JPH011529A - 積層体の製造方法 - Google Patents

積層体の製造方法

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Publication number
JPH011529A
JPH011529A JP62-158472A JP15847287A JPH011529A JP H011529 A JPH011529 A JP H011529A JP 15847287 A JP15847287 A JP 15847287A JP H011529 A JPH011529 A JP H011529A
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JP
Japan
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nonwoven fabric
laminate
foam
synthetic resin
fibers
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Pending
Application number
JP62-158472A
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JPS641529A (en
Inventor
秀雄 西村
悟 大村
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Publication of JPH011529A publication Critical patent/JPH011529A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 不発明は、積層体の製造方法に関し、特に自動車の車内
の内装材料に使用される積層体の製造方法に関する。
(従来の技術) 自動車の車内に取付けられる天井パネルやドアトリム等
の内装材料は、吸音特性、意匠性等の向上を目的として
、基材と不織布からなる積層体を加熱成形したものが広
く利用されている。
従来、この積層体の基材と不織布とはホントメルト型の
接着剤により貼り合せていたが、この種類の接着剤が非
常に高価で、しかも使用する基材、不織布によっては十
分な接着性を得ることができないものもあった。
このことを考慮して、本発明者らは、特願昭60−25
9393号明則書において、第6図に示すような貼り合
せに接着剤を必要としない、合成樹脂フィルム24/合
成樹脂発泡体23/合成樹脂フィルム22/不鐵布21
積層体を提案した。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の構成の積層体は、不織布21と発
泡体23の接着面にポリプロピレン等の合成樹脂フィル
ム22を有するため、内装材料として意匠面のクツショ
ン性が損われ、かつこの積層体を成形する際、不織布2
1を接着するために合成樹脂フィルム22を十分に加熱
して軟化させる必要があυ、このため成形品の不織布の
外観が損われるという問題がちった。
本発明は、上記のような問題点を解決するだめのもので
あり、その目的とするところは自動車の内装材料等に使
用する積層体の製造方法を提供することであシ、具体的
には不織布を合成樹脂発泡体に直接貼り合せることを可
能とすることにより、加熱成形時それ程高温とする必要
がなく、シかも生産性の向上した積層体の製造方法を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 不発明の積層体の製造方法は、合成樹脂シートに積層し
た合成樹脂発泡体上に、該発泡体の合成樹脂と同系の繊
維からなるか、まだは該繊維を混紡した不織布、あるい
はバインダーを含有しない不織布にバインダーを塗布し
た不織布を、貼着することを特徴とする。
本発明において使用される合成樹脂シートと合成樹脂発
泡体は不織布を貼着する前に、予め融着等によシ積層し
ておくものである。そして例えば各々ポリエチレン、ポ
リプロピレン、架橋ポリプロピレン、ポリエチレン共重
合体等のオレフィン系の合成樹脂材料、好ましくはポリ
プロピレンからなるものであり、合成樹脂シートは、こ
ILらのシート状のものであり、発泡体はシート状のフ
オーム材でちる。
また、本発明において使用される不織布としては、上記
の合成樹脂発泡体に使用したものと同系の材料からなる
繊維の不織布、または該繊維を混紡した不織布、または
慣用の不織布であってバインダーを含有しない不織布に
、好ましくは践不織布を発泡体に貼着する直前に、接着
剤としても作用するバインダー例えばポリエステル系、
オレフィン系、アクリル系、塩ビ系またはウレタン系等
の合成樹脂材料からなる溶液またはエマルジョンを塗布
した不織布が使用し得る。
そして、この不織布を、予め合成樹脂シートに積層した
合成樹脂発泡体上に貼着するには、不織布が該発泡体の
合成樹脂と同系の繊維からなるか、これを混紡したもの
である場合には、例えば不織布と発泡体との接着面を、
各々加熱手段で加熱した後に、fRJ!L、加圧ロール
等により圧着する。このとき、溶融された発泡体表面の
合成樹脂は、これと同系の不織布内のまたは不織布の合
成樹脂繊維と結合し、不織布と発泡体は強固に接着され
る。
また、不織布がバインダーを塗布したものである場合に
は、クリえは前述のように不織布を発泡体に貼着する直
前に、適当なバインダーをへケかスプレーにより不織布
に塗布し、これに発泡体を積層して、加圧ロールにより
、圧着することにより行い得る。このときバインダーは
不織布の繊維をつなぎ止めると共に、不織布と発泡体と
の接着剤としても作用し、両層は強固に接着される。ま
たこの場合、積層前に発泡体表面をプライマー処理する
ことや、圧着後、不織布表面を加熱することは効果的で
ある。
このようにして製造された積層体は、加熱後適当な成形
型に収め加圧することにより、所望 −の形状の成形品
にすることができる。
(作 用) 本発明の積層体の製造方法は、ポリプロピレンシート等
を介在せずに、不織布を直接発泡体に積層するものであ
るため、従来のような不織布とポリプロピレン7−ト等
を貼り合せる工程を省略することができる。さらにこの
積層体を内装材料に加熱成形する際にも、より低温で行
うことができ、成形後の製品の不織布の外観を損うこと
がない。
また、本方法により製造された積層体は、不織布が直接
発泡体に貼着されているため、クツション性が失われる
ことなく、不織布がよりンフトな感触を有する。
(実施例) 本発明の実施例を図面全参照して説明する。
第1図に示す積層体1を、本発明の方法に従って下記の
二通シの方法により製造した。しかし本発明は、これに
限定されるものではない。
超施例1 第2図は、第1の製造方法を示すものであり、2aはポ
リエステルを主体とするf繊維に少くとも10チ以上の
ポリプロピレン(以下、PPと略す)繊維を混紡した不
織布、3はPP発泡体、4はPPシートであり、該シー
ト4は予め押出成形によシ該発泡体3に熱融着されたも
のである。
また、5および5′は不織布2aとPP発泡体3とを圧
着するため、適当な間隔を設けて上下に配! 設された加圧ロールであり、そして6aおよび6a、は
加圧ロール5.5′の上流側対向部に各々配設された赤
外線ヒータである。
そして積層体1の製造は、不織布2aを、その接着面が
ヒータ6a側になるように通過させて、該接着面を若干
加熱した後に、加圧ロール5に送り、これと同時にPP
シート4を下層とするPP発泡体3を、不織布2aとの
接着面がヒータ6a′側になるように通過させ、これに
より破面を加熱溶融させ、もう一方の加圧ロールぎに送
られ、この両層は加圧ロール5.5′によシ圧着されて
、積層体1が製造される。
これによシ、溶融し九PP発泡体が不織布2a中のPP
繊維に接着し、発泡体3と不織布2aとが強固に接着さ
れた積層体1が製造される。
実施例2 第3図に第2の製造方法を示す。
2bは、ポリエステル繊維からなる不織布で、繊維間を
つなぎ止めるバインダーは含有していない。また、3の
PP発泡体と4のPPシートは実施例1と同様に予め熱
融着されたものである。
不織布2bは、PP発泡体3に積層される直前に、その
接着面にバインダー8としてアクリル糸のエマルジョン
タイプ接着剤[粘度2000〜6000CI]S (常
温時)、例えば東亜合成化学社製FA−4f))をスプ
レー7から塗布した後に、ロール9を介し、実施例1と
同様に加圧ロール5に送られる。このバインダー8は、
不織布2bの繊維間をつなぎ止めると共に、PP発泡体
3との接着剤としても作用する。これと同時に、PPシ
ート4を融着させたPP発泡体3は、その表面にコーテ
ィングロール11により、アクリル/ポリオレフィン変
性体からなる液体状プライマー10(例えば東亜合成化
学社m8P−1350ブライマー、サンスター技研社f
iPP−1プライマー等)を50〜i o o y7r
I? 塗布した後に、加圧ロールダに送られる。この両
層を加圧ロールへ5′で圧着すると積層体1が製造され
る。また圧着後、赤外線ヒータ6bで加熱することは、
ノ(インダー8の固化に効果的である。
この方法によっても、実施例1と同様に各層が強固に接
着された積層体1が製造される。
この様にして製造した積層体1を次に第4図および第5
図に示す様に、自動車の内装材料である天井パネル等に
加熱成形する。
まず積層体1を加熱装置である遠赤外ヒータ1λ13に
よって、上下から十分に加熱し、次いでこの加熱積層体
1を成形型14.15内に移し、この成形m 14.1
5により加圧し、しかる後に型より取出し、所定の大き
さに切り、内装材料とする。
このときの加熱は、従来であれば不織布面側(上佃)を
180〜200℃にしなければ十分な成形形状が得られ
なかったが、本実施例によるものでは、150〜170
℃で十分である。なお、PPシート側(下側)は130
〜140℃に加熱する。
このようにして得た本実施例の積層体からなる内装材料
は、不織布がよりン7トな感触を与え、内装材として十
分に見映えのする良好な製品である。
(発明の効果) 本発明の積層体の製造方法は、以上詳細に説明したよう
に、ポリプロピレンシート等を介在せずに、不織布を発
泡体に直接積層することを可能としたため、従来のよう
な不織布とポリプロピレンシートとを貼り合わせる工程
を省略することができ、生産性を高めることができるよ
うになった。さらに、この積層体を内装材料に加熱成形
する際にも、従来の180〜200℃に対し、150〜
170℃とかなり低温で行うことができ、成形後の製品
において不織布の繊維の加熱収縮等による外観に凹凸等
の不良を生じることがない。
また、前記したように、不織布と発泡体との間にポリプ
ロピレンシートが存在しないことから、本発明の方法に
よる積層体は、不織布がより高いクツション性を示し、
ソフトな感触を有する。このため、この積層体からなる
内装材料は、天井パネルやドアトリム等として好適なも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により製造された積層体の断面図、 第2図および第3図は、本発明の実施例における積層体
の製造方法を説明する工程図、第4図および第5図は、
本発明の実施例における積層体の加熱成形方法を説明す
る工程図、第6図は、従来の積層体の断面図を表す。 図中、 1・−・・・・積層体 2.2a、2b・・・不織布 3・・・・・・合成樹脂発泡体 4・・・・・・合成樹脂シート 才4図 才5 図 才 6図 、0       0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 合成樹脂シートに積層した合成樹脂発泡体上に、該発泡
    体の合成樹脂と同系の繊維からなるか、または該繊維を
    混紡した不織布、あるいはバインダーを含有しない不織
    布にバインダーを塗布した不織布を、貼着することを特
    徴とする積層体の製造方法。
JP62-158472A 1987-06-25 積層体の製造方法 Pending JPH011529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-158472A JPH011529A (ja) 1987-06-25 積層体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-158472A JPH011529A (ja) 1987-06-25 積層体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS641529A JPS641529A (en) 1989-01-05
JPH011529A true JPH011529A (ja) 1989-01-05

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