JPH01150763A - 廃熱回収冷房装置 - Google Patents

廃熱回収冷房装置

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JPH01150763A
JPH01150763A JP31058287A JP31058287A JPH01150763A JP H01150763 A JPH01150763 A JP H01150763A JP 31058287 A JP31058287 A JP 31058287A JP 31058287 A JP31058287 A JP 31058287A JP H01150763 A JPH01150763 A JP H01150763A
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JP
Japan
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heat
heat recovery
temperature regenerator
exhaust gas
recovery section
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Pending
Application number
JP31058287A
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English (en)
Inventor
Ikuo Kotaka
高鷹 生男
Masaru Morikawa
森川 優
Noboru Sugino
杉野 昇
Tetsuyoshi Ishida
哲義 石田
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、排ガスの熱を回収して熱源とする廃熱回収冷
房装置に係り、特に廃熱回収熱媒体の圧力を低くして安
全性を高めた廃熱回収冷房装置に関する。
〔従来の技術〕
吸収冷凍機の加熱源として他の熱機関の排ガスから回収
した熱を使用した廃熱回収冷房装置としては、昭和62
年5月28月及び29日に行われた第3回コ・ジェネレ
ーション研究セミナーで発表された論文[電力系統連系
に関する技術問題と石油ガスTESの最新事例」に記載
された装置がある。第2図は、この装置の発電機3を駆
動する熱機関1が排出する排ガスの熱を回収する1次熱
回収器5と、前記熱機関1の冷却ケース2と冷却水循環
ポンプ11とを直列に接続する冷却水循環配管9に設け
られて冷却水の熱を回収する熱交換器1oと、吸収冷凍
機18と、該吸収冷凍機18と前記1次熱回収器5と前
記熱交換器10とを直列に接続して熱媒体である水を内
包する温水循環配管12と、該温水循環配管12に設け
られて該配管内の水を循環させる温水循環ポンプ13と
を示している。温水循環配管12内の水は、温水循環ポ
ンプ13によって循環されつつ熱交換器10において熱
機関1の冷却水から熱を回収し、次いで1次熱回収器で
排ガスの熱を回収した後吸収冷凍機18の再生器に熱を
放出する。この方式では、熱を回収する水の温度は10
0℃未満であり、再生器の加熱温度が低いので吸収冷凍
機の成績系数も小さかった。
また、昭和62年8月25日に発行された日立評論第6
9巻8号に掲載された論文「都市開発における地域冷暖
房システム(坂内他)」には、第3図に示す圧縮機19
で圧縮された空気を用いる燃焼器20で生成された燃焼
ガスで発電機3に接続された熱機関1を駆動し、排ガス
を連絡ダクト4を経て1次熱回収器5に送りこみ、この
排ガスを1次熱回収器5に設けられたボイラ21とエコ
ノマイザ22との加熱源とし、ボイラ21で発生した蒸
気を蒸気連絡管23を通じて吸収冷凍機の高温再生器1
5へ送りこみ、高温再生器15で発生された冷媒蒸気を
冷媒蒸気管16を通じて吸収冷凍機の低温再生器17へ
送りこんで加熱源とする装置の例が記載されている。こ
の装置において    。
は、ボイラ21で発生される蒸気は、圧力が高く、蒸気
温度を150℃以上とすることが可能であり、二重効用
吸収冷凍機として成績系数を高めることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述の装置の場合、熱回収媒体である水を大気
圧における沸点以上の温度で保有することとなり、構造
及び運転面で法規制を受けると共に、1次熱回収器5が
ら排出される排ガスの温度が150 ℃以上となり、熱
回収量そのものが低下した。上記従来技術は、経済性を
確保しながら冷凍能力を上げる配慮が不充分であり、冷
凍能力が低い状態で使用するか、冷凍能力を高めると共
に熱回収媒体の圧力・温度に相応した構造とし、運転に
資格を有する管理者を置くことが必要であった。
本発明の課題は、排ガスから熱を回収する熱媒体の圧力
を高くすることなく熱媒体の温度を高くして、吸収冷凍
機の能力を高めるにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の課題は、高温の排ガスを発生する熱源と、該排ガ
スから熱を回収する熱回収部と、該熱回収部で回収され
た熱を高温再生器の熱源とする二重効用吸収冷凍機とを
備えた廃熱回収冷房装置において、前記熱回収部で排ガ
スから熱を回収する熱媒体が負圧の高沸点熱媒体である
廃熱回収冷房装置により達成される。
上記の課題は、また、熱回収部で排ガスから熱を回収す
る熱媒体を負圧の高沸点熱媒体とし、前記熱回収部の排
ガス下流側に第2の熱回収部が設けられ、第2の熱回収
部で熱を回収する第2の熱媒体を低温再生器に循環させ
る配管が設けられている廃熱回収冷房装置によっても達
成される。
〔作用〕
高沸点熱媒体が、熱回収部において負圧下で排ガスによ
り加熱されると、大気圧における沸点以下の温度で蒸発
する。負圧の大きさを調整することにより、吸収冷凍機
の加熱源として適した温度である170℃〜200℃の
前記高沸点熱媒体の蒸気が生成され、吸収冷凍機の高温
再生器へ送られる。
また前記熱回収部の排気ガス下流側に設けられた第2の
熱回収部で排気ガスから熱を回収した第2の熱媒体が吸
収冷凍機の低温再生器へ送られてその加熱源として使用
される。
〔実施例〕 高温の排ガスを発生する熱源をディーゼルエンジン等の
熱機関とした本発明の第1の実施例を第1図を参照して
説明する。
熱機関1で発生する排ガスの温度は通常4FO℃〜60
0℃であり、この排ガスはガスタービンエンジンの廃熱
の大部分を、ディーゼルエンジンやガスエンジンでは約
90℃のエンジン冷却水として放出される廃熱についで
廃熱の約40%を占めている。
発電機3を駆動する熱機関1は冷却ケース2を備えてお
り、この冷却ケース2に冷却水を循環させる冷却水循環
ポンプ11を設けた冷却水循環系配管9が接続されてい
る。熱機関1の排ガス出口には連絡ダクト4を介して熱
回収部である1次熱回収器5が接続され、1次熱回収器
5の排ガス出口には連絡ダクト6を介して第2の熱回収
部である2次熱回収器7が接続されている。また、1次
熱回収器5に内装された伝熱管26と、二重効用吸収冷
凍機の高温再生器15に内装された伝熱管28とを連通
して高沸点熱媒体である5K−170を循環させる熱媒
循環系配管工4が設けられている。該配管14の内圧は
負圧となっている。更に、冷却水循環系配管9には冷却
水からの熱回収を行う伝熱管3oを内装した熱交換器1
0が設けられ、伝熱管30と2次熱回収器7に内装され
た伝熱管27と吸収冷凍機の低温再生器に内装された伝
熱管29とは、温水循環系配管12により直列に接続さ
れており、該配管12内を流れる温水を循環させる温水
循環ポンプ13が設けられている。
熱機関1から排出される排ガスは1次熱回収器5におい
て伝熱管26内を流れる負圧の5K−170により熱回
収され、更に2次熱回収器7において伝熱管27内を流
れる温水により熱回収されたのち排気ダクト8を経て排
出される。1次熱回収器で5K−170により回収され
た熱は、吸収冷凍機の高温再生器15に内装された伝熱
管29を介して吸収冷凍機の吸収溶液に供給され、2次
熱回収器7で温水により回収された熱は吸収冷凍機の低
温再生器17に内装された伝熱管29を介して低温再生
器15内の吸収液に供給される。本実施例においては、
温水循環系配管12を循環して2次熱交換器7で回収し
た熱を低温再生器17へ供給する温水は、2次熱回収器
7へ流入する前に熱交換器10において冷却水から熱回
収を行い冷却水に放出される廃熱の利用を行っている。
1次熱回収器5.2次熱回収器7及び熱交換器10で回
収された熱は更に熱交換器(図示省略)により給湯、暖
房等の熱源にも用いられる。
高温再生器15及び低温再生器17は、凝縮器(図示省
略)、吸収器(図示省略)及び蒸発器(図示省略)とを
備えた二重効用吸収冷凍機の一部をなし、この二重効用
吸収冷凍機は、排ガスの熱源や熱回収部と共に廃熱回収
冷房装置をなしている。
以下、更に詳細に説明する。連絡ダクト4を通過する特
約500℃である排ガスは1次熱回収器5において高沸
点熱媒体である5K−170により約200℃まで冷却
され、次いで2次熱回収器7において温水により100
℃〜120℃まで冷却されたのち、大気へ放出される。
高温再生器15内の吸収溶液の温度は、吸収剤の腐食性
の問題等から通常50℃〜180℃で運転されており、
この温度に加熱するための熱源温度つまり伝熱管29内
を流れる熱媒体の温度は170℃〜200℃が適当であ
る。伝熱管29内を流れる熱媒体はアルキルベンゼン系
熱媒体5K−17’Oであるから大気圧における沸点が
176℃であり、熱媒循環系配管14の内圧を負圧とし
て、170℃以」二の熱媒体温度が得られた。
アルキルベンゼン系の熱媒体は、大気圧における沸点が
約180℃であり、大気圧に近い負圧のもとで、170
℃の蒸気温度が得られる。更に高い沸点(大気圧におい
て約260℃)を有するダウサムを熱媒体とし、170
℃で、蒸発−凝縮の潜熱を利用する運転を行うと、内圧
を約0.1気圧にする必要があり、内圧を低くするとダ
ウサム蒸気の比容積が大きくなるため、同一熱量を伝達
するのに必要な蒸気実容積流量が極めて大きくなって不
経済である。170℃で100,000kcal/Hの
熱量を送るには、水:49.6m/H1SK−170:
 28 urn’/H、ダウサム:3760rn’/H
の流量が必要である。従って使用する高沸点熱媒体とし
ては、運転温度より若干高い程度の沸点を有する熱媒体
が圧力がひくすぎることがなくてよい。
本実施例によれば、二重効用吸収冷凍機の高温再生盤熱
源として適当な温度である170℃〜2oo’cの熱媒
体蒸気が得られたので吸収冷凍機の能力を高めることが
できたと共に、熱媒体は負圧で運転されているので配管
に損傷が生じても、熱媒体が外部へ噴出することはなく
、資格のある管理者を配置するよう法で規制されること
もなくなった・ 更に1次熱回収器の出口排ガス温度が約200℃である
ので、第2の熱回収部を設けて洩れても急激な蒸発を生
ずることのない100℃未満の温水として熱回収を行い
、回収した熱を運転温度が60℃〜80℃である低温再
生器の熱源として利用したので、吸収冷凍機の成績係数
を更に向上させることができた。この第2の熱回収部で
熱回収を行う熱媒体である温水は、熱機関1の約90℃
の冷却水からも熱回収を行い、回収の効率を高めている
尚本実施例においては、高沸点熱媒体の循環は蒸発・凝
縮を伴う自然循環であるが、循環ポンプを設け、液相で
の循環を行わせることも可能である。自然循環の分離型
ヒートパイプを用いたシステムの場合、ポンプ等の補機
が不要であり、機器からの熱媒体の漏れ等のトラブルが
ないのでイ目頼性の高い冷房装置となる。
高沸点熱媒体としては、例えばアルキルベンゼン系熱媒
体の他、アルキルナフタリン系熱媒体、ビフェニール系
熱媒体等も使用可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、排ガスからの熱回収媒体として高沸点
熱媒体を用いたので、負圧下で熱回収部を運転して吸収
冷凍機の加熱源に必要な温度を得ることが可能になり、
熱回収部の圧力を高めることなく吸収冷凍機の能力を高
める効果がある。また、熱回収部の排ガス下流側に第2
の熱回収部を設けて温水により熱回収を行い、回収した
熱を吸収冷凍機の低温再生器の加熱源としたので、吸収
冷凍機の成績系数を更に高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す系統図であり、第2図及
び第3図は従来技術の例を示す系統図である。 1・・・熱源(熱機関)、 5・・・熱回収部(1次熱回収器)、 7・・・第2の熱回収部(2次熱回収器)、12・・・
第2の熱媒体を低温再生器に循環させる配管(温水循環
系配管)、 15・・・高温再生器、 17・・・低温再生器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高温の排ガスを発生する熱源と、該排ガスから熱
    を回収する熱回収部と、該熱回収部で回収された熱を高
    温再生器の熱源とする二重効用吸収冷凍機とを備えた廃
    熱回収冷房装置において、前記熱回収部で排ガスから熱
    を回収する熱媒体が負圧の高沸点熱媒体であることを特
    徴とする廃熱回収冷房装置。
  2. (2)高温の排ガスを発生する熱源と、該排ガスから熱
    を回収する熱回収部と、該熱回収部で回収された熱を高
    温再生器の熱源とする二重効用吸収冷凍機とを備えた廃
    熱回収冷房装置において、前記熱回収部で排ガスから熱
    を回収する熱媒体が負圧の高沸点熱媒体であることと、
    前記熱回収部の排ガス下流側に第2の熱回収部が設けら
    れ、第2の熱回収部で熱を回収する第2の熱媒体を低温
    再生器に循環させる配管が設けられていることとを特徴
    とする廃熱回収冷房装置。
  3. (3)第2の熱回収部で熱を回収する熱媒体が水である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載された廃
    熱回収冷房装置。
JP31058287A 1987-12-08 1987-12-08 廃熱回収冷房装置 Pending JPH01150763A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008202853A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Osaka Gas Co Ltd 吸収式ヒートポンプシステム
WO2011102408A1 (ja) * 2010-02-19 2011-08-25 株式会社Ihi 排熱回収システム、エネルギ供給システム及び排熱回収方法

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