JPH0115479Y2 - - Google Patents

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JPH0115479Y2
JPH0115479Y2 JP1984065100U JP6510084U JPH0115479Y2 JP H0115479 Y2 JPH0115479 Y2 JP H0115479Y2 JP 1984065100 U JP1984065100 U JP 1984065100U JP 6510084 U JP6510084 U JP 6510084U JP H0115479 Y2 JPH0115479 Y2 JP H0115479Y2
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parts
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suction nozzle
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は吸引ノズルにより小型部品をハンドリ
ングする装置、例えば電子回路実装工程における
チツプ状電子部品装着装置等に利用されるもので
ある。
(ロ) 従来技術 チツプ状電子部品は普通、真空圧を利用した吸
引ノズルに吸着されて基板まで運ばれる。基板に
は接着剤又はペースト状ハンダが塗布してあり、
これに部品を押付けるのであるが、目的の個所に
精度良く部品を置くためには、部品が吸引ノズル
に吸着されている間に、部品のセンターを正しい
位置に合わせ、且つ部品を所期の方向に向けてお
かねばならない。そこで、出願人が昭和58年特許
願第174514号で提案したような、対をなす矯正爪
で部品姿勢を矯正する装置が使用される。ところ
で上記装置は一定位置に配置した矯正爪の間へ部
品を吸着したノズルを突き込むものであるため、
降下してきたノズルが停止した時、部品が慣性で
落下することがあつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は、一定位置に配置した矯正爪によりノ
ズルに吸着した部品の姿勢矯正を行うものにおい
て、ノズルを矯正爪の間に突き込んだ際の部品落
下を防止することを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案では、矯正爪の作業地点に部品バツクア
ツプピンを配置する。バツクアツプピンは弾性的
に支持されており、降下してきた部品をソフトに
受止めると共にノズルとの間にこれを挟んで落下
を防止する。
(ホ) 実施例 第1図乃至第9図に基き一実施例を説明する。
第1図において、10はインデツクステーブルで
あり、回転分割数に見合う数の吸引ノズル11を
周縁に支持している。12はインデツクステーブ
ル10から垂下したスライドガイド、13はスラ
イドガイド12に沿つて昇降するスライドブロツ
クであり、スライドブロツク13からはインデツ
クステーブル10の中心から見て放射方向にブラ
ケツト14が突出し、このブラケツト14の先端
にノズル11が軸線を垂直にして取付けられてい
る。15は真空源にノズル11を接続するホース
である。スライドブロツク13はインデツクステ
ーブル10上の支持部材(図示せず)に上端を引
つ掛けた引張コイルばね16により常時吊上げら
れている。インデツクステーブル10の周囲の作
業ステーシヨンのうちいくつかはタペツト17が
配置され、ブラケツト14の上方に突出したブラ
ケツト18を押してスライドブロツク13を降下
させる。これとインデツクステーブル10の回動
とが相まつて、吸引ノズル11には降下−部品吸
着−上昇−搬送−降下(基板への)部品装着とい
う一連の動作が生じることになる。
さて第1図は部品を吸着するステーシヨンと部
品を装着するステーシヨンとの間の部品姿勢矯正
ステーシヨンに視点を据えて描かれたものであ
る。20は矯正手段である。矯正手段20の主部
をなすものは円形の回転盤21であり、これは3
個のローラ22により垂直軸まわりに回転できる
よう支持されている。ローラ22自体は第3図に
見られるように不動部材であるベース23に枢支
される。吸引ノズル11は回転盤21の中心軸の
延長上に停止し、スライドブロツク13の降下と
共に回転盤21の中心に入り込む。24はベース
23に支持された堅軸の電動機で、軸端のプーリ
25と回転盤21をベルト26で連結し、回転盤
21を所要角度回転させるものである。
回転盤21は4個の矯正爪27a,27b,2
8a,28bを90゜間隔で支持する。支持様式は
以下の如くである。まず回転盤21に、中心から
放射方向に延びる十字形の溝29を形設する。溝
29の各翼部にスライドガイド30を嵌め込み、
各スライドガイドに矯正爪を1個づつ支持させ
る。この時矯正爪27aと27bが相対し、また
28aと28bが相対するようにする。各矯正爪
は放射方向に摺動可能である。矯正爪27a,2
7bは姿勢を矯正すべき部品の長辺側を規制し、
矯正爪28a,28bは部品の短辺側を規制す
る。さて吸引ノズル11によつて搬送されるチツ
プ状電子部品には大小さまなものざまがあるが、
便宜上三つの大きさのグループに分け、大型部品
31、中型部品32、小型部品33と呼ぶことに
する(第5図参照)、そして各矯正爪には部品の
種別に応じた段部を形設する。すなわち第5図に
示すように矯正爪27a,27bには大型部品用
段部34、中型部品用段部35、小型部品用段部
36を上から順に形設し、矯正爪28a,28b
には大型部品用段部37、中型部品用段部38、
小型部品用段部39を上から順に形設する。いず
れの矯正爪においても、中型部品用段部は大型部
品用段部よりも水平方向において幅が狭く、回転
盤21の中心方向へ一段と突出しており、小型部
品用段部は中型部品用段部より更に幅が狭く、更
に一段と回転盤中心方向へ突出している。このよ
うに部品サイズによつて矯正爪の使用部位が異な
るため、部品の支持高さを適宜変える必要がある
が、タペツト17の押下げ量を調整してこれに対
応する。
矯正爪27a,27b,28a,28bからは
相対する矯正爪に向かつてラツク40a,40
b,41a,41bが突出する。ラツク40a,
40bは同じ高さのところにあり、回転盤21の
区心位置に配置したピニオン42に両側からかみ
合う。ラツク41a,41bはラツク40a,4
0bより一段と低い位置にあり、ピニオン42の
下に軸方向に重ねて配置したピニオン43に、こ
れを両側から狭む形でかみ合う。ピニオン42,
43は回転盤21から垂下した共通の軸44に枢
支される。ピニオン42,43の重なり面には
各々角度にして180゜強の切欠部を設け、残りの扇
形凸部を回転伝達用の係合部45,46としてか
み合わせている。係合部45,46の間には第7
図に見られるようにバツクラツシユ47が生じ
る。各矯正爪と回転盤21との間には第6図に示
す如く引張コイルばね48,49を張渡しすべて
の矯正爪を求心方向へ附勢する。矯正爪27a,
27bを附勢するばね48は矯正爪28a,28
bを附勢するばね49より強力である。また矯正
爪27aにはローラ51を有するカムフオロワ5
0を垂設する。52は円錐状カム面53と円筒状
カム面54を有する回転体状のカムで、回転盤2
1と中心を共にする如く位置し、回転盤21の軸
線方向すなわち上下方向に移動せしめられるもの
である。
本装置による部品姿勢矯正動作は次のとおりで
ある。当初カム52は第3図の如く上昇位置にあ
り、円筒形カム面54にカムフオロワ50のロー
ラ51が乗上げ、矯正爪27aはばね48の張力
に抗し遠心方向に移動せしめられている。矯正爪
27aにピニオン42を介して連結した矯正爪2
7bも同じ距離だけ遠心方向に移動しており、ま
た係合部45,46を介してピニオン42,43
が連結していることにより、ピニオン43も矯正
爪28a,28bを遠心方向に押出す位置に保持
されている。このように四方に拡がつた矯正爪の
間に、チツプ状電子部品を吸着した吸引ノズル1
1が降下する。第4図及び第7,8,9図では小
型部品33が例として示されている。部品33が
所定の高さに停止したところで、第4図のように
カム52が降下してカムフオロワ50から離れ
る。すると矯正爪27a,27b,28a,28
bは部品33に向かつて一斉に接近を開始し、ま
ず第8図のように力の弱いばね49で附勢された
矯正爪28a,28bが部品33の短辺側を挟ん
でこの方向における部品のセンター出しを行う。
この時点でピニオン43の回動は止まる訳である
が、係合部45と46の間にはバツクラツシユ4
7があるため、ピニオン42はなおも回動が可能
であり、矯正爪27a,27bは更に部品33に
接近し、強い方のばね48の作用のもと第9図に
示すように部品33の長辺側を挟んで、この方向
における部品のセンター出しを行う。それから電
動機24により回転盤21を所定角度回転させ、
部品33を所定の方位に向ける。吸引ノズル11
に対する部品33の位置及び姿勢が定まつたとこ
ろでカム52が上昇し、矯正爪27a,27b,
28a,28bを遠ざけて部品33を解放する。
その後吸引ノズル11は上昇し、部品装着ステー
シヨンの方へ部品33を運んで行く。部品33が
離れて行つた後、回転盤21は向きを変え、第1
図の角度位置に復帰して次の部品を待つ。
而して本考案では、回転盤21の中心に部品バ
ツクアツプピン55を設ける。第10図に見られ
るとおり、バツクアツプピン55は大径部と小径
部を有するマツチ模様の部材であつて、その小径
部を軸44の中空部56から上方に突出させてい
る。圧縮コイルばね57がバツクアツプピン55
を押上げており、バツクアツプピン55は下方に
退避可能である。バツクアツプピン55の上端
は、矯正爪に設けた大型部品用段部34,37の
高さに達する。このバツクアツプピン55は降下
して来た吸引ノズル11が停止する前に部品に当
たり、吸引ノズル11との間に部品を挟みつけ
る。第11図には小型部品33を受止めている状
態が示されている。このように、弾性力に支持さ
れたバツクアツプピン55が部品を受けるので、
部品が慣性により吸引ノズル11から離脱すると
いつた事態は生じない。
(ヘ) 考案の効果 本考案によれば、姿勢矯正時において部品が吸
引ノズルから脱落するという事故を簡単な構成で
防止することができる。特にチツプ状電子部品の
ように1枚の基板に何十個も装着するものにおい
ては、1個脱落しただけでその基板を不良品にし
てしまうため、本考案のもたらす効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本考案の一実施例を示し、
第1図は装置概要を示す斜視図、第2図は矯正手
段の構成要素の分解斜視図、第3図及び第4図は
矯正手段の異なる動作状態を示す断面図、第5図
は部品サイズと矯正爪の使用部位との関係を示す
説明図、第6図は回転盤の下面図、第7図乃至第
9図は矯正爪が部品の位置を矯正する模様を経時
的にとらえた説明図、第10図及び第11図は異
なる動作状態の要部拡大断面図である。 31,32,33……部品、11……吸引ノズ
ル、27a,27b,28a,28b……矯正
爪、53……部品バツクアツプピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鉛直方向に延び、下端に部品を吸着して搬送す
    る吸引ノズルと、 一定位置に配置され、前記ノズルに吸着された
    部品に水平方向から接近してこれを挟みつけるこ
    とによりその姿勢を矯正する対をなす矯正爪と、 前記ノズルが降下してくるのを前記矯正爪の作
    業地点で待受ける弾性的に支持された部品バツク
    アツプピンとを備えた部品の姿勢矯正装置。
JP6510084U 1984-05-02 1984-05-02 部品の姿勢矯正装置 Granted JPS60178540U (ja)

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JP6510084U JPS60178540U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 部品の姿勢矯正装置

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JPS60178540U JPS60178540U (ja) 1985-11-27
JPH0115479Y2 true JPH0115479Y2 (ja) 1989-05-09

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US10793038B2 (en) 2015-09-22 2020-10-06 Voxx International Corporation Headrest integrated entertainment system

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