JPH01152879A - 静止画情報記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 多場面同時静止画記録に関し、特に広い視野を高解像度
で連続的に記録出来る静止画情報記録装置に関する。

〔発明の概要〕

多場面同時に広視野高解像度で連続的に静止画情報を記
録する装置に関し、複数のビデオカメラを設け、同一時
点でシャッターを切って得られる静止画信号をフレーム
メモリーに各々記憶させ、順次読み出してＶＴＲ等に記
録する。順次読み出しに際して時間伸長してデジタル記
録すればビデオカメラの限界まで解像度を上げられる。

〔従来の技術〕

ある出来事を想定し、あらかじめビデオカメラを設置し
て録画し、出来事発生後カメラが捕らえた映像を静止し
て、出来事の解明を計ろうとする場合がある。例えば防
犯カメラやイベント会場に於ける群衆の記録である。

従来の典型的な技術は、ビデオカメラとＶＴＲを設置し
、ビデオカメラはアングルを定めるか部分的にスキャン
ニングしながら連続記録する方法である。この方法では
ＶＴＲを再生し、決定的瞬間を静止させて観察するが、
最初に問題になるのは解像力の不足である。また動く被
写体のブレの問題があり、この問題の解決には高速シャ
ツター機能とフレームメモリー機能を持ったカメラが必
要である。

また高速シャッター機能とフレームメモリー機能を持っ
た電子スチルカメラ等で連写することも可能ではあるが
、広い視野を撮影しようとすれば対象物が小さく写るこ
とからやはり解像度の問題があり、電子カメラのフロッ
ピーの容量から連写枚数も限られる。

〔問題を解決するための手段〕

撮像画面領域を拡大すべく配列された複数のビデオカメ
ラを設け、同一時点でシャッターを切って得られる静止
画信号をフレームメモリーに各々記憶させ、前記記憶さ
れた静止画信号を順次読み出す信号処理回路を設け、例
えばＶＴＲを用いて前記信号処理回路より出力される静
止画信号を順次記録することにより解決する。

〔作用〕

複数のビデオカメラを用いて↑最像画面の拡大を行った
ため、１台の時と同じ焦点距離のレンズを用いれば台数
分だけ視野を広げられ、１台の時と同じ視野であればレ
ンズの焦点距離を長くしてクローズアップし被写体の解
像度を上げることが出来る。

ここで、複数のビデオカメラは基準となる１台のカメラ
から外部同期をかけて、同一時点でシャッターを切り、
得られた静止画信号を夫々フレームメモリーに記憶させ
、この静止画信号をフレーム単位で順次読み出せば、通
常のテレビジョン信号と同様にＶＴＲに記録することが
出来る。また、例えば６台のカメラで記憶された６フレ
一ム分の映像信号を順次読み出し直後に次のシャッター
を切れば速写的に記録することが出来る。ＶＴＲへの記
録に際しては時間伸長してデジタル記録し、再生に際し
てタイムベースコレクターにて時間軸補正して時間圧縮
し、Ｄ／Ａ変換することにより、ビデオカメラの解像度
の限界まで解像度を上げることが出来る。その場合、一
般のＶＴＲを用いるためには毎秒の検数（シャッター回
数）を減らすことによって対応出来る。従って、従来の
動画記録されたビデオテープを変速再生して静止画を得
る場合に比べて広視野高解像度で画像のプレが少なく横
縞ノイズが無くその他のノイズが少なく鮮明な画像が再
生され、従来の電子スチルカメラに比べて広視野高解像
度で長時間速写記録出来る特徴がある。

もちろん前記複数のカメラの数は限定されず、カメラ配
置についても限定されないので、例えば多角度からの一
斉記録などにも用いられることは言うまでもない。

〔実施例〕

第１図は実施例で、第１図（ａ）はビデオカメラ配置例
、第１図（ｂ）は記録時タイムチャート、第１図（Ｃ）
は再生時タイムチャート、第１図（ｄ）は画像表示装置
例を示す。

例えば第１図（ａ）のように広い１つの画面を６台のフ
レームメモリー（ＦＲＡＭＥ　ＭＥＭＯＲＹ）付きビデ
オカメラ（以後カメラと称す）で分担して撮影するよう
に配置する。次に、第１図（ｂ）に示すように６台のカ
メラを同時に高速シャッターを切り各々の画像情報を各
々のカメラのフレームメモリーに記憶させる。その記憶
情報を順次読み出してＶＴＲに記録し、６フレ一ム分の
順次読み出し終了とともに次のシャッターを切って繰り
返す。

再生に際して、第１図（Ｃ）に示すようにＶＴＲから順
次読み出した画像情報を１フレームごとに６ケのフレー
ムメモリーに記憶させ、６ケ同時に第１図（ｄ）の表示
装置に転送する。これによりブレの極めて少ない広視野
の静止画速写及び再生を行うことが出来る。

次に第２図の実施例ブロック図と第３図ブロック図タイ
ムチャートをもとに、デジタル記録を含めた高解像度記
録の例について詳細に述べる。図面に付した番号月す−
から月す−はカメラ例月Ｗ−１乳から％用−が再生側２
００−を示し、３００−が記録再生装置である。

まずビデオカメラ群匪は例えば高速シャッター機能を持
った固体撮像素子を用いたビデオカメラＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄ
、Ｅ、Ｆで構成し、各々のビデオカメラにはフレームメ
モリーを備えるものとする。該メモリーの出力はクロッ
ク発振器（ＣＬＯＣＫＯＳＣ）　２４のクロックにもと
づいて記憶し、カウントダウン８により時間伸長して読
み出す。外部同期信号回路１０２は前記ビデオカメラＡ
の出力を増幅するバッファアンプ２を含んで構成し、前
記ビデオカメラＢＳＣ，Ｄ、Ｅ、ＦヘビデオカメラＡと
同期させるための外部同期（ＧＥＮＥ　ＬＯＣＫ）信号
を送っている。

順次配列回路１０３はビデオカメラＡ、Ｂ、Ｃ。

Ｄ、Ｅ、Ｆのフレームメモリーに記憶した映像信号を順
次読み出して所定の時間配列に並べるための回路である
。ここではフレーム同期信号を数えてデータ切替スイッ
チ６により、前記ビデオカメラＡ、Ｂ、Ｃ，ＤＳＥ、Ｆ
からの信号入力を順次切替えている。

擬似垂直同期信号（Ｑ信号）付加回路１０４は前記順次
配列された信号（ＤＡＴＡ）を一般の磁気録画再生装置
で記録可能にするため、垂直同期信号を付加する回路で
ある。ＮＴＳＣ信号用ＶＴＲを使用する場合１７６０秒
に１回ずつのＱ信号を付加する。

その際、前記ＤＡＴＡにおいて、前記Ｑ信号が挿入され
るべき隙間を空けておく。該隙間は前記映像信号の帰線
期間などに設ける。

Ｑ信号付加回路１０４からは、記録再生装置側に送られ
録画される。ＶＴＲで例示しであるが記録再生型ディス
クでもよい。

なお、前記順次配列回路風からは次のシャッターパルス
を発生させるためのシフトレジスターと、前記フレーム
メモリーを記憶状態と読み出し状態と切替えるためのカ
メラメモリースイッチ匡へモフレーム数カウント用パル
スが送らレル。

再生に際して、記録再生装置３００の出力はＱ信号抜取
回路孔に送られる。該回路のデモシュレータ−１６には
クイムベースコレクター機能も持たせてあり、フレーム
同期信号復元回路刈りの一部をも構成している。前記回
路匪の出力により、信号分配回路２０３を切換えて、前
記回路列しの出力する順次配列された信号を再生メモリ
ー回路％ｌユのフレームメモリー２０のＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄ
、Ｅ。

Ｆに順次記憶させる。フレームメモリー２０は再生メモ
リースイッ−Ｐ　２０５により記憶状態と読み出し状態
とが切換えられ、読み出し時に時間圧縮する構成としで
ある。Ｄ／Ａ変換２１後にビデオ同期回路２２にて表示
装置Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、ＥＳＦのタイミングを合わせて同
時に表示する。

以上において、静止画映像信号を時間伸長して順次配列
し、デジタル記録し、時間圧縮して同時再生することに
より、一般のＶＴＲ等を用いて高解像度の静止画を連続
記録する実施例を述べた。

前記のＱ信号は、記録再生装置■の内容により、例えば
１５０ＫＨｚ程度の交流信号としたり、プリアンプルと
呼ばれるデジタルクロック信号としてもよい。もちろん
、デジタルオーディオテープレコーダーなどのフォーマ
ットに合致するように信号全体を変換してもよい。

また、要求される解像度が一般用ＶＴＲの動画と同程度
で良い場合には、第２図ビデオカメラ群匪の出力はアナ
ログ信号とし、Ｑ信号分配回路肛を省いてアナログ記録
としてもよい。その場合、表示側ではＱ信号抜取回路２
０１が不要となる。

また、メモリー及びＡ／Ｄ、Ｄ／Ａ変換用ＩＣは家庭用
ＶＴＲの変速再生用等に普及している安価なＩＣを用い
ることが出来、家庭用のＶＴＲとテレビ受像機を用いた
簡便なシステムを構成することが出来る。

〔発明の効果〕　　・ 本発明の実施により、広い視野又は多数の方向からの高
解像度の静止画を連続的に記録再生する装置を得ること
が出来る。しかも一般のＶＴＲな−どを用いて簡易な構
成で実現出来るため、特にイベント報道用、警備用など
に好適な静止画情報記録装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例で（ａ）はビデオカメラ配置例、（ｂ）
は記録時タイムチャート、（Ｃ）は再生時タイムチャー
ト、（ｄ）は画像表示装置例である。 第２図は実施例のブロック図で、カメラ型１００　。 再生側２００、記録再生装置型を示す。 第３図はブロック図タイムチャートを示す。 躬１図（ｂ）ｔｖ金り時タイムチマート范１図（Ｃ）再
生時タイムチャート 第２図　寅あ乞４ηりのブＯウク図 口）１ フ゛ロック図タイムチで一ト 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のビデオカメラと、該複数のビデオカメラより同一
   時点に得られる静止画信号を所定時間間隔で順次取り出
   す信号処理回路と、該信号処理回路より出力される静止
   画信号を順次記録する記録装置とからなる静止画情報記
   録装置。