JP2020078423A - 自動開閉蓋付きフライヤー - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、装置の小型化、軽量化を図り、極めて安価な製造を可能とし、また、自動開閉蓋に吸気口と排気口を設けて、油煙や臭気、水蒸気等を排気口より排気して、手前側に向かって排気したり、周囲に拡散したりせず、油跳ねも外部へと飛び出したりせず、作業者や周囲の環境を害さない調理を行える自動開閉蓋付きフライヤーを提供する。【解決手段】自動開閉蓋付きフライヤー1を次のように構成する。第1に、リフトアームより奥方のフライヤー本体9に回動支点を設け、そこに油槽上面を覆う自動開閉蓋8を回動自在に装着する。第2に、回動支点より手前側の自動開閉蓋8の下方よりリフトアームを当接させて昇降させ、自動開閉蓋8を開閉する。第3に、自動開閉蓋8は、手前側に吸気口80を、リフトアーム側に吸気口80より大きくリフトアームの横幅より狭い排気口81を設け、両者間の自動開閉蓋8下面を吸排気経路とする。【選択図】図4

Description

本発明は、自動開閉蓋付きフライヤーに関するものである。詳しくは、フライカゴが係止されるリフトアームの昇降位置より奥方のフライヤー本体に回動支点を設け、回動支点に自動開閉蓋を装着し、回動支点より手前側で、リフトアームを下方より当接させ、リフトアームの昇降により開閉するという簡単な構造で、フライカゴの昇降と自動開閉蓋の開閉とを同期させると共に、自動開閉蓋の下面の吸気口と排気口間に吸排気経路を設け、フライ調理中に発生する油煙や水蒸気を排気口より集中的に後方に排気することのできる自動開閉蓋付きフライヤーである。
従来より、特許文献1に示されるように、蓋をフライカゴの昇降にともない自動的に開閉させると共に、調理後の食品がより美味しくなることを目指して蓋の開閉のタイミングや開き具合を調整できるフライヤー装置が提案されている。しかし、該装置における自動開閉蓋の開閉する手段(特許文献1では蓋開度調節手段)は、複数部材が必要であり、且つ、その構造も複雑であり、装置全体が大型化、重量化すると共に、故障の際には修理の大変なものであった。更に、蓋は蝶番を介して常にフライカゴに装着されているものであるので、フライカゴの取り外し作業が面倒なものとなっていた。
また、フライカゴ自体に蝶番で蓋を取り付け、フライカゴの昇降動作に合わせて蓋が開閉するが、蓋が閉じても発生する油煙等は排気の方向性が定まらず、フライカゴ周囲に拡散してしまうものであった。即ち、フライ調理において食材を油に浸漬した際、油槽内より多量の油煙や臭気、水蒸気が発生し、それらは本体の前方も含めた周囲に拡散してしまう。
近年、フライヤーは、スーパーやコンビニ、総菜店など客の前で、販売員の直接の調理により、利用されることが多くなってきている。フライヤー本体上方にはフードが設置されているが、食材の量によっては油煙や臭気を効率よく回収することができず、厨房室内や店内に拡散したり、調理を行う販売員や買い物客の衣服や髪に付着したりしてしまうこともあり、販売員や買い物客が不快を感じでいるという現状があり、近年、コンビニ、スーパー、総菜店等において調理メニューの拡充拡販を増強している中、当該問題を解決してほしいという強い要望が散見している。
特許第5881103号特許公報
そこで、本発明は、第1に、フライヤーの自動開閉蓋を、フライカゴに直接装着するのではなく、フライカゴが係止されるリフトアームの昇降位置より奥方のフライヤー本体に回動支点を設けて該回動支点に装着することにより、フライカゴの取り出しを面倒とすることをなくし、該回動支点より手前側の自動開閉蓋の下方よりリフトアームを当接させて昇降させることにより該自動開閉蓋を開閉するという簡単な構造とすることにより、装置の小型化、軽量化を図れると共に極めて安価に製造も可能な自動開閉蓋付きフライヤーを提供することを目的とする。
第2に、自動開閉蓋に吸気口及び排気口を設け、その間の自動開閉蓋の下面を吸排気経路とすることにより、調理中に油槽から発生する油煙や臭気、水蒸気等が油槽後方の排気口より方向性を持って排気されて、それらが周囲に拡散したり、フライヤー手前側で調理する販売員等に向かって排気されず、また、調理中に発生する油跳ねも調理をする販売員等に向かって飛び出さず、作業者や周囲の環境を害することなく調理を行える自動開閉蓋付きフライヤーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明は自動開閉蓋付きフライヤーを次のように構成する。
第1に、昇降ロッド上部に設けたリフトアームに係止させてフライカゴを自動昇降させることができるオートリフト装置を有するフライヤーの、リフトアームの昇降位置より奥方のフライヤー本体に回動支点を設け、該回動支点に油槽上面を覆う自動開閉蓋を回動自在に装着する。
第2に、前記回動支点より手前側の自動開閉蓋の下方より前記リフトアームを当接させて昇降させることにより、前記自動開閉蓋を開閉する。
第3に、該自動開閉蓋は、手前側に吸気口を設け、奥方のリフトアーム側に該吸気口より大きくリフトアームの横幅より狭い横幅の排気口を設け、両者の間の自動開閉蓋下面側を吸排気経路とする。
第2の発明は、第1の発明における吸排気経路は、吸気口より排気口に向かって、自動開閉蓋下面に上方へ向かう傾斜面を設けたものであることを付加した自動開閉蓋付きフライヤーとする。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、自動開閉蓋は、着脱式蝶番により、リフトアームより奥方のフライヤー本体の回動支点に取り付けられていることを付加した自動開閉蓋付きフライヤーとする。
第4の発明は、第1乃至第3の何れか1つの発明において、排気口の奥方の位置より上方に冷却風を送る排気筒をフライヤー本体の奥方に設け、フライヤー本体内に冷却ファンを配置し、該ファンの作動により排気筒から吹き出される冷却風により、排気口からの排気を上方へと誘導することを付加した自動開閉蓋付きフライヤーとする。
第5の発明は、第1乃至第4の何れか1つの発明において、次の構成が付加される自動開閉蓋付きフライヤーとする。
第1に、リフトアームは、排気口の開口部より横長に形成され、該開口部下方位置の中央部はフライカゴの係止領域とされ、排気口両側の自動開閉蓋下面位置の左右側方部は上記自動開閉蓋に対する押上領域とされる。
第2に、該押上領域が当接する自動開閉蓋下面位置には、開閉誘導路として、手前側の下平面と、奥方の上平面と、下平面から上平面に向かって上昇する傾斜面とが形成される。
第3に、リフトアームの昇降により押上領域が開閉誘導路に沿って位置を変えながら前記自動開閉蓋の開閉を行う。
第1の発明は、次の効果を有する。
第1に、自動開閉蓋をフライカゴに取り付けるのではなく、フライヤーのリフトアームの昇降位置より奥方の本体に回動支点を設け、自動開閉蓋を回動自在に装着してあるので、自動開閉蓋が開いた後、フライカゴを取り出す際に、フライカゴのみを単独で取り出すことができ、自動開閉蓋を一緒に取り出したり、自動開閉蓋をフライカゴより外してから取り出すといった不自由さをなくすことができた。
第2に、自動開閉蓋は、回動支点より手前側の自動開閉蓋の下方よりリフトアームを当接させて昇降させて、自動開閉させられるので、極めて簡単な構造によりフライカゴの昇降に同期して自動開閉する上、極めて安価に製造も可能で、且つ、装置の小型化や軽量化が可能な自動開閉蓋付きフライヤーを提供することができた。
第3に、自動開閉蓋は、吸気口とそれより大きい排気口を設け、両者の間の自動開閉蓋下面側を吸排気経路としたので、調理中に油槽から発生する油煙や臭気、水蒸気、熱気が油槽後方に排気されて周囲に拡散することなく、また、調理中に発生する油跳ねもなく、作業者や周囲の環境を害することなく調理を行える自動開閉蓋付きフライヤーを提供することができた。
第4に、上記吸排気経路を介して排気口より調理中の水蒸気を効率的に排気できるため、調理品の仕上がりに「カラット感」のある、美味しい揚げ物を提供することができた。
第2の発明は、次の効果を有する。
第1に、吸排気経路は、吸気口より排気口に向かって、自動開閉蓋下面に上方へ向かう傾斜面を設けたものであるので、吸気口から排気口へのより強い空気の流れが生まれ、調理中の油槽から発生する油煙や水蒸気、熱気を後方部より集中排気させることのできる自動開閉蓋付きフライヤーを提供することができた。
第2に、吸排気経路は、吸気口より排気口に向かって、自動開閉蓋下面に上方へ向かう傾斜面を設けたものであるので、リフトアームが上昇してフライカゴが取り出し位置にあるときに、自動開閉蓋の上方へ向かう傾斜面の内側には空間が形成され、蓋を傾かせたりする行為なしで、フライカゴを容易に外部へ取り出せるものとなった。
第3の発明の効果ではあるが、自動開閉蓋は、着脱式蝶番により、リフトアームより奥方のフライヤー本体の回動支点に取り付けられているので、自動開閉蓋のスイングが安定し、且つ、容易に取り外し可能なものとなった。これにより、自動開閉蓋の清掃を行うことも簡単になった。
第4の発明の効果ではあるが、排気口の奥方の位置より上方に冷却風を送る排気筒をフライヤー本体の奥方に設け、フライヤー本体内に冷却ファンを配置し、該ファンの作動により排気筒から吹き出される冷却風により、排気口からの排気を上方へと誘導するものなので、調理中の油煙や水蒸気、熱気、臭気が冷却風の流れに合流して、更に効率的に排気されるものとなった。
第5の発明の効果ではあるが、リフトアームは、排気口両側の自動開閉蓋下面位置の左右側方部が押上領域とされ、該押上領域が当接する自動開閉蓋下面位置には、傾斜面を有する開閉誘導路が形成されており、リフトアームの昇降により押上領域が開閉誘導路に沿って当接位置を変えながら自動開閉蓋の開閉を行うものなので、リフトアームに係止されるフライカゴの昇降に同期して、自動開閉蓋を所望の高さ位置に開いたり、油槽の上面位置に閉じたりする設計が可能となった。
自動開閉蓋付きフライヤーの概略断面説明図 自動開閉蓋の斜視図 自動開閉蓋の中央断面図 吸排気状態を示す説明断面図 リフトアームを示す部分斜視図 自動開閉蓋の底面図 自動開閉蓋のA−A線断面図 リフトアームと自動開閉蓋の当接状態を示す部分斜視図 自動開閉蓋の回動状態を示す部分断面説明図であり、(A)は閉状態でのリフトアームと開閉誘導路との位置関係を示す説明図であり、(B)は閉より開に向かう途中の状態でのリフトアームと開閉誘導路との位置関係を示す説明図であり、(C)は開状態でのリフトアームと開閉誘導路との位置関係を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態につき実施例と共に説明する。
図1は自動開閉蓋付きフライヤーの概略断面説明図である。本発明に係る自動開閉蓋付きフライヤー1は、フライヤー本体9に、上面が開口した油槽2を備えており、油槽2の奥方即ち後部側にはフライカゴ3を昇降させるオートリフト装置Aを備えている。オートリフト装置Aは、昇降ロッド4上部にリフトアーム5を形成し、該リフトアーム5にフライカゴ3を係止させ、昇降ロッド4の昇降により、フライカゴ3を自動昇降させるものである。尚、フライカゴ3は、手前側には把手6が形成され、奥方である後部側にはリフトアーム5に係止させるフック7が形成されたものである。従来より周知のフライカゴである。
油槽2上面のフライヤー本体9の開口部には、油槽2の上面を覆う自動開閉蓋8が装着されている。自動開閉蓋付きフライヤー1に取り付けられる自動開閉蓋8は、図1に示されるように、リフトアーム5の昇降位置より奥方のフライヤー本体9に設けられた回動支点10に着脱式蝶番11により回動自在に装着されている。尚、後に詳細に説明するが、自動開閉蓋8は、回動支点10より手前側の自動開閉蓋8の下方即ち下面側にリフトアーム5を当接させて、リフトアーム5の昇降により開閉される。
着脱式蝶番11は、リリースヒンジと称される蝶番を用いている。図2に示す符号11Aは、着脱式蝶番11を外した状態の一方の部材を示すものである。着脱式蝶番11は、一方の部材11Aの袖12を片手で引っ込めることができ、自動開閉蓋8をフライヤー本体9の回動支点10にあるもう一方の部材より簡単に着脱できるようになっている。着脱式蝶番11はこれに限定されるものではなく、他の着脱式蝶番であっても良い。
自動開閉蓋8には、図2及び図3に示すように、手前側に吸気口80が、奥方のリフトアーム5側に排気口81が設けられ、両者の間の自動開閉蓋8下面側が吸排気経路82とされている。吸排気経路82は、吸気口80より排気口81に向かって、自動開閉蓋8下面に上方へ向かう傾斜面83を備えている。尚、傾斜面83が形成されることにより、傾斜面83から奥方の自動開閉蓋8と油槽2との間に空間が生じることを防ぐため、閉鎖板部88が形成されている。
排気口81は、図2に示されるように、吸気口80より大きい。更に排気口81は、図8に示されるように、左右の昇降ロッド4,4の間の横幅より広いが、リフトアーム5の横幅より狭い横幅で設けられている。排気口81を吸気口80より大きくすることで、吸気口80から排気口81へと空気の強い流れが生まれる。手前側の吸気口80は油槽の面積比5%程度、奥方の排気口81は油槽の面積比20%程度とすることが、効率よく排気能力が発揮され、吸気口80から油煙や蒸気が漏れることがないことが調理試験にて検証された。
吸排気経路82に傾斜面83を備えることにより、図3及び図4に示すように、吸気口80から排気口81へと、空気の強い流れが生まれる。傾斜面83は、排気口81方向へと立ち上げた角度を20度程度とすることで、調理中に発生する油煙や水蒸気を高温により発生する上昇気流により後方へ集中排気させて効率よく排気できるものとなる。
傾斜面83を備えることにより、傾斜面83の内側には空間が形成されるので、調理終了後に自動開閉蓋8を開けてフライカゴを取り出すときに、自動開閉蓋8を傾かせたりしないで、フライカゴ3を容易に外部へ取り出せるものとなった。また、傾斜面83は、外観や美観、フライカゴ3の取り外しスペースの確保を考慮すると、油槽2奥行比の中心付近より排気口81方向へと立ち上げたものとするのが最も理想的であった。
図4には、自動開閉蓋8を閉めてのフライ調理中の吸排気の流れが示されている。
フライヤー本体9の奥方には、排気口81の奥方の位置より上方に冷却風を送る排気筒90が設けられており、フライヤー本体9内に冷却ファンが配置されることにより、自動開閉蓋8の吸気口80から排気口81に向かう空気の強い流れによる油煙や水蒸気等の排気の流れは、冷却ファンの作動により排気筒90から吹き出される冷却風により、排気口81から上方へと誘導されるものである。
自動開閉蓋8は、オートリフト装置Aのリフトアーム5の昇降により開閉する。リフトアーム5は、図5に示されるように、オートリフト装置Aの左右の昇降ロッド4の上部で、通常のリフトアームより横に長く、左右の昇降ロッド4,4の間を超える横長に形成される。具体的には、図8に示すように、自動開閉蓋8の排気口81の開口部より長い横長に形成されている。
リフトアーム5は、昇降ロッド4,4間に相当する中央部がフライカゴの係止領域50とされ、該係止領域50の左右側方部が自動開閉蓋8に対する押上領域51とされる。尚、係止領域50は、自動開閉蓋8の排気口81である開口部下方位置にあたり、押上領域51は、排気口81両側の自動開閉蓋8下面位置である次に説明する開閉誘導路84の下方位置にあたる。
図8に示すリフトアーム5の左右の押上領域51,51が当接する自動開閉蓋8下面位置には、開閉誘導路84が形成されている。開閉誘導路84は、図8には示されていないが、図6及び図7に示されるように、手前側の下平面85と、奥方の上平面86と、下平面85から上平面86に向かって上昇する傾斜面87とが形成されている。尚、自動開閉蓋8には、傾斜面87が形成されることにより、傾斜面87から奥方の上平面86と油槽2との間に空間が生じることを防ぐため、閉鎖板部88が形成されている。
リフトアーム5の昇降により押上領域51が開閉誘導路84に沿って当接位置を変えながら自動開閉蓋8の開閉を行う。開閉誘導路84は、自動開閉蓋8の開閉角度調整の役割を持ち、リフトアーム5に係止されるフライカゴ3の昇降に同期して、自動開閉蓋8を所望の高さ位置に開いたり、油槽2の上面位置を閉じたりする設計が可能となった。
以下、図9に従って、自動開閉蓋8の開閉と、リフトアーム5と開閉誘導路84との位置関係に付いて説明する。
図9(A)に示すように、自動開閉蓋8が油槽2を覆って閉じているときには、フライカゴ3は最下端にあり、リフトアーム5の押上領域51は、自動開閉蓋8の上平面86の位置にある。フライカゴ3を上昇させるため、リフトアーム5が上昇し、自動開閉蓋8が閉じた状態から開く方向に向かう場合は、図9(B)に示すように、リフトアーム5が上昇するに従い、リフトアーム5の押上領域51が、自動開閉蓋8の回動にともない上平面86から傾斜面87へと位置を変化させる。フライカゴ3の取り出しができる位置まで自動開閉蓋8が開くようリフトアーム5が更に上昇すると、リフトアーム5の押上領域51は、傾斜面87を移動し、図9(C)に示すように、リフトアーム5の押上領域51は、下平面85に至る傾斜面87に位置する。
自動開閉蓋8が閉まる場合には、リフトアーム5が下降するに従い、自動開閉蓋8の回動にともない、リフトアーム5の押上領域51が位置を傾斜面87から上平面86へと変化させ、上平面86に位置することにより自動開閉蓋8が油槽2の上面位置を覆って閉じた状態となる。
1・・・・・・・自動開閉蓋付きフライヤー
2・・・・・・・油槽
3・・・・・・・フライカゴ
4・・・・・・・昇降ロッド
5・・・・・・・リフトアーム
50・・・・・・係止領域
51・・・・・・押上領域
6・・・・・・・把手
7・・・・・・・フック
8・・・・・・・自動開閉蓋
80・・・・・・吸気口
81・・・・・・排気口
82・・・・・・吸排気経路
83・・・・・・傾斜面
84・・・・・・開閉誘導路
85・・・・・・下平面
86・・・・・・上平面
87・・・・・・傾斜面
88・・・・・・閉鎖板部
9・・・・・・・フライヤー本体
90・・・・・・排気筒
10・・・・・・回動支点
11・・・・・・着脱式蝶番
11A・・・・・一方の部材
12・・・・・・袖
A・・・・・・・オートリフト装置

Claims (5)

  1. 昇降ロッド上部に設けたリフトアームに係止させてフライカゴを自動昇降させることができるオートリフト装置を有するフライヤーの、リフトアームの昇降位置より奥方のフライヤー本体に回動支点を設け、該回動支点に油槽上面を覆う自動開閉蓋を回動自在に装着し、
    前記回動支点より手前側の自動開閉蓋の下方より前記リフトアームを当接させて昇降させることにより、前記自動開閉蓋を開閉する自動開閉蓋付きフライヤーであって、
    該自動開閉蓋は、手前側に吸気口を設け、奥方のリフトアーム側に該吸気口より大きくリフトアームの横幅より狭い横幅の排気口を設け、両者の間の自動開閉蓋下面側を吸排気経路としたことを特徴とする自動開閉蓋付きフライヤー。
  2. 上記吸排気経路は、上記吸気口より排気口に向かって、上記自動開閉蓋下面に上方へ向かう傾斜面を設けたものであることを特徴とする請求項1に記載の自動開閉蓋付きフライヤー。
  3. 上記自動開閉蓋は、着脱式蝶番により、上記リフトアームより奥方のフライヤー本体の回動支点に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動開閉蓋付きフライヤー。
  4. 上記排気口の奥方の位置より上方に冷却風を送る排気筒を上記フライヤー本体の奥方に設け、該フライヤー本体内に冷却ファンを配置し、該ファンの作動により前記排気筒から吹き出される冷却風により、前記排気口からの排気を上方へと誘導することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の自動開閉蓋付きフライヤー。
  5. 上記リフトアームは、上記排気口の開口部より横長に形成され、該開口部下方位置の中央部はフライカゴの係止領域とされ、上記排気口両側の自動開閉蓋下面位置の左右側方部は上記自動開閉蓋に対する押上領域とされ、
    該押上領域が当接する自動開閉蓋下面位置には、開閉誘導路として、手前側の下平面と、奥方の上平面と、下平面から上平面に向かって上昇する傾斜面とが形成され、
    前記リフトアームの昇降により前記押上領域が前記開閉誘導路に沿って位置を変えながら前記自動開閉蓋の開閉を行うことを特徴とする請求項1乃至4に記載の自動開閉蓋付きフライヤー。
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