JPS62224525A - ワイヤカツト放電加工装置 - Google Patents

ワイヤカツト放電加工装置

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Publication number
JPS62224525A
JPS62224525A JP6559086A JP6559086A JPS62224525A JP S62224525 A JPS62224525 A JP S62224525A JP 6559086 A JP6559086 A JP 6559086A JP 6559086 A JP6559086 A JP 6559086A JP S62224525 A JPS62224525 A JP S62224525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
workpiece
electric discharge
discharge machining
machining
Prior art date
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Pending
Application number
JP6559086A
Other languages
English (en)
Inventor
Eikichi Hayashi
林 栄吉
Masaru Shinkai
勝 新開
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6559086A priority Critical patent/JPS62224525A/ja
Publication of JPS62224525A publication Critical patent/JPS62224525A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はワイヤカット放電加工装置の加工性能および
加工精度の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は通常のワイヤカット放電加工装置において、ワ
イヤによって放電加工が行なわれる要部を示す部分断面
図であり、(1)は矢印の方向に移動している被加工物
(以下ワークという〕、(1a)はこのワーク(1)の
切断加工面、(2)はワイヤ、(3a)および(6b)
はワイヤ(2]をワーク(1)の上下部でそれぞれ支持
している支持部、(4a)および(4b))j上下の駆
動ローラ(5a)、(5b)によって送給されるワイヤ
(2)をワーク(1)の上下部で垂直に保持しているア
イドラ、(6)はワーク(1)とワイヤ(2)との間に
パルス電圧を印加するための電源である。
第4図は第3図のA−AQ面におけるワーク(1)とワ
イヤ(2)との状態の詳細図であり、矢印方向に移動す
るワーク(1)がワイヤ(2)とのギャップ内で発生す
る放電によって、切断面(1a)を形成しながら円弧部
(1b)を加工している状態を示し。
(qは2点鎖線で示すワイヤの原形(2a)に比較して
放電により生じる消耗部分を示している。
上記のような構成の従来のワイヤカット放電加工装置に
おいて、第3図における矢印の方向に移動するワーク(
1)と、駆動ローラ(5a)、 (5b)によって送給
されアイドラ(4a)  (4b)によって垂直方向に
引張られたワイヤ(2)とのギャップに、パルス電圧が
印加されて生じる放電を連続しながら、第4図に示すよ
うにワーク(1)の円弧部(1b)を除去して切断部(
1a)を形成してゆく。
この場合、ワーク(1)の円弧部(1b)に対向してい
るワイヤ(2)の部分が放電による影響によって除去さ
れ、(C)で示す消耗部分が生じる。このために、ワイ
ヤ(2)の送給速度を高めて放電による単位時間あたり
の影響を低減して消耗部分(C)が極力少なくなるよう
にしたり、あるいはアイドラ(4a)。
(4b)によるワイヤ(2)の張力を増して振幅を小・
さくし、加工精度を維持するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のワイヤカット放電加工装置では、ワ
ーク(1)とワイヤ(2)との相対速度を高速で行うほ
ど、加工中におけるワイヤ(2]の消耗部分(C)が顕
著に形成され、この消耗を避けるためには放電時の影響
を受けにくい高価な複合合金製のワイヤを使用しなけれ
ばならないことと、一方加工中にワイヤ断線が発生しな
くても、加工速度が増大するほどワイヤ(2)の消耗部
分(Qが大きくなるので、特に加工性能上重認な形状の
切断加工におけるコーナ部やンヤープエッジ部では、ワ
ーク(1)とワイヤ(2)との相対移動速度が非線型動
作となる加工ポイントがあるために、角部にダレが生じ
て精度不良となるなどの問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、安価なワイヤを使用してもその消耗量を低減
させるとともに、高速にかつ高精度に加工ができるワイ
ヤカット放電加工装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るワイヤカット放電加工装置は、線軸方向
に送給されてくるワイヤを、被加工物の上下部に設けら
れたワイヤ回転装置によって、線軸を中心として回転さ
せながら加工するようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、加工中にワイヤが線軸を中心とし
て回転しながら送給されるので、被加工物の加工面との
間の放電によるワイヤ面の消耗が偏らないために、常に
円形断面のワイヤが被加工物の加工部に対向して放電加
工を行う。またワイヤが回転しない場合と比較すると、
加工硬化されているワイヤに対する放電熱による焼なま
し作用が少ない。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の一実施例によるワイヤカット放電加
工装置において、ワイヤによって放電加工が行なわれる
焚部を示す部分断面図であり、(1)。
(11L) 、 (2L  (3a) 、(3b) 、
 (6量丁従来例を示した第3図における同符号と同一
部外である。
(7a)および(7b)は被加工物(17の上下部にそ
れぞれ設けられたワイヤ回転装置であり、送給されてく
るワイヤ(2)を回転させる動作を行う。
第2図は第1図のA−A断面におけるワーク(1)とワ
イヤ(2)との状態の詳細図であり、矢印方向に移動す
るワーク(1)が回転するワイヤ(2)とのギャップ内
で発生する放電によって、切断面(1a)を形成しなが
ら円弧部(1b)を加工している状態を示し、(B)は
2点鎖線で示すワイヤの原形(2a)に比較して放電に
より生己る消耗部分を示している。
上記のような構成のこの発明によるワイヤカット放電加
工装置において、第1図における矢印の方向に移動する
ワーク(1)と、送給されながらワイヤ回転装置(7a
)、(7b)によって回転させられているワイf(2)
とのギャップに、パルス電圧が印加されて生じる放電を
連続しながら、第2図に示すようにワーク(1)の円弧
部(1b)の除去を進行させて切断部(1a)を形成さ
せてゆ(。
この場合、ワーク(1)の円弧部(1b)に対向するワ
イヤ(2)は回転しながら送給されているので、円弧部
(1b)とワイヤ(2)とのギャップで生じる放電によ
って、ワイヤ(2)は第2図の(Blで示すように断面
の全周にかけて均等に消耗する。また、従来例のように
ワイヤ(2)が回転しないで送給される場合と比較する
と、加工硬化されているワイヤ(2)の放電熱による焼
なましを抑制するので、ワイヤ(2)の引張り強さの劣
化が少ない。
したがって、ワイヤ(2)の偏り消耗が生じないことと
、ワイヤ(2)の引張り強さの劣化度が少なくなること
とによって、コーナ部やシャープエツジ部における角部
にダレが生じない高精度の加工な行うとともに、ワイヤ
(2)とワーク(1)との相対移動速度が高い加工を行
うことができろ。
また、上記の構成によるワイヤカット放電加工装置の試
作機によって、下記の諸項目の試験結果を得た。
0〕被加工物(1)の材質、形状およびワイヤ(2)の
材質等の加工条件を従来装置と同一にして加工を行なっ
た結果、ワイヤ(2)の断線等によって生じる消費量が
半減する。
ロワイヤ(2)の送給速度と被加工物(1)の加工厚さ
とワイヤ(2)の回転数とを、それぞれVCm/w−)
、t(m)、n (回/電)とすると、t−n/v≧3
/4が成立するそれぞれの加工条件を選択すればよい。
■ワイヤ(2)を軸線を中心として交互に正逆方向に回
転させるようにすると、ワイヤ(2)の放電による消耗
がより均等に行なわれ、その交互に回転する単位時間あ
たりの功替回数をf(回り句、回転角をθとすると、 
 t −f/V≧1.900≦θ≦180 を満たす範
囲でそれぞれの加工条件を選択すればよい。
なお、−上記実施例ではワーク(1)が移動して加工す
る例について説明したが、逆にワーク(1)を固定して
ワイヤ(2)がワーク(1)の方向に移動して加工する
ような装置の場合でも、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
C発明の効果〕 この発明はμ上説明したように、ワイヤをその線軸な中
心として回転させながら送給し、このワイヤと被加工物
とのギャップ間の放電によって加工するように構成した
ので、放電によるワイヤの消耗が偏らずかつワイヤの断
1率が低減するために、安価なワイヤを使用して精度の
よい高速加工を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるワイヤカット加工装
置の要部を示した一部断面図、第2図は第1図における
A−A断面詳細図、第3図は従来のワイヤカット加工装
置の被加工物とワイヤとの要部を示した一部断面図、第
4図は第3図におけるA−A断面詳細図である。 図において、(I)はワーク、(2)はワイヤ。 なお1図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年 第1図 嘉 ↓ 第2図 第3図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線軸方向に送給されるワイヤと被加工物との相対
    位置を移動させ、上記ワイヤと被加工物とのギャップに
    生じる放電によつて加工を行うワイヤカット放電加工装
    置において、上記ワイヤが線軸を中心として回転しなが
    ら加工を行うことを特徴とするワイヤカット放電加工装
    置。
  2. (2)ワイヤの送給速度をv(m/sec)、被加工物
    の厚さをt(m)、ワイヤの回転数をn(回/sec)
    とし、これらの関係がt・n/v≧3/4を成立させる
    条件によつて加工を行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のワイヤカット放電加工装置。
  3. (3)ワイヤが線軸を中心として交互に正逆回転して加
    工を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ワイヤカット放電加工装置。
  4. (4)交互に正逆回転する角度θが90≦θ≦であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のワイヤカッ
    ト放電加工装置。
  5. (5)交互に正逆の切替を行う単位時間あたりの回数を
    f(回/sec)、被加工物の厚さをt(m)、ワイヤ
    の送給速度をv(m/sec)とし、これらの関係がt
    ・f/v≧1を成立させる条件によつて加工を行うこと
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載のワイヤカット
    放電加工装置。
JP6559086A 1986-03-26 1986-03-26 ワイヤカツト放電加工装置 Pending JPS62224525A (ja)

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JP6559086A JPS62224525A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 ワイヤカツト放電加工装置

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JPS62224525A true JPS62224525A (ja) 1987-10-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995013895A1 (fr) * 1993-11-18 1995-05-26 Xinsheng Yang Machine de decoupage par fil a fil-electrode rotatif
CN1037900C (zh) * 1994-11-19 1998-04-01 杨新胜 自旋式电火花线切割机床

Cited By (3)

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WO1995013895A1 (fr) * 1993-11-18 1995-05-26 Xinsheng Yang Machine de decoupage par fil a fil-electrode rotatif
US5753879A (en) * 1993-11-18 1998-05-19 Yang; Xinsheng Self-spinning electro-spark linear cutting machine
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