JPH0115538Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0115538Y2 JPH0115538Y2 JP1983024671U JP2467183U JPH0115538Y2 JP H0115538 Y2 JPH0115538 Y2 JP H0115538Y2 JP 1983024671 U JP1983024671 U JP 1983024671U JP 2467183 U JP2467183 U JP 2467183U JP H0115538 Y2 JPH0115538 Y2 JP H0115538Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- seat
- seat cushion
- pair
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用シートに関し、更に詳細に説明
すると、通常時車室内に固着されて用いられ、必
要に応じて車外に持出す事が出来るようになされ
た車両用シートに関する。
すると、通常時車室内に固着されて用いられ、必
要に応じて車外に持出す事が出来るようになされ
た車両用シートに関する。
従来の車両用シートは車両のフロアに固着され
たままで使用するのが一般的であつたが、近時こ
の車両用シートを車外で使用したいという要望が
強くなつてきた。車で旅行する場合に、別途椅子
等を車室内に収容する場合には車室内の居住空間
を著しく狭める虞れを有し、また車両用シートを
取外して車外で使用しようとしても、脚部がない
ため適宜の高さで且つ安定した状態で使用する事
が出来ない欠点を有していた。
たままで使用するのが一般的であつたが、近時こ
の車両用シートを車外で使用したいという要望が
強くなつてきた。車で旅行する場合に、別途椅子
等を車室内に収容する場合には車室内の居住空間
を著しく狭める虞れを有し、また車両用シートを
取外して車外で使用しようとしても、脚部がない
ため適宜の高さで且つ安定した状態で使用する事
が出来ない欠点を有していた。
本考案の目的は、車両用シートを車室内のみな
らず、車外においても簡易に使用する事が出来、
従つて別途椅子等を車室内に積込む必要がなく、
適宜の高さで且つ安定した状態で使用する事の出
来る車両用シートを提供するもので、以下図面を
参照して詳述する。
らず、車外においても簡易に使用する事が出来、
従つて別途椅子等を車室内に積込む必要がなく、
適宜の高さで且つ安定した状態で使用する事の出
来る車両用シートを提供するもので、以下図面を
参照して詳述する。
第１図，第２図及び第３図には本考案に係る車両
用シートの一実施例の概略が夫々示されており、
この車両用シートは通常時図示しない車両のフロ
アに固着されて用いられるもので、シートクツシ
ヨン２及びシートバツク３とを備え、シートバツ
ク３にはヘツドレストが着脱自在に取付けられ
る。
用シートの一実施例の概略が夫々示されており、
この車両用シートは通常時図示しない車両のフロ
アに固着されて用いられるもので、シートクツシ
ヨン２及びシートバツク３とを備え、シートバツ
ク３にはヘツドレストが着脱自在に取付けられ
る。
シートクツシヨン２のクツシヨンフレーム２ａ
の下部の両側部に一対の固定レール５及び可動レ
ールとからなる前後スライド機構４が取付けら
れ、この前後スライド機構４の一対の固定レール
５が車両のフロアに着脱自在に取付けられる。即
ちこの前後スライド機構４の一対の固定レール５
側の前後位置に夫々設けられた固定ブラケツト６
を車両のフロアにボルト止めする事により、シー
ト１が車両のフロアに固着される。
の下部の両側部に一対の固定レール５及び可動レ
ールとからなる前後スライド機構４が取付けら
れ、この前後スライド機構４の一対の固定レール
５が車両のフロアに着脱自在に取付けられる。即
ちこの前後スライド機構４の一対の固定レール５
側の前後位置に夫々設けられた固定ブラケツト６
を車両のフロアにボルト止めする事により、シー
ト１が車両のフロアに固着される。
一対の前後スライド機構４の間には一対の脚部
７，８が折畳自在に取付けられている。即ち、第
２図及び第３図より明らかな如く、クツシヨンフ
レーム２ａに前後夫々一対のブラケツト９，１０
がボルト止めまたは溶接等により固着され、この
ブラケツト９，１０は底面より見て略Ｕ字状に形
成され、このＵ字状の中間部１１がシートクツシ
ヨン２の外方に向いており、脚部７，８のストツ
パーに形成されている。このブラケツト９，１０
に一対の略Ｕ字状をした脚部７，８の両端部が挿
入され、ブラケツト９，１０と脚部７，８の両端
部が水平方向に延びる枢支ピン１２，１３により
連結されている。またシートクツシヨン２の底面
略々中央位置には板ばねからなる係止部材１４が
一対設けられ、前記Ｕ字状の脚部７，８の例えば
中央部が係止部材１４に夫々係止されるようにな
されている。尚本実施例においては係止部材１４
がシートクツシヨン２の底面に固着状態で取付け
られ、板ばねを入口が絞られた形状にプレスして
形成されているものが示されているが、要は一対
の脚部７，８を折畳んだ状態で保持し得るもので
あればどのような取付け状態及び形状であつても
よいものである。
７，８が折畳自在に取付けられている。即ち、第
２図及び第３図より明らかな如く、クツシヨンフ
レーム２ａに前後夫々一対のブラケツト９，１０
がボルト止めまたは溶接等により固着され、この
ブラケツト９，１０は底面より見て略Ｕ字状に形
成され、このＵ字状の中間部１１がシートクツシ
ヨン２の外方に向いており、脚部７，８のストツ
パーに形成されている。このブラケツト９，１０
に一対の略Ｕ字状をした脚部７，８の両端部が挿
入され、ブラケツト９，１０と脚部７，８の両端
部が水平方向に延びる枢支ピン１２，１３により
連結されている。またシートクツシヨン２の底面
略々中央位置には板ばねからなる係止部材１４が
一対設けられ、前記Ｕ字状の脚部７，８の例えば
中央部が係止部材１４に夫々係止されるようにな
されている。尚本実施例においては係止部材１４
がシートクツシヨン２の底面に固着状態で取付け
られ、板ばねを入口が絞られた形状にプレスして
形成されているものが示されているが、要は一対
の脚部７，８を折畳んだ状態で保持し得るもので
あればどのような取付け状態及び形状であつても
よいものである。
以上が本考案に係る車両用シートの一実施例の
構成であるが、いま、このシート１が車両のフロ
アに固着されて使用されているものとして、この
シート１を車外で使用したい場合には、前後スラ
イド機構４をフロアに固着している固定ブラケツ
ト６の複数のボルトを夫々抜き取り、シート１を
車外に取出し、係止部材１４に係止されている脚
部７，８をブラケツト９，１０の枢支ピン１２，
１３を中心として外方に回動させて引き出し、ブ
ラケツト９，１０の中間部１１に脚部７，８が
夫々当接する位置まで引き出すと、第１図に示す
如く、脚部７，８がシートクツシヨン２を適宜の
高さで確実に保持する事となる。
構成であるが、いま、このシート１が車両のフロ
アに固着されて使用されているものとして、この
シート１を車外で使用したい場合には、前後スラ
イド機構４をフロアに固着している固定ブラケツ
ト６の複数のボルトを夫々抜き取り、シート１を
車外に取出し、係止部材１４に係止されている脚
部７，８をブラケツト９，１０の枢支ピン１２，
１３を中心として外方に回動させて引き出し、ブ
ラケツト９，１０の中間部１１に脚部７，８が
夫々当接する位置まで引き出すと、第１図に示す
如く、脚部７，８がシートクツシヨン２を適宜の
高さで確実に保持する事となる。
次に、シート１を室内に戻して車両のフロアに
固着させる場合には前述と反対に行えばよい事明
らかであろう。
固着させる場合には前述と反対に行えばよい事明
らかであろう。
本考案に依れば、車両用シートを車室内のみな
らず、車外においても簡易に使用する事が出来、
車室内に別途椅子等を積込む必要がなく、居住空
間を狭める虞れがなく、また車両用シートを車外
に取出した場合には、このシートを最適な状態で
使用する事が出来、そのための操作も極めて簡易
な車両用シートを得る事が出来る。
らず、車外においても簡易に使用する事が出来、
車室内に別途椅子等を積込む必要がなく、居住空
間を狭める虞れがなく、また車両用シートを車外
に取出した場合には、このシートを最適な状態で
使用する事が出来、そのための操作も極めて簡易
な車両用シートを得る事が出来る。
第１図乃至第３図は本考案に係る車両用シート
の一実施例の概略を夫々示すもので、第１図は車
室内より取出して使用している状態の正面斜視
図、第２図は第１図の底面斜視図、第３図は脚部
の取付け状態を示す側面説明図である。 図中、１……車両用シート、２……シートクツ
シヨン、３……シートバツク、４……前後スライ
ド機構、６……固定ブラケツト、７，８……脚
部、９，１０……ブラケツト、１１……ブラケツ
トの中間部、１２，１３……枢支ピン、１４……
係止部材。
の一実施例の概略を夫々示すもので、第１図は車
室内より取出して使用している状態の正面斜視
図、第２図は第１図の底面斜視図、第３図は脚部
の取付け状態を示す側面説明図である。 図中、１……車両用シート、２……シートクツ
シヨン、３……シートバツク、４……前後スライ
ド機構、６……固定ブラケツト、７，８……脚
部、９，１０……ブラケツト、１１……ブラケツ
トの中間部、１２，１３……枢支ピン、１４……
係止部材。
Claims (1)
- シートクツシヨンとシートバツクとを備え、車
両のフロアに固着されて通常時用いられる車両用
シートにおいて、シートクツシヨンのシートクツ
シヨンフレームの下部の両側部に一対の前後スラ
イド機構が取付けられ、該前後スライド機構は車
両のフロアに着脱自在に取付けられる一対の固定
レールと、該一対の固定レールに前後摺動可能に
嵌合し、前記シートクツシヨンフレームに固着さ
れた一対の可動レールとを備え、前記シートクツ
シヨンフレームに取付けられた前後スライド機構
の可動レール間に折畳み自在の脚部が形成され、
フロアに固着する際には、脚部を折畳んだ状態で
収納出来、且つ前記車両用シートを一対の前後ス
ライド機構と共に車両のフロアより取外せるよう
になされ、且つ取外した車両用シートの前記脚部
をシートクツシヨンの下部より引き出せるように
構成されている事を特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983024671U JPS59129635U (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | 車両用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983024671U JPS59129635U (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | 車両用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59129635U JPS59129635U (ja) | 1984-08-31 |
| JPH0115538Y2 true JPH0115538Y2 (ja) | 1989-05-10 |
Family
ID=30155700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983024671U Granted JPS59129635U (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | 車両用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59129635U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4517231B2 (ja) * | 2004-09-06 | 2010-08-04 | テイ・エス テック株式会社 | 着脱式自動車用シート |
| JP5125125B2 (ja) * | 2007-01-31 | 2013-01-23 | トヨタ紡織株式会社 | 格納式シート |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55131141U (ja) * | 1979-03-14 | 1980-09-17 |
-
1983
- 1983-02-22 JP JP1983024671U patent/JPS59129635U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59129635U (ja) | 1984-08-31 |
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