JPH0115172Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115172Y2 JPH0115172Y2 JP12193183U JP12193183U JPH0115172Y2 JP H0115172 Y2 JPH0115172 Y2 JP H0115172Y2 JP 12193183 U JP12193183 U JP 12193183U JP 12193183 U JP12193183 U JP 12193183U JP H0115172 Y2 JPH0115172 Y2 JP H0115172Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic capacitor
- rubber
- injection port
- exterior member
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 20
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 19
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 6
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はチツプ型電解コンデンサに係り、特
に、その電解液注入口の封口に関する。
に、その電解液注入口の封口に関する。
一般にチツプ型電解コンデンサは合成樹脂で形
成される外装部材の内部に電解コンデンサ素子を
封入し、外装部材の表面部にフエイスボンデイン
グ用の端子を形成している。そして、電解コンデ
ンサには、予め外装部材に形成した注入口より電
解液を充填して外装部材中の電解コンデンサ素子
に含浸させ、注入口は含浸処理の後、超音波溶着
によつて閉塞している。
成される外装部材の内部に電解コンデンサ素子を
封入し、外装部材の表面部にフエイスボンデイン
グ用の端子を形成している。そして、電解コンデ
ンサには、予め外装部材に形成した注入口より電
解液を充填して外装部材中の電解コンデンサ素子
に含浸させ、注入口は含浸処理の後、超音波溶着
によつて閉塞している。
しかしながら、このような封口構造では、十分
な封口強度が得られず、電解液が蒸発し、或いは
電解コンデンサ素子の特性を悪化させる不純物が
侵入する等のおそれがあつた。
な封口強度が得られず、電解液が蒸発し、或いは
電解コンデンサ素子の特性を悪化させる不純物が
侵入する等のおそれがあつた。
この考案は、封口性能を向上させたチツプ型電
解コンデンサの提供を目的とする。
解コンデンサの提供を目的とする。
この考案は、外装部材に形成された電解液の注
入口をゴムの挿入により閉塞するとともに、前記
注入口の開口縁部をその内方に狭めて前記ゴムを
注入口内部に保持させたことを特徴とする。
入口をゴムの挿入により閉塞するとともに、前記
注入口の開口縁部をその内方に狭めて前記ゴムを
注入口内部に保持させたことを特徴とする。
以下、この考案を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図及び第2図はこの考案のチツプ型電解コ
ンデンサの実施例を示し、第1図はその外形形
状、第2図は第1図の−線に沿う断面を示し
ている。図において、電解コンデンサ素子を外装
する第1の外装部材2の表面は、第2の外装部材
4で被覆されている。第1及び第2の外装部材
2,4は共に合成樹脂で成形加工されており、例
えば第1の外装部材2はPPS樹脂等の熱可塑性樹
脂、第2の外装部材4はエポキシ樹脂等の電硬化
性樹脂で形成されている。
ンデンサの実施例を示し、第1図はその外形形
状、第2図は第1図の−線に沿う断面を示し
ている。図において、電解コンデンサ素子を外装
する第1の外装部材2の表面は、第2の外装部材
4で被覆されている。第1及び第2の外装部材
2,4は共に合成樹脂で成形加工されており、例
えば第1の外装部材2はPPS樹脂等の熱可塑性樹
脂、第2の外装部材4はエポキシ樹脂等の電硬化
性樹脂で形成されている。
第1の外装部材2の表面部にはその内部に電解
液を注入させる注入部6が突出形成され、その中
心部には内部に貫通する円形の注入口8が形成さ
れている。この注入部6の部分は第2の外装部材
4に形成した円形の開口部10から露出してい
る。第2図に示すように、第1の外装部材2の内
部空間12には、電解コンデンサ素子14が封入
されており、電解液は注入口8から注入され、電
解コンデンサ素子14の内部に含浸される。
液を注入させる注入部6が突出形成され、その中
心部には内部に貫通する円形の注入口8が形成さ
れている。この注入部6の部分は第2の外装部材
4に形成した円形の開口部10から露出してい
る。第2図に示すように、第1の外装部材2の内
部空間12には、電解コンデンサ素子14が封入
されており、電解液は注入口8から注入され、電
解コンデンサ素子14の内部に含浸される。
そして、注入口8は、ゴム16を挿入して閉塞
するとともに、その開口縁部は内方にカーリング
処理して狭められ、ゴム16が注入口8の内部に
保持されている。
するとともに、その開口縁部は内方にカーリング
処理して狭められ、ゴム16が注入口8の内部に
保持されている。
また、電解コンデンサ素子14の端面から引出
された素子リード18A,18Bには外部リード
20A,20Bが溶接等の固着手段で電気的に接
続されている。この外部リード20A,20Bは
第1及び第2の外装部材2,4を貫いて外部に引
出されているとともに、外装部材4の側面部に沿
つて曲げられ、フエイスボンデイング用端子を形
成している。
された素子リード18A,18Bには外部リード
20A,20Bが溶接等の固着手段で電気的に接
続されている。この外部リード20A,20Bは
第1及び第2の外装部材2,4を貫いて外部に引
出されているとともに、外装部材4の側面部に沿
つて曲げられ、フエイスボンデイング用端子を形
成している。
以上のように注入部6をゴム16で密封したの
で、封口性能が向上するとともに、ゴム16にガ
ス透過性能を持つものを用いることにより、電解
コンデンサ素子14が発生した水素ガスを選択透
過して外部に放出させることができる。ゴム16
は、注入部6の内方への成形によりその内部に確
実に保持でき、一定の封口状態を長期に亘つて維
持することができる。
で、封口性能が向上するとともに、ゴム16にガ
ス透過性能を持つものを用いることにより、電解
コンデンサ素子14が発生した水素ガスを選択透
過して外部に放出させることができる。ゴム16
は、注入部6の内方への成形によりその内部に確
実に保持でき、一定の封口状態を長期に亘つて維
持することができる。
第3図に示すように、注入口8の内部にゴム1
6を挿入した後、注入口8の開口部に合成樹脂で
形成された閉塞栓22を挿入して封口すれば、よ
り封口性能を向上させることができる。
6を挿入した後、注入口8の開口部に合成樹脂で
形成された閉塞栓22を挿入して封口すれば、よ
り封口性能を向上させることができる。
以上説明したようにこの考案によれば、電解液
を外装部材内の電解コンデンサ素子に注入する注
入口にゴムを挿入して封口したので、その性能を
向上させることができ、電解液の蒸発や不純物の
侵入を防止することがき、安定した電気的特性を
長期に亘り維持することができる。
を外装部材内の電解コンデンサ素子に注入する注
入口にゴムを挿入して封口したので、その性能を
向上させることができ、電解液の蒸発や不純物の
侵入を防止することがき、安定した電気的特性を
長期に亘り維持することができる。
第1図はこの考案のチツプ型電解コンデンサの
実施例を示す斜視図、第2図は第1図の−線
に沿う断面図、第3図はこの考案のチツプ型電解
コンデンサの他の実施例を示す縦断面図である。 2,4……外装部材、6……注入部、8……注
入口、14……電解コンデンサ素子、16……ゴ
ム。
実施例を示す斜視図、第2図は第1図の−線
に沿う断面図、第3図はこの考案のチツプ型電解
コンデンサの他の実施例を示す縦断面図である。 2,4……外装部材、6……注入部、8……注
入口、14……電解コンデンサ素子、16……ゴ
ム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外装部材に形成された電解液の注入口をゴム
の挿入して閉塞するとともに、前記注入口の開
口縁部をその内方に狭め、前記ゴムを注入口内
部に保持させたことを特徴とするチツプ型電解
コンデンサ。 (2) 前記ゴムを挿入した前記注入口は、合成樹脂
で形成された閉塞栓で閉じたことを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項に記載のチツプ
型電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12193183U JPS6030531U (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | チップ型電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12193183U JPS6030531U (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | チップ型電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6030531U JPS6030531U (ja) | 1985-03-01 |
JPH0115172Y2 true JPH0115172Y2 (ja) | 1989-05-08 |
Family
ID=30278890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12193183U Granted JPS6030531U (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | チップ型電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030531U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016091635A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 三菱マテリアル株式会社 | 蓄電デバイスの製造方法 |
-
1983
- 1983-08-05 JP JP12193183U patent/JPS6030531U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6030531U (ja) | 1985-03-01 |
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