JPH01150467A - 回転電極式アーク切断装置 - Google Patents

回転電極式アーク切断装置

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JPH01150467A
JPH01150467A JP30764387A JP30764387A JPH01150467A JP H01150467 A JPH01150467 A JP H01150467A JP 30764387 A JP30764387 A JP 30764387A JP 30764387 A JP30764387 A JP 30764387A JP H01150467 A JPH01150467 A JP H01150467A
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wheel
cutting
cut
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thickness
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JP30764387A
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JPH0349663B2 (ja
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Minoru Umeda
実 梅田
Haruyuki Satou
佐藤 治志
Mitsuo Kawai
光雄 河合
Masao Yamamoto
正夫 山本
Tanoshi Satou
愉 佐藤
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Science & Tech Agency
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Science & Tech Agency
Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、アーク切断装置に係わり、特に切断用ホイー
ルの改良をはかった回転電極式アーク切断装置に関する
(従来の技術) 従来、アーク放電を利用して金属板等を切断するアーク
切断装置には種々の方式があるが、近年切断用ホイール
を用いた回転電極式アーク切断装置が開発されている。
この回転電極式アーク切断装置は、第1図に示す如く回
転軸1を通して切断用ホイール2と被切断物3との間に
電圧を印加し、ホイール2の周面と被切断物3との間に
生じるアーク放電により被切断物3の表面を溶かして切
断するものである。そして、比較的厚い金属板等も短時
間に切断できるものとして注目されている。
しかしながら、この種の装置にあっては次のような問題
があった。即ち、切断用ホィール2自体が金属或いは合
金で成っているため、第2図(a)に示す如く切断が進
みホイール2が被切断物3の中に入った時、ホイール2
の振動でホイール2と被切断物3との間隙が小さくなっ
た場所4で、ホイール2の側面と被切断物3との間でア
ーク放電(サイドアーク)が発生したり、ホイール2と
被切断物3の切断面についた切断カス5とが接触してホ
イール2の側面と被切断物3との間でサイドアークが発
生したりし、切断に不具合な自体となる。特に、サイド
アークが生じると、切断用ホイール2が熱変形により第
2図(b)に示す如く曲がり、これに伴い切断部の幅が
広がったり、或いは被切断物3を直線状に切断できなく
なったりする。また、切断部の幅が広がると、切断速度
が遅くなると共に、消費電力が必要以上に増大する等の
問題を招くことになる。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来、切断用ホイールの振動や切断カスの発
生等に起因して、サイドアークが発生する問題があった
本発明の目的は、サイドアークの発生を防止することが
でき、被切断物を効果的に切断し得る回転電極式アーク
切断装置を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の骨子は、サイドアークの発生を防止するために
、切断用ホイールの周辺部を除く側面と被切断物との距
離が、該周辺部側面と被切断物とのそれより長くなるよ
うにしたことにある。
即ち本発明は、切断用ホイールを回転させると共に、こ
のホイールの周面と被切断物との間にアーク放電を生起
して該被切断物を切断する回転電極式アーク切断装置に
おいて、前記切断用ホイールの周辺部の厚さを該ホイー
ルの切断有効部の厚さより厚く形成するようにしたもの
である。
(作 用) 本発明によれば、切断用ホイールの周辺部の厚さを該ホ
イールの切断有効部の厚さより厚くしているので、被切
断物に対して切断用ホイールの周辺部を除く側面からの
距離の方が該周辺部からの距離よりも長くなる。従って
、切断用ホイールに撮動等が発生しても、切断用ホイー
ル側面と被切断物との間のサイドアークの発生を防止す
ることが可能となる。
(実施例) 第3図は本発明の一実施例に係わる回転電極式アーク切
断装置を示す概略構成図である。図中11は金属製の回
転軸であり、この回転軸11には切断用ホイール12が
ホイール止め金具13及びナツト14により同軸的に固
定されている。ここで、切断用ホイール12はステンレ
ス鋼等の金属板を円板状に切出し4てなるもので、その
周辺部及びホイール取付は部の厚さは他の部分より厚く
形成されている。このホイール周辺部及びホイール取付
は部の肉厚部の形成は、上記円板体の肉厚にすべき部分
を除いて該円板体を切り削る等の機械加工にて行えばよ
い。また、上記切断用ホイール12としては、第4図(
a)に示す如くホイール周辺部15のみを厚く形成した
ものであってもよい。さらに、同図(b)(C)に示す
如くホイール周辺部15にタングステンやモリブデン等
の高融点金属21を取り付けたものであってもよい。
更には、同図(d)(ei)に示す如くホイール周辺部
15の肉厚部を除く切断用ホイール12の側面を天然或
いは合成樹脂等の絶縁体22で被覆するようにしてもよ
い。要するに切断用ホイール12は、その周辺部が切断
有効部(第3図中りで示す)の厚さより厚く形成された
ものであればよい。
一方、前記回転軸11と金属板等の被切断物16との間
には、直流電源17により図示極性の電圧が印加されて
いる。そして、回転軸11を図示しない回転駆動機構に
より回転させると共に、上記電圧印加による切断用ホイ
ール12の周面と被切断物16との間のアーク放電によ
り被切断物16が切断されるものとなっている。なお、
図には示さないが、上記各種の部材は水中に浸漬され、
これにより切断用ホイール12は冷却されるものとなっ
ている。
このような構成であれば、切断用ホイール12の周面と
被切断物16との間のアーク放電により、従来装置と同
様に被切断物16を切断できるのは勿論のこと、次のよ
うな効果が得られる。即ち、切断用ホイール12の周辺
部15を他の部分、特に切断有効部より厚く形成してい
るので、被切断物16に対してホイール周辺部を除く側
面からの距離が該周辺部からの距離よりも長くなり、上
記周辺部を除く側面(切断有効部)と被切断物16との
間のアーク放電、即ちサイドアークは極めて生じ難い。
従って、前記第2図(a)に示す如く切断が進み、ホイ
ール12が被切断物16の中に入ってもサイドアークは
殆ど生じない。このため、切断用ホイール12が熱変形
により湾曲する等の不都合を未然に防止することができ
る。故に、切断用ホイール12の湾曲に起因する切断部
の幅の増大及び消費電力の増大を防止でき、短い時間で
且つ少ない消費電力で被切断物16を切断することがで
きる。ざらに、上記理由から被切断物16をその切断幅
を狭くして直線状に切断し得る等の利点もある。
また、ホイール周辺部15を肉厚にしているので、切断
用ホイール12の回転に伴う遠心力が大きくなり、これ
により切断用ホイール12の回転が安定し、該ホイール
12の振動による撮れが少なくなる。さらに、切断用ホ
イール12のサイドアークによる曲がりがないので、1
枚のホイール12で多量の被切断物16を切断すること
が可能となり、切断用ホイール12の交換が少なくて済
み、作業効率の向上をはかり得る。特に、放射化よるホ
イール12の交換が必要となることから、その交換頻度
の減少は作業効率の大幅な向上となり、工業上極めて有
効である。また、第4図(b)(C)に示す如く切断用
ホイール12の周辺部15に高融点金属21を取り付け
た場合切断のためのアークによるホイール周辺部15の
溶融を防止でき、切断用ホイール1,2のより長寿命化
をはかり得る。さらに、同図(d)(el)に示す如く
ホイール周辺部15を除く側面に絶縁体22を被着した
場合、サイドアークをより有効に防止し得る等の利点が
ある。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば、前記切断用ホイールの周辺部とそれ以外の
部分(切断有効部)との厚さの差は、仕様に応じて適宜
室めればよい。また、前記絶縁体の材質は天然或いは合
成樹脂に何等限定されるものではなく、酸化物や窒化物
等であってもよい。さらに、ホイール側面を酸化或いは
窒化して絶縁体を形成するようにしてもよい。また、切
断用ホイールの材質はステンレス鋼に限るものではなく
、その他各種の金属或いは合金を用いることが可能であ
る。また、電源は直流に限らず、交流でもよいのは勿論
のことである。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、被切断物に対し、
切断用ホイールの周辺部を除く側面からの距離の方が該
周辺部からの距離よりも長くなるので、切断用ホイール
側面と被切断物との間のサイドアークの発生を未然に防
止すること゛ができる。このため、切断用ホイールの湾
曲に起因する切断部の幅の広がりや消費電力の増大を防
止することができ、被切断物を短時間に効果的に切断す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転電極式アーク切断装置を示す概略構
成図、第2図(a)(b)は上記装置の問題点を説明す
るための図、第3図は本発明の一実施例に係わる回転電
極式アーク切断装置を示す概略溝成因、第4図(a)〜
(e)は上記実施例装置に使用した切断用ホイールの変
形例を示す断面図である。 11・・・回転軸、12・・・切断用ホイール、13・
・・ホイール止め金具、14・・・ナツト、15・・・
ホイール周辺部、16・・・被切断物、17・・・電源
、21・・・高融点金属、22・・・絶縁体。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)切断用ホィールを回転させると共に、このホィー
    ルの周面と被切断物との間にアーク放電を生起して該被
    切断物を切断する回転電極式アーク切断装置において、
    前記切断用ホィールの周辺部の厚さを該ホィールの切断
    有効部の厚さより厚く形成してなることを特徴とする回
    転電極式アーク切断装置。
  2. (2)前記切断用ホィールの周辺部は、高融点金属から
    なるものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の回転電極式アーク切断装置。
  3. (3)前記切断用ホィールの周辺部を除く該ホィールの
    両側面に絶縁体が被覆されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の回転電極式アーク切断装置。
JP30764387A 1987-12-07 1987-12-07 回転電極式アーク切断装置 Granted JPH01150467A (ja)

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JP30764387A JPH01150467A (ja) 1987-12-07 1987-12-07 回転電極式アーク切断装置

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JP30764387A JPH01150467A (ja) 1987-12-07 1987-12-07 回転電極式アーク切断装置

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JPH01150467A true JPH01150467A (ja) 1989-06-13
JPH0349663B2 JPH0349663B2 (ja) 1991-07-30

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ID=17971511

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JP30764387A Granted JPH01150467A (ja) 1987-12-07 1987-12-07 回転電極式アーク切断装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05185323A (ja) * 1992-01-14 1993-07-27 Fuji Elelctrochem Co Ltd 環状溝形成用の放電加工電極
JP2014054724A (ja) * 2008-07-22 2014-03-27 Y.Y.L. Co Ltd 切断装置と切断方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5474254A (en) * 1977-10-14 1979-06-14 Schumag Schumacher Metallwerke Electric arc cutting apparatus

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