JPH01151237A - 透明導電性膜のエツチング方法 - Google Patents

透明導電性膜のエツチング方法

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JPH01151237A
JPH01151237A JP31137587A JP31137587A JPH01151237A JP H01151237 A JPH01151237 A JP H01151237A JP 31137587 A JP31137587 A JP 31137587A JP 31137587 A JP31137587 A JP 31137587A JP H01151237 A JPH01151237 A JP H01151237A
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JP
Japan
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film
etching
transparent conductive
conductive film
ammonium persulfate
Prior art date
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Pending
Application number
JP31137587A
Other languages
English (en)
Inventor
Michinari Tsutsumi
道成 堤
Takeshi Tabuchi
剛 田渕
Atsushi Endo
厚志 遠藤
Toshio Yada
矢田 俊雄
Takeshi Terasono
寺園 武志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、透明導電性膜のエツチング方法に関するもの
であり、具体的には液晶表示装置等に用いられる透明導
電性膜のエツチング方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は例えば刊行物(Thin Sol ld Fi
 1ms 、141(1986) L88)に示された
従来の透明導電性膜であるITOのエツチングに用いる
りん酸水溶液のエツチング特性を示したグラフである。
また、第3図■〜Cは、第4図に特性を記載したエツチ
ング液を用いて透明導電性膜をパターン形成する方法を
工程順に示す断面図である。図において、(11は基板
、12)は基板11)上にパターン形成された下層配線
、(31は下層配線(2)上に形成された透明導電性膜
、(4)は透明導電性膜上にパターン形成され九レジス
トである。
次にエツチング方法について説明する。ガラス等の基板
+11上に透明導電性膜(3)、例えばここではITO
(Indium−Tin−Oxide)膜(3)を10
0〜5000A形成する。ITOg (31上にレジス
ト(41を写真製版技術等を用いて所望のパターンにパ
ターン形成する(第3図1)。しかる後、この基板を例
えば60℃に加湿したりん酸水溶液(りん酸:水−1:
3)に浸漬し、ITO膜(3)をエツチングする(纂3
図b)。
この時、60℃は3.OX to−a K−1に相当す
るので、第4図のグラフからエツチングレートfl j
nV−1,5となり約830A / mlnが得られる
のが分るので、ITO膜(3)の膜厚に応じてエツチン
グ時間を算出し、所定の時間エツチングを行う。
しかる後、レジスト膜(4)を除去し、ITO膜(3)
のパターンを得る(第3図C)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の透明導電性膜のエツチング方法は以上のように構
成されているので、アルミニウム膜、クロム嗅、モリブ
デン嗅等、他の金属膜との選択性が急く、金属配線パタ
ーンのオーブン欠陥を誘発し易いなどの問題点があった
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、クロム膜、モリブデン膜、アルミニウム膜等
の他の金属配線パターンのオープン欠陥などを訪発しに
く透明導電性膜のエツチング方法を得ることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る透明導電性膜のエツチング方法は、エツ
チング溶液として過硫酸アンモニウムを含む溶液を使用
するものである。
〔作用〕
この発明における透明導電性膜のエツチング方法は、エ
ツチング液に含まれる過硫酸アンモニウムによりアルミ
ニウム膜、クロム嗅、モリブデン膜等の金属膜のエツチ
ングレートを低減させ、高選択比を有した状態で透明導
電性膜をエツチング加工するものである。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第2
図は過硫酸アンモニウム水溶液(2Qwt%)にITO
膜を浸漬した場合のエツチング液温とエツチングレート
の関係を表わす特性図である。第1図a〜c Ire 
m 2図に特性を示したエツチング液(過硫酸アンモニ
ウム水溶液)を用いて、透明導電性膜をエツチングする
方法鵞工程順に示す断面図である。WIJ1図において
、+(1)!基板で、例えばガラス基板、l?!llj
ガラス基板11.1上に形成された下層配線体で、例え
ば厚さ500〜5000Aのクロム膜、(3)ハクロム
膜(2)上に形成された透明導電性膜で、例えば厚さ5
00〜5000AのITO膜、(4)はITO膜(31
上に形成されたレジストで、例えば写真製版技術を用い
て所望のパターンに形成されたフオトレジス) 0FP
R−800(東京応化社製)(以下フォトレジストと略
す)である。
次にこの発明の一実施例による透明導電性膜の具体的な
エツチング方法を説明する。第1図において、ガラス基
板(1)上にITO膜(3)を形成する。この時、IT
Olll[(31の下層にクロム膜(2)が形成されて
いても良い。ITO膜(31上にフォトレジスト(4)
全所望のパターンに形成する(第1図a)、、この基板
を例えば70℃に加温した過(I+!酸アンモニウム水
溶液(20wt%)に浸漬する。ITO膜(3)のエツ
チングレートは第2図よシ分るので、ITO膜(3)の
膜厚に応じてエツチングに要する時間を算出し、所定の
時間エツチングする(@1図b)。この時、クロム膜(
2)ハ過硫酸アンモニウムに対し、不働態化し、ダメー
ジを受けない。しかる後、レジスト(4)を除去し、I
TO膜(3)のパターンを得る(fjg1図C)。
なお、上記実施例では基板1j+としてガラス基板を用
いた場合について説明したが、これに限るものではなく
、例えばシリコン等地のものであってもよい。
また、上記実施例では下層金属膜(2)がクロム膜であ
る場合について説明、したが、アルミニウム膜やモリブ
デン膜等の金属膜であってもよく、またこれらの多層膜
であってもよい。たたし、銅膜やニッケルーりん膜は適
さない。
また、透明導電性膜(3)についても上記実施例で用い
たITO膜以外に5n02膜やY2O5膜等が挙げられ
、さらにこれらの多層膜であってもよい。
また、上記実施例ではレジスト(4)にフォトレジスト
0FPR−800(東京応化社製)を用いた場合につい
て説明したが、これに限るものでになく、他のフォトレ
ジストであってもよ<、サラにEB L/シスト等であ
ってもよい。
また、上記実施例でげエツチング液として20wtチの
過硫酸アンモニウム水浴液を用いた場合について説明し
たが、2wt%以上の過硫酸アンモニウムを含む溶液で
あればよく、硫酸や塩酸や酢酸等の他の酸等が含まれて
いてもよい。ただし、過硫酸アンモニウムの含有量が2
wt%より少ないと、透明導電性膜(3)と他の金纏膜
(2)との選択性が悪くなる。
さらに、第2図に示すように、エツチング液温が50′
cより低い場合はエツチングレートが低く実用的でない
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、エツチング溶液とし
て過硫酸アンモニウムを含む溶液を使用するので、他の
金属膜との選択性良くエツチングでき、金属配線膜等の
オーブン欠陥を誘発しにくい透明導電性膜の工゛ンチン
グ方法が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(、)〜(C)はこの発明の一実施例による透明
導電性膜のエツチング方法を工程順に示す断面図、81
!2図はこの発明の一実施例に係るITO膜のエツチン
グ特性を示す特性図、第3図(、)〜(C)H従来の透
明導電性膜のエツチング方法を工程順に示す断面図、第
4図は従来のITO膜のエツチング特性を示す特性図で
ある。 図において、(1)に基板、(21は下層配線体、(3
1は透明導電性膜、(4)にレジストである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に形成された透明導電性膜のエッチング方
    法において、エッチング溶液として過硫酸アンモニウム
    を含む溶液を使用することを特徴とする透明導電性膜の
    エッチング方法。
  2. (2)透明導電性膜はITO(Indium−Tin−
    Oxide)、SnO_2およびY_2O_3のうちの
    一種である特許請求の範囲第1項記載の透明導電性膜の
    エッチング方法。
  3. (3)エッチング溶液は、少なくとも2wt%の過硫酸
    アンモニウムを含む水溶液である特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の透明導電性膜のエッチング方法。
  4. (4)エッチング溶液は50℃以上に保つて使用される
    特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の
    透明導電性膜のエッチング方法。
JP31137587A 1987-12-08 1987-12-08 透明導電性膜のエツチング方法 Pending JPH01151237A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002140021A (ja) * 2000-10-19 2002-05-17 Techno Semichem Co Ltd 透明導電膜のエッチング液組成物
KR100415319B1 (ko) * 2000-10-19 2004-01-16 테크노세미켐 주식회사 투명도전막의 에칭액 조성물
KR100765140B1 (ko) * 2001-05-30 2007-10-15 삼성전자주식회사 알루미늄과 아이티오를 동시에 식각하기 위한 식각액 조성물
CN103713473A (zh) * 2013-12-29 2014-04-09 陕西师范大学 一种利用受限光催化氧化改性ito的方法及其应用

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60186019A (ja) * 1984-03-05 1985-09-21 Mitsubishi Electric Corp Itoのエツチング方法

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