JPH01153122A - マイクロ波調理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は高温液体中に食品を沈めた状態で液体中の食品
にマイクロ波を照射することにより食品の調理を行なう
マイクロ波調理装置に関する。

仲）　従来の技術 この種装置としては、例えば、高温油中に食品を沈めた
状態で油中の食品にマイクロ波を照射することにより食
品のフライ調理を迅速に行なうマイクロ波フライ装置を
挙げることができる（特公昭６２−２５２１号公報参照
）。

而して、斯るフライ装置では、通常、フライ調理中に発
生する蒸気を加熱室内から排出するための排出部は、加
熱室側壁の一部に設けられている。

従って、蒸気発生量が多い場合は、発生蒸気を斯る排出
部を介して効率良く充分に排出することができず、する
と加熱室内壁面に蒸気がかなり結露しこれによる水滴が
油中に落下することとなり、油、の劣化をきたしてしま
う。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は、発生蒸気を効率良く加熱室内から排出でき、
液体中に水滴が不所望に落下するのを防止できるマイク
ロ波調理装置を提供するものである。

に）問題点を解決するための手段 本発明のマイクロ波調理装置は、液体収納部を下部に有
すると共に、食品出入れ開口が形成された斜面を上部に
有する加熱室、上記液体収納部に収納された液体を加熱
するヒータ、上記加熱室内にマイクロ波を供給するマイ
クロ波供給手段、上記開口の下方に配置された露受部、
上記開口を開閉するドアを備え、該ドアは、閉時に上方
の排気フードに対向する一端口と、閉時に下方の上記感
受部に対向する他端口と、閉時に上記開口に直接面する
部分に形成され、上記一端口及び他端口に通じる多数の
マイクロ波非通過孔とを有することを特徴とする。

（ホ）作　用 調理中に発生する蒸気は、そのまま上昇して上方に位置
する加熱室斜面の食品出入れ開口及び該開口を閉じたド
アの多数のマイクロ波非通過孔を介してドア内に至り、
その後ドア内を上昇してドアの一端口から出、上方の排
気フードに至る。

この時、蒸気はドア内を上昇する途中ドア内壁面に結露
する場合があるが、斯る結露による水滴はドア内壁面を
伝って下降して他端口に至り、その後下方の露受部に至
る。

（へ）実施例 図面は本発明実櫂例のマイクロ波フライ装置を示し、（
１１は排油パルプ（２）Ｋ連通した油収納部（３）を下
部に有すると共に、食品出入れ開口１４１が形成された
斜面（５）を上部に有する加熱室で、上記斜面（５）の
角度θは４０〜５０度である。　Ｆ６）は上記油収納部
！３）に収納された食用油（７）を加熱するヒータ、（
８）は上記加熱室（１）内にマイクロ波を供給するマグ
ネトロン、（９）はフライ食品を収納するカゴ、（ｌｌ
ｌｌは該カゴを昇降する昇降機溝である。該昇降機構（
でよるカゴ（９）の下降時には、カゴ；９）内のフライ
食品は油１７）Ｋ浸り、フライ調理が行なわれろ。この
時マイクロ波供７姶もなされ、これによりフライ調理は
迅速になされる。ｆｉｌｌは上記開口（４）の下方に配
置された下露受部、（１２１は上記開口（４）の上方に
配置された上製受部、１３１は該上製受部の上方に配電
されダク）［１４１を通じて屋外に連通ずる排気フード
、（ＩＳは上記斜面（５）の上部に枢支され上記開口Ｃ
４）を開閉するドアである。斯るドアａ９において、α
ｅはドア閉時に上方の排気フード１３に対向する一端口
、住ηはドア閉時に下方の下露受部ｆｆ１ｌＫ対向する
他端口、α８αか・・はドア閉時に上記開口（４）Ｋ直
面するドア内板（１９に形成され九多数のマイクロ波非
通過孔、■はこれら一端ロαＱ、他端口側及びマイクロ
波非通過孔ｕ軌ｇ＋・・・を互いに連通せしめるドア内
風路である。

而して、上記構成のマイクロ波フライ装置においては、
フライ調理中に発生する蒸気は、そのまま上昇して上方
に位置する斜面（５）の開口（４）及びドアｕ９の多数
のマイクロ波非通過孔ｔ１８ｒ１８１−・・を介してド
ア内風路■に滑らかに流入し、その後期るドア内風路＠
を上昇してドアｔ１５１の一端口（Ｉｅから出、上方の
排気フード（１３を通って屋外へ排出される。従って、
蒸気発生量が多くとも蒸気は加熱室（１）内に滞ること
なく滑らかに加熱室（１）内からドア内風路ｆ２Ｇに至
り、これＫより加熱室内壁面に蒸気が結露して水滴が油
中に落下し油が劣化すると云うことはない。

上記ドア内風ｗｒ■に至った蒸気は斯る風路■内を上昇
する途中風路内壁面に結露する場合があるが、斯る結露
による水滴は風路内壁面を伝りで下降して他端口１１７
）に至り、その後下方の下露受部１Ｂに至り、従って斯
る水滴により周辺が不所望に汚れることがない。

又、この様に上記風路内壁面に結露が生じている状況に
おいて、フライ調理終了に伴ってドア（１５１を一点鎖
線の如く開けた場合、上記結露による水滴は逆に一端口
αＧの方に至りその後玉露受部（１３に至り、従ってこ
の場合も水滴により周辺が不所望に汚れることがない。

（ト）発明の効果 本発明のマイクロ波調理装置によれば、発生蒸気はその
まま上昇して上方に位置する食品出入れ開口及びドアの
多数のマイクロ波非通過孔を介してドア内に滑らかに効
率良く至りその後排気フードより排出されるから、加熱
室内壁面に結露が生じ液体中に不所望に水滴が落下する
のが防止される。更に、この時ドア内に結露が生じ水滴
がドア内を下降してもこの水滴はその後下方の露受部に
至るから、水滴により周辺が不所望に汚れるのが防止さ
れる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明実施例のマイクロ波フライ装置の断面図で
ある。 （１）・・・加熱室、　ｆ３１・・・油収納部、　（４
）・・・食品出入れ開口、（５）・・・斜面、（６）・
・・ヒータ、　（訃・・マグネトロン、　１Ｄ・・・下
請受部、　（１ｚ・・・玉露受部、１１３・・・排気フ
ード、ｕ９・・・ドア、　αｅ・・・一端口、ｕ７１・
・・曲端口、　Ｕ・・・マイクロ波非通過孔、■・・・
ドア内風路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）液体収納部を下部に有すると共に、食品出入れ開
   口が形成された斜面を上部に有する加熱室、上記液体収
   納部に収納された液体を加熱するヒータ、上記加熱室内
   にマイクロ波を供給するマイクロ波供給手段、上記開口
   の下方に配置された露受部、上記開口を開閉するドアを
   備え、該ドアは、閉時に上方の排気フードに対向する一
   端口と、閉時に下方の上記露受部に対向する他端口と、
   閉時に上記開口に直接面する部分に形成され、上記一端
   口及び他端口に通じる多数のマイクロ波非通過孔とを有
   することを特徴とするマイクロ波調理装置。