する文字入力方式に
   おいて、予め文字列のパターンをメモリに登録しておく
   と共に、所要の操作機能と電話機の各ダイヤルキーとを
   対応付けておき、入力モードの動作時に、入力したい文
   字の含まれている文字列をディスプレイに呼び出す操作
   、呼び出された文字列の中から入力したい文字を選択し
   て確定することにより入力する操作、を電話機のダイヤ
   ルキー操作により行うことを特徴とする文字入力方式。