JPS62119034A - 積層体からなる成形品 - Google Patents

積層体からなる成形品

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JPS62119034A
JPS62119034A JP25939385A JP25939385A JPS62119034A JP S62119034 A JPS62119034 A JP S62119034A JP 25939385 A JP25939385 A JP 25939385A JP 25939385 A JP25939385 A JP 25939385A JP S62119034 A JPS62119034 A JP S62119034A
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foam
film
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polypropylene resin
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秀雄 西村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、四層構造の積層体を加熱してスタンピング成
形せしめた積層体の成形品に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば、自動車の車室内に取り付けられる内装材
料においては、吸音特性と意匠性を向上させることを目
的として、基材と不織布からなる積層体が広く利用され
ている。
そして、この積層体の基材と不織布とを貼り合わせるに
は、フィルム状あるいはネット状のホットメルトタイプ
の接着剤を用い、この接着剤を基材と不織布との間に挟
み込み、基材を成形する際の加熱により、接着剤を溶融
させて基材と不織布とを貼着する方法、あるいは、既に
成形された基材に別途加熱・熔融させた接着剤を塗布し
、その接着剤上に不織布を重ね合わせて両材料を貼着す
る方法がとられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の積層体においては、基材と不織布
とを貼り合わせる際に、非常に高価な接着剤を利用しな
ければならないことはもとより、ポリプロピレン系樹脂
からなる基材およびポリエステル系樹脂からなる不織布
等のように組み合わせ材料によっては十分な接着性を得
ることができない不具合がある。
従って、この発明は、上記の不具合を解消するためにな
されたもので、発泡体の両面に同系の合成樹脂材料から
な・Sフィルムをラミネートし、一方のフィルムに不織
布を融着することによって、接着剤の利用を皆無とし、
十分な接着性を得ることのできる積層体の成形品とする
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、この発明に係る積層体からなる成形品におい
ては、シート状の合成樹脂材料からなる発泡体の両面に
、発泡体と同系の合成樹脂材料からなるフィルムがラミ
ネートされ、この合成樹脂材料からなるフィルムのいず
れか一方にシート状に形成された不織布が融着された四
層構造の積層体を、加熱してスタンピング成形せしめた
ものである。
そして、積層体に用いられる合成樹脂材料からなる発泡
体としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、架橋ポリ
プロピレン−ポリエチレン共重合体等のオレフィン系の
合成樹脂材料からなるシート状のフオーム材を挙げるこ
とができ、その発泡倍率は10ないし50倍の範囲が適
しており、20ないし40倍が最も優れている。また、
発泡体の板厚は1.0ないし8.0flの範囲が適して
おり、3、0ないし5.01が最も適している。
また、発泡体の両面にラミネートされるフィルムとして
は、発泡体の合成樹脂材料と同系の材料から選択するこ
とが必要であり、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオ
レフィン系の合成樹脂材料からフィルム状に形成される
。また、フィルムの板厚は0.1ないし0.5 mmの
範囲が通しており、0゜2ないし0.4鶴が最も優れて
いる。
さらに、フィルムに融着される不織布としては、ポリエ
ステル系、オレフィン系、アクリル系等の合成樹脂材料
からなる繊維を使用した不織布、さらに、前述の不織布
にポリエステル系、オレフィン系、アクリル系、塩ビ系
等の合成樹脂材料からなる溶液またはエマルジョンを含
浸させた不織布を挙げることができる。そして、不織布
の目付量は20ないし300 g/cdの範囲が通して
おり、50ないし200 g/cdが最もイ憂れている
そして、積層体からなる成形品としては、自動車の車室
内に取り付けられる天井パネル、ドアトリム、フロアマ
ット等の部品をはじめとして、いろいろな成形品を包含
することを意図している。
〔実施例〕
以下、本発明に係る積層体からなる成形品の実施例を図
面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施例) 第1図は本発明に係る積層体からなる成形品の第1実施
例を示す一部拡大断面図、第2図ないし第4図は本発明
の第1実施例における積層体の貼着方法を説明する工程
図、第5図ないし第7図は本発明の第1実施例における
積層体成形品のプレス成形方法を説明する工程図である
第1図において、1はスタンピング成形された積層体か
らなる天井パネルであり、2は天井パネル1を構成して
いるシート状に形成された発泡体である。この発泡体2
は架橋ポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂とからな
る共重合体から発泡成形されており、その発泡倍率は2
0ないし30倍とされている。また、その板厚は3ない
し51程度とされている。
また、発泡体2の両面には同種の合成樹脂材料からなる
フィルム3a、3bが融着されている。
そして、このフィルム3a、3bは発泡体2と同系の合
成樹脂材料であるポリプロピレン樹脂からなる半溶融物
が押出し機(図示せず)によってフィルム状に形成され
、その板厚は0.1ないし0.4鶴程度とされている。
さらに、一方のフィルム3bにはシート状に形成された
不織布4が融着されている。この不織布4はポリプロピ
レン樹脂からなる繊維とポリエステル樹脂からなる繊維
とが5対5の割合で混合されている混合繊維からなって
おり、その目付量は150ないし250 g/mの範囲
に設定されている。
これによって、架橋ポリプロピレン樹脂とポリエチレン
樹脂との共重合体からなる発泡体2の両面に、ポリプロ
ピレン樹脂からなるフィルム3as3bがラミネートさ
れ、さらに、一方のフィルム3b上にポリプロピレン樹
脂とポリエステル樹脂からなる不織布4が融着された積
層体5として成形される。
そして、この積層体5はスタンピング成形工程で、加熱
された後、スタンピング成形型にセットされてスタンピ
ング成形され、天井パネル1として完成される。
次に、上述した天井パネル1の成形方法を第2図ないし
第7図に基づいて説明する。
第2図において、10は押出し機であって、この押出し
機10にはポリプロピレン樹脂が半溶融とされており、
出口10aから対向して配設されている二つの冷却ロー
ルlla、llbの間隔12に半溶融状態で押し出して
、再冷却ロール11a、llbで冷却させつつフィルム
3aに形成させてドラム13に幾重にも巻き込み、0.
1ないし0.4籠程度の一方のフィルム3aとして成形
する。
また、他方のフィルム3bを第3図に示すようにして成
形する。押出し機14によって半熔融とされたポリプロ
ピレン樹脂を出口14aから対向して配設されている二
つのラミネートロール15a、15bの間隔16に半溶
融状態で押し出してフィルム3bとして成形する。それ
と同時にドラム17に別途シート状に成形されて巻き込
まれているポリプロピレン樹脂からなる繊維とポリエス
テル樹脂からなる繊維との不織布4を間隔16に供給し
て、半溶融状態のフィルム3bとラミネートして二層体
4aを形成する。そして、フィルム3bと不織布4とが
ラミネートされた二層体4aをドラム18に幾重にも巻
き込む。
そして、両ラミネートロール15a、15bの間隔16
のクリアランスはフィルム3bと不織布4とからなる二
層体4aとして出来上がる総板厚の60ないし75%程
度とされているので、半溶融状態のポリプロピレン樹脂
からなるフィルム3bと不織布4が圧縮されて所定の厚
さに成形される。それとともに、フィルム3bを形成し
ている半熔融状態のポリプロピレン樹脂が不織布4と同
系の合成樹脂材料によって形成されているので、不織布
4を溶融しながら空隙部に入り込んで強固に融着される
。これによって、不織布4の一面に0.1ないし0.4
 ts程度のフィルム3bとして形成される。
上述のようにして、フィルム3aとフィルム3bおよび
不織布4からなる二層体4aとが形成されたところで、
第4図に示すような融着工程で積層体5として完成され
る。
第4図において、19は回転自在に配設された一方の圧
着ローラであって、この圧着ローラ19の下方対向部に
は間隔21を有して他方の圧着ローラ20が回転自在に
配設されており、その上流側の対向部にはそれぞれ赤外
線ヒータ22a、22bが配設されている。また、二つ
の圧着ローラ19.20の間隔21のクリアランスは積
層体5として出来上がる総板厚の50%程度とされてい
る。
また、一方の圧着ローラ1gの近傍にはフィルム3bと
不織布4とからなる二層体4aが幾重にも巻き込まれた
ドラム18が配設されており、他方の圧着ローラ20の
近傍にはフィルム3aが幾重にも巻き込まれたドラム1
3が配設されている。
そして、積層体5を成形する際には、ドラム18から二
層体4aのフィルム3b側が赤外線ヒータ22a側に位
置するように圧着ローラ19と赤外線ヒータ22aの間
に通過させて、両圧着ローラ19.20の間隔21に送
り込む。それと同時に、ドラム13からフィルム3aを
圧着ローラ20と赤外線ヒータ22bの間に通過させて
、両圧着ローラ19.20の間隔21に送り込む。
この状態で、二つの赤外線ヒータ22a、22bを同時
に作動させ、一方のフィルム3aの融着面側を加熱する
とともに、他方のフィルム3bの融着面側を加熱する。
これによって、両フィルム3a、3bの融着面側の加熱
部位が溶融される。
そして、赤外線ヒータ22a、22bの作動と同時に、
圧着ローラ19.20を回転させ、加熱されたフィルム
3a、3bの間に架橋ポリプロピレン樹脂とポリエチレ
ン樹脂の共重合体からなる発泡体2を順次送り込みつつ
、両圧着ローラ19.20で押し圧して発泡体2の両面
にフィルム3aと二層体5とを融着させる。
この時、両フィルム3a、3bと発泡体2とは、同系の
合成樹脂材料によって形成されているため、両フィルム
3a、3bと発泡体2との接触部が互いにからみ合って
強固に融着される。
これによって、ポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂
の共重合体からなる発泡体2の両面にポリプロピレン樹
脂からなるフィルム3a、3bがラミネートされ、さら
に一方のフィルム3a上にポリプロピレン樹脂の繊維と
ポリエステル樹脂の繊維とからなる不織布4が融着され
た積層体5が得られる。
つづいて、上述で得られた積層体5が形成されたところ
で、第5図ないし第7図に示すようなスタンピング成形
工程でプレスされ、天井パネルlとしてスタンピング成
形される。
第5図において、23は加熱装置であって、この加熱装
置23は二つの赤外線ヒータ24a、24bが間隔を有
して対向して配設されており、約130ないし140℃
に加熱されるようになっている。また、スタンピング成
形工程は第6図および第7図に示すように、上型側グイ
プレート25に固定された上型26と下型側グイプレー
ト27に固定された下型28とが対向して配設されてお
り、上型26の下面には成形面26aが形成され、下型
28の上面には上型26の成形面26aに対応する成形
面28aが形成されている。そして、上型26が下型2
8に型閉めされた際に、両型26.28の成形面26a
、28aによって、プレス圧が0.5ないし1.5 k
g / colでスタンピング成形されるようになって
いる。
そして、成形品である天井パネル1を成形する際には、
加熱装置23を作動させ、積層体5を天井パネル1とし
て完成させるよりもやや大きめに裁断して加熱装置23
の赤外線ヒータ24a、24bの間に挿入し、積層体5
の両端をクランプ29a、29bで支持して約130な
いし140℃に加熱する。
次に、加熱された積層体5を加熱装置23から取り出し
、第6図に示すように上型26と下型28とが型開きし
た状態で両型26.28の成形面26a、28aの間に
挿入する。その後、上型26を下型28に型締めして0
.5ないし1.5kg/cdの圧力でスタンピング成形
する。そして、所定時間プレスした後、上型26を下型
28から型開きして下型28の成形面28a上に成形さ
れている天井バフル1を取り出して所定の大きさにカッ
トする。
これによって、第1図に示すように発泡体2の両面にフ
ィルム3a、3bがラミネートされ、さらに一方のフィ
ルム3b上に表皮材となる不織布4が融着された天井パ
ネル1として完成される。
(第2実施例) 第8図は本発明に係る積層体からなる成形品の第2実施
例を示す一部拡大断面図、第9図ないし第11図は本発
明の第2実施例における積層体の貼着方法を説明する工
程図である。
第8図において、6はスタンピング成形された積層体か
らなる天井パネルであって、この天井パネル6はシート
状に形成された二枚の発泡体7a、7bであり、接合面
7cで融着されて発泡体層7dを形成している。そして
、この両全泡体7a、7bはポリプロピレン樹脂から発
泡成形されており、その発泡倍率は20ないし30倍と
されている。また、その−要分の板厚は1.5ないし2
.5鶴程度とされている。
また、この発泡体層7dの両面には同種の合成樹脂材料
からなるフィルム8a、8bが融着されている。そして
、この両フィルム8a、8bは発泡体層7dと同系の合
成樹脂材料であるポリプロピレン樹脂からなる半溶融物
が押出し機(図示せず)によって、発泡体層7dの両面
に直接押し出されてラミネートされており、その板厚は
0.1ないし0.4 fi程度とされている。
さらに、一方のフィルム8bにはシート状に形成された
不織布9が融着されている。この不織布9はポリプロピ
レン樹脂からなる繊維とポリエステル樹脂からなる繊維
とが5対5の割合で混合されている混合繊維からなって
おり、その目付量は150ないし250 g/lr?の
範囲に設定されている。
これによって、ポリプロピレン樹脂からなる発泡体層7
dの両面に、ポリプロピレン樹脂からなるフィルム8a
、8bがラミネートされ、さらに、7iのフィルム8b
上にポリプロピレン樹脂とポリエステル樹脂からなる不
織布9が融着された積層体6aとして形成される。
そして、この積層体6aはスタンピング成形工程で、加
熱された後、スタンピング成形型にセントされてスタン
ピング成形され、天井パネル6として完成される。
次に、上述した天井パネルlの成形方法を第9図ないし
第11図に基づいて説明する。
第9図において、30は押出し機であって、この押出し
機30にはポリプロピレン樹脂が半溶融とされており、
出口30aから対向して配設されている二つのラミネー
トロール31a、31bの間隔32に半溶融状態で押し
出してフィルム8aとして成形する。それと同時にドラ
ム33に別途シート状に成形されて巻き込まれているポ
リプロピレン樹脂からなる発泡体7aを間隔32に供給
して、半熔融状態のフィルム8aとラミネートして二層
体6bを形成する。そして、フィルム8aと発泡体7a
とからなる二層体6bをドラム34に幾重にも巻き込む
そして、両ラミネートロール31a、31bの間隔32
のクリアランスはフィルム8aと発泡体7aとからなる
二層体6bとして出来上がる総板厚の60ないし75%
程度とされているので、半溶融状態のポリプロピレン樹
脂からなるフィルム8aと発泡体7aが圧縮されて所定
の厚さに成形される。それとともにフィルム8aを形成
している半溶融状態のポリプロピレン樹脂が発泡体7a
と同系の合成樹脂材料によって形成されているので、発
泡体7aを熔融しながら強固に融着される。
また、二層体6bの発泡体7aと融着される発泡体7b
は第10図に示すように、発泡体7bの表面にフィルム
8bと不織布9を順次ラミネートして三層体6Cとして
形成する。まず、押出し機35ドよって半熔融とされた
ポリプロピレン樹脂を出口35aから対向して配設され
ている二つのラミネートロール36a、36bの間隔3
7に押し出してフィルム8bとして形成する。それと同
時にドラム38に別途シート状に成形されて巻き込まれ
ているポリプロピレン樹脂とポリエステル樹脂からなる
不織布9を間隔37に供給するとともに、ドラム39に
別途シート状に成形されて巻き込まれているポリプロピ
レン樹脂からなる発泡体7bを間隔37に供給して、半
溶融状態のフィルムとラミネートして三層体6Cを形成
する。そして、発泡体7b、フィルム8bおよび不織布
9からなる三層体6cをドラム40に幾重にも巻き込む
そして、両ラミネートロール36a、36bの間隔37
のクリアランスは発泡体7b、フィルム8bおよび不織
布9からなる三層体6cとして出来上がる総板厚の60
ないし75%程度とされているので、発泡体7b、半溶
融状態のポリエチレン樹脂からなるフィルム8bおよび
不織布9が圧縮されて所定の厚さに形成される。それと
ともに、フィルム8bを形成している半溶融状態のポリ
プロピレン樹脂が発泡体7bおよび不織布9と同系の合
成樹脂材料によって形成されているので、発泡体7bと
不織布9とを溶融しながら強固に融着される。
そして、上述のようにして二層体6bと三層体6Cとが
形成されたところで、第11図に示すような融着工程で
積層体6aとして完成される。
第11図において、41は回転自在に配設された一方の
圧着ローラであって、この圧着ローラ41の下方対向部
には間隔43を有して他方の圧着ローラ42が回転自在
に配設されており、その上流側の対向部にはそれぞれ赤
外線ヒータ44a、44bが配設されている。また、二
つの圧着ローラ41.42の間隔43のクリアランスは
積層体6aとして出来上がる総板厚の50%程度とされ
ている。
また、一方の圧着ローラ41の近傍には発泡体7b、フ
ィルム8bおよび不織布9とからなる三層体6Cが幾重
にも巻き込まれたドラム40が配設されており、他方の
圧着ローラ42の近傍には発泡体7aとフィルム8aと
からなる二層体6bが幾重にも巻き込まれたドラム34
が配設されている。
そして、積層体6aを形成する際には、ドラム40から
三層体6Cの発泡体7b側が赤外線ヒータ44b側に位
置するように圧着ローラ41と赤外線ヒータ44bの間
を通過させて、両圧着ローラ41.42の間隔43に送
り込む。それと同時に、ドラム34から二層体6bの発
泡体7a側が赤外線ヒータ44a側に位置するように圧
着ローラ42と赤外線ヒータ44aの間を通過させて、
両圧着ローラ41.42の間隔43に送り込む。
この状態で、二つの赤外線ヒータ44a、44bを同時
に作動させ、二層体6bの発泡体7a側を加熱するとと
もに、三層体6Cの発泡体7b側を加熱する。これによ
って、画体6b、6Cの発泡体7a、7bの接合面7C
が熔融される。
そして、赤外線ヒータ44a、44bの作動と同時に、
両圧着ローラ41.42を回転させ、両圧着ローラ41
.42で画体6b、6cで押し圧し、両全泡体7a、7
bの加熱部位同志を融着させる。この時、両全泡体7a
、7bは同じ合成樹脂材料で成形されており、相溶性が
あって強固に融着される。
これによって、ポリプロピレン樹脂の両全泡体7a、7
bからなる発泡体層7dの両面にポリプロピレン樹脂か
らなるフィルム8a、8bがラミネートされ、さらに−
万のフィルム8b上にポリプロピレン樹脂とポリエステ
ル樹脂とからなる不織布が融着された積層体6aが得ら
れる。
そして、上述で得られた積層体6aが形成されたところ
で、第1実施例と同様にしてスタンピング成形工程でプ
レスされ、天井パネル6としてスタンピング成形される
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る積層体からなる成形
品においては、発泡体の両面に同系の合成樹脂材料から
なるフィルムをラミネートし、一方のフィルムに不織布
を融着するようにしたから、積層体からなる成形品を成
形する際に高価な接着剤の使用を皆無とすることができ
る効果がある。
また、本発明に係る積層体からなる成形品においては、
接着剤を使用することなく、熱融着せしめるようにした
から、積層体からなる成形品を成形する際に成形工程を
簡略化することができる効果がある。
また、本発明に係る積層体からなる成形品においては、
同系の合成樹脂材料から熱融着によって積層体の成形品
を成形するようにしたから、積層体を形成している材料
の接合強度を向上させることができる効果がある。
また、本発明に係る積層体からなる成形品においては、
同系の合成樹脂材料によって成形されているので、シャ
ープな形状の成形を可能とすることができる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る積層体からなる成形品の第1実施
例を示す一部拡大断面図である。 第2図ないし第4図は本発明の第1実施例における積層
体の貼着方法を説明する工程図である。 第5図ないし第7図は本発明の第1実施例における成形
品のプレス成形方法を説明する工程図である。 第8図は本発明に係る積層体からなる成形品の第2実施
例を示す一部拡大断面図である。 第9図なむル第11図は本発明の第2実施例における積
層体の貼着方法を説明する工程図である。 1−天井パネル    2−発泡体 3a、3b−フィルム 4−不織布 4a・−二層体     5−積層体 6−・−天井パネル    6a−積層体7a、7b−
・・発泡体  7C−接合面7d−発泡体層    8
a、8b−フィルム9−一一一・−不織布 出願人      トヨタ自動車株式会社第3図 第4図 第5・図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シート状の合成樹脂材料からなる発泡体の両面に、発泡
    体と同系の合成樹脂材料からなるフィルムがラミネート
    され、この合成樹脂材料からなるフィルムのいずれか一
    方にシート状に形成された不織布が融着された四層構造
    の積層体を、加熱してスタンピング成形せしめたことを
    特徴とする積層体からなる成形品。
JP25939385A 1985-11-19 1985-11-19 積層体からなる成形品 Granted JPS62119034A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06226740A (ja) * 1993-02-03 1994-08-16 Sekisui Chem Co Ltd 繊維複合体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06226740A (ja) * 1993-02-03 1994-08-16 Sekisui Chem Co Ltd 繊維複合体の製造方法

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JPH0528177B2 (ja) 1993-04-23

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