JPH01148206A - 敷物 - Google Patents

敷物

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Publication number
JPH01148206A
JPH01148206A JP30576987A JP30576987A JPH01148206A JP H01148206 A JPH01148206 A JP H01148206A JP 30576987 A JP30576987 A JP 30576987A JP 30576987 A JP30576987 A JP 30576987A JP H01148206 A JPH01148206 A JP H01148206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boron compound
rug
woven
fabric
nonwoven fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30576987A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Mori
森 実
Katsu Yamanouchi
山之内 克
Yukio Kishida
岸田 幸夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP30576987A priority Critical patent/JPH01148206A/ja
Publication of JPH01148206A publication Critical patent/JPH01148206A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は敷物、特にダニを防除せしめることができる敷
物に係るものである。
[発明の背景] 近年鉄筋コンクリート製の高層マンションが多数建築さ
れ、生活様式も洋風化されてきたが、それでも畳敷きの
和室は依然として人気が高く、マンションにおいても多
数取り入れられている。このようなマンションの場合、
コンクリートが十分乾燥するには普通5年程度を要する
が、殆どのマンションではこのように長期間を待たずに
畳を入れ、入居するのが普通である。
コンクリートは泡水性である為、この水分が浸透して畳
の含水量が20%程度に近づくことも稀ではなく、この
結果畳にカビが発生し、これを好むダニが大量に発生す
る。これらダニ類には人体にアレルギーを引き起すもの
や、人体を直接刺すものも多数存在し、何れにしても人
体に悪影響を及ぼしている。
[従来の技術] 従来、かかる事態に対処する手段として、かつて無機繊
維にホウ素化合物を存在せしめたものをワラ等の畳床面
に縫いつけた畳を特開昭61−270453号として提
案した。
[発明の解決しようとする問題点] しかしながら、この手段は確かに有効な手段であるにも
拘らず、防虫材料が畳床面に縫いつけられている為、薬
効が薄れてきたような場合、素人には容易に畳替えする
ことができない欠点があった。又、防虫材料の形態に特
に考慮が払われていない為、防虫剤が切−れてしまうと
、それが担持されていた材料□の空隙を通ってダニが畳
面に出てきてしまう欠点があった。
[問題点を解決する為の手段] 本発明者は、これら諸欠点を尽く排除し、常にダニを有
効に防除し得る手段を見出すことを目的として種々研究
、検討した結果、特定の基材にホウ素化合物を担持させ
、これを用いて敷物にすることにより前記目的を達成し
得ることを見出した。
かくして本発明は、ダニが通過出来ない大きさの空隙(
目開き)を有する織布又は不織布にホウ素化合物単独若
しくは該化合物をバインダーと共に担持せしめたものを
裏面に設けた敷物を提供するにある。
本発明において用いられるホウ素化合物が担持される織
布又は不織布は、ホウ素化合物の薬効が消滅した場合、
布の目を通ってダニが出てきてしまってはならず、この
為ダニが通過出来ない大きさの空隙(目開き)を有して
いることが必要である。その大きさは具体的には0.3
mm以下、詳しくは0.05〜0.3mm以下が適当で
ある。ダニが通過出来ない為なら空隙が零、即ちシート
状のものがよい訳であるが、これだと通気性がなく、湿
気がこもってしまうので好ましくない。
このような織布又は不織布を構成する材料としては、例
えば硝子繊維、耐アルカリ性硝子繊維、岩綿、鉱滓綿、
炭素繊維、金属繊維等の無機質繊維、ナイロン、ポリエ
ステル、セルロース等の有機質繊維を適宜用いる。
本発明において、ホウ素化合物は固体状で織布若しくは
不織布に担持せしめであるのが薬効の点で好ましい。こ
の為、ホウ素化合物の担持手段としては、例えば織布に
ホウ素化合物粉体を散布し、必要に応じて振動を与えて
繊維間に充填したり、或は前記粉体が散布された織布に
対し、該粉体を更にサンドイッチする如く、別の織布を
積層したり、バインダーを用いて付着させる等の手段を
採用し得る。
本発明に用いられるホウ素化合物としては、オルトホウ
酸(lIJOl)が好ましく、これの単独若しくはこれ
とホウ酸ソーダ(NazB40.・l0llaO)8ホ
ウ酸ナトリウム4水和物(N82Bts口、、・4+1
20)等を適宜一種或は二種以上混合し、更に増量剤等
と共に用いることができる。
又、これらホウ素化合物はこれ・たけで織布等に担持せ
しめられるが、更にバインダーを用いて担持せしめるこ
ともできる。
かかるバインダーとしては、例えばクレー、石膏等を適
宜用い得る。
ホウ素化合物の担持量は、織布や不織布とホウ素化合物
の合計量に対し、10〜50重量%、好ましくは10〜
20重量%程度を採用するのが適当である。
又、ホウ素化合物に対してバインダーを共存せしめる場
合、その使用量はホウ素化合物に対し、重量比で10〜
80%程度が適当である。かくしてホウ素化合物を担持
せしめた織布或は不織布は、これを敷物の裏面に縫いつ
ける等適宜な手段でとりつけられる。用いられる敷物と
しては、例えば畳表に用いられているようない草、じゅ
うたん、カーペット等が挙げられる。更に、ホウ素化合
物が担持された織布や不織布と、敷物との間に例えばウ
レタンフオームのようなりッション材を介在させること
もできる。
本発明による敷物は1例えば畳の上にホウ素化合物が担
持された織布や不織布を接するように敷くことにより、
ダニによる被害を有効に防ぐことができ、ホウ素化合物
の薬効が切れても布の目開きが小さいのでダニが通過で
きないので敷物表面にダニが出てくることを防止し得る
尚、ダニ以外に蟻やゴキブリの防除にも効果を発揮する
[実施例] 実施例1 平均空隙の大きさG、15n+mのポリエステル繊維製
不織布を2枚用意し、これの重ね合せ面にオルトホウ酸
を1m2当り30gの割合で均一に付着させた。これを
、い草の裏面に四周を骨用ヘリ材で縫合一体部せしめて
敷物を作成し、不織布面にヒヨウヒダニ100匹、ケナ
ガコナダニ100匹を放置してダニの死滅状況を観察し
た処、24時間後に全体の約30%、1週間後に約90
%、2週間後に全滅していた。
尚、い草と不織布間には通過してきたダニは認められな
かった。
実施例2 2枚のい草を重ね合せ、その間に、平均空隙が0.2m
mのナイロン製不織布の両面に、オルトホウ酸を片面当
り15g/m”の割合で付着させ、これを挿入し、四周
を骨用べり材で縫合して敷物を作成し、い草の一面にケ
ナガコナダニ200匹を放置してダニの死滅状況を観察
した処、10時間間口全滅した。この間もう一方のい車
面には一匹もダニは侵入してこなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ダニが通過出来ない大きさの空隙(目開き)を有す
    る織布又は不織布にホウ素化合物単独若しくは該化合物
    をバインダーと共に担持せしめたものを裏面に設けた敷
    物。 2、ダニが通過出来ない大きさの空隙(目開き)が0.
    3mm以下である請求の範囲1の敷物。 3、織布又は不織布が無機質繊維、有機質繊維から構成
    される請求の範囲1の敷物。 4、ホウ素化合物は固体状で担持せしめる請求の範囲1
    の敷物。 5、ホウ素化合物はオルトホウ酸である請求の範囲1の
    敷物。 6、敷物がい草、じゅうたん、カーペットである請求の
    範囲1の敷物。
JP30576987A 1987-12-04 1987-12-04 敷物 Pending JPH01148206A (ja)

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JP30576987A JPH01148206A (ja) 1987-12-04 1987-12-04 敷物

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JP30576987A JPH01148206A (ja) 1987-12-04 1987-12-04 敷物

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JPH01148206A true JPH01148206A (ja) 1989-06-09

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JP30576987A Pending JPH01148206A (ja) 1987-12-04 1987-12-04 敷物

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JP (1) JPH01148206A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995000691A1 (en) * 1993-06-28 1995-01-05 New Wool Products Limited Fibrous material batts
JP2002028065A (ja) * 2000-07-13 2002-01-29 Toli Corp 防虫カーペット類

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995000691A1 (en) * 1993-06-28 1995-01-05 New Wool Products Limited Fibrous material batts
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