JPS5944498B2 - 排熱利用装置 - Google Patents

排熱利用装置

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JPS5944498B2
JPS5944498B2 JP55145357A JP14535780A JPS5944498B2 JP S5944498 B2 JPS5944498 B2 JP S5944498B2 JP 55145357 A JP55145357 A JP 55145357A JP 14535780 A JP14535780 A JP 14535780A JP S5944498 B2 JPS5944498 B2 JP S5944498B2
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JP
Japan
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engine
heat
pump
cooling liquid
cooling
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JP55145357A
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English (en)
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JPS5768546A (en
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真次 四十宮
康夫 小川
誠司 真田
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、都市ガスや灯油などの燃焼エネルギによりエ
ンジンを運転し、このエンジンによりヒートポンプを運
転し、暖冷房を行なう暖冷房装置などの如き冷却・加熱
装置その他の排熱利用装置に関するものである。
本明細書における若干の用語を次の如く定義する。
冷却・加熱装置 冷却装置(冷却専用)や加熱装置(加熱専用)のほか、
冷却加熱兼用装置(併用又は切換え)を含むものとする
ヒートポンプ 低温部より熱を汲み上げて高温部に供給するいわゆる狭
義のヒートポンプのほか、冷凍サイクルを行なうものも
含む広義のヒートポンプを指すものとする。
圧縮式でも吸収式でも同様。一般に、エンジン駆動ヒー
トポンプはエンジンによりヒートポンプ用圧縮機を運転
し、暖冷房を行なうわけであるが、更にエンジンの排ガ
スやジャケットよりの排熱により、冷房時、吸収式ヒー
トポンプを運転することができる。
しかしながら従来のエンジン駆動ヒートポンプと吸収冷
凍機の組み合わせ方式では下記の如き大きな欠点を有し
ていた。
(1) 従来のエンジン駆動ヒートポンプと吸収冷凍
機の組み合わせ方式ではジャケット冷却水の温度は80
℃程度であり、水/リチウムブロマイド吸収冷凍機を運
転することはできるが、R−22を冷媒とする吸収冷凍
機を運転することができなかった。
何故ならたとえばR−22/テトラ工チレングリコール
デイメチルエーテル吸収冷凍機を運転するためにはこの
冷却水の温度を冷水冷却用冷凍機の場合150〜130
℃冷風冷却用冷凍機の場合でも95℃〜125℃程度で
なければならないからである。
水/リチウムブロマイド吸収冷凍機の如く、水を冷媒と
する吸収冷凍機では暖房時、吸収式ヒートポンプとして
利用することができず、また冷房時空冷とすることや直
膨とすることが難かしいという欠点がある。
(2)またエンジン冷却用流体が水であるため厳寒時凍
結事故がおきる場合があった。
本発明の目的は上述の欠点を除去した排熱利用装置を提
供することである。
本発明は、エンジン冷却用液体回路を有する熱機関と、
前記エンジン冷却用液体の排熱により運転される吸収式
ヒートポンプ又はランキンサイクル機関とを備え、前記
エンジン冷却用液体の沸点が120℃以上、かつ凝固点
が一8℃以下であり、前記吸収式ヒートポンプ又はラン
キンサイクル機関の運転時、前記エンジン冷却用液体の
温度が直接または間接的に95℃以上にコントロールさ
れることを特徴とする排熱利用装置である。
本発明を実施例につき図面を用いて説明する。
第1図に示された冷暖房装置において、ヒートポンプサ
イクルの通常時は一般の電動式空気熱源ヒートポンプと
同様である。
即ち、夏期冷房時においては、冷媒は圧縮機1から→四
方弁2→外気側熱交換器3(凝縮器として作動)→チェ
ツキ弁4→レシーバー5→膨張弁6→負荷側熱交換器7
(蒸発器として作動)→四方弁2→圧縮機1の順序で循
環し、負荷側熱交換器7において冷水を冷却する。
暖房時においては四方弁2を切り換えて冷媒の経路を変
え、圧縮機1→四方弁2→負荷側熱交換器7(凝縮器と
して作用)チェツキ弁8→レシーバー5→膨張弁9→外
気側熱交換器3(蒸発器として作用)→四方弁2→圧縮
機1の順序で循環し、負荷側熱交換器7において温水を
加熱するようになっている。
一方吸収式ヒートポンプサイクルは次のようになってい
る。
エンジン10のジャケット11はポンプ12により送ら
れる冷却媒体により冷却される。
この冷却媒体としては、たとえばアルキルジフェニール
等の熱媒体が用いられる。
この熱媒体を用いると沸点が120℃よりも高く、はぼ
286℃なので、この循環系統の温度を高くしてもジャ
ケット11部の圧力を低圧に保つことができ、しかも凝
固点が一8℃よりも低く一10℃位なので厳寒時凍結事
故の心配がない。
この冷却媒体により発生器13内の溶液が加熱され、冷
媒蒸気が発生する。
またエンジンの排気ガスも発生器13内の排ガス溶液伝
熱チューブ14により溶液を加熱して、排気ダクト15
より戸外に排出される。
この吸収式ヒートポンプの冷媒としては通常R−22が
用いられ、吸収剤としてはたとえばテトラエチレングリ
コール・ジメチルエーテルが用いられる。
冷媒蒸気が発生して吸収剤濃度の濃くなった溶液(以下
濃溶液と称す)は熱交換器16に送られ、吸収剤濃度の
薄い溶液(以下希溶液と称す)を加熱して温度の下った
溶液は吸収器17のスプレー管18より吸収器17内に
スプレーされる。
そしてこの濃溶液は四方弁21からの冷媒蒸気を吸収す
る。
この吸収熱はチューブ19内の冷媒の蒸発潜熱により、
冷却される。
そしてこの希溶液は、ポンプ20により熱交換器16に
送られ加熱され、再び発生器13に送られる。
発生器13で発生した蒸気は冷房時は四方弁21→外気
側熱交換器22→チエツキ弁23→レシーバ−24→膨
張弁25→室内側熱交換器26→四方弁21→吸収器1
7と循環し、暖房時は四方弁21→室内側熱交換器26
→チエツキ弁27→レシーバ−24→膨張弁28→外気
側熱交換器22→四方弁21→吸収器17と循環し、室
内側熱交換器26で室内空気を冷却または加熱する。
なお吸収器17内で濃溶液に冷媒蒸気が吸収される際発
生する吸収熱はチューブ19内の冷媒の蒸発潜熱により
、冷却される。
そしてこのとき蒸発した冷媒蒸気は発生器13よりの発
生蒸気と合流する。
なお第1図ではエンジン冷却液体の排熱でR−22等の
高圧冷媒を用いた単効用吸収冷凍機を運転しているが、
このエンジン冷却液体温度が高い場合は水を冷媒とした
二重効用吸収冷凍機を運転することもできる。
勿論ランキン機関を運転することも可能である。
なお、このようなエンジン駆動冷房装置ができれば、バ
ス等の冷房装置としても利用することが可能である。
第2図はこのバス塔載のエンジン冷却水排熱駆動冷凍機
である。
室内側熱交換器26としては直膨蒸発器が用いられこれ
に付属するファン30と溶液ポンプ20はエンジンによ
り駆動される。
従って発生器13による加熱量、室内側熱交換器26よ
りの負荷、エンジン駆動ファン30により冷却される冷
却量および溶液ポンプ20による溶液循環量が大略比例
して増減する。
外気側熱交換器22は空冷凝縮器、吸収器17は空冷吸
収器17である。
また本実施例では発生器13はジャケット冷却の排熱に
より、加熱されるので、排ガスにより加熱される方式に
比較して、発生器13の腐蝕や汚れ等が少ない。
但し、勿論排ガスにより、発生器13を加熱する方法も
優れた冷房システムである。
また吸収冷凍機の蒸発温度が高い場合はエンジン冷却用
液体が水でも冷房可能である。
図中[F]はエンジンと接続することを示す。
第3図はバス内の配置を示し、29は室内、31はダク
トである。
本実施例の排熱利用装置は上述の如き構成となっている
ので、下記の如き優れた効果がある。
(1) ジャケット内圧力を高くせずにエンジン冷却
用排熱で、R−22を冷媒とする吸収式ヒートポンプを
運転することができる。
従ってエンジン排熱利用直膨吸収式冷凍機や空冷吸収冷
凍機が可能となる。
また、ジャケット内部に冷却液が均一にゆきわたり冷却
作用が均一に有効に行なわれる。
しかもジャケット内の凍結を防止できる。
(2)ポンプ12を、エンジン運転停止後も一定時間運
転するようにしたり、ヒートポンプの凝縮器又は吸収器
の冷却用ポンプ又はファンを、エンジン停止後も一定時
間運転するようにすることにより、エンジン停止時のジ
ャケット内冷却媒体の温度上昇をおさえ、冷却媒体の熱
分解を防止できる。
(3)特許請求の範囲第6項記載の如き構成とすること
により、排臭される排熱により冷凍機を作動させること
ができる。
(4)%許請求の範囲第7項記載の如き構成とすること
により、溶液ポンプや蒸発器用ファンの回転数がエンジ
ンと連動し、吸収冷凍機の運転が、発生器加熱量および
吸収冷凍機冷却能力とマツチングする。
上記(3) 、 (4)の冷房装置では従来の、排ガス
を用いた熱回収装置と異なり熱回収装置(この場合は発
生器)が腐蝕することがない。
本発明は、エンジン冷却用液体回路を有する熱機関と、
前記エンジン冷却用液体の排熱により運転される吸収式
ヒートポンプ又はランキンサイクル機関とを備え、前記
エンジン冷却用液体の沸点が120℃以上、かつ凝固点
が一8℃以下であり、前記吸収式ヒートポンプ又はラン
キンサイクル機関の運転時、前記エンジン冷却用液体の
温度が直接または間接的に95℃以上にコントロールさ
れることにより、エンジンジャケット内の圧力が低く、
エンジンに過大な強度を要求せず、通常のエンジンが利
用でき、また、ジャケットの冷却作用が均一となり、有
効な冷却を行なうことができ、R−22を冷媒とするヒ
ートポンプを運転することができ、エンジン排熱利用の
直膨吸収式冷凍機や、空冷吸収冷凍機の実用化を可能な
らしめ、かつエンジン冷却用液体の凍結を防止すること
ができる排熱利用装置を提供することができ、実用上極
めて犬なる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に関するもので、第1図はフロー
図、第2図は、バス塔載の装置のフロー図、第3図はバ
スに塔載した場合の説明図である。 1・・・・・・圧縮機、2・・・・・・四方弁、3・・
・・・・外気側熱交l器、4・・・・・・チェツキ弁、
5・・・・・・レシーバ−16・・・・・・膨張弁、7
・・・・・・負荷側熱交換器、8・・・・・・チェツキ
弁、9・・・・・・膨張弁、10・・・・・・エンジン
、11・・・・・・ジャケット、12・・・・・・ポン
プ、13・・・・・・発生器、14・・・・・・伝熱チ
ューブ、15・・・・・・排気ダクト、16・・・・・
・熱交換器、17・・・・・・吸収器、18・・・・・
・スプレー管、19・・・・・・チューブ、20・・・
・・・ポンプ、21・・・・・・四方弁、22・・・・
・・外気側熱交換器、23・・・・・・チェツキ弁、2
4・・・・・・レシーバ−125・・・・・・膨張弁、
26・・・・・・室内側熱交換器、27・・・・・・チ
ェツキ弁、28・・・・・・膨張弁、29・・・・・・
室内、30・・・・・・ファン、31・・・・・・ダク
ト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジン冷却用液体回路を有する熱機関と、前記エ
    ンジン冷却用液体の排熱により運転される吸収式ヒート
    ポンプ又はランキンサイクル機関とを備え、前記エンジ
    ン冷却用液体の沸点が120℃以上かつ凝固点が一8℃
    以下であり、前記吸収式ヒートポンプ又はランキンサイ
    クル機関の運転時、前記エンジン冷却用液体の温度が直
    接又は間接的に95℃以上にコントロールされることを
    特徴さする排熱利用装置。 2 前記熱機関により、圧縮式ヒートポンプの圧縮機が
    駆動される特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 前記エンジン冷却用液体がアルキルジフェニルであ
    る特許請求の範囲第1項記載の装置。 4 前記エンジン冷却用液体を循環させるポンプをエン
    ジン運転停止後も一定時間運転するようにした特許請求
    の範囲第1項記載の装置。 5 前記ヒートポンプの凝縮器又は吸収器の冷却用ポン
    プ又はファンをエンジン運転停止後も一定時間運転する
    ようにした特許請求の範囲第1項記載の装置。 6 前記エンジン冷却用液体の排熱により、R−22を
    冷媒とする吸収式ヒートポンプが運転される特許請求の
    範囲第1項記載の装置。 7 前記吸収冷凍機の蒸発器が空気対蒸発冷媒との熱交
    換器であり、且つ、前記エンジンが輸送機関のエンジン
    であり、前記蒸発器用ファンと前記吸収冷凍機の溶液ポ
    ンプが前記エンジンにより駆動されるようになっている
    特許請求の範囲第6項記載の装置。
JP55145357A 1980-10-17 1980-10-17 排熱利用装置 Expired JPS5944498B2 (ja)

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JPS5768546A JPS5768546A (en) 1982-04-26
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JPH0220598U (ja) * 1988-07-26 1990-02-09
JPH0336696U (ja) * 1989-08-16 1991-04-10

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