JPH0115160Y2 - - Google Patents

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JPH0115160Y2
JPH0115160Y2 JP17654382U JP17654382U JPH0115160Y2 JP H0115160 Y2 JPH0115160 Y2 JP H0115160Y2 JP 17654382 U JP17654382 U JP 17654382U JP 17654382 U JP17654382 U JP 17654382U JP H0115160 Y2 JPH0115160 Y2 JP H0115160Y2
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JP
Japan
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inductor
inductors
section
laminated
filter
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JP17654382U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は積層複合部品に関し、特にコンデンサ
とインダクタの複合したLC複合部品に関する。
第1図に示すような波特性を有するフイルタ
は、第2図に示すようなインダクタL1,L2,L3
L4及びコンデンサC1,C2,C3,C4を組合せるこ
とにより構成できる。しかし、このようなフイル
タを多数の素子をプリント配線基板上に配置し、
半田づけにより固定・接続するのは、多数の工程
を要すると共に仕上つたLCフイルタの特性がフ
イルタごとに変動するのでトリミング等による調
整が必要になるなどの問題点を有していた。
本考案はこのような問題のないLC複合部品を
提供することにある。
本考案は、第2図に示されるLCフイルタにお
けるL1〜L4がすべて一連に接続されており、ま
たC1〜C4も同様に一連に接続されていることに
着目し、コンデンサ部とインダクタ部をそれぞれ
別々の積層体として構成した上重畳させることに
より、上記の問題点のないすぐれたLC複合部品
を提供する。しかし、このように構成するとフイ
ルタ中のインダクタ部中の単位インダクタ間の干
渉が生じるので、このような干渉が望ましくない
用途に対しては好ましくない。そこで本考案はさ
らにインダクタ部分において単位インダクタ間に
溝を切つて空隙(空気や樹脂が入りうる)の磁気
抵抗を利用して単位インダクタ間の誘導結合を最
低にする。
以下本考案を図面に関連して詳しく説明する。
第3〜4図はコンデンサ部、第5〜6図はインダ
クタ部、第7図は両部分を重畳したもの、第8図
は完成したLC複合フイルタを示す。
第3〜4図を参照するに、コンデンサ部は誘電
体粉末のペーストから作られる層1,2,3、
Ag,Ag−Pb,Pdなどの金属粉末のペーストか
ら作られる電極層4,5,6,7,8を、第3図
に示すように下から順に印刷して行き、第4図に
示すような積層形のコンデンサ部として製造され
る。電極層4,5,6は上側の電極層7,8と上
下に整列して所定の容量C1〜C4を形成する(第
2図に対応)。各電極は積層体の周縁へ引出され
ている。なお積層数は適宜増加しうる。
次に、インダクタ部は第5図のように磁性フエ
ライトの粉末のペーストから作られる磁性層9,
10,11,12、Ag,Pd等の金属粉末のペー
ストから作られるインダクタ形成用の線状導体1
3,14,15,16,17,18,19,2
0,21,22,23,24を図のように下から
上に順に積層し(点線は印刷時に互に重畳する部
分)、第6図に示すような積層体として構成され
る。導体の引出部は積層体の縁部へ露出してい
る。次に、これらのコンデンサ部8とインダクタ
部25とを重畳合体させ(必要なら中間層により
焼縮みに対する緩衝層とする)、第7図に示すよ
うにカツタより溝26,27,28をインダクタ
部の全厚に入れて導体間を分割する。次にこの積
層体を高温焼成して一体焼結体とし、外周に露出
する導体及び電極を覆う外部端子T1,T2等を第
8図のように焼付けて導体間の接続と外部回路へ
の接続手段とする。第8図の完成した積層複合部
品は第2図に示した回路構成を有する。第9図は
本考案の他の実施例の斜視図であり、第2図と同
様な回路を構成するように下側のC1〜C4を含む
コンデンサ部及び上側のL1〜L4を含むインダク
タ部を設け、しかもインダクタ部の磁性体を直交
溝29及び30により分割することによりインダ
クタL1〜L4間のシールドを行つたものである。
以上のように積層複合部品を構成したから先ず
コンデンサ部とインダクタ部とは別々の積層部分
として構成できるため製造が著しく容易になる。
また溝26,27,28により介在する空気層
(樹脂で埋設する場合には樹脂層)の磁気抵抗が
高いために各個のインダクタ間の干渉が大きく減
少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は波特性の一例を示すグラフ、第2図
はフイルタ回路の一例を示す図、第3図は本考案
のコンデンサ部の分解斜視図、第4図は同コンデ
ンサ部の斜視図、第5図はインダクタ部の分解斜
視図、第6図は同インダクタ部の斜視図、第7図
は本考案のインダクタ部とコンデンサ部を合体し
た斜視図、第8図は本考案の複合部品の斜視図、
及び第9図は本考案の他の実施例の複合部品の斜
視図である。図中主な部分は次の通りである。 1,2,3:誘電体層、4,5,6,7,8:
電極層、9,10,11,12:磁性体層、1
3,14,15,16,17,18,19,2
0,21,22,23,24:インダクタ用導
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のコンデンサを誘電体に内蔵したコンデン
    サ部と、複数のインダクタを磁性体に内蔵したイ
    ンダクタ部とを積層し、これらの引出導体を積層
    体の周縁部の外部端子により所定の態様で接続
    し、さらに前記磁性層にはインダクタ間で溝が形
    成されている、積層複合部品。
JP17654382U 1982-11-24 1982-11-24 積層複合部品 Granted JPS5981022U (ja)

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JPS5981022U JPS5981022U (ja) 1984-05-31
JPH0115160Y2 true JPH0115160Y2 (ja) 1989-05-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010272793A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Murata Mfg Co Ltd コイル装置アレイ及びその製造法

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