JPH01152116A - プロピレンブロック共重合体の連続製造方法 - Google Patents

プロピレンブロック共重合体の連続製造方法

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JPH01152116A
JPH01152116A JP31049187A JP31049187A JPH01152116A JP H01152116 A JPH01152116 A JP H01152116A JP 31049187 A JP31049187 A JP 31049187A JP 31049187 A JP31049187 A JP 31049187A JP H01152116 A JPH01152116 A JP H01152116A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はプロピレンブロック共重合体の連続製造法に関
し、更に詳しくは、本発明は耐衝撃性、剛性、加工性等
の品質バランスの優れた該共重合体を生産性良く製造す
る方法に関する。
[従来の技術とその問題点] 立体規則性触媒を用いてプロピレンを重合せしめて製造
される結晶性ポリプロピレンは剛性、耐熱性等に優れた
特性を有する反面、衝撃強度特に低温における衝撃強度
が低く、実用上その利用範囲が制限されていた。そこで
この欠点を改良する方法として、第1段階でプロピレン
単独重合体またはプロピレンと他のα−オレフィンの共
重合体を製造し、第2段階でプロピレンとエチレンまた
は他のα−オレフィンとの共重合体を製造するいわゆる
ブロック共重合法が数多く提案されている。
一般に上記ブロック共重合体は、その用途により第1段
階の重合部と第2段階の共重合部の比率が異なる。
従来、ブロック共重合体の気相連続製造法においては、
前後段のこの重合比率を制御する方法としては、重合圧
力、重合温度または反応器内の重合体の保有量の増減(
反応器内の触媒の滞留時間の増減につながる)等の重合
条件の変更および微量の重合活性抑制剤の供給等がある
しかし、前段と後段とで共重合比率が極端に異なる組成
物の重合体を連続して造る場合、大幅な各段毎に製造条
件の変更が余儀なくされ、いきおい空時収率を大幅に低
下させなくてはならなくなり、目的とする組成物(ブロ
ック共重合体)を得るまでに長時間を要するという欠点
がある。
また、各段共同様な容積の反応器で低い共重合比率から
高い共重合比率まで製造することは、圧力等の重合条件
の変更のみでは、ガスの凝縮問題および重合体の反応容
器外への飛沫同伴等の問題のため、安定的に品質の優れ
たブロック共重合体を製造することは困難である。
一方、共重合反応系へ重合活性抑制剤を供給することに
より重合比率を調整する場合の調整剤としては硫化カル
ボニル、酸素、水、−酸化炭素、二酸化炭素、アルコー
ル等を例示できる。たとえば、共重合反応系へ含酸素化
合物および活性水素化合物を添加する方法が特開昭81
−1119821 、特開昭131−H822に提案さ
れている。どれらに提案されている方法は微量の上記化
合物を共重合系へ添加し、容器等への重合体の付着防止
を主目的としてる。
一方、上記化合物を共重合反応系へ積極的に供給し、共
重合活性を制御する試みは、重合体の流動性悪化、品質
低下および安全性の面から好ましくないという欠点があ
る。
【発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは、硫化水素を第2段階の共重合反応系へ調
節された量供給することにより、重合圧力、重合温度条
件等を変化させることなく、共重合反応活性を制御し、
迅速なグレードチェンジを行うことができることを発見
した。
本発明は、プロピレン・α−オレフィンブロック共重合
体の気相連続製造において、従来の重合圧力1重合部度
および反応器内の重合体の保有量などの制御により、ブ
ロック共重合体の重合比率を変化させる方法と異なり、
第2段階の共重合部に微量の硫化水素を供給し、その供
給量を調節することにより共重合部の反応活性を制御し
、共重合比率の高い組成物から、共重合比率の低い組成
物まで重合圧力などを変動させることなくブロック共重
合体を製造することができる重合方法である。
以上の記述から明らかなように、本発明の目的は立体規
則性触媒を用いたプロピレンブロック共重合体の連続製
造法において、従来技術の問題点を硫化水素の使用によ
り耐衝撃性、剛性、加工性等の品質バランスの不都合な
低下および重合体の流動性の悪化を伴うことなしに、共
重合比率の異なる種々の共重合体を生産性良く、連続的
に製造する方法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、下記(りの主要構成を有する。
(1)チタン含有固体触媒成分(A)と一般式AIR”
X3−m(式中R2は炭素数1〜20の炭化水素を表わ
し、 Xはハロゲン原子を表わし、mは3≧膳〉1.5
の数を示す)で表わされる有機アルミニウム化合物(B
)を組合わせた立体規則性触媒を用いて、第1段階とし
てプロピレンの単独重合体またはプロピレンと他のα−
オレフィンとの共重合体を製造し、第2段階として第1
段階で得られた重合反応混合物の存在下、プロピレンと
他のα−オレフィンを共重合反応系へ供給して重合比(
重量比) 10/90ないし90/ 10の割合で共重
合することからなるプロピレンブロック共重合体の気相
連続製造方法において。
該第2段階の共重合に際し、立体規則性触媒中のチタン
1g原子当り、硫化水素をo、ootないし0.5モル
の割合で第2段階の共重合反応系へ供給し、第2段階の
触媒の共重合反応活性を該硫化水素非供給時の5%から
95%に制御することを特徴とするプロピレンブロック
共重合体の気相連続製造方法。
本発明の構成と効果につき以下に詳述する。
本発明に使用するチタン含有固体成分(A)としては、
チタンを含有する固体触媒であれば特に制限はないが、
四塩化チタンを有機アルミニウムで還元し、更に電子供
与性化合物および電子受容性化合物等で処理して得られ
る高活性の還元型三塩化チタンや四塩化チタン、マグネ
シウム化合物及び電子供与性化合物を接触せしめること
によって得られる担持型触媒等のいわゆる高活性触媒が
好ましい、これは硫化水素の供給により触媒活性が低下
するため、あらかじめ活性の高い触媒を使用する方が重
合後共重合体からの脱灰等が容易となるためである。
有機アルミニウム化合物(B)としては、一般式AIR
” va Xi −vn (式中R2は炭素数1〜20
の炭化水素基を表わし、 Xはハロゲン原子を表わし、
 mは3≧■〉1.5の数を示す)で表わされる化合物
が使用される0例えば、ジエチルアルミニウムクロリド
、トリエチルアルミニウム、トリーn−ブチルアルミニ
ウム、トリイソブチルアルミニウム、トリーn−ヘキシ
ルアルミニウム、ジエチルブロマイド、ジエチルアイオ
ダイド等を単独または混合して使用できる。
さらに上記チタン含有固体成分(A)と有機アルミニウ
ム化合物(B)の他に電子受容性化合物等−般に触媒第
3成分として用いられている化合物を使用できる。
該化合物としては、ジエチルエーテル、ジ−n−ブチル
エーテル、ジー1so−アミルエーテル、ジフェニルエ
ーテル等のエーテル類、ギ酸メチル、酢酸エチル、安息
香酸エチル、トルイル酸エチル、メタクリル酸メチル等
のカルボン酸エステル類、メチルエチルケトン、アセト
フェノン等のケトン類、アセトアルデヒド、イソブチル
アルデヒド、ベンズアルデヒド等のアルデヒド類、ジエ
チルアミン、アニリン、アセトニトリル、アクリル酸ア
ミド、テトラメチル尿素等の含窒素化合物、トリフェニ
ルホスフィン、トリフェニルホスファイト、トリフェニ
ルホスフェート等の含リン化合物、二硫化炭素、メチル
フェニルスルホン等の含イオウ化合物、ジフェニルジメ
トキシシラン、エチルトリメトキシシラン、メチルエチ
ルジメトキシシラン、トリエチルメトキシシラン、トリ
メチルエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、
メチルフエニルジメトキシシラン等の有機ケイ素化合物
等を例示することができる。
本発明においては、第1段階において気相でプロピレン
重合体もしくは共重合体を製造する。この段階において
重合を2以上の工程に分けて行ってもよい、また本格的
な重合に先立って、流動性の改善などの目的のため、触
媒をあらかじめ少量のプロピレンまたはエチレンなどの
α−オレフィンで前重合処理を行ってもよい。
第1段階の重合は、通常重合温度30〜100℃、好ま
しくは50〜75℃であり、重合圧力は10〜50kg
/cm″−G、好ましくは10〜30kg/cm″−G
(7)重合圧力を例示できる0分子量コントロールのた
めに通常水素が使用され、メルトインデックスにI= 
 0.1〜300で実施される。第1段階のモノマー供
給組成としては、エチレン(C;)またはα−オレフィ
ン/(エチレン< C: >またはα−オレフィン+プ
ロピ’Ii 7 (Ci) ) = 0〜5wt%で実
施される。5wt%よりエチレンまたは他のα−オレフ
ィンが多過ぎるとポリプロピレンの特徴である剛性、耐
熱性等の物性が低下する欠点がある。最終的に得られる
プロピレンブロック共重合体の全量に対し、第1段階の
重合量は40〜95重量%、好ましくは65〜30重量
%である。第1段階を終了した重合反応混合物は第2段
階の重合工程に送られる。
本発明においては、第2段階において前段階で得られる
重合反応混合物の存在下、プロピレンと他のα−オレフ
ィン重合比(重量比) 10/90ないし90/ 10
の割合でランダム共重合を行う、ランダム共重合は気相
重合で実施されるので共重合体が全てブロック共重合体
中に採り込まれるので、消費オレフィンに対する収率が
高く工業上有利である。
ランダム共重合に使用される他のα−オレフィンとして
は、エチレン、1−ブテン、l−ペンテン、!−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテンなどが例
示できる。プロピレンと他のα−オレフィンの共重合比
は重量比で10/ 90ないし90/10、好ましくは
30/ 7GないしTO/ 30である。
該ランダム共重合においては、硫化水素を立体規則性触
媒中のチタン1g原子当り 0.001ないし0.5g
原子、好ましくは0.Olないし0.38原子の割合で
使用する。チタン原子に対する硫化水素の供給量の割合
を変化させることで共重合系の反応活性を重合圧力など
の重合条件を変化させることなく5%から95%の割合
で制御できる。硫化水素をランダム共重合系へ供給する
には、重合反応器に直接導入してもよいが、反応容器へ
供給されるガス状重合原料と一緒にあらかじめ混合して
から導入した方がより効果的である。
以下、実施例によって本発明を説明する。
実施例1 り触媒の製造 n−へキサン6文、ジエチルアルミニウムモノクロリド
(DHAC) 5.0モル、ジイソアミルエーテル12
.0モルを25℃で5分間で混合し、5分間同温度で反
応させて反応液(I)(ジイソアミルエーテル/ DE
ACのモル比2.4)を得た。
窒素置換された撹拌機つき反応器に四塩化チタン40モ
ルを入れ35℃に加熱し、これに上記反応生成液(I)
の全量を 180分間で滴下した後、同温度に30分間
保ち、75℃に昇温して更に1時間反応させ、室温まで
冷却し上澄液を除き、n−ヘキサン30文を加えてデカ
ンテーションで除く操作を4回繰り返して、固体生成物
(II )  1.9kgを得た。
この(■りの全量をn−へキサン3(HL中に懸濁させ
た状態で20℃でジイソアミルエーテルIJkgと四塩
化チタン3 、5kgを室温にて約5分間で加え、65
℃で1時間反応させた0反応終了後、室温(20℃)迄
冷却し、上澄液をデカンテーションによって除いた後、
305Lのn−ヘキサンを加え15分間撹拌し、静置し
て上澄液を除く操作を5回繰り返した後、減圧下で乾燥
させ、固体生成物(m)を得た。
2)触媒の調製 内容fi 10041のタンクにn−ヘキサン80見、
ジエチルアミニウムクロリド80g、上記固体生成物1
.8に、を仕込み、次に30℃に維持撹拌しながらエチ
レンガスを3808/Hで5時間供給し、予備処理を行
った。
3)重合方法 第1図に示したフローシートに基づいて説明する。
反応容積850文の撹拌機のついたL/D−5の横型重
合器lに毎時上記固体生成物12g/H,ジエチルアル
ミニウムクロリドの15wt%n−ヘキサン溶液250
g/Hを連続的に供給した。また水素をガス循環配管2
より供給した0反応条件は温度は70℃、圧力は25k
g/am″G、撹拌速度20rpmに保った0反応熱は
配管3から供給される原料プロピレンの気化熱で相殺し
た0重合器から排出される未反応ガスは配管4を通して
反応器系外で冷却、凝縮させて本重合工程に還流させた
本工程で得られたプロピレン重合体は重合体の保有レベ
ルが反応容積の50容積%となる様に配管5を通して重
合器から抜き出された。
共重合工程では反応容積8501の撹拌機のついたL/
D−5の横型重合器10を用いて、エチレンとプロピレ
ンの共重合を行った。
反応条件は撹拌速度20rpm、温度70℃、圧力22
kg/crn’G、気相のガス組成はプロピレン57履
◎I!、エチレン31molX、プロパy 9 mol
X、 H23maltであった。共重合反応活性を低下
させるために硫化水素を水素ガス配管7から23cc/
Hの割合で供給した0反応熱は配管6から供給される原
料プロピレンの気化熱で相殺した。
重合器から排出される未反応ガスは配管8を通して反応
器系外で冷却、凝縮させて本共重合工程に還流させた。
本共重合で得られたプロピレン−エチレンブロック共重
合体は重合体の保有レベルが反応容積の50容積%とな
る様に配管9で重合器から抜き出された0本共重合工程
でのプロピレンとエチレンの重合量の比率はプロピレン
40wt%、エチL/7+30wt%であった。
また前記プロピレン重合工程と本共重合工程での重合比
率はプロピレン重合工程81wt%、本共重合工程19
wt%であった0本実施例の反応条件および得られたブ
ロック共重合体の組成は表1に示した。
実施例2 共重合反応器への硫化水素の供給量が異なる以外は実施
例1と同様に実施した0反応条件および得られたブロッ
ク共重合体の組成は表1に示した。
実施例3 共重合反応器への硫化水素の供給量が異なる以外は実施
例1と同様に実施した0反応条件および得られたブロッ
ク共重合体の組成は表1に示した。
実施例4 実施例3を繰返した。ただし主な相違点としては電子供
与性化合物を使用した点である0反応条件および得られ
たブロック共重合体の組成は表1に示した。
比較例1 実施例4と同様に実、施した。ただし主な相違点は表1
に示すように、プロピレン重合工程およびブロック共重
合工程の重合体保有量、共重合工程の圧力および温度そ
して共重合反応器へ硫化水素を供給しない点である。
この方法では、プロピレン重合工程の重合体保有量が大
きく、反応器系外への重合体の飛沫同伴が多く、また共
重合工程では重合体保有レベルが低く、撹拌翼への重合
体の付着が多くなり好ましくない。さらに、共重合工程
では反応器からでたガスの凝縮温度が15℃以下となり
、ガス凝縮に相当冷却した媒体を必要とすることから好
ましくない。
実施例5 1)触媒の製造 反応器において精製デカン3交、無水塩化マグネシウム
480g、オルトチタン酸n−ブチル 1700gおよ
び2−エチル−1−ヘキサノール1950gを混合し、
撹拌しながら 130℃に1時間加熱して溶解させ均一
な溶液とした。該均一溶液を70℃とし、撹拌しながら
フタル酸ジイソブチル180gを加え、1時間経過後、
四塩化ケイ素5200gを2.5時間かけて滴下して固
体を析出させ、更に、70℃1時間加熱した。固体を溶
液から分離し、精製へキサンより洗浄して固体生成物(
I)を得た。該固体生成物(I)全量を1.2−ジクロ
ルエタン5000mJlに溶かした四塩化チタン500
0mfLと混合し、続いてフタル酸ジイソブチル180
gを加え、撹拌しながら 100℃に2時間反応させた
後、同温度において、デカンテーションにより液相部を
除き、再び1.2−ジクコルエタン5000fiIft
オよび四塩化チタン5000m lを加え、 100℃
に2時間撹拌し、精製へキサンで洗浄して固体生成物(
II)とした、該固体生成物(II )は乾燥すること
なく精製ヘキサンの懸濁液とした。該懸濁液lfL中に
固体生成物(■)3000gの割合で存在した。
上述の操作はすべて精製窒素雰囲気下で行った。固体生
成物1)の組成分析結果は、Ti 2.8wtX 、 
Cl 55.ElwtL Mg 1θ、5wt$、ブト
キシ基3.8wt$、エチルヘキサノキシ基1 、1w
t$およびフタル酸ジイソブチル15.2wt$であっ
た。
2)重合方法 実施例1の重合方法を繰り返した。ただし主な相違点と
しては固体生成物として上記固体生成物を0.9g/H
1有機アルミニウム化合物としてトリエチルアルミニウ
ムを3.4g/Hそして電子供与性化合物としてジフェ
ニルジメトキシシラン1.2g/He連続的に供給した
。また、共重合器への硫化水素の供給量が異なる0反応
条件および得られたブロック共重合体の組成は表1に示
した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に使用した装置のフローシー
トである。 第2図は、本発明の方法を示すフローシートである。 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チタン含有固体触媒成分(A)と一般式AlR^
    2_mX_3_−_m(式中R^2は炭素数1〜20の
    炭化水素を表わし、Xはハロゲン原子を表わし、mは3
    ≧m>1.5の数を示す)で表わされる有機アルミニウ
    ム化合物(B)を組合わせた立体規則性触媒を用いて、
    第一段階としてプロピレンの単独重合体またはプロピレ
    ンと他のα−オレフィンとの共重合体を製造し、第2段
    階として第1段階で得られた重合反応混合物の存在下、
    プロピレンと他のα−オレフィンを共重合反応系へ供給
    して重合比(重量比)10/90ないし90/10の割
    合で共重合することからなるプロピレンブロック共重合
    体の気相連続製造方法において、 該第2段階の共重合に際し、立体規則性触媒中のチタン
    1g原子当り、硫化水素を0.001ないし0.5モル
    の割合で第2段階の共重合反応系へ供給し、第2段階の
    触媒の共重合反応活性を該硫化水素の非供給時の5%か
    ら95%に制御することを特徴とするプロピレンブロッ
    ク共重合体の気相連続製造方法。
JP31049187A 1987-12-08 1987-12-08 プロピレンブロック共重合体の連続製造方法 Expired - Lifetime JPH0651771B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6294951B1 (en) 1999-08-31 2001-09-25 Sharp Kabushiki Kaisha Time domain filter circuit
JP2008150466A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Japan Polypropylene Corp プロピレン系ブロック共重合体の気相連続製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6294951B1 (en) 1999-08-31 2001-09-25 Sharp Kabushiki Kaisha Time domain filter circuit
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